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虫えい同好会掲示板
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2019/05/26(Sun) 19:10 No.3550
ヒイラギメフクレフシの蛹殻 投稿者:Tominaga

イヌガシ虫えい調査のついでにヒイラギメフクレフシの観察をしましたところ、虫えいから蛹殻が出ているものがありました。
以前採取した虫えいからは寄生バチが羽化してきましたが、その後何も出てきません。成虫が得られなくて残念です。


寄主植物:ヒイラギ
撮影年月日:2019年5月25日/奈良県奈良市
 

2019/05/27(Mon) 14:33 No.3551
Re: ヒイラギメフクレフシの蛹殻 投稿者:湯川淳一

Tominaga 様:ヒイラギメフクレフシ D-292 に残された蛹殻の写真をご投稿下さり、誠に有難うございました。この虫えいの形成者のタマバエの属が不明でしたが、ご投稿頂いた写真で、ハリオタマバエの一種 Asphondylia sp. らしいという事が分かりました。この季節に、このタマバエが産卵できるヒイラギの芽は有りますでしょうか? この時期にヒイラギに産卵していれば、年1化性でしょうし、もし、産卵場所がなければ、寄主交代をするタマバエで、ひょっとして、ヒイラギはこれまで越冬場所の不明なハリオタマバエの冬寄主かも知れません。今後のご報告を楽しみにしています。ちなみに、ヒイラギの実に虫えいを作るタマバエは、ダイズサヤタマバエの冬の姿です。ダイズサヤタマバエとの関係も調べる必要がありそうです。

2019/05/19(Sun) 16:26 No.3536
タンポポハフクレフシ 投稿者:小泉正人

我が家の庭にはシナノタンポポ、シロバナタンポポ、セイヨウタンポポの3種類が咲いているのですが3種全てにタンポポハフクレフシが形成されていましたので報告申し上げます。
添付した画像はシロバナタンポポの虫えいです!


寄主植物:シロバナタンポポ
撮影年月日:2019年5月19日日/群馬県安中市
 

2019/05/19(Sun) 21:49 No.3539
Re: タンポポハフクレフシ 投稿者:湯川淳一

小泉正人様:タンポポハフクレフシのご投稿、有難うございました。安中市のタマバエは、まだ、DNA解析をしていません。もし可能でしたら、シナノタンポポとシロバナタンポポのハフクレフシをお送りいただけないでしょうか? 1株から、ゴールのついた葉を2枚ほどと、付いていない葉を1枚採集し、乾いたティッシュに挟んで、小さなビニル袋に入れ、普通郵便封筒でお送り頂けますと有り難いです。別株のものは、異なるビニル袋に入れて一緒にお送り下さいますようお願い申し上げます。ゴールの付いていない葉は、別途、DNA解析をして貰う予定です。

2019/05/25(Sat) 12:48 No.3548
Re: タンポポハフクレフシ 投稿者:湯川淳一

小泉正人様: タンポポハフクレフシをお送り下さり、誠に有難うございました。早速、虫えいを解剖して見ましたところ、2齢幼虫を8匹得ることが出来ました。DNA解析用の標本として、活用させて頂きます。安中市からは、初めての標本でしたので、喜んでおります。

今の所、タンポポの在来、外来を問わず、タマバエの方のDNA配列は、北海道、関東、中部、関西、四国など各地域ごとの特徴を示しています。

掲示板をご覧の皆様へ:
昨日、青森県からお送り頂いたセイヨウタンポポのハフクレフシには、3齢幼虫が入っていました。青森から初めてのDNA解析標本になりました。
ところが、岩手、秋田、宮城、山形、福島、新潟、富山、石川、福井では、まだ、見つかっていません。不思議な事に、九州でも見つかりません。もし、タンポポハフクレフシを発見されましたら、掲示板にご投稿頂けますようお願い申し上げます。



2019/05/19(Sun) 14:48 No.3533
No.3221の続き 投稿者:吉野

2018/6/24に投稿した、オニグルミのゴールについての続きです。
まず、宿主植物についてですが、オニグルミではなく、ホザキナナカマドと思われます。

昨日見に行ったところ、まだ発達途中ではあったものの、すでにゴールが形成され始めていました。
葉の裏側に形成されていたゴールの幼虫を4匹、表側に形成されていたゴールの幼虫を10匹ほど75%アルコールで保管しているのですが、どこかに送った方が良いのでしょうか。

よろしくお願いします。

写真は今年撮った、形成途中(葉表)のゴールです。


寄主植物:ホザキナナカマド
撮影年月日:2019年5月18日/北海道札幌市南区観音沢
 

2019/05/19(Sun) 14:49 No.3534
Re: No.3221の続き 投稿者:吉野

ゴールの中にいた幼虫です。

寄主植物:ホザキナナカマド
撮影年月日:2019年5月18日/札幌市南区観音沢


2019/05/19(Sun) 21:35 No.3537
Re: No.3221の続き 投稿者:湯川淳一

吉野様: オニグルミのゴールは、青森県でも見つかっていますので、そうだと思っていましたが、ホザキナナカマドでしたか。バラ科植物では、カマツカハミャクコブフシ C-3070 が、福井県、千葉県、和歌山県、岡山県、広島県、福岡県、鹿児島県で見つかっています。また、アズキナシハミャクフクレフシ C-3055 が、北海道と群馬県、沖縄県で見つかっています。
これらのタマバエと比較するためにも、ぜひ、幼虫標本を私の自宅宛にお送り頂けますと嬉しいです。住所は、南さんにお尋ね下さい。よろしくお願い申し上げます。


2019/05/19(Sun) 21:56 No.3540
Re: No.3221の続き 投稿者:吉野

湯川先生

ご教授ありがとうございます。サンプルをお送りします。


2019/05/25(Sat) 13:41 No.3549
Re: No.3221の続き 投稿者:湯川淳一

吉野様: 早速、標本をお送り下さり有難うございました。幼虫はタマバエに間違いありません。残念ながら、まだ、極めて微小な1齢幼虫ですので、タマバエの属の見当がつきませんでした。そのため、バラ科に形成される既知の虫えいとの関連性も不明です。葉の表裏の虫えいは、形状から判断して、同じタマバエによる可能性が高いと思います。

お送り頂いたデータを拝見しますと、幼虫の採集は今年の5月18日、虫えいの写真の撮影は昨年の6月24日になっていますので、6月下旬に幼虫を採集して、再度、お送り頂けないでしょうか? 恐らく、その頃には3齢幼虫(終齢幼虫)になっていると思います。3齢幼虫には、前胸腹面に胸骨と呼ばれるキチン化した部分が見られますので、これによって、属の見当が付くことがありますし、大きな幼虫はDNA解析にも使えるようになります。胸骨は、掲示板の投稿写真の中で、時々、見ることが出来ますので、参考になさって下さい。

成熟した幼虫は、虫えいから脱出しますので、時々、現地で虫えいを解剖して、採集のタイミングを見計らって下さい。その後、幼虫は地中で越夏、越冬して、翌春に蛹化し、新芽の頃に羽化・産卵するものと思います。このようなタマバエでは、成虫を得るのが困難ですが、飼育方法などは、南さんからアドバイスを受けられると良いと思います。オスの成虫が得られますと、種の同定が可能になります。


2019/05/19(Sun) 00:00 No.3532
ヒイラギメフクレフシの寄生蜂? 投稿者:Tominaga

ヒイラギメフクレフシから蜂が羽化してきましたが、これは寄生蜂でしょうか?

寄主植物:
撮影年月日:年月日/
 

2019/05/19(Sun) 21:37 No.3538
Re: ヒイラギメフクレフシの寄生蜂? 投稿者:湯川淳一

Tominaga 様:私には、タマバエに寄生するコマユバチのように見えますが、松尾さんに確認して貰いましょう。連絡しておきます。

2019/05/19(Sun) 23:47 No.3542
Re: ヒイラギメフクレフシの寄生蜂? 投稿者:Tominaga

湯川先生
蜂についてご確認いただきありがとうございました。
残っている虫えいについても何か出てこないかしばらく様子を見てみます。


2019/05/20(Mon) 09:17 No.3543
Re: ヒイラギメフクレフシの寄生蜂? 投稿者:松尾和典

Tominaga様
どうもご無沙汰しています。湯川先生のおっしゃるとおり、コマユバチ科の寄生蜂と思います。腹部後端から伸びているのが産卵管です。メス成虫はこの長い産卵管を使って、ゴールの中に潜む寄主幼虫に自分の卵を産み付けます。また機会がありましたら、標本を見せていただけませんでしょうか。ヒイラギのゴールからは、まだ寄生蜂が見つかっておらず、どのような種なのかとても気になっています。


2019/05/20(Mon) 11:38 No.3545
Re: ヒイラギメフクレフシの寄生蜂? 投稿者:湯川淳一

松尾和典様:早速のコメント、有難うございました。

Tominaga 様:寄生蜂の標本は、直接、松尾さんにお送り頂いても結構ですし、おついでの時に、私にお送り頂いても結構です。よろしくお願い申し上げます。


2019/05/20(Mon) 22:21 No.3546
Re: ヒイラギメフクレフシの寄生蜂? 投稿者:Tominaga

松尾和典 様
早速ご確認いただきありがとうございました。

湯川先生
お手数をおかけしてすみませんでした。

寄生蜂の標本は、イヌガシ果実の虫えいからも寄生蜂が出てき始めましたので、これらも含めてお送りするようにします。


2019/05/18(Sat) 21:57 No.3531
マルバアオダモの虫えい? 投稿者:Tominaga

マルバアオダモの葉に虫えいと思われるものがありましたが、形成者はすでに脱出していました。これは以前にご教示いただいたアオダモハフクレフシでしょうか?

その他、エゴノキハヒラタマルフシ、エゴノキメタマフシ、シロモジハベリマキフシ、サワフタギツボミフクレフシ、ウツギハコブフシ、ヤブウツギメタマフシ、ヤマフジハイボフシ、コナラハフクレフシ、リョウブハタマフシ、コバノガマズミツボミトジフクレフシ、ネズミサシメチョウチンフシおよびクマヤナギハフクロフシ(キジラミによる)をみました。


寄主植物:マルバアオダモ
撮影年月日:2019年5月15日/山口県岩国市美和町
 

2019/05/19(Sun) 15:55 No.3535
Re: マルバアオダモの虫えい? 投稿者:南 常雄

Tominaga 様、ご投稿ありがとうございます。
写真は菌えいとも呼ばれる、葉の病害だと思いますが、詳細は分かりません。中央部から胞子を飛散した後、枯死して褐変し、時に欠落して小さら穴が開きます。菌えい本体は、正常な葉より薄い場合が多いようです。


2019/05/19(Sun) 23:42 No.3541
Re: マルバアオダモの虫えい? 投稿者:Tominaga

南 常雄 様
ご教示いただきありがとうございました。
私の早とちりだったようでたいへん失礼しました。


2019/05/18(Sat) 20:35 No.3530
ネジキの虫えい? 投稿者:Tominaga

ネジキ(ツツジ科)の新葉が縮れて巻いているものがありましたので、開いてみると白い幼虫がいました。幼虫の胸骨は二山型でした。これも虫えいと言ってよいものでしょうか?

その他、フジツボミフクレフシ、ウツギハコブフシおよびナラメリンゴフシ、ハンノキハイボフシがみられました。


寄主植物:ネジキ
撮影年月日:2019年5月12日/奈良県天理市福住町
 

2019/05/20(Mon) 11:35 No.3544
Re: ネジキの虫えい? 投稿者:湯川淳一

Tominaga 様:コメントが遅れてすみません。このようなネジキの虫えいを見たことがありませんでしたので、パソコンや資料の中のデータやメモを探していました。ツツジ科の虫えいでは見つかりませんでした。少なくとも、私にとっては初めての虫えいです。写真は、タマバエの幼虫のようですので、虫えい和名を、ネジキハチヂレフシ D-0028 としましょうか。おついでの時に、幼虫を検鏡させて頂けますれば幸いです。
その他の虫えいの記録も有難うございました。タマバエの虫えいは、私の分布表に記入させて頂きました。


2019/05/23(Thu) 06:25 No.3547
Re: ネジキの虫えい? 投稿者:Tominaga

湯川先生
ネジキの虫えいについて命名していただきありがとうございました。
初めは何かと思って葉を開いてみたところ、幼虫がいましたのでもしやと思いお尋ねした次第です。
ごく普通の里山でみられましたが、これまで気が付きませんでした。今後も気を付けてみたいと思います。
標本は機会をみてお送りするようにします。


2019/05/14(Tue) 17:57 No.3526
ヤナギシントメハナガタフシ 投稿者:小泉正人

湯川先生からナラメリンゴフシを吸汁するカメムシのメールを戴き暫くぶりでこちらの掲示板を覗きました!

過去のものまで遡って見ていたら岐阜県のヤナギシントメハナガタフシの投稿が有ったので追加記事を書かせていただきました。
2016年の夏に岐阜県下呂市の益田川で鮎釣りをしていた時に川沿いのヤナギにたくさん付いていました!

また、NO.3472で湯川先生が書いていた地域に群馬県は入っていないのですが今まで記録されていないのでしょうか?
私が2002年に榛名山で確認し、その後も続けて確認しておりますので報告いたします!


寄主植物:
撮影年月日:2016年8月8日/岐阜県下呂市
 

2019/05/14(Tue) 17:58 No.3527
Re: ヤナギシントメハナガタフシ 投稿者:小泉正人

榛名山で見たものです

寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2019/05/15(Wed) 18:41 No.3528
Re: ヤナギシントメハナガタフシ 投稿者:湯川淳一

小泉正人様: ヤナギシントメハナガタフシのご投稿、有難うございました。私のリストに群馬県が記録されていませんでした。小泉さんから頂いた過去のメールを捜したのですが、見つかりませんでした。もし、失くしていたら、ごめんんさい。あらためて、榛名山を記録させて頂きました。岐阜県は、土岐市で見つかっており、これで2箇所目です。今後ともよろしくお願い申し上げます。

2019/05/17(Fri) 08:35 No.3529
Re: ヤナギシントメハナガタフシ 投稿者:小泉正人

湯川先生、早速ご回答ありがとうございます。 群馬県では赤城山や浅間山系の角間山でも確認されております。


2019/05/09(Thu) 22:34 No.3517
ヒメアオキの中えい 投稿者:廣澤毅

長岡市にある「雪国植物園」へ出かけた際、ヒメアオキの果実が中えいになっているらしいものを観察しました。
hal-coさんから、観察例が少ないらしいので、ここへ投稿したら、とアドバイスを受けました。
よろしくお願いします。


寄主植物:ヒメアオキ
撮影年月日:2019年4月29日/長岡市
 

2019/05/10(Fri) 13:32 No.3521
Re: ヒメアオキの中えい 投稿者:湯川淳一

hal-co さん、廣澤毅 様: アオキとヒメアオキの虫えいのご投稿を有難うございました。同じアオキミタマバエ Asphondylia aucubae Yukawa & Ohsaki による虫えいですので、一緒にコメントをさせて頂きます。

同じタマバエによると書きましたが、私も以前から気になっておりましたので、研究仲間と一緒に、DNA解析をしてみましたところ、アオキとヒメアオキに虫えいを形成するタマバエは、同じである事が判明しました。また、京都のアオキも、九州のアオキのタマバエにも差異はありませんでした。

問題は、虫えいの大きさです。アオキの場合は、正常実より虫えいの方が小さいのですが、ヒメアオキの虫えいは正常実と同じくらい大きいのです。虫えい内の幼虫のいる場所も、微妙に異なります。恐らく、産卵対象となる幼果の大きさが異なる可能性があります。
アオキの場合は、産卵のタイミングと幼果の大きさに関する今井さんと大崎さんの見事な2編の論文があります。
ご参考までに、下記に文献を示しておきます。コピーや PDF をご希望の方は、南さんを通じてお知らせ下さい。

Imai K, Ohsaki N (2004) Internal structure of developing aucuba fruit as a defense increasing oviposition costs of its gall midge Asphondylia aucubae. Ecological Entomology 29, 420–428.

Imai (2006) A prospective mechanism in the host plant, Aucuba, against oviposition by the fruit gall midge, Asphondylia aucubae (Diptera: Cecidomyiidae). In: Ozaki K, Yukawa J, Ohgushi T, Price PW (eds) Galling Arthropods and Their Associates: Ecology and Evolution, pp 169–176. Springer-Verlag, Tokyo, Japan.

一方、ヒメアオキの方は、残念ながら、産卵時期と幼果の大きさの研究報告がありません。恐らく、アオキに虫えいを作る個体群よりも遅く羽化し、大きくなった幼果に産卵するのではないかと想像しています。タマバエの成虫の寿命は1日(長くても3日くらい)ですので、アオキとヒメアオキの個体群では、すでに、地理的に隔離されているかも知れませんが、例え同所的にいても、時間的に生殖隔離がなされているのではないかと考えられます。その結果、両個体群は種分化への第1歩を踏み出しているのかも知れません。

この様な観点から、ヒメアオキから羽化するタマバエの羽化調査(調査木と虫えい(30個ほど)を決めて、虫えいから羽化するタマバエの数を、毎日ー3日ごとに記録する。蛹の抜け殻で確認できます)と、どのサイズの幼果に産卵するかの直接観察(夜行性です)は、極めて面白い研究テーマです。専門家でなくとも、簡単にデータが取れますので、ヒメアオキの分布地域の皆様、ぜひ、どなたかチャレンジして頂ければと思います。調査にご関心をお持ちの方は、ご連絡下さい。


2019/05/10(Fri) 15:27 No.3522
Re: ヒメアオキの中えい 投稿者:hal-co

湯川淳一先生、詳しく解説してくださりありがとうございます。
ヒメアオキを見る場所は、たいてい積雪地帯なので、単純にタマバエも生存しにくいから虫えいも少ないのだろうか、くらいに考えていました。種分化への途上なのか、といったことが判明するよう、ヒメアオキ自生地域で研究がなされることを期待したいと思います。

また、今回報告した筑波山のアオキは、筑波山は関東平野の端で積雪もあり、私の住まう千葉県と比較するとアオキの虫えいは大きめだと感じています。
産卵時期の違いが影響しているかも知れないことを、湯川先生の解説で思い至りました。


2019/05/09(Thu) 20:18 No.3514
アオキミフクレフシ 投稿者:hal-co

関東平野で普通種(増えすぎて困るほど)のアオキの虫えいもアップしておきます。
過去の撮影分も含めて3点アップします。
(すでに報告はあがっている思いますので、この掲示板での記録目的でアップします。)


寄主植物:アオキ
撮影年月日:2019年4月20日/茨城県・筑波山
 

2019/05/09(Thu) 20:21 No.3515
Re: アオキミフクレフシ 投稿者:hal-co

アオキミフクレフシ、過去の別地域(関東)での撮影です。
虫えいの果実は細長くなりがちだと思われます。


寄主植物:アオキ
撮影年月日:2016年1月2日/千葉県千葉市


2019/05/09(Thu) 20:27 No.3516
Re: アオキミフクレフシ 投稿者:hal-co

千葉県でのアオキミフクレフシ、もう1点アップします。
(前掲の個体とは別の場所での撮影です。)

果実は細長くなり、黒くすすけたようになっているものもあります。
この一帯ではほとんどの個体が虫えいになっています。
雑木林の林床はアオキに優先されていることが多く、他の植物を駆逐する勢いです。


寄主植物:アオキ
撮影年月日:2015年1月28日/千葉県千葉市


2019/05/09(Thu) 20:08 No.3512
ヒメアオキミフクレフシ? 投稿者:hal-co

2018年11月に確認していたものです。
2019年5月初旬に同じ場所を歩いたのですが、再確認できなかったので古い記録ですがアップします。

福島県北部から山形県月山あたりを何度か歩く中では、ヒメアオキ自体は普通種であるものの、ヒメアオキミフクレフシはあまり見かけません。
一方、アオキの虫えいは関東平野でごく普通に見られます(別途投稿します)。


寄主植物:ヒメアオキ
撮影年月日:2018年11月5日/福島県北塩原村・小野川
 

2019/05/08(Wed) 21:00 No.3501
クヌギの虫えいから羽化した成虫 投稿者:小川

2019年4月4日No.3455に投稿させて戴いた「クヌギハナカイメンフシ」につきまして、やはり撮影した虫えいは落とされてしまい、そのために4月下旬に隣の枝に残っていた「クヌギハナカイメンフシ」に似た少し白い虫えいを2つ採取し、瓶にいれて様子を見ていました。その後5月7日の早朝にその虫えいから20匹、8日の早朝に22匹の成虫が羽化したので写真撮影をして観察をしましたが「クヌギハナカイメンタマバチ」であるか否か見分けがつきませんでした。誠に恐縮ですが改めて虫えいと成虫の写真を添付しますので、虫えい名称及び羽化した成虫につきご教示をお願い申し上げます。
写真1:新たに採取した虫えい(撮影5月7日)


寄主植物:クヌギ
撮影年月日:2019年05月07日/静岡県三島市
 

2019/05/08(Wed) 21:02 No.3502
Re: クヌギの虫えいから羽化した成虫 投稿者:小川

写真2:羽化した成虫(色が薄い成虫)
羽化した成虫は、色の濃淡はありましたが、すべて写真のようなきれいな成虫でした。「クヌギハナカイメンタマバチ」であれば嬉しいのですが。


寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2019/05/08(Wed) 21:03 No.3503
Re: クヌギの虫えいから羽化した成虫 投稿者:小川

写真3:羽化した成虫(色が濃い成虫)
色が濃い成虫を数えてみると、何とか5匹は確認できました。
色の濃淡は、雌雄に関係があるのでしょうか、それとも個体差なのでしょうか。


寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2019/05/08(Wed) 21:05 No.3504
Re: クヌギの虫えいから羽化した成虫 投稿者:小川

写真4:色が薄い成虫(側面から撮影)
側面からの写真です。ピンボケで申し訳ありません。


寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2019/05/08(Wed) 21:07 No.3505
Re: クヌギの虫えいから羽化した成虫 投稿者:小川

写真5:色が薄い成虫(足元から撮影)
観察用のサンプルはシャーレで保管し、2日にわたり羽化した成虫は、各々の日のうちに虫えいを採取した公園のクヌギの下で解放してきました。


寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2019/05/09(Thu) 13:49 No.3510
Re: クヌギの虫えいから羽化した成虫 投稿者:井手

小川様
クヌギハナカイメンフシ、クヌギハナカイメンタマバチで問題ないように思います。色の濃淡は個体差で出るようです。背中の黒色部が全くない場合もあります。雌雄は腹部が小さく黄色みがかるものがオス(写真4)、腹部が黒く大きいものがメスです。


2019/05/09(Thu) 20:08 No.3513
Re: クヌギの虫えいから羽化した成虫 投稿者:小川

井手先生
ご多忙の中、クヌギハナカイメンフシ及びクヌギハナカイメンタマバチについてご教示を戴き、本当に有難うございました。今回初めて実態顕微鏡でこのタマバチを観察しましたが、とても色鮮やかで感激し、是非クヌギハナカイメンタマバチであってほしいと思いましたが、そのとおりであるとのご確認を戴き、本当に嬉しく思っております。なお2日にわたって羽化したすべての成虫は、写真と同様であったことから全員が「オス」であったと思われます。今後とも宜しくご指導をお願い申し上げます。


2019/05/05(Sun) 12:22 No.3489
コナラの葉に形成される虫えい 投稿者:小川

静岡県裾野市の丘陵でコナラの虫えいを探していたところ、新葉の主脈を中心に葉表を内側に折り、虫室の外側部分は円柱状に膨らむ形状を持つ虫えいを見つけ、2つ採取して持ち帰りました。帰宅後、虫えい図鑑及び北海道の虫えい図鑑で調べましたが不明のため投稿させて戴きました。もしも虫えいだとすれば命名法から「コナラハオレフクレフシ」と思われますが、以下に観察結果を記載しますので正式名称及び形成者についてご教示を戴ければ幸いです。宜しくお願い申し上げます。

寄主植物:コナラ
撮影年月日:2019年05月04日/静岡県裾野市
 

2019/05/05(Sun) 12:24 No.3490
Re: コナラの葉に形成される虫えい 投稿者:小川

写真2:虫えい解体写真
主脈部分を切断して解体しました。虫室と思われる部分には、1匹の幼虫が存在していました。
(2つ目の虫えいも同様)


寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2019/05/05(Sun) 12:27 No.3491
Re: コナラの葉に形成される虫えい 投稿者:小川

写真3:虫室部拡大写真
虫室にあたる部分には、幼葉の時に生えている白い絹毛が密生して残っており、その中で幼虫は暫くじっとしていました。
(2つ目の虫えいも同様)


寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2019/05/05(Sun) 12:28 No.3492
Re: コナラの葉に形成される虫えい 投稿者:小川

写真4:幼虫拡大写真
1つ目の虫えいからでてきた幼虫の拡大写真です。タマバエの幼虫ではないかと推察しますが胸骨は確認できず、幼虫は白色で寸法は2.5o位でした。


寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2019/05/05(Sun) 12:29 No.3493
Re: コナラの葉に形成される虫えい 投稿者:小川

写真5:幼虫拡大写真(2)
2つ目の虫えいからでてきた幼虫の拡大写真です。こちらの幼虫は少し黄色がかっています。やはり寸法は2.5o位でした。
念のために2匹の幼虫は無水エタノールに入れて保管しております。


寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2019/05/08(Wed) 22:59 No.3506
Re: コナラの葉に形成される虫えい 投稿者:湯川淳一

小川様: 写真のコナラの葉に形成された虫えいは、コナラハトジフクレフシ C-0492 で、葉の先の方が伸びた場合に、この様になるのではないかと思います。丁度、ナラ類のタマバエを研究しておられる高麗大学校のキム ワンギュウ博士が、来福中でしたので、二人で検討して、この様な判断になりました。コナラハトジフクレフシは、これまで、茨城県(つくば市)、東京都(下府中)、静岡県(不二聖心女子学院)、香川県(まんのう町)、佐賀県(金立山)、福岡県(筑紫野市と小郡市)、宮崎県(えびの市)などで、見つかっています。これらの地域で採集された幼虫の DNA と比較するために、ぜひ、幼虫をお送りいただけます様にお願い申し上げます。これまでの観察では、幼虫がジャンプすることが知られていますので、Contarinia 属のタマバエではないかと考えられています。まだ、成虫が得られていませんので、確実に同定されていません。

2019/05/09(Thu) 19:42 No.3511
Re: コナラの葉に形成される虫えい 投稿者:小川

湯川先生
ご多忙の中、ご教示を賜り本当に有難うございました。虫えい名称及び識別番号が判明し本当に嬉しく思っております。また過去の虫えい同好会の投稿記事No.290などを拝読させて戴き、先生及びキム ワンギュウ博士のご判断のとおり「コナラハトジフクレフシ」であることを理解いたしました。なお幼虫2匹(無水エタノール液浸標本)は本日午前中に“ゆうパック”で発送しましたのでご査収をお願いいたします。今後とも宜しくご指導をお願い申し上げます。


2019/05/12(Sun) 11:50 No.3523
Re: コナラの葉に形成される虫えい 投稿者:湯川淳一

小川様:コナラハトジフクレフシから得られたタマバエの標本を拝受致しました。お送り下さり、誠に有難うございました。早速、キムさんにDNA解析をお願いしました。ナラ類に虫えいを形成する他のタマバエ類と比較してくれます。結果が分かりましたら、ご報告いたします。幼虫を検鏡させて頂きましたところ、Contarinia 属ではない可能性もありますので、虫えい和名は、DNA解析の結果次第で、再検討しましょう。

2019/05/12(Sun) 20:10 No.3524
Re: コナラの葉に形成される虫えい 投稿者:小川

湯川先生
ご多忙の中、ご連絡を戴き恐縮しております。DNA解析結果を楽しみにしていますとともに、お役に立てばとても嬉しく思います。キム先生にも宜しくお伝えください。本当に有難うございます。


2019/05/04(Sat) 22:30 No.3488
コバノガマズミの蕾の虫えい 投稿者:Tominaga

コバノガマズミの花序をみていると、花弁が閉じたままでふくらんでいるものがありました。持ち帰って開いてみるとタマバエ幼虫がいました。これは図鑑の巻末リストにあるコバノガマズミツボミトジフクレフシでしょうか?ご教示ください。

その他確認したものは、ナラハフクレフシ、ナラミエフクレズイフシ、ナラメリンゴフシ(いずれもコナラ)、コナラハタイコタマフシ、フジツボミフクレフシ、フジハフクレフシ、ウリカエデハクボミフシ(仮名)がみられました。


寄主植物:コバノガマズミ
撮影年月日:2019年5月4日/奈良県吉野郡大淀町
 

2019/05/07(Tue) 12:09 No.3495
Re: コバノガマズミの蕾の虫えい 投稿者:湯川淳一

Tominaga 様: これは、ご賢察の通り、コバノガマズミツボミトジフクレフシ D-0596b です。これまで、福岡県からだけでした。おそらく、同じタマバエによると思われる、ガマズミツボミトジフクレフシ D-0596a は、青森、福島、山梨で、ミヤマガマズミツボミトジフクレフシ D-0596c は栃木で、オオミヤマガマズミツボミトジフクレフシ D-0596d は奈良で見つかっています。
その他の虫えいの分布情報も有難うございました。


2019/05/07(Tue) 22:35 No.3500
Re: コバノガマズミの蕾の虫えい 投稿者:Tominaga

湯川先生
いつもご教示いただきありがとうございます。
以前に確認したオオミヤマガマズミツボミトジフクレフシとは見た目が違いますので、同じタマバエが形成したものとは思えませんが寄生した時期による違いかもしれません。
タマバエ幼虫標本は必要でしょうか?


2019/05/08(Wed) 23:02 No.3507
Re: コバノガマズミの蕾の虫えい 投稿者:湯川淳一

Tominaga 様: 虫えいの形状は、産卵時期によって異なることがありますので、DNA解析が必要です。幼虫標本をお送り頂けますと有難いです。

2019/05/09(Thu) 23:08 No.3520
Re: コバノガマズミの蕾の虫えい 投稿者:Tominaga

湯川先生
幼虫標本は機会をみてお送りするようにします。


2019/04/28(Sun) 23:45 No.3484
ナラガシワの虫えい? 投稿者:Tominaga

ナラガシワの葉裏にふくらんだ虫えいを見つけました。虫えいを割ってみると二つ部屋がありましたが、幼虫は見当たりませんでした。
これは虫えいでしょうか?


寄主植物:ナラガシワ
撮影年月日:2019年4月28日/奈良県宇陀市榛原区
 

2019/05/04(Sat) 22:19 No.3487
Re: ナラガシワの虫えい? 投稿者:Tominaga

図鑑をよく読んだところ、これはナラハウラシロタマフシ(C-141)かナラハウラフクレタマフシ(C-142)と思われました。その後、葉から脱落するものがみられたことからこれが前者、脱落しないで複数の虫室があるものが後者であるとわかりました。

後日、生駒山でもナラガシワにナラハウラシロタマフシおよびナラハウラフクレタマフシがみられ、加えてナラハグキコブフシ(画像)も多数できていました。なお、昨年も確認して不明のまま保留になっているもの(投稿No.3134)も多数みられました。
その他コナラハタイコタマフシ、アベマキハイボタマフシ、クヌギハナカイメンフシも確認しました。
タマバエによるものは、ナラガシワハベリヒロオレフシ(C-0496)および、ヤマウコギツボミトジフシ(C-4147)も再確認しました。


寄主植物:ナラガシワ
撮影年月日:2019年4月29日/大阪府東大阪市


2019/05/07(Tue) 11:58 No.3494
Re: ナラガシワの虫えい? 投稿者:湯川淳一

Tominaga 様: これはご賢察の通り、タマバチの虫えいです。
阿部先生、井手さん、コメントよろしくお願い致します。


2019/05/07(Tue) 16:41 No.3496
Re: ナラガシワの虫えい? 投稿者:井手

Tominaga様

虫えいはご同定の通り、ナラハウラシロタマフシかナラハウラフクレタマフシです。虫えい図鑑をご覧になったのならご存知と思いますが、ナラハウラシロタマフシに、別種のタマバチが卵を産みつけ同居することで、ナラハウラフクレタマフシになるそうです。

タマバチには自分で虫えいをつくる虫えい形成者と、自分では作らずに他のタマバチなどの虫えいに同居する同居者がいるのですが、同居者の中には同居した虫こぶの形を変形させるものがいます。これもその1例といえると思います。


2019/05/07(Tue) 16:58 No.3497
Re: ナラガシワの虫えい? 投稿者:井手

No.3134の虫えいについてはナラハグキフクレフシ(C-135)やナラハスジコブフシ(C-137)にあたるものかもしれません。残念ながら個人的にはナラガシワで観察したことがないのでよくわかりません。もし成虫が得られるようでしたらどうぞご一報ください。

2019/05/07(Tue) 22:06 No.3498
Re: ナラガシワの虫えい? 投稿者:Tominaga

湯川先生、いつもありがとうございます。

井手様、ナラガシワのタマバチ虫えいについてご確認いただきありがとうございました。
ナラガシワのハグキコブフシからはタマバチが羽化してきましたが、No.3134と同じ虫えいからは今のところ羽化はまだです。

ついでながらミズナラでナラハスジコブフシ(C-0137)と思われるものを見ましたので、ご確認お願いします。


寄主植物:ミズナラ
撮影年月日:2019年5月6日/奈良県宇陀市榛原諸木野


2019/05/07(Tue) 22:12 No.3499
Re: ナラガシワの虫えい? 投稿者:Tominaga

井手様
もう一つ、コナラでナラメカイメンタマフシ(C-0127)と思われるものを見ましたので、こちらもご確認いただきたいと思います。


寄主植物:コナラ
撮影年月日:2019年5月6日/奈良県宇陀市榛原赤埴


2019/05/09(Thu) 13:40 No.3509
Re: ナラガシワの虫えい? 投稿者:井手

Tominaga様
ミズナラのものはナラハスジコブフシ、コナラのものはナラメカイメンタマフシで間違いないように思います。


2019/05/09(Thu) 23:05 No.3519
Re: ナラガシワの虫えい? 投稿者:Tominaga

井手様
ナラハスジコブフシとナラメカイメンタマフシについてご確認いただきありがとうございました。
今年はタマバチの虫えいを多く確認できて良かったです。


2019/04/28(Sun) 23:25 No.3483
クマノミズキハミャクフクレフシ 投稿者:Tominaga

生駒山のクマノミズキでハミャクコブフシを確認しましたので報告します。

寄主植物:クマノミズキ
撮影年月日:2019年4月28日/大阪府東大阪市
 

2019/05/01(Wed) 14:44 No.3485
Re: クマノミズキハミャクフクレフシ 投稿者:湯川淳一

Tominaga 様:クマノミズキハミャクフクレフシ (C-4140a) のご投稿、有難うございました。これまで、三重県、奈良県、和歌山県、徳島県、福岡県、長崎県、宮崎県、鹿児島県で見つかっています。大阪府からは初めてです。ちなみに、ミズキハミャクフクレフシ (C-4140b) は、北海道、青森県、群馬県、埼玉県、神奈川県、福岡県で見つかっています。どちらも、年1化性で幼虫が地上に落下するため、成虫が得られていません。そのため、タマバエの同定ができていないのが残念です。5月に落下する幼虫を、翌年4月まで飼育する必要があります。私も途中で失敗続きです。今後の課題です。

2019/05/01(Wed) 23:57 No.3486
Re: クマノミズキハミャクフクレフシ 投稿者:Tominaga

湯川先生
いつもコメントいただきありがとうございます。
西日本に偏って分布しているようですね。


2019/04/22(Mon) 13:33 No.3477
イタビカズラの虫えい(続き) 投稿者:Hepota

先月投稿した イタビカズラの虫えい (2019/03/11 No.3439)を見に行ってきました。 ご指摘いただいたとおり、形成者はフシダニのようです。
葉っぱを何枚か採集してきたのですが、どこかに送ったほうが良いのでしょうか?


寄主植物:イタビカズラ
撮影年月日:2019年4月16日/静岡県掛川市
 

2019/04/22(Mon) 19:52 No.3478
Re: イタビカズラの虫えい(続き) 投稿者:湯川淳一

Hepota 様:イタビカズラのフシダニ虫えいについて、再度のご投稿、有難うございました。先日の筑波大学での学会で、北海道大学の秋元信一教授から、院生の中に、フシダニの研究を希望している学生さんがいると伺いました。秋元先生にご都合をお伺いするのが良いと思います。
秋元先生、ご多忙中のところ恐縮ですが、掲示板でコメントお願い出来ますれば幸いです。南さんからも秋元先生に、この旨、ご連絡頂けますようお願い致します。


2019/04/23(Tue) 09:32 No.3480
Re: イタビカズラの虫えい(続き) 投稿者:吉野

Hepota様
ご投稿ありがとうございます。

イタビカズラにゴールを形成するフシダニは、今のところ、日本では報告がないと思われます。
海外では、Ficus属の植物を加害するフシダニが数種見つかっているので、是非フシダニのサンプルを送って頂きたいです。

既に液浸標本にされている場合は、液浸標本を送って頂きたいのですが、できれば植物組織ごと、フシダニを殺さずに生体のままクール便等で送って頂きたいです。送り先等、個別に連絡いたします。よろしくお願いします。

湯川様
ご連絡ありがとうございました。


2019/04/23(Tue) 10:08 No.3481
Re: イタビカズラの虫えい(続き) 投稿者:Hepota

吉野様、了解しました。ビニール袋に入れたまま1週間ほど経過しているので状態がわかりませんが、とりあえず送らせていただきます。よろしくおねがいします。

湯川様、南様、ご紹介ありがとうございました。


2019/04/21(Sun) 21:17 No.3476
イヌガシミミドリフシからタマバエ成虫 投稿者:Tominaga

奈良市で先週13日に採取してきたイヌガシ果実の虫えい(イヌガシミミドリフシ C-2509)から、20日と21日に1匹ずつ計2匹のタマバエ成虫が羽化してきました。体の色がきれいです。
今日の奈良市は気温が26℃まで上がっていますので、そろそろ野外でも羽化し始めるかもしれません。


寄主植物:イヌガシ
撮影年月日:年月日/
 

2019/04/22(Mon) 20:03 No.3479
Re: イヌガシミミドリフシからタマバエ成虫 投稿者:湯川淳一

Tominaga 様:ついに、イヌガシミミドリフシからタマバエが羽化しましたか。野外での羽化も近いでしょうね。今後の羽化曲線の形を楽しみにしています。シロダモタマバエは、比較的、羽化期間が長ったのですが、アオキミタマバエやシキミタマバエは、比較的、集中して羽化するようです。産卵対象も知りたいところですね。

2019/04/23(Tue) 22:01 No.3482
Re: イヌガシミミドリフシからタマバエ成虫 投稿者:Tominaga

湯川先生
ご確認いただきありがとうございました。
残っている虫えいをいくつか解剖したところ、タマバエ蛹、寄生蜂幼虫・蛹がみられました。
連休あたりから調査を始めたいと思います。


寄主植物:イヌガシ
撮影年月日:年月日/


2019/05/08(Wed) 23:08 No.3508
Re: イヌガシミミドリフシからタマバエ成虫 投稿者:湯川淳一

Tominaga 様: 蛹の写真を拝見する限り、Asphondylia 属ではなくて、Pseudasphondylia 属の可能性が高いですね。寄生蜂の成虫が得られますと、松尾さんに同定をお願いします。

2019/05/09(Thu) 23:02 No.3518
Re: イヌガシミミドリフシからタマバエ成虫 投稿者:Tominaga

湯川先生
蛹についてご確認いただきありがとうございました。
寄生蜂は残していた虫えいから1匹羽化してきました。アセビツボミトジフシの寄生蜂もあわせてお送りするようにします。


2019/04/21(Sun) 15:04 No.3474
ゴールを吸うカメムシ 投稿者:くるめのG

ときどき出かけるフィールドで、たくさんある若いコナラにナラメリンゴフシが今年は多いのに、気が付きました。フェンスのそばに伸びているコナラにもゴールがあり、よく見るとチャバネアオカメムシが2頭とまっているのが見えました。
もしかして吸汁をと思いながめていましたが、私が気になったのか枝を伝って移動しました。しばらく近くを見て回り5分後に戻ってみると、1頭が口器を刺していました。初めての光景でした。
湯川先生に伺ったら、ご覧になったことがないということでした。
その2日後に再訪しましたが、また吸汁が見られました。
そこで、ゴールの付いた小苗を自宅に持ち帰り、同じフィールドで見つけたチャバネアオカメムシを2頭放飼して観察しています。やはり2頭とも時々ゴールにとまって口器を刺しています。
もしかして、同種がヒノキの球果を吸汁した時にできる口針鞘が見られたら、などと思いながら飼育を続けています。


寄主植物:
撮影年月日:2019年4月17日/福岡県小郡市
 

2019/04/21(Sun) 19:14 No.3475
Re: ゴールを吸うカメムシ 投稿者:湯川淳一

くるめのG様: 大変珍しい写真のご投稿、有難うございました。私は、これまで、カメムシが虫えいを吸汁するのを見た事がありませんでした。虫えいは、栄養が豊富だと言われていますので、虫えいを外部から摂食するガ類の幼虫をよく見かけます。多くの場合は、たまたま、虫えいを摂食しただけですが、アブラムシによるイスノキの虫えいを摂食するコブガの様な虫えい食の専門家もいます。カメムシは虫えいを吸汁する専門家ではないと思います。チャバネアオカメムシの吸汁が、タマバチの幼虫にどの様な影響を及ぼすのか気になります。観察結果のご報告を楽しみにしています。

ちなみに、最近、チャバネアオカメムシの仲間の分類学的な論文が発表されました。3新種が追加され、日本では5種になったそうです。文献は下記の通りです。Ishikawa T, Moriya S (2019) A review of the stink bug genus Plautia Stål from Japan (Hemiptera, Heteroptera, Pentatomidae). Zootaxa 4564 (2): 470–490. 論文の PDF をご希望の方は、南さんを通じて、湯川までご連絡下さい。


2019/04/10(Wed) 22:20 No.3471
ヤナギシントメハナガタフシでしょうか? 投稿者:Tominaga

当初は何なのかまったくわからなかったので写真だけ撮っていたものです。緑化のため植栽されたイヌコリヤナギの枝先にできていました。『虫えい図鑑』によるとヤナギシントメハナガタフシではないかと思いますがどうでしょうか。ご教示ください。

寄主植物:イヌコリヤナギ
撮影年月日:2015年10月16日/岐阜県土岐市
 

2019/04/11(Thu) 09:36 No.3472
Re: ヤナギシントメハナガタフシでしょうか? 投稿者:湯川淳一

Tominaga 様:ご投稿の写真は、ご賢察の通り、ヤナギシントメタマバエ Rabdophaga rosaria によって、頂芽に形成されたヤナギシントメハナガタフシ C-0040 です。ヨーロッパ、日本、韓国、極東ロシア、アラスカ、など広く分布します。日本では、イヌコリヤナギやタチヤナギ、カワヤナギの頂芽に形成され、これまで、青森、岩手、秋田、新潟、愛知、和歌山などで見つかっています。岐阜県からは初めてです。

2019/04/13(Sat) 00:29 No.3473
Re: ヤナギシントメハナガタフシでしょうか? 投稿者:Tominaga

湯川先生
いつもご教示いただきありがとうございます。
形成者のタマバエ学名(種小名)は、虫えいの形状がバラの花に似ているところからきたようですね。
『ヤナギハンドブック』によると通称「柳のバラ」だそうです。
緑化のため枝挿しすることから、写真の場所は移入の可能性もありそうです。


2019/04/07(Sun) 08:57 No.3466 ホームページ
ネズミサシの枝先に形成されたゴール 投稿者:ハンマー

ネズミサシの枝先に、写真左のようなゴールが形成されています。
写真中のように、外側に3本の約20mmの針葉、その内側に3本の約10 mmの針葉、中心に1個の幼虫室を含むゴール本体があります。ゴールは、私の目には3本の変形した針葉から構成されていて、今の時期には緑を保っている場合も、褐色に枯れている場合もあります。3月21日に採集したものでは、約半数のゴールは空でしたが、残りは幼虫又は蛹化間もない蛹がふくまれたいました。写真は4月6日採集のゴールで、間もなく羽化しそうな状態です。
このゴールは昨年見つけていて、これがネズミサシメロッポウフシだと思っていましたがそれで間違いないでしょうか?「針葉樹を害するタマバエの研究(第1報)」(井上、1959)では、メロッポウフシは5ないし6本の針葉が集まてできるらしいと記載されています。また、虫えい図鑑にも記載されている「耳毛」の存在もはっきりしません。このゴールがメロッポウフシかどうか、ご教示いただけると幸いです。


寄主植物:ネズミサシ
撮影年月日:2019年4月6本の針葉日/兵庫県三田市
 

2019/04/07(Sun) 14:39 No.3467
Re: ネズミサシの枝先に形成されたゴール 投稿者:湯川淳一

ハンマー様:ネズミサシのゴールのご投稿、有難うございました。このゴールは、ロッポウタマバエ Oligotrophus uetsukii (Inouye, 1959) によるネズミサシメロッポウフシだと思います。私の手元にある岡山県で撮影されたゴールの写真では、中心の幼虫室の外側の針葉の数や長さには、様々な変異があるようです。耳毛も、幼虫室が緑色になるにつれて、脱落しているようです。タマバエを同定することによって、さらに、確実になりますので、ぜひ、成虫を羽化させて頂けますればありがたいと存じます。

このゴールは、これまで岡山県だけでしたので、兵庫県では初めてです。私は、和歌山県でも捜しているのですが、見つけることができていません。

なお、このタマバエは、原記載では、Rhopalomyia 属でしたが、ヨモギ類にゴールを作る Rhopalomyia 属ではなく、Juniper にゴールを作る Oligotrophus 属に変更されました。このゴールからは、以前、ウロコタマバエ Lasioptera 属の成虫が得られており、同居者か、空ゴールの利用者かも知れないと考えているところですので、成虫は、ぜひ、拝見したいところです。


2019/04/07(Sun) 15:58 No.3468
Re: ネズミサシの枝先に形成されたゴール 投稿者:ハンマー

湯川先生、コメントありがとうございます。
このゴールは昨年まで、存在に気付いていませんでしたが、今年は目が慣れたせいか約20個のゴールを採集できています。間もなく羽化が始まると思います。成虫が得られましたら、お送りします。




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