0066738
虫えい同好会掲示板
[トップに戻る] [アルバム] [留意事項] [過去ログ] [管 理 用]
おなまえ
 Eメール非表示 非リンク
タイトル
投稿記事
 参照URL
 添付画像
寄主植物
写真情報 撮影年月日日/場所(都道府県 市町村)
(上記のの箇所は添付画像が無いとログに表示されません。)
投稿キー (任意の英数字で8文字以内)
(上記のの箇所はすべて記入しないと投稿できません。)
 文字色

2014/01/29(Wed) 15:07 No.165
イチイガシの葉の虫こぶ? 投稿者:M

イチイガシの葉裏に画像のようなものがついていました。中を開けてみましたが、すでに脱出済みで、葉表に、それぞれ丸い穴が開いていました。虫こぶでしょうか?

寄主植物:イチイガシ
撮影年月日:2014年1月29日/筑紫野市原田
 

2014/01/29(Wed) 17:19 No.166 ホームページ
Re: イチイガシの葉の虫こぶ? 投稿者:南 常雄

Mさん、ご投稿ありがとうございます。
日本原色虫えい図鑑に掲載の、カシハウラマルタマフシ C-060では無いかと思いますが、北海道では見ることのできないゴールなので、湯川先生に連絡をしました。


2014/01/29(Wed) 18:43 No.167
Re: イチイガシの葉の虫こぶ? 投稿者:湯川淳一

Mさん
タマバチのゴールですので、タマバチの専門家に回答を依頼しました。何かコメントを頂けることと思います。


2014/01/29(Wed) 22:52 No.168
Re: イチイガシの葉の虫こぶ? 投稿者:M

南様、湯川先生、タマバチのゴールと教えていただき、ありがとうございました。ご専門の方のコメントも楽しみにしています。

2014/01/30(Thu) 10:21 No.169
Re: イチイガシの葉の虫こぶ? 投稿者:阿部芳久

九州大学の比較社会文化研究院でタマバチの研究をしている阿部芳久と申します。寄主植物およびゴールの構造から判断すると、おそらくタマバチのゴールと思います。私自身もこのゴールは採集したことがあります。しかし、このゴールからまだタマバチを得ていません。もしもタマバチが羽化脱出してきたときには研究に御協力戴けますと幸いです。

2014/01/30(Thu) 10:57 No.170
Re: イチイガシの葉の虫こぶ? 投稿者:M

阿部先生 タマバチのゴールと教えていただき、ありがとうございました。丸い穴は、タマバチが齧ってあけたということは、直接羽化するのですね。新鮮なゴールを見つけた葉を網掛けしていれば、成虫が得られるかもしれません。網掛けを許可していただけるかどうか、地主さんにうかがってみます。

2014/01/30(Thu) 19:06 No.171
Re: イチイガシの葉の虫こぶ? 投稿者:湯川淳一

阿部先生
タマバチゴールについて、早速のご回答、誠に有り難うございました。今後とも、掲示板をよろしくお願い申し上げます。


2014/05/25(Sun) 16:02 No.341
Re: イチイガシの葉の虫こぶ? 投稿者:M

イチイガシの虫こぶの中間報告
画像上の段左:2014年4月24日、開き始めた葉にゴールらしいものがありました。
5月16日の画像は同じ株の別の葉です。開き始めた頃はわかりやすいのですが、その後見つかりにくくなりました。

画像下の段左:2014年4月24日に別の株の芽吹いたばかりの葉で産卵中のタマバチがおりました。右はその後の葉の様子です。日に透かしてみると、ゴールらしいものがあります。これらが、先生にタマバチのものとご教示いただいた脱出済みのゴールになるのではないかあと思いました。


寄主植物:イチイガシ
撮影年月日:年月日/福岡県筑紫野市原田


2014/05/25(Sun) 16:05 No.342
Re: イチイガシの葉の虫こぶ? 投稿者:M

それから、別のゴールがありました。

昨年開いたと思われる葉裏の主脈に、別の丸い虫こぶ(緑〜紅色)がついていたのですが、開けてみたら、でっぷりしたハチの幼虫がいました。南さんにカシハウラマルタマフシ(C-060)というものがあると教えていただいたのですが、これがそうでしょうか?



寄主植物:イチイガシ
撮影年月日:年月日/福岡県筑紫野市原田


2014/05/25(Sun) 16:11 No.343
Re: イチイガシの葉の虫こぶ? 投稿者:M

もう1種、拡大してみたら、ぼこぼこしてブロッコリーみたいなゴールがありました。

開いてすぐの柔らかい葉の表に、きれいなゴールがついていました。このゴールは葉と接しているところからポロリと落ちるようでした。持ち帰ったものを開けてみたら、幼虫が1匹入っていました。次の日にゴールは、葉からはがれましたが、幼虫がなんだか蛹になりそうな感じになっていました。残念ながら、怪我をさせてしまい、どうなったかわかりません。こちらがC-060でしょうか?


寄主植物:イチイガシ
撮影年月日:年月日/福岡県筑紫野市原田


2014/05/25(Sun) 21:36 No.346
Re: イチイガシの葉の虫こぶ? 投稿者:南

Mさん、ご投稿ありがとうございます。
湯川先生に、連絡をいたします。

※ 投稿記事から相当期間が過ぎたコメントは、新たに投稿としてご投稿ください。


2014/05/26(Mon) 19:03 No.352
Re: イチイガシの葉の虫こぶ? 投稿者:湯川淳一

Mさん:
タマバチのゴールですので、阿部先生に連絡しておきます。


2014/05/26(Mon) 23:04 No.354
Re: イチイガシの葉の虫こぶ? 投稿者:M

南様
最初の記事から時間がたっていたので、迷いつつ、こちらに載せてしまいました。今後、このようなときは新たに投稿させていただきます。

湯川先生
阿部先生へお知らせくださるとのこと、ありがとうございます。


2014/05/28(Wed) 07:59 No.366
Re: イチイガシの葉の虫こぶ? 投稿者:阿部芳久

M様
イチイガシのゴールに関する御投稿を拝見しました。一連のゴールの形成蜂あるいは同居蜂はおそらく未記載です。ハチの成虫が羽化してきたら是非、御報告ください。


2014/05/28(Wed) 20:19 No.367
Re: イチイガシの葉の虫こぶ? 投稿者:M

阿部先生
ご教示いただき、ありがとうございました。観察を続けたいと思います。


2014/01/20(Mon) 17:13 No.162 ホームページ
ヤナギエダフクレフシ 投稿者:南 常雄

ハモグリバエ科 Hexomyza simplicoides によって、ヤナギの当年枝に形成される虫えいで、半球形ないし半楕円体に枝が片側へ膨らむ。3齢幼虫がゴール内で越冬し、春にゴール内で蛹化し、5月中旬〜6月中旬に羽化する。

寄主植物:エゾノキヌヤナギ
撮影年月日:2013年12月18日/北海道鷹栖町
 

2014/01/27(Mon) 18:05 No.163
Re: ヤナギエダフクレフシ 投稿者:Iwasaki

ハモグリバエ科ですね。以前南さんから羽化成虫をいただいたことがあります。これはヨーロッパで記載された種類で、2005年に初めて確認された国内では‘新顔’ともいえます。虫こぶを作るハエはタマバエには極めて多数、ミバエにも少なからずみられますが、多数の既知種全てが植物寄生性のハモグリバエ科では残念ながら少数派です。国内では、本種を含めヤナギ類に寄生する3種と、他にはヘクソカズラのつる上に虫こぶを形成するHexomyza paederiae、フジの芽を膨らませるHexomyza websteriが知られるのみです。後者はアジア原産なのですが、北米で導入したフジから採集されて新種記載されたという風変わりな来歴をもちます。北海道に居住する私は残念ながら採集、観察したことがありません。本州以南の皆さん、もしどこかでフジの芽の部分にゴールを見つける機会があったら、是非ご一報ください。
もう一種のヘクソカズラのゴールは旅行先の関東地方で入手したことがあります。今度撮影データを確認した上でご紹介させていただこうと思っています。


2014/01/27(Mon) 23:42 No.164 ホームページ
Re: ヤナギエダフクレフシ 投稿者:南 常雄

Iwasakiさん、ご教示ありがとうございます。
その節は、大変お世話になりました。
ヤナギエダフクレフシの採集を控えていたので、少しゴールが目に付くようになってきました。ゴールから成虫をえて、Hexomyza cecidogena が入ってないか同定をお願いしたいと思っています。その際は、よろしくお願いします。


2014/02/19(Wed) 16:25 No.198
Re: ヤナギエダフクレフシ フジの芽のゴール? 投稿者:M

フジの芽の一部が膨らんでいましたので、ネットで探しましたら、ここに行き着きました。1個には寄生蜂?の脱出口のようなものがあり、もう一個は膨らんでいるだけでした。これがそうなのでしょうか? 脱出口のないものを開けてみましたが、髄の部分がボコボコした黒い塊になっていて、中には何かカスのようなものが詰まっており何もいませんでした。

寄主植物:ヤマフジ?
撮影年月日:2014年2月18日/小郡市津古


2014/02/19(Wed) 17:26 No.199 ホームページ
Re:フジの芽のゴール 投稿者:南 常雄

Mさん、フジの芽のゴールの写真をご投稿いただき、ありがとうございます。
ヤマフジの芽に、フジタマモグリバエ Hexomyza websteriによって形成されるヤマフジメモトフクレフシが「日本原色虫えい図鑑」の寄主植物別一覧表には記載されていますが、詳細が分かりません。
先のコメントでご教示いただきました、Iwasakiさんに連絡をいたしました。


2014/02/20(Thu) 19:33 No.200
Re: ヤナギエダフクレフシ フジの芽のゴール? 投稿者:M

南様 ヤマフジメモトフクレフシと教えていただき、ありがとうございました。
原色日本虫えい図鑑で、私も見つけることができました。C-346にフジメモトフクレフシ(新称)となっているものと同じですよね。
記述によると、「年1世代で、成虫は4月上旬に羽化、産卵する。虫えいは10月まで肥大し続け、11月下旬には幼虫が老熟し、蛹で越冬する。」となっていました。


2014/02/27(Thu) 07:45 No.207
Re: ヤナギエダフクレフシ:ヤマフジメモトフクレフシ 投稿者:Iwasaki

Mさん、フジの芽のゴール(フジメモトフクレフシ)について触れたIwasakiです。
非常に興味深い画像を楽しませていただきました。私もフジの虫えい形成種(Hexomyza websteri)については虫えい図鑑の写真しか見たことがないので確信は得られませんが、両者はよく似ているように思います。予想通りハモグリバエによるものであれば、No.178でご紹介したヘクソカズラの虫えい写真に写っているような俵状の蛹(幼虫の体が硬化した”囲蛹”)が見られるはずです。
 この囲蛹、虫えい形成種の場合、ヘクソカズラの事例のように幼虫時代の喰いかすが梱包材のような状態になっていて簡単に抜き出せる場合と、喰いかすや植物の汁液が固着して取りだすのに一苦労するものがあります。後者の場合固着した植物組織に覆われて観察が難しいですが、カプセル状の囲蛹が見られたらハエです。囲蛹は羽化後でも残っているので、幼虫の段階で死んでいなければ観察できます。
 No.163にも記したように、フジの虫えい形成者については是非観察したいと思っています。おそらく現在は虫えい内に幼虫か蛹(囲蛹)の状態で収まっていると思うので、もしたくさんの虫えいが採集可能でしたら、お分けいただけないでしょうか。


2014/02/28(Fri) 10:55 No.208
Re: ヤナギエダフクレフシ:ヤマフジメモトフクレフシ 投稿者:M

Iwasaki 様
フジの芽の中の囲蛹について教えていただき、ありがとうございました。現地についてはおりますが、かなり枝打ちされております。地面に積んである枝先のものを持って帰り、中を開けてみました。囲蛹がおりました。開ける時に傷つけてしまったのか、少しひしゃげてしまいました。やっぱり、こういう作業は苦手です。
私は、写真を撮れば満足なので、今回のような枝先でよろしければ、お送りできます。主に伐採したものから採りますので、早い方が良いかもしれません。下記アドレスに、ご住所など連絡先をお知らせください。



寄主植物:ヤマフジ?
撮影年月日:2014年2月28日/福岡県小郡市


2014/02/28(Fri) 10:57 No.209
Re: ヤナギエダフクレフシ 投稿者:M

Mです。アドレス忘れましたので、入れております。

2014/02/28(Fri) 16:11 No.212 ホームページ
Re: ヤナギエダフクレフシ 投稿者:南 常雄

Iwasakiさん、詳細なコメントありがとうございます。

Mさん、追加情報ありがとうございます。早速、Iwasakiさんにメールアドレスを連絡いたしました。


2014/02/28(Fri) 18:50 No.214
Re: ヤナギエダフクレフシ 投稿者:Iwasaki

Mさん、追加の観察結果をありがとうございます。
内部に間違いなくハエの囲蛹が認められますね。表面の模様も含め、ハモグリバエ科で間違いないように思います。つまり、今回の虫えいは間違いなくフジメモトフクレフシでよいでしょう。南さんから連絡先を教えていただきましたので、後ほどご連絡させていただきます。20年以上にわたって見てみたかった種類を見ることができそうでわくわくします。よろしくお願いいたします。
 


2014/02/28(Fri) 20:29 No.216
Re: ヤナギエダフクレフシ 投稿者:M

南様 アドレスをご連絡いただき、ありがとうございました。

Iwasaki様 囲蛹をハモグリバエ科、ゴールをフジメモトフクレフシとご教示いただき、ありがとうございました。お送りするものが、寄生されていなければいいのですが。


2014/03/06(Thu) 08:09 No.237
Re: ヤナギエダフクレフシ 投稿者:Iwasaki

Mさんからヤマフジのゴール(フジメモトフクレフシ)を送っていただきました。Mさん、たくさんのゴールをありがとうございます。
早速ゴール(写真左)を表面から少しずつカッターで削ってゆきました。内部の空洞に達してからはさらに慎重に作業を進めると、写真中のように囲蛹(ハエの幼虫の体が硬化したもの。この中で蛹になる)が見えてきます。写真では、幼虫が蛹化に先立ってゴール内の一カ所に外壁直下までの脱出孔を作り、いったん
後退してから脱出孔に頭を向けた状態で囲蛹となっているのがわかるかと思います(写真で上が頭部です)。サンプル中には一昨年形成されたゴールも見られました(写真右)。直径1mm弱の円形の脱出孔が残っています。
摘出した囲蛹は20個を超えました。囲蛹殻ごしに寄生蜂ではなくハエの虫体(蛹)の形成がうかがわれるものも混じっているので、成虫羽化の公算は大です。20年来見てみたかった成虫を見られるかと思うとわくわくします。羽化成虫が得られたらまたご報告します。


寄主植物:ヤマフジWisteria brachybotrys
撮影年月日:2014年3月3日/福岡県小郡市


2014/03/06(Thu) 14:18 No.238
Re: ヤナギエダフクレフシ 投稿者:M

Iwasaki様

大変おもしろい幼虫の生態を教えていただきありがとうございました。成虫を楽しみにしています。



2014/03/06(Thu) 16:19 No.239 ホームページ
Re: ヤナギエダフクレフシ 投稿者:南 常雄

Iwasakiさん、詳細なゴールの解剖記録をありがとうござします。
北海道に移植したときに、ゴールも入って来そうな気がしますが、未発見のようですね。


2014/03/14(Fri) 12:01 No.242
フジメモトフクレフシ:羽化しました 投稿者:Iwasaki

Mさんにお送りいただいたフジゴール中の囲蛹から、無事羽化が始まりました。
ハモグリバエ科のHexomyza websteriです。近縁他種と同様に真っ黒の体長2.5mmくらいの、ハモグリバエとしては比較的大柄なハエです。探し求めたハエにやっと出会えました。現在、ハエ3頭、寄生蜂(コマユバチでした)2頭が羽化しています。画像は左がハエ、右が寄生蜂です。
北海道に移植したフジでの侵入有無については、今後の観察に結論を待ちたいと思います。ゴールを見たことのある目で探すと、案外すんなりと見つけられるようになることもありますので。


寄主植物:
撮影年月日:2014年3月7日/採集地:福岡県


2014/03/14(Fri) 16:24 No.243
Re: ヤナギエダフクレフシ ヤマフジの芽のゴール 投稿者:M

Iwasaki様
ハモグリバエ科のHexomyza websteri羽化おめでとうございます。画像をアップしていただき、ありがとうございました。うちのものは、明日あたりかもしれません。
蛹の様子です。正常らしいものが上。一番下が一次寄生のコマユバチ?(Iwasakiさんのものと同じでしょうか?)、真ん中(別の囲蛹)がその寄生蜂に二次寄生しているのではないかと思われる黒い幼虫がいるものです。 


寄主植物:ヤマフジ
撮影年月日:年月日/


2014/03/17(Mon) 08:03 No.249
Re: ヤナギエダフクレフシ 投稿者:Iwasaki

M様
 画像を拝見しました。上段写真で透けて見えている虫体は間違いなくハエ(未寄生)です。この時に見えている複眼サイズをイメージできれば、透過性のある囲蛹ごしの寄生有無確認は容易です。羽化直前時にはもう少し身体全体が黒色に見えてくるはずです。羽化には、撮影時からまだ数日かかるように予想します。
下段の2枚は、ちょっと判然としません。透けて見える複眼が明らかに小さい場合、もしくは腹面から見て細長い触角が見える(ハエも脚は細長く見えます)場合はコマユバチの可能性が高いです。健全なハエの場合、囲蛹内に虫体以外の異物が見えることはないように思うので、”黒い幼虫”様のものが見えるとしたら、何らかの障害があるのかもしれません。一方で、囲蛹内の虫体(ハエであれハチであれ)はある程度形成されているように見えるので、その状態で二次寄生種が摂食しているだろうか、という疑問もあります。
 こちらのハエは、保存条件の温度の影響でしょうか、この週末に4頭(ハチは2頭)羽化しており、ハエの羽化は合計で8頭になりました。別の場所の1蛹も羽化しておりますので、総勢9頭となります。非常によいサンプルが得られています。


2014/03/17(Mon) 23:06 No.253
Re: ヤナギエダフクレフシ 投稿者:M

Iwasaki様
蛹の画像を見ていただき、また、色々と教えていただき、ありがとうございました。
>羽化には、撮影時からまだ数日かかるように予想します。
はい。その通りでした。本日夕方羽化しました。残念ながら、額嚢は引っ込んだ後でしたが、少しまだ隙間が見えました。それから、コマユバチも無事に羽化しました。
おかげさまで、面白い観察ができました。ありがとうございました。


2014/03/18(Tue) 11:51 No.255 ホームページ
Re: ヤナギエダフクレフシ 投稿者:南 常雄

Mさん、Iwasakiさん、ありがとうございました。

2014/01/09(Thu) 12:12 No.156 ホームページ
ヨモギの線虫えいについて 投稿者:徳田 誠

arisuabu 様、皆様

だいぶ以前の話(11月下旬;Nos. 110-117あたり)をそのままにしておりまして恐縮です。
表記の件、線虫関係者から情報を得る事ができました。

ヨモギツブセンチュウにつきまして、筑波山での記録が論文に掲載されていました。

大胡聖嗣ら(2007)筑波山のヨモギから見出されたヨモギツブセンチュウについて.明治大学農学部研究報告 56(4): 237-243.

また、まだ論文にはなっていないようですが、2013年度の線虫学会大会で、同著者らが日本、ロシア、中国産のヨモギツブセンチュウ個体群間のDNA を比較した結果を発表されているようです。

九州は正式には未記録のようですが、私の昔の解剖データも未だ行方不明です(...苦笑;また折をみて、再度ゴールを探してみます)。

以上、遅くなりまして恐縮ですがお知らせいたします。

より詳しい情報や論文のPDFが必要でしたら、徳田宛にお問い合わせ頂けますと幸いです。

 

2014/01/11(Sat) 20:58 No.157 ホームページ
Re: ヨモギの線虫えいについて 投稿者:arisuabu

徳田 様

ご教示ありがとうございました。
当該の論文は、検索したらPDFを得ることが出来ました。
掲載されている虫えいの写真を見る限り、こちらで見られたものとよく似ているようですね。
去年は再発見出来なかったので、今年また探してみたいと思います。


2014/01/07(Tue) 23:17 No.153 ホームページ
ヤナギハナメネコケフシ 投稿者:南 常雄

2013.12.27に採集して、22〜24度の室温で飼育していたヤナギハナメネコケフシ17個から、雄成虫が4匹羽化しました。
写真(タマバエの1種 雄体長1.7mm 75%エタノール標本)

本ゴールを採集したときに、1枝に3〜5個の花芽が芽吹いている枝を5本採集し、芽吹いた花芽をすべて解剖したところ、内部にタマバエの幼虫がみられたものは1〜2個でした。他はゴール形成にともない何らかの刺激を受けて、芽吹いたのではないかと考えられます。


寄主植物:エゾヤナギ
撮影年月日:2014年1月7日/北海道旭川市
 

2014/01/08(Wed) 16:09 No.154 ホームページ
Re: ヤナギハナメネコケフシ 投稿者:南 常雄

1/07 雄成虫4匹羽化
1/08 雌成虫1匹羽化
写真(タマバエの1種 雌体長2.3mm 75%エタノール標本)
1/09 雄成虫4匹羽化
1/10 雌成虫2匹、雄成虫1匹羽化
1/11 雌成虫1匹、雄成虫2匹羽化
1/12 雌成虫4匹、雄成虫1匹羽化
   コマユバチの1種1匹羽化(雌 体長2.9mm)
1/13 羽化なし
1/14 雌成虫1匹羽化
   コマユバチの1種1匹羽化(雄 体長2.9mm)
(オナガバチかと思ったのですが、湯川先生にご教授をいただきました。)
1/15 以後羽化なし

羽化した成虫は、すべて75%エタノールで保存。


寄主植物:エゾヤナギ
撮影年月日:2014年1月9日/北海道旭川市


2014/01/14(Tue) 22:52 No.158
Re: ヤナギハナメネコケフシ 投稿者:湯川淳一

南 常雄 様
ヤナギハナメネコケフシから♂成虫が羽化したとのご報告、誠に有り難うございました。私の方は、♀ばかり羽化しましましたので、♂の標本を、ぜひ、見たいと思っていたところです。ゴールによって、雌雄羽化するものと、♀ばかりしか羽化しないものがあるという既述は、ずっと以前に、イギリスの H. F. Barnes さんの論文で読んだ記憶があります。その時は、あまり気に留めなかったのですが、今にって見ると、再度、論文を捜して読みたくなっています。
話は別ですが、やっと、日本産のウロコタマバエのリストが完成しましたので、今週中に、ESAKIA に投稿の予定です。これまでの記録とかなり異なる部分がありますので、論文 PDF が出来ましたら、ご希望の方々にお送り致します。


2014/01/15(Wed) 21:26 No.160 ホームページ
Re: ヤナギハナメネコケフシ 投稿者:南 常雄

湯川先生
ご教示ありがとうございます。
ヤナギハナメネコケフシ(エゾヤナギ)から得られた成虫は、週明けに郵送いたします。
エゾノバッコヤナギメネコケフシは、まだ採集できていません。
12/27に採集したヤナギハナメネコケフシ(エゾヤナギ)の幼虫は、12月に入ってから真冬日もあり、越冬休眠に入っているのではないかと思いましたが、室温下で2週間ほどで羽化しました。同日に採集して解剖した6個のゴールには30匹の幼虫入っていたので、もう少し羽化が続くのではないかと思います。

日本産のウロコタマバエの論文 PDF を希望します。


2014/01/07(Tue) 06:07 No.152
カシハサカズキタマフシについてA 投稿者:mikuriya

羽化したハチの画像です。よろしくお願いいたします。

寄主植物:アラカシ
撮影年月日:2014年1月7日/静岡県裾野市
 

2014/01/15(Wed) 19:58 No.159
Re: カシハサカズキタマフシについてA 投稿者:松尾和典

初めて投稿させていただきます。

蜂の写真を拝見いたしました。ヒメコバチ科の雄かもしれないと思いました。


2014/01/17(Fri) 22:14 No.161
Re: カシハサカズキタマフシについてA 投稿者:mikuriya

松尾和典様

コメントありがとうございました。
参考になりました。さらに観察を続けたいと思います。
今後ともご指導よろしくお願いいたします。


2014/01/07(Tue) 06:06 No.151
カシハサカズキタマフシについて 投稿者:mikuriya

アラカシの葉上でアラカシハサカズキタマフシを見つけました。採集したところ、すぐにハチが羽化しました。このハチは同居蜂だと思われますが、属や種はわかりますでしょうか。

寄主植物:アラカシ
撮影年月日:2014年1月6日/静岡県裾野市
 

2014/01/01(Wed) 00:10 No.147 ホームページ
新年 投稿者:南 常雄

今年も、よろしくお願いいたします。

寄主植物:
撮影年月日:年月日/
 

2014/01/01(Wed) 14:26 No.148
Re: 新年 投稿者:湯川淳一

明けましておめでとうございます。福岡は晴天の穏やかな新年を迎えました。
昨年は、ゴールについて沢山の情報を頂き、誠に有り難うございました。今年も新しい発見を楽しみにしています。
仕事始めとして、日本産のウロコタマバエ属 Lasioptera の既同定種15種と未同定種11種の寄主植物と分布記録をまとめています。世界同時多発性のトマトタマバエを同定するための前段階のデータです。1月中旬に、ESAKIA と言う雑誌に投稿予定です。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


2014/01/01(Wed) 17:07 No.150 ホームページ
Re: 新年 投稿者:南 常雄

湯川先生 昨年中は、大変お世話になりました。
本年もよろしくお願いいたします。
旭川の元旦は、暖かい陽射しのおだやかな始まりでしたが、午後からは大雪の模様です。


2013/12/29(Sun) 09:44 No.146
ウツギの虫えいについて 投稿者:mikuriya

湯川淳一様 南常雄様 
コメントをありがとうございました。
情報量の不十分な投稿ですみませんでした。ウツギはマルバウツギの可能性が高いと思っています。
ただ、マルバウツギハフクレフシと比較すると葉のちぢれが少ないように思います。
胸骨の写真を撮ろうと思いましたが、幼虫がなぜか見つかりません。また見つかったら挑戦しようと思います。


寄主植物:マルバウツギ
撮影年月日:2013年12月27日/静岡県裾野市
 

2014/01/01(Wed) 14:48 No.149
Re: ウツギの虫えいについて 投稿者:湯川淳一

Mikuriya 様
マルバウツギの可能性が高いとのこと、幼虫を拝見するのが楽しみです。鹿児島のマルバウツギでは、3月から晩夏にかけて、次々と開葉する新葉を利用して、複数世代を過ごします。葉位別にゴールの有無を調べますと世代数の見当がつきます。晩夏に成虫が羽化しますが、♀は、新葉がないため、マルバウツギには産卵できず、恐らく、別の寄主に産卵して越冬しているものと思われます。かなり入念に、近くの植物を探したのですが、未発見です。葉ではなくて芽や実を利用しているかもしれません。マルバウツギの葉は冬も落葉せず、樹上に残りますが、通常、晩夏以降の葉上のゴールは羽化済みで空です。Mikuriya さんが観察された葉上のゴール内には、寄生蜂の幼虫が残っていたのかもしれません。3月には、新葉上に新しいゴールが見つかるかもしれませんので、ぜひ、捜してみて下さい。それにしても、どこで越冬しているのか、不思議な話です。ちなみに、このタマバエは新種の可能性が大ですが、越冬生態が判明したら記載しようと思っています。特異な属かも知れません。


2014/01/08(Wed) 23:12 No.155
Re: ウツギの虫えいについて 投稿者:mikuriya

湯川淳一様

コメントをありがとうございました。
マルバウツギは何か所かに生えているのですが、沢の脇の木にのみ虫えいが発見されました。
引き続き観察していきたいと思います。
今年もご指導よろしくお願いいたします。


2013/12/20(Fri) 22:49 No.142
ウツギの虫えいについて 投稿者:mikuriya

141の追加の画像です。


寄主植物:ウツギ
撮影年月日:2013年12月19日/静岡県裾野市
 

2013/12/25(Wed) 22:42 No.144 ホームページ
Re: ウツギの虫えいについて 投稿者:南 常雄

タマバエの幼虫のように見えますが、写真からは断定できません。
タマバエの場合は、3齢幼虫の前胸腹面に、キチン化した褐色の胸骨がありますが、中には色が薄い種や胸骨のない種もあり、また形や大きさもいろいろです。長さは0.1〜0.4mmなので、確認するのにときどき手こずっています。


2013/12/26(Thu) 10:55 No.145
Re: ウツギの虫えいについて 投稿者:湯川淳一

Mikuriya さん:
南さんのコメントの通り、この写真では判断しかねますので、ぜひ、胸骨の有無が分かる写真をお願い致します。
それから、ウツギには、アジサイ科とスイカズラ科の二つの科がありますので、どちらのウツギか書いて頂けますとありがたいです。
写真の葉は、アジサイ科だと思いますが、タマバエのゴールでは、マルバウツギハフクレフシ(C−294)を図鑑に掲載していますのでご覧下さい。


2013/12/20(Fri) 22:47 No.141
ウツギの虫えいについて 投稿者:mikuriya

ウツギの葉に染みのような虫こぶがたくさんついていて、中から2ミリ程度の幼虫が出てきました。
画像から何か判断できることがありましたらご教示ください。
よろしくお願いいたします。


寄主植物:ウツギ
撮影年月日:2013年12月19日/静岡県裾野市
 

2013/12/25(Wed) 22:28 No.143 ホームページ
Re: ウツギの虫えいについて 投稿者:南 常雄

ご投稿、ありがとうございます。
このウツギは、スイカズラ科でしょうか。
スイカズラ科からレンプクソウ科に変更された中に、タマバエによってゴールが形成される、オトコヨウゾメハヒラタフクレフシ、ガマズミハヒラタフクレフシ、カンボクハヒラタフクレフシなどがありますが、いずれも観察したことがありません。


2013/12/15(Sun) 23:29 No.140 ホームページ
ヤナギメネコケフシ 投稿者:南 常雄

ヤナギメネコケフシ 2013/11/10(Sun)No.84 に湯川先生より、コメント欄 2013/12/15(Sun)No.138 に
ご投稿をいただきました。
 

2013/12/07(Sat) 10:23 No.135
タマバエの一種? 投稿者:mikuriya

あまり自信がないのですが、山茶花に訪花していたタマバエの一種と思われるハエを採集しました。
何らかの虫えいの形成者の可能性はありますでしょうか。ご教示いただけましたら幸いです。


寄主植物:不明
撮影年月日:2013年12月06日/静岡県裾野市
 

2013/12/07(Sat) 14:35 No.136
Re: タマバエの一種? 投稿者:湯川淳一

mikuriya さん
この写真のハエは、クロバネキノコバエ科 Sciaridae の一種です。翅脈は、ゴールを作らないタマバエの Lestremia 属に似ているところもあるのですが、脚の脛節の先端にトゲのような毛があるので、区別できます。すべてのタマバエの脛節の先端には毛はありません。また、ゴールを作るタマバエや捕食性のタマバエでは、脚の第1ふ節が極端に短くなっています。これも、タマバエ科の Cecidomyiinae 亜科の特徴です。他の亜科では、普通に長くなっています。ご参考までに。


2013/12/07(Sat) 17:47 No.137
Re: タマバエの一種? 投稿者:mikuriya

湯川淳一様
コメントありがとうございました。
細かな特徴まで教えていただき、たいへん勉強になりました。
今後ともご指導よろしくお願いいたします。


2013/11/30(Sat) 04:34 No.131
クコハフクレフシ 投稿者:mikuriya

追加の画像です。
こちらがクコハフクレフシと思われる虫えいです。


寄主植物:クコ
撮影年月日:2013年11月28日/静岡県裾野市
 

2013/12/03(Tue) 22:46 No.132 ホームページ
Re: クコハフクレフシ 投稿者:南 常雄

mikuriyaさん、ご投稿ありがとうございます。
クコは北海道でも自生しているようなのですが、植栽のものしか見たことがありません。


2013/12/04(Wed) 18:34 No.133
Re: クコハフクレフシ 投稿者:mikuriya

南常雄様
コメントありがとうございました。
クコは富士山麓でもそれほど数は多くないように思います。


2013/11/30(Sat) 04:31 No.130
クコハフクレフシ 投稿者:mikuriya

いつもご指導ありがとうございます。
11月28日にクコハフクレフシと思われる虫えいの近くに1ミリ程度の黒い光沢のある粒を別々に2つ確認しました。
クコフシダニと何か関係のあるものでしょうか。
ご教示いただけましたら幸いです。


寄主植物:クコ
撮影年月日:2013年11月28日/静岡県裾野市
 

2013/11/28(Thu) 08:01 No.120
ハリギリ葉柄のタマバエゴール 投稿者:Iwasaki

 ハリギリの葉柄に見られた小さなゴールです。観察場所は北海道オホーツク地方の訓子府(くんねっぷ)
町です。落葉時期のハリギリの葉柄末端に弱い膨らみが見え、一つだけ切開してみたところ中にタマバエ幼虫が2頭認められました。飼育には失敗したので成虫は得ていません。切開写真(下)を見ると葉柄内を潜孔したような痕跡が見えます。これはタマバエによるものか、同じ場所で見た別の葉柄潜りのハエによるものか、きちんと判別していません。

 私自身は植物内部に寄生して、多くは葉もぐり、他には茎や根、果実内を食害するハモグリバエという小さなハエを研究対象にしています。ごく僅かですがゴール形成種もあります。タマバエ他の情報の中にハモグリバエが潜んでいないか、興味をもって拝見しています。今後ともよろしくお願いいたします。


寄主植物:ハリギリ
撮影年月日:1999年10月12日/北海道訓子府町
 

2013/11/28(Thu) 12:35 No.122
Re: ハリギリ葉柄のタマバエゴール 投稿者:湯川淳一

Iwasaki さん:ハリギリの葉柄のゴールの写真をアップして下さり、誠に有り難うございました。これは未記録のタマバエゴールだと思います。

これまで、ウコギハグキタマフシ 改名(日本原色虫えい図鑑 p.607 リストのみ掲載)(=ウコギエタマフシ進士 1944 虫えいと虫えい昆虫 p.24の写真)と言うのが知られています。今回のハリギリの葉柄のゴールはこのゴールに良く似ています。タマバエは同種かもしれません。

進士さんは、ウコギの葉柄のタマバエをウコギナガバネタマバエ Porricondyla acanthopanaci Shinji 1942 として記載しましたが、この属は、ゴール形成者ではありませんので、属の再検討が必要です。恐らく、何かの間違いで、ゴールから直接、羽化しなかったタマバエを記載した可能性があります。ナガバネタマバエは、まさに、Porricondylaの特徴です。私の考えでは、このタマバエは Lasioptera 属のタマバエの可能性が高いです。ウコギの葉柄のタマバエは、千葉県と東京都で採集されています。

ハリギリの葉柄のタマバエは、恐らく、ゴール内で3齢幼虫越冬でしょうから、この時期でもゴールさえ見つかれば、幼虫を得ることが出来ますし、来春採集すれば、成虫を得ることが出来ると思います。Lasioptera の可能性がありますので、トマトを加害する Lasioptera 属のタマバエとの関係で、ぜひ、採集と飼育に成功されますことをお祈りしています。

なお、同じ進士さんの本の写真 p.25 にウコギエダツトフシの写真が出ています。これは葉柄ではなくて枝にゴールが形成されるもので、進士さんは、このタマバエを Lasioptera ukogi Shinji 1944と記載しています。ウコギにあるゴールは、ハリギリにもあるかもしれませんので、枝のゴールも要注意です。


2013/11/28(Thu) 16:35 No.124 ホームページ
Re: ハリギリ葉柄のタマバエゴール 投稿者:南 常雄

以前に、Iwasakiさんから写真を見せていただいて、翌年(2010年)に鷹栖町で観察することができ、成虫の羽化を試みましたが失敗してしまいました。

その時の観察した概要を紹介します。
 7月上旬〜中旬に新梢の展葉にあわせて、基部の葉から順次虫えいが形成され、初期に形成されたものは8月下旬には成熟する。中の幼虫は9月下旬〜10月上旬に3齢に達する。成熟した幼虫は虫えいの壁に脱出孔を開けて、樹上の虫えいから順次脱出する。枝の上部に遅れて形成された虫えいは成熟も遅くなり、落葉後の虫えいから10月中旬頃に脱出する。脱出した幼虫は地上に落下し地中で越冬する。

この時の飼育の失敗は、飼育容器内が高湿度でカビが発生したことでした。


2013/11/28(Thu) 17:40 No.125
Re: ハリギリ葉柄のタマバエゴール 投稿者:Iwasaki

 湯川先生、南さん、ありがとうございます。
未記録ゴールとのこと、仕事上の(トマト加害のLasioptera属タマバエ)意味ももちろんですが、チャンスがあれば成虫を得てみたいものです。南さんには本ゴールの存在をお伝えした記憶がありますが、すでに正体に肉薄されている由、さすがですね。


2013/11/28(Thu) 18:32 No.126
Re: ハリギリ葉柄のタマバエゴール 投稿者:湯川淳一

Iwasaki さん、南さん: ハリギリの葉柄のゴールから、幼虫が脱出するとは驚きました。それなら、Lasioptera ではないかもしれませんね。まさか、 Porricondyla ではないと思います。益々、幼虫。成虫ともに楽しみです。

ところで、ルーマニアから、トマトの Lasioptera の標本を送ってくれると言ってきました。メールがきてから10日経ちましたので、間もなく届くことと思います。届いたら、北海道余市のトマトのタマバエと比較してみます。


2013/11/28(Thu) 22:35 No.127 ホームページ
Re: ハリギリ葉柄のタマバエゴール 投稿者:南 常雄

湯川先生 2010.9.18にゴールを解剖して得られた3齢幼虫の75%エタノール標本が有りますので、お送りします。脱色して白くなっていますが、生体では添付写真のような鮮黄色をしています。
中に1個の幼虫室があり、複数の幼虫が入っていて、解剖したものの中には15匹入っていたものもありました。
2010〜2011年に観察しましたが、10月中旬には、ゴールの壁に脱出孔(場所は不定)が見られ、中に幼虫が入ってないものが多くなります。


寄主植物:キリギリ 葉柄
撮影年月日:2010年10月14日/北海道鷹栖町


2013/11/29(Fri) 08:15 No.128
Re: ハリギリ葉柄のタマバエゴール 投稿者:Iwasaki

湯川先生、南さん
 虫えいのHPを確認したら、ハリギリのゴールは既に紹介されていたのですね。葉柄末端のゴールは私の観察したものと同じような印象です。1ゴールに15頭も、というのは乏しい解剖時の印象とは異質ですが。葉柄基部のゴールは驚きです。私が観察した折には、その部分には葉柄内をボーリングしたミバエの幼虫が見られたのみでした。かなり印象の異なる場所です。同じ葉柄ではありますが、寄生部位によって種が異なる可能性はないのだろうか、とも思いました。


2013/11/29(Fri) 18:25 No.129 ホームページ
Re: ハリギリ葉柄のタマバエゴール 投稿者:南 常雄

Iwasakiさん、ありがとうございます。
基部のゴールが別種のタマバエに形成された可能性は考えられますが、その時は、あまり意識はしていませんでした。1室15匹はゴールが他のものより大きかったです。隣接して何度か産卵されたのかも知れません。2011年10月中旬に採集したゴール32個から、タマバエ65匹と寄生蜂1匹の幼虫が得られました。このときは、採集してからタマバエの3齢幼虫が32匹脱出した後に、すべてのゴールを開いて中の幼虫を取り出したので、1ゴール毎の幼虫の数は分かりません。


2013/12/06(Fri) 19:38 No.134
Re: ハリギリ葉柄のタマバエゴール 投稿者:湯川淳一

南さん、Iwasaki さん
南さんからハリギリの葉柄のゴールから得られた幼虫を送って頂きました。検鏡しましたところ、胸骨や尾端の形状から、Lasioptera 属の幼虫ではないことが判明しました。どの属に属するのかは、現時点では分かりません。
ルーマニアから、トマトを加害するタマバエの成虫標本が届きました。こちらは、確実に Lasioptera 属のタマバエでした。ギリシャやトルコのものと、同じ種かもしれません。 DNAか解析を行います。


2013/11/25(Mon) 14:00 No.118
イズセンリョウのゴール 投稿者:陽だまり

昨年の植物観察会の折に見かけたイズセンリョウのコールと思われるものです。
20本ほどのイズセンリョウついていて、木が弱っているように見えたことを覚えています。

南 様
リュウキュウマメガキのゴールの観察場所を湯川先生にお伝えしますので、連絡先を私あてにメールください。経緯はリュウキュウマメガキ No.104にあるとおりです。
よろしくお願いいたします。


寄主植物:イズセンリョウ
撮影年月日:2012年11月20日/大分県豊後高田市
 

2013/11/25(Mon) 18:12 No.119 ホームページ
Re: イズセンリョウのゴール 投稿者:南 常雄

陽だまりさん、了解しました。
早速、湯川先生のメールアドレスなど、メールしました。


2013/11/28(Thu) 12:37 No.123
Re: イズセンリョウのゴール 投稿者:湯川淳一

陽だまりさん: イズセンリョウのゴール、楽しみにしております。受取人払いでお送り下さい。

2013/11/22(Fri) 22:20 No.113
昆虫と自然2013年12月号 投稿者:徳田 誠

はじめて投稿させて頂きます。

「昆虫と自然」という雑誌(ニューサイエンス社)の2013年12月号で、「ゴール形成昆虫の生物学」という特集を担当いたしましたので紹介させて頂きます。

http://hokuryukan-ns.co.jp/magazines/archives/2013/11/201312_4.html

商用誌のため思うように配布差し上げることができず誠に恐縮ですが、もしよろしければご覧頂けますと幸いです。

ついでながら、ちょうど昨日、福岡市早良区の九大演習林実習場に調査に行った際、湯川先生からご紹介のありました「ヨモギクキワタフシ」の写真を撮りましたので添付いたします。

今後ともよろしくお願いいたします。


寄主植物:ヨモギ
撮影年月日:2013年11月21日/福岡県福岡市早良区
 

2013/11/22(Fri) 22:55 No.115 ホームページ
Re: 昆虫と自然2013年12月号 投稿者:南 常雄

「昆虫と自然」のご紹介ありがとうございます。
和智さんのお名前もありますね。札幌での応動昆のときに、コナラ属のゴール(タマバチ)のお話をしたのを思い出します。


2013/11/21(Thu) 09:02 No.108
Rhopalomyia 投稿者:湯川淳一

スペルミスで申し訳ございません。ヨモギタマバエ属は、正しくは Rhopalomyia です。世界で、250種以上もいて、多くは ヨモギ属 Artemisia にゴールを作ります。
ついでに、話題を一つ。ヨモギワタタマバエが作るヨモギクキワタフシ(虫えい図鑑 D-107、305ページ)の白くて長い毛が、もぐさの材料として上質らしく、ずっと以前に、ある業者さんから、このゴールを沢山作らせる方法に付いて相談を受けたことがあります。害虫を防除することと同じように、逆に、ある昆虫の個体数を、人為的に野外で増やすことは、多くの困難を伴いますとお答えしました。
 

2013/11/20(Wed) 15:09 No.105
ヨモギハウラケミドリタマフシ(改称予定) 投稿者:湯川淳一

ヨモギハウラケミドリタマフシ(改称予定)をご紹介します。虫えい図鑑の 308ページにヨモギハキイロケタマフシに言及していますが、当時は詳細なデータがなく、写真付きで解説することが出来ませんでした。しかし、最近、大分県九重町で、このゴールらしいものが発見されました、ゴールの形状から、ゴール名を改称する方が良いと考えています。形成者はヨモギタマバエ属の一種 Rhoplalomyia sp. です。これまで、大分県からの記録だけですが、各地にも分布していることと思います。ゴールは枯れ葉に付いたまま越冬するはずです。もし、見つかりましたら、ご一報頂けますと有り難いと存じます。北海道や東北では、オオヨモギでも見られるでしょうか? 来年を楽しみにしています。
ゴールを発見して下さり、写真と幼虫標本を送って下さった KM さんにお礼申し上げます。KM さんのお許しを得て、写真のサイズダウンを行ない、アップさせて頂きました。


寄主植物:ヨモギ
撮影年月日:2013年11月9日/大分県九重町
 

2013/11/20(Wed) 22:24 No.107 ホームページ
Re: ヨモギハウラケミドリタマフシ(改称予定) 投稿者:南 常雄

湯川先生 ご紹介ありがとうございます。
記憶がなかったので、過去の写真を調べてみましたが有りませんでした。来シーズンはヨモギハウラケミドリタマフシを意識しながら観察します。


2013/11/21(Thu) 19:40 No.110 ホームページ
Re: ヨモギハウラケミドリタマフシ(改称予定) 投稿者:arisuabu

湯川 様
ご紹介下さりありがとうございました。こちらでも来シーズン、探してみたいと思います。

ヨモギ繋がりで、去年見つけた図鑑には未掲載と思われる虫こぶをアップします。
上段は線虫と思われる生物によってオオヨモギに形成されたもので、「ヨモギハシロケミジンタマフシ」という仮称を付けました。
下段はフシダニによってヨモギに形成されたもので、「ヨモギハコツブフシ」の仮称で記録しています。
これらの虫こぶは、すでにどこかで発見されているのでしょうか?
ホストはあちこちにありますが、虫こぶを見つけているのは今のところ1ヵ所だけで、どちらもほぼ同じ場所です。


寄主植物:ヨモギ類
撮影年月日:2012年11月11日/北海道厚沢部町


2013/11/21(Thu) 23:54 No.111 ホームページ
Re: ヨモギハウラケミドリタマフシ(改称予定) 投稿者:南 常雄

arisuabuさん 「ヨモギハシロケミジンタマフシ」は初めてですが、下段の「ヨモギハコツブフシ」は虫えい図鑑の一覧では「ヨモギハイボフシ フシダニの1種? 未同定」となっていますが、該当すると思います。道北では広く分布し7月から9月に多くみられます。

2013/11/22(Fri) 12:48 No.112
Re: ヨモギハウラケミドリタマフシ(改称予定) 投稿者:湯川淳一

arisuabu 様 これらのヨモギの虫えいは、日本原色虫えい図鑑の付表(627ページ)にあります、ヨモギハシロケフシとヨモギハイボフシに相当するものと思いますが、前者で線虫が見つかったとは、驚きました。シロケフシのすべて(多く)に線虫がおりましたでしょうか? フシダニは見つかりませんでしたか? 図鑑の作成当時は、フシダニの専門の先生に、ヨモギチビフシダニという和名も教えてもらっています。ぜひ、ご確認いただけますれば有り難いと存じます。

2013/11/22(Fri) 22:33 No.114
Re: ヨモギハウラケミドリタマフシ(改称予定) 投稿者:徳田 誠

「ヨモギハシロケミジンタマフシ」(仮称)は、虫えい図鑑419ページに掲載されておりますヨモギツブセンチュウ(かその近縁種?)による線虫えいがオオヨモギに形成されたものでしょうかね。正式には日本未記録かもしれません(最近の文献をきちんとフォローしておりません;すみません。)が、九州でもヨモギに形成されたこのような形状の線虫えいを採集した記憶があります(...すぐに解剖データが出てきませんが)。
たしかにシロケフシによく似ておりますが、サイズが不均一な印象ですね。中にはウジャウジャ線虫がいたように思います。


2013/11/22(Fri) 23:23 No.116 ホームページ
Re: ヨモギハウラケミドリタマフシ(改称予定) 投稿者:arisuabu

南 様
ご教示ありがとうございました。リストは見落としていました。
今後は、リストにもきちんと目を通してから投稿するように致します。

湯川 様
シロケフシ発見当時、大きめのゴールを幾つか割ってみましたが、その全てに線虫が1頭ずつ見られ、フシダニらしきものは見られませんでした。
もう遅いかもしれませんが、今度の休日に発見場所に行って探してみたいと思います。

徳田 様
九州でも似たようなゴールを採集されたとのこと、ご教示ありがとうございました。
上にも書いたのですが、大きめ(といっても2.5ミリほどですが・・・)のゴールを幾つか割ってみましたが、中には線虫が1頭見られたきりで、複数はいませんでした。
九州のものが同種かは判りませんが、もしそうだとすれば、国内に広く分布するゴールかもしれませんね。


2013/11/23(Sat) 06:42 No.117 ホームページ
Re: ヨモギハウラケミドリタマフシ(改称予定) 投稿者:徳田 誠

arisuabu 様

線虫は1頭ずつですか。10年以上前の話ですので私の記憶が不確かかもしれません。

そういえば、当方の大学の線虫研究室で、以前ヨモギツブセンチュウの研究をしていた学生がいたはずですので、どこまで分かっているのか、論文になっているのかなど、近いうちにうかがってみます。


2013/11/19(Tue) 19:55 No.101 ホームページ
ハリギリの実の虫こぶ? 投稿者:arisuabu

会社の前になぜかハリギリの実が幾つも落ちていて(カラスの仕業?)、通常の果実よりも肥大した、虫こぶのようなものが2個だけ付いていました。
図鑑を見ると、ハリギリの果実に形成される虫こぶは載っておらず、また、切って内部を見てみましたが、幼虫らしき姿を確認することは出来ませんでした。
これが虫こぶかどうかは分かりませんが、今年はハリギリも豊作なので、機会があればまた探してみたいと思います。


寄主植物:ハリギリ
撮影年月日:2013年11月19日/北海道厚沢部町
 

2013/11/20(Wed) 12:35 No.103
Re: ハリギリの実の虫こぶ? 投稿者:湯川淳一

arisuabu 様 ハリギリの果実が肥大したものは、もし、これが冬の間も樹上に残っていれば、ゴールの可能性が高いかもしれませんね。通常、ハリオタマバエの仲間が作る実のゴールは、正常実が落下した後も樹上に残ることが多いのです。しかし、寒い地方では、ゴール実が地上に落下して越冬する可能性も否定できません。幼虫が入っていたとしても、半透明で微小な1齢幼虫を見つけにくいと思います。春に3齢幼虫になると見つけやすいのですが。この大きな実がタマバエのゴールであって欲しいと願っています。

2013/11/21(Thu) 19:28 No.109 ホームページ
Re: ハリギリの実の虫こぶ? 投稿者:arisuabu

湯川 様
これを見つける数日前、どなたのブログか分からないのが今となっては悔やまれますが、落下したハリギリ果実に同様の肥大したものが複数付いている写真を見かけ、虫こぶかもしれないので見てみたいと思っていたところ、幸運にも出合うことが出来ました。
ハリギリはおそらく鳥に種子を散布してもらうと思いますので、冬期でも果実が樹上に残る可能性は高いのではと思います。
雪が積もる前に落下したものを見つけ、来春観察出来るようにしたいところです。




[01] [02] [03] [04] [05] [06] [07] [08] [09] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32]

処理 記事No 投稿キー

- Joyful Note -