2014/06/06(Fri) 19:51 No.383
Re: オニグルミハスジフクレフシ? 投稿者:Nabita
写真の集約ができないので、連投になりますが、ご了承ください。
裏側から見ると葉脈が太くなっています。写りがよくありませんが、特に側脈が太いのはわかっていただけると思います。
寄主植物:
撮影年月日:年月日/
2014/06/06(Fri) 19:52 No.384
Re: オニグルミハスジフクレフシ? 投稿者:Nabita
葉の縮れたところを開いてみると、黄色の胸骨のないタマバエ幼虫がいました。
寄主植物:
撮影年月日:年月日/
2014/06/06(Fri) 19:54 No.385
Re: オニグルミハスジフクレフシ? 投稿者:Nabita
少し若そうなゴールには無色半透明で少し小さな幼虫がいました。2齢になるのでしょうかね。
寄主植物:
撮影年月日:年月日/
2014/06/07(Sat) 11:08 No.388
Re: オニグルミハスジフクレフシ? 投稿者:湯川淳一
Nabita 様、これまでに、オニグルミハケタマフシ C-0359 というタマバエのゴールを南さんが北海道で発見されていますが、オニグルミの葉脈が膨れるタマバエのゴールは見たことがありません。初めての発見だと思います。半透明の幼虫は、ご賢察の通り,恐らく2齢だと思いますし,黄色の幼虫は3齢だと思います。とくに、黄色の3齢幼虫に胸骨がないというのは大変興味深いです。3齢幼虫に胸骨のない例は、ヨモギタマバエ属 Rhopalomyia や、ヨーロッパマツバノタマバエなどで知られていますが、その他のタマバエでは、通常、胸骨があります。どんな成虫なるのか、見てみたいものです。虫えい和名につきましては、葉脈そのものが膨れるのが特徴ですから、オニグルミハミャクフクレフシが良いと思います。ハスジは、葉脈が膨れずに、葉脈の上に別の形状のゴールが形成される時に使っています。例えば,ブナハスジトガリタマフシやブナハスジドングリフシ、ケヤキハスジタマフシなどです。私のリストには、オニグルミハミャクフクレフシ C-0358 として、登録しておきました。恐らく、このタマバエは年1化性で、まもなく、すべての幼虫が3齢になって、やがて、ゴールから脱出し、地上で越冬することと思います。もし、3齢幼虫が沢山採集できましたら、ぜひ、拝見させて頂きたく思います。
2014/06/07(Sat) 22:35 No.396
Re: オニグルミハスジフクレフシ? 投稿者:南 常雄
Nabita 様、湯川先生、ご投稿ならびにご教示ありがとうございます。
葉脈に形成されるゴールの名称の区別が、うろ覚えでした。
2014/06/07(Sat) 23:02 No.401
Re: オニグルミハスジフクレフシ? 投稿者:Nabita
湯川先生、南さん、ご教示ならびにコメントありがとうございます。
初物ではないかとのこと、大変嬉しいですが、胸骨のないタマバエはめったにいないとのことで、ちょっと自信がなくなってきました。これらの幼虫もアルコール漬けにしてありますが、現在県外にいて確認できません。現地に残して来たゴールもありますので、来週にでも再訪してみます。
2014/06/09(Mon) 20:24 No.411
Re: オニグルミハスジフクレフシ? 投稿者:Nabita
湯川先生、申し訳ありませんでした。オニグルミの幼虫はアルコールから引き上げてよく見たら、胸骨がありました。
寄主植物:
撮影年月日:年月日/
2014/06/10(Tue) 19:25 No.420
Re: オニグルミハスジフクレフシ? 投稿者:湯川淳一
Nabita 様:幼虫に胸骨があった由、安心致しました。
2014/06/16(Mon) 22:39 No.452
Re: オニグルミハスジフクレフシ? 投稿者:Nabita
6月14日に現地に再訪しましたが、残してきたゴール、新しく発見したゴールとも、全て幼虫脱出済みでした。ゴールがみつかったのは、全て若い実生で、樹高2m未満のものばかりでした。