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虫えい同好会掲示板
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2020/04/28(Tue) 19:03 No.3945
イヌシデメフクレフシでしょうか? 投稿者:Tominaga

イヌシデの芽が異様に膨らんでいるものをみました。
中にはフシダニと思われるものがいましたが、これはイヌシデメフクレフシでよいでしょうか?


寄主植物:イヌシデ
撮影年月日:2020年4月26日/奈良県奈良市
 

2020/04/30(Thu) 15:36 No.3946
Re: イヌシデメフクレフシでしょうか? 投稿者:吉野

Tominaga様

イヌシデメフクレフシだと思われます。まだゴール内の個体数は多かったでしょうか?


2020/04/30(Thu) 21:24 No.3951
Re: イヌシデメフクレフシでしょうか? 投稿者:Tominaga

吉野様

イヌシデメフクレフシとのこと、ご確認いただきありがとうございます。
ゴール内のフシダニ個体数は多かったと思います。


2020/05/06(Wed) 15:01 No.3967
Re: イヌシデメフクレフシでしょうか? 投稿者:Tominaga

生駒山(東大阪市)でもイヌシデメフクレフシを確認しました。

2020/05/08(Fri) 14:16 No.3972
Re: イヌシデメフクレフシでしょうか? 投稿者:吉野

Tominaga様

もしよろしければ、Tominaga様の都合の良い時期で構いませんので、サンプルを送っていただけますでしょうか。
以前報告されていたサワシバメフクレフシを形成する形成者とは若干形態が異なるように思うので、比較できるサンプルを多く集めたいと思っています。

ご検討いただければ幸いです。


2020/05/09(Sat) 17:10 No.3986
Re: イヌシデメフクレフシでしょうか? 投稿者:Tominaga

吉野様
サンプルが必要ということでしたらお送りさせていただきます。奈良と大阪でそれぞれ1個ずつあります。
郵送先、方法をお知らせください。

奈良のものは、ハエ目の幼虫が出てきましたので、切り刻んで分解してしまいましたが、新たに採取してきました。ハエ目幼虫はIwasaki様によりますと、キモグリバエ科かもしれないとのことでした。幼虫標本をIwasaki様にみていただくつもりです。
大阪のものは一部毛虫にかじられておりますが、フシダニはいるようです。また、ハエ目幼虫もでてきましたが、こちらは分解せずにお送りします。


2020/05/11(Mon) 02:01 No.3992
Re: イヌシデメフクレフシでしょうか? 投稿者:Tominaga

吉野様
連絡ありがとうございました。

その後、奈良のものからはゾウムシの仲間と思われる幼虫が出てきました。大阪のものからはハエ目幼虫が多数出てきました。フシダニの作ったゴールを利用する(餌にする)ものは労働寄生者というのでしょうか。

余談ですが、同じ場所でみつけたイヌシデのリーフマイナー(ノミゾウムシの仲間と思われる)からは寄生蜂が出てきました。タマバエにも寄生蜂が多くみられますので、昆虫の世界も大変ですね。


2020/04/20(Mon) 15:17 No.3942
タンポポハフクレフシを見つけて下さい 投稿者:湯川淳一

タンポポハフクレフシの写真が徳島県から送られてきました。カンサイタンポポらしいです。3齢幼虫が透けて見えます。今年の第1世代が、すでに、終齢幼虫になっています。間も無く虫えいから脱出して地上で蛹化し、近々、羽化する事でしょう。今年も、タンポポハフクレフシを捜しています。とくに、九州や、四国の高知県、愛媛県、それに青森県を除く、日本海側の府県では、全く見つかっていません。不思議な事です。北海道と太平洋側は、青森県から兵庫県まで見つかっています。岡山県、広島県、山口県の瀬戸内海沿岸では見つかっていません。

今は、コロナで外出を控えておられる事でしょうが、公園に散歩にお出かけの機会がございましたら、ぜひ、タンポポを捜して頂けますれば幸いです。今は黄色い花で目立ちますので、捜しやすいと思います。セイヨウタンポポや在来タンポポの区別なく、虫えいが形成されます。
ハチジョウナやコウゾリナでも、よく似た虫えいが見つかるかもしれません。

見つかりましたら、掲示板にご投稿頂けますと幸いです。ぜひ、ご協力を頂けますようお願い申し上げます。

湯川淳一



寄主植物:カンサイタンポポ
撮影年月日:2020年4月15日/徳島県吉野川市
 

2020/04/20(Mon) 17:02 No.3943
Re: タンポポハフクレフシを見つけて下さい 投稿者:南 常雄

湯川先生、ご投稿ありがとうございます。
北海道はもう少し先になりますが、今年も広範囲でタンポホハフクレフシを探してみます。一昨年、道央の日本海側で探してみましたが、見つかりませんでした。今年は道南の日本海側へ行く予定がありますので、その際に気を付けて観察したいと思います。


2020/04/21(Tue) 18:30 No.3944
Re: タンポポハフクレフシを見つけて下さい 投稿者:湯川淳一

南 常雄 様: 早速のコメント、有難うございました。これまでの DNA 解析で北海道の個体群だけが離れていますので、気になっています。見つかるのを楽しみにしています。
まだ、北海道は気温の低い日があるようですね。コロナにも風邪にもお気をつけ下さい。


2020/04/17(Fri) 13:45 No.3938
アベマキの葉の虫こぶ 投稿者:土田 泰子

アベマキの葉に虫こぶを見つけました。調べてみましたが名前が分かりません。
表側は丸いふくらみで裏側は赤血球のように中央部がくぼんだ扁平な円盤状で色は白っぽく中には一室があって芋虫状の虫がいました。
どなたかわかる方教えてください。


寄主植物:
撮影年月日:2020年4月17日/大阪府豊中市
 

2020/04/17(Fri) 22:11 No.3939
Re: アベマキの葉の虫こぶ 投稿者:南 常雄

土田康子 様 ご投稿ありがとうございます。
アベマキハイボタマフシと思われますが、アベマキの虫こぶを研究されている先生に連絡をしましたので、お時間をください。


2020/04/18(Sat) 07:51 No.3940
Re: アベマキの葉の虫こぶ 投稿者:阿部 芳久(九州大学・比較社会文化研究院)

土田 泰子 様
南 常雄 様が既に指摘されたように、アベマキハイボタマフシという虫こぶです。「日本原色虫えい図鑑」(湯川 淳一・桝田 長 編著)の122ページに虫こぶの説明が掲載されています。この虫こぶはタマバチの1種によって形成されます。そのハチは、2016年に井手竜也博士(国立科学博物館)と私によってLatuspina abemakiphilaという学名で新種として記載されました。アメリカ昆虫学会誌に掲載された以下の論文の図22と図23に、それぞれタマバチ成虫と虫こぶの写真が掲載されています。
https://academic.oup.com/aesa/article/109/5/812/2195375
土田さんの採集された虫こぶを室温で保管しておくと、4月下旬ごろにタマバチが羽化・脱出してくると思います。


2020/04/18(Sat) 21:10 No.3941
Re: アベマキの葉の虫こぶ 投稿者:土田 泰子

南様 阿部様 お答えありがとうございます。2016年に新種として記載されたとの事、まだ比較的新しく認知されたものなんですね!私は、虫こぶハンドブックしか持っていなくつぉれには載っていなかったです。

2020/04/12(Sun) 22:32 No.3931
コナラの虫えい 投稿者:Tominaga

コナラの花が咲き始めていましたので見ていると、新しく伸びて雄花序が垂れ下がっている枝の基部付近に何やら膨らんでいるものがありました。それは先がとがった袋状のもので、一つの枝に2〜3個ほどがついていました。表面はなめらかで毛がまばらに生えており、点々と小さな鱗片のようなものがみられました。袋をやぶってみると中にタマバチの蛹が入っていました。

なお、付いている位置からみて冬芽そのものが膨らんだというより、雄花序が膨らんだように思われます。

『虫えい図鑑』で探してみたところナラメフクレフクロフシ(両性世代)が似ているように思いますがどうでしょうか。ご教示お願いします。


寄主植物:コナラ
撮影年月日:2020年4月11日/奈良県奈良市
 

2020/04/14(Tue) 08:32 No.3932
Re: コナラの虫えい 投稿者:井手

Tominaga様
ナラメフクレフクロフシでよさそうです。両性世代のタマバチの中でも1、2を争うほど春早々に成虫が出てくる虫えいですね。単性世代は雄花にできるナラハナケシツブタマフシで、非常に小さな虫えいです。単性世代としては異例の4月に虫えいが形成されます。


2020/04/14(Tue) 23:31 No.3935
Re: コナラの虫えい 投稿者:Tominaga

井手さま
ナラメフクレフクロフシとご確認いただきありがとうございました。
初めて見るものでしたのでうれしいです。
単性世代の虫えいも気をつけてみます。


2020/04/06(Mon) 16:46 No.3924
投稿虫えい一覧表 投稿者:南 常雄

毎々、たくさんのご投稿やコメントをいただき、ありがとうございます。
2019/10〜2020/03にご投稿をいただきましたゴールを「投稿虫えい一覧表」に追加・編集いたしましたので、ご利用・ご参照ください。
 

2020/04/07(Tue) 11:40 No.3926
Re: 投稿虫えい一覧表 投稿者:湯川淳一

南 常雄 様: 最近、投稿されたゴールを「投稿虫えい一覧表」に追加・編集して下さり、誠に有難うございました。お陰様で、検索が非常に楽になりました。大いに活用させて頂きます。今後ともよろしくお願い申し上げます。

2020/04/04(Sat) 19:41 No.3922
カシハコタマフシの同居蜂でしょうか? 投稿者:小川

静岡県富士宮市でアラカシの葉に形成され寄生者/同居者?に加害された虫えいを見つけて採取しました。この1枚の葉には4つの虫えいが(写真1左上)形成され、その内の1つの虫えい(写真1右上)には同居蜂が脱出したと思われる1つの脱出孔があり、他の3つの虫えい(写真1下左右)にはその形跡が認められませんでした。
写真1:アラカシの葉に形成された虫えいの状態


寄主植物:アラカシ
撮影年月日:2020年03月26日/静岡県富士宮市
 

2020/04/04(Sat) 19:47 No.3923
Re: カシハコタマフシの同居蜂でしょうか? 投稿者:小川

写真2:虫えい内部の状態
脱出孔が認められない3つの虫えいの内2つの虫えいを解体しました(写真2上左右)。各々の虫えい内部は木質化した3つの虫室があり、各々の虫室には白い幼虫が1匹ずつぴっちりおさまった状態で、1つの虫えい当たり3匹が生存していました。これらの幼虫は体長が約1.5oで丸まった状態であまり動かず、ピンセットで触ると小さな茶色の嘴のようなものを開いたり閉じたりしていました(写真2下左右)。

2016/02/02(Tue)に投稿されたNo.2070「アラカシの虫えいについて」におけるタマバチ科の同居蜂 Saphonecrus shirokashicolaの解説を拝読させて戴きましたが、写真2下左右の幼虫たちも同種の同居蜂と考えてよろしいでしょうか。ご教示お願い申し上げます。


寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2020/04/14(Tue) 08:39 No.3933
Re: カシハコタマフシの同居蜂でしょうか? 投稿者:井手

小川様
虫えいはカシハコタマフシで間違いなさそうです。おそらく同居蜂で、Saphonecrus shirokashicolaの可能性が高いと思われます。


2020/04/14(Tue) 19:15 No.3934
Re: カシハコタマフシの同居蜂でしょうか? 投稿者:小川

井手先生
ご多忙の中、カシハコタマフシの同居蜂について、ご教示を賜り本当に有り難うございました。まだ解体せず葉に残している虫えいが1つありますので、もしも羽化した場合には改めてご報告をさせて戴きたいと考えております。今後とも宜しくお願い申し上げます。


2020/03/30(Mon) 19:20 No.3915
サワシバメフクレフシ? 投稿者:arisuabu

肥大したサワシバの冬芽を見つけ、虫こぶだろうと割ってみましたが、肉眼では形成者の姿は確認出来ませんでした。
虫えい図鑑を見ると、リストにフシダニの一種によって形成されるサワシバメフクレフシというのがありますが、これがそうなのでしょうか?
ご教示頂けましたら幸いです。


寄主植物:サワシバ
撮影年月日:2020年3月29日/北海道厚沢部町
 

2020/03/30(Mon) 19:21 No.3916
Re: サワシバメフクレフシ? 投稿者:arisuabu

なお発見場所では、非常に多くの肥大した冬芽が見られました。

寄主植物:サワシバ
撮影年月日:2020年3月29日/北海道厚沢部町


2020/04/01(Wed) 18:24 No.3918
Re: サワシバメフクレフシ? 投稿者:吉野

arisuabu 様

おそらくサワシバメフクレフシです。顕微鏡やルーペで見ると、形成者であるフシダニが確認できると思います。
この時期はかなり多くの個体が入っているはずです。

形成者はまだ同定されていません。もしよろしければ、私のもとにサンプルを着払いで送っていただきたいのですが、可能でしょうか?


2020/04/02(Thu) 00:06 No.3919
Re: サワシバメフクレフシ? 投稿者:arisuabu

吉野 様

コメントありがとうございました。
サンプルの件、了解致しました。
南さんからご連絡が行くと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。


2020/04/15(Wed) 16:31 No.3936
Re: サワシバメフクレフシ? 投稿者:吉野

属の同定が終わったので報告します。
Acalitus と呼ばれる属でした。
Acalitusは日本からは、Acalitus blastfagi という1種のみが記録されています。A. blastfagiはブナ科に寄生するので、サワシバメフクレフシの形成者とは別種と思われます。

ちょうど、横浜のイヌシデのメフクレフシを手に入れたのでそちらも見てみたのですが、属は同じくAcalitus でした。しかし、サワシバメフクレフシの形成者とは若干形態が異なるので、別種かもしれません。

まだ種の同定まではできていないので、でき次第ご報告します。

写真はイヌシデのメフクレフシです。


寄主植物:イヌシデ
撮影年月日:2020年4月10日/神奈川県横浜市


2020/04/16(Thu) 21:36 No.3937
Re: サワシバメフクレフシ? 投稿者:arisuabu

吉野 様

属の同定結果のご報告、誠にありがとうございました。
種の同定も、楽しみにしています。

ブナやイヌシデにも、Acalitus属のフシダニがゴールを形成するのですね。
ブナにも今後注意するとともに、サワシバやイヌシデと同属のアカシデが生育している所があるので、機会を見てゴールがあるかどうか確認に行ってみたいと思います。


2020/03/24(Tue) 01:35 No.3908
アセビツボミトジフシ 投稿者:Tominaga

イヌガシ虫えい観察の時に、周囲にあったアセビツボミトジフシも観察しました。
アセビの花は満開から散り始めで、虫えいが目立っていました。虫えい20個ほどみたところ、12個で3齢幼虫がみられました。その他、まだ小さい幼虫や外部寄生されている幼虫もいました。なお、胸骨は二山型でした。
一方、先日は蛹が入っていた虫えいを報告しましたが、こちらは数百m離れた別の場所で確認したものでした。場所の違いにより成長の速さが異なるようです。


寄主植物:アセビ
撮影年月日:2020年3月21日/奈良県奈良市
 

2020/03/26(Thu) 11:19 No.3909
Re: アセビツボミトジフシ 投稿者:湯川淳一

Tominaga 様:アセビツボミトジフシのご投稿、誠に有難うございました。株によって、幼虫の成長の早さが異なるのは、確かに、他のタマバエでも見られます。一つの原因としては、虫えいのある株の微環境が異なり、温度差があることです。これは、毎年、同じ株で同じ現象が続けば確認できます。

もう一つの原因は、母メスの発育有効積算温量の性質が関係している可能性があります。一般に、発育ゼロ点は種によって決まっていると言われていますが、卵から成虫になるまでに必要とする発育有効積算温量 =(外気温ー発育ゼロ点)x日数 は、同じ種でも個体によって異なると言われています。そのために、早く成虫になるものと、遅れて成虫になるものが出てきます。羽化曲線がシャープになリ過ぎず、寄主植物との同時性のズレが生じても、ある程度、対応できるようになっています。これが原因ですと、年によって、早い株と遅い株が決まっておらず、変化することがあります。発育ゼロ点や発育有効積算温量、羽化曲線などを調査すると面白い研究結果が得られそうです。

先日の蛹の写真では、体全体のキチン化の程度が弱くて白っぽく見えました。また、今回のご報告で、幼虫の胸骨が二山型とのこと、これらの形状は、このタマバエがハリオタマバエ Asphondylia 属ではない可能性を示しています。ところが、ずっと以前の薄葉先生のご報告や群馬県で撮影された蛹の状態(褐色でキチンが強い)は、ハリオタマバエを思わせるものでした。同種なのか別種なのか、再度、検討する必要が出てきました。調べて、何か分かりましたら、投稿致します。


2020/03/27(Fri) 22:32 No.3910
Re: アセビツボミトジフシ 投稿者:Tominaga

湯川先生
いつもコメントいただきありがとうございます。

成長速度が異なることについてご教示いただきありがとうございました。発育ゼロ点や発育有効積算温量のことは以前にもご教示いただいていましたが失念してしまい申し訳ありませんでした。今年の暖冬にもうまく対応しているということですね。

その後、残っている虫えいをいくつか開けてみると多くは蛹が入っていました。この数日で蛹化したようです。キチン化していないということですが、これは蛹の体が柔らかいということでしょうか。虫えいを開けるときに傷つけてしまうことがありましたが、これは蛹化してからあまり時間が経っていないのでかたまっていないためかと思っていました。
なお、以前に東大阪でみつけた虫えいの蛹はすでに死んでいたためか、かたくて黒褐色でした。

ところで、虫えいとはっきりわかるものの他に、初期のつぼみのように萼が閉じたままで花冠部分が見えない状態のものもありました。これらを開くと花冠は小さいままで、中にまだ小さな幼虫や外部寄生者と思われる幼虫が入っていることがありました。

胸骨の件、掲示板をさかのぼると2年前に見た幼虫は四山型となっていました。今回の幼虫について見直しましたところ、胸骨は2年前と同じに見えましたので、やはり四山型のようです(画像参照)。私の勘違いでお騒がせしてたいへん申し訳ありませんでした。

これから羽化が始まると思いますので、成虫を確認したいと思います。


寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2020/03/29(Sun) 20:47 No.3911
Re: アセビツボミトジフシ 投稿者:ハンマー

Tominaga様,湯川先生
アセビツボミトジフシが兵庫県でも観察できましたので,こちらに報告させていただきます.
写真のようにこちらで見られたゴールは先端付近が赤くなっていますが,他の点ではTominaga様の投稿されたものと同様です.
ゴールは,10 mほど離れた2本の株にみつかりました.


寄主植物:アセビ
撮影年月日:2020年3月29日/兵庫県三田市


2020/03/29(Sun) 20:53 No.3912
Re: アセビツボミトジフシ 投稿者:ハンマー

ゴールは3個のみ解剖しましたが,すべて3齢幼虫がみられました.
胸骨の形は,Tominaga様のものとは少し違っているように思います.
私の目には二山型に見えますがいかがでしょうか?


寄主植物:アセビ
撮影年月日:2020年3月29日/兵庫県三田市


2020/03/29(Sun) 22:22 No.3913
Re: アセビツボミトジフシ 投稿者:Tominaga

ハンマー 様

兵庫県で発見されたとのこと、報告ありがとうございます。
虫えいの先端部が赤くなっているのは環境の違いによるものかもしれません。

幼虫の胸骨については、私の写真は不鮮明すぎてわかりませんが、ハンマー様の写真の方が四山型に見えます。この件は湯川先生にご教示いただきたいと思います。


2020/03/30(Mon) 16:54 No.3914
Re: アセビツボミトジフシ 投稿者:湯川淳一

ハンマー様: アセビツボミトジフシのご投稿、有難うございました。これまで、宮城県、栃木県、茨城県、東京都、神奈川県、三重県、奈良県、京都府、大阪府、徳島県、福岡県、大分県、鹿児島県で見つかっていました。兵庫県からは、初めてです。兵庫県の場所を教えて頂けますと有難いです。

胸骨は二山型に見えますが、山の内側に、もう1対、小さな突起があり、四山型になっています。これまで発見されている日本産のハリオタマバエの内、北海道のクワクロタマバエだけが二山型で、残りは全て四山型です。

Tominaga 様: 蛹がキチン化していなかったのは、蛹化直後だったのですね。今後の羽化状況を楽しみにしています。


2020/03/31(Tue) 10:09 No.3917
Re: アセビツボミトジフシ 投稿者:ハンマー

Tominaga様、湯川先生、 コメントありがとうございます。

私は明瞭な四山型の胸骨しか見たことがなかったので、誤解してしまったようです。
採集地は兵庫県三田市福島で、いつもの公園です。
ゴールから直接羽化するようですので、成虫の採集も可能と思います。
採集できたら、幼虫と合わせて湯川先生にお送りします。


2020/04/02(Thu) 12:07 No.3920
Re: アセビツボミトジフシ 投稿者:湯川淳一

ハンマー様: アセビツボミトジフシの採集場所を教えて下さり、有難うございました。また、標本をお送り下さるとのこと、楽しみにしております。

ハンマー様、Tominaga 様: 掲示板の情報を和歌山県の的場さんにお知らせしましたところ、早速、和歌山県有田郡でも見つかったとのメールを頂きました。これで、近畿では、滋賀県だけ未発見となりました。

的場さん: ご連絡、有難うございました。



2020/04/03(Fri) 21:35 No.3921
Re: アセビツボミトジフシ 投稿者:Tominaga

湯川先生、ハンマー様

兵庫に続き和歌山でもみつかったとのこと、滋賀にいてもおかしくないですね。

22日に採取してきた虫えいの一部を解剖し、残りを袋に入れておいたところ、昨日と今日でタマバエ成虫がそれぞれ1匹ずつ計2匹羽化しました。2年越しの念願かなってやっと成虫にお目にかかることができました。

あと虫えいに穴があいているものがもう一つあり、黒褐色の蛹が見えていましたので羽化するかもしれません。ただし、室内に置いているので野外よりは早く羽化していると思われます。

次の休みに奈良に行く予定ですので、現地の状況を確認したいと思います。


寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2020/04/07(Tue) 11:37 No.3925
Re: アセビツボミトジフシ 投稿者:湯川淳一

Tominaga 様、ハンマー様: ついに、成虫が羽化しましたか! まさに、ハリオタマバエの成虫です。ぜひ、野外での状態の観察をよろしくお願い致します。滋賀県も含め、もっと広い範囲で見つかることと思います。今後ともよろしくお願い申し上げます。




2020/04/10(Fri) 11:51 No.3927
Re: アセビツボミトジフシ 投稿者:湯川淳一

Tominaga 様、ハンマー様: 和歌山県の的場さんからお送り頂いたアセビツボミトジフシから、成虫が羽化しました。まさしく、ハリオタマバエ Asphondylia の一種でした。このタマバエが、今後、どの植物に産卵して虫えいを作るのか、解明が待たれます。

2020/04/10(Fri) 22:24 No.3928
Re: アセビツボミトジフシ 投稿者:Tominaga

湯川先生
奈良のアセビツボミトジフシからは、タマバエ成虫が60匹ほど羽化しました。寄生蜂の羽化が終わりましたらまとめて標本をお送りします。
ここ数日寒い日が続きますので現地での羽化はまだ先かもしれません。


2020/05/03(Sun) 11:20 No.3965
Re: アセビツボミトジフシ 投稿者:Tominaga

野外での虫えいからのタマバエ羽化を確認しました。
虫えいの先から蛹殻が突き出ているものが多数みられました。

なお、以前に採取して室内にある虫えいからの羽化はすでに終わり、寄生蜂が細々と羽化しています。


寄主植物:アセビ
撮影年月日:2020年5月2日/奈良県奈良市


2020/02/24(Mon) 23:11 No.3901
ヒイラギメフクレフシ 投稿者:Tominaga

生駒山でヒイラギメフクレフシを確認しました。
キンモクセイメフクレフシをみつけたふもとの神社(標高およそ90m)からはかなり離れており、標高およそ530m付近にあるヒイラギにおいて確認しました。この木では葉にとげがなく、花が咲いた痕跡がありました。虫えいは奈良でみたように花芽が膨らんだもので、割ってみると中に小さな幼虫がいました。
今後も観察したいと思いますが、山登りをしないといけないので大変です。


寄主植物:ヒイラギ
撮影年月日:2020年2月24日/東大阪市生駒山
 

2020/02/25(Tue) 12:56 No.3903
Re: ヒイラギメフクレフシ 投稿者:湯川淳一

Tominaga 様: 生駒山でヒイラギメフクレフシ D-0292a を確認された由、ご報告を有難うございました。生駒山は、子供の頃に登った山で、懐かしい名前です。キンモクセイメフクレフシ D-0292b と共に、ハリオタマバエの一種、Asphondylia sp. によるものだと思います。1齢幼虫越冬でしょうね。既知のハリオタマバエのDNAと一致するかどうか、楽しみです。今後の観察をよろしくお願い申し上げます。

2020/02/26(Wed) 22:57 No.3904
Re: ヒイラギメフクレフシ 投稿者:Tominaga

湯川先生
いつもコメントいただきありがとうございます。
奈良と生駒山では羽化時期にどれくらいの違いがあるのかわかりませんが、できる限り観察してみたいと思います。

生駒山は先生が登られた頃とは大きく様相が変わっていると思います。現在は樹林の高木林化やナラ枯れによる倒木、常緑樹の繁茂、外来種の侵入など、今後どうなっていくのか心配です。


2020/02/15(Sat) 22:14 No.3898
ヤマシロギクのカワリメフシ 投稿者:ハンマー

2018年10月24日に「野菊のカワリメフシ」というタイトルで投稿したカワリメフシですが,その後ホストはヤマシロギクと判断されましたので,ゴール名はヤマシロギクカワリメフシになると思います.
2018年に採集したゴールは羽化させることができませんでしたが,2020年1月18日に立ち枯れ状態になっていたヤマシロギクから採集したゴールからタマバエが羽化しているのを今日(2/15)発見しました.室内飼育とはいっても2月に羽化することはないだろうと油断していたため,5匹羽化した内,3匹はすでに死んでいました.もう少し羽化する可能性があるので,それを待ってから,湯川先生に標本をお送りする予定です.
今シーズンは過去に経験したことのない極端な暖冬ですので,春先の虫の活動開始時期が早まる可能性があり,油断できません.


寄主植物:ヤマシロギク
撮影年月日:2020年2月15日/兵庫県三田市
 

2020/02/16(Sun) 20:07 No.3899
Re: ヤマシロギクのカワリメフシ 投稿者:湯川淳一

ハンマー様: 野菊の正体が分かり、ヤマシロギクのカワリメフシ (D-0818) としてのご投稿、誠に有難うございました。もう羽化が始まりましたか! とても早いですね。今年は、寄主植物とのシンクロナイゼイション(同時性)が心配です。成虫の写真を拝見して属の見当をつけようとしたのですが、確証を得るところまで行きませんでしたので、実際に成虫を検鏡させて頂いてからになります。これまで、キクの仲間からは、Lasioptera や Schizomyia (=Asteralobia)などが得られていますが、それらとは異なります。成虫の標本をお送り下さる由、楽しみにしています。受取人払いにして下さい。

2020/02/16(Sun) 21:19 No.3900
Re: ヤマシロギクのカワリメフシ 投稿者:ハンマー

湯川先生,コメントをありがとうございます.
今日(2/16)にさらに3個体羽化しました.1週間ほど待ってから標本をお送りします.
また,野外での羽化時期に注意したいと思います.


2020/02/11(Tue) 09:58 No.3895
アセビツボミトジフシ 投稿者:Tominaga

奈良公園でアセビツボミトジフシを探してみましたが、一昨年(2018年)に観察していた場所は、アセビが刈り込まれていて見つけることができませんでした。その他林縁のアセビも見て回りましたがみつからず、樹林内の歩道沿いのアセビでようやく数個の虫えいを見つけることができました。
奈良は大阪より寒いので膨らんだものがまだ少ないのかもしれません。


寄主植物:アセビ
撮影年月日:2020年2月9日/奈良県奈良市
 

2020/02/11(Tue) 15:27 No.3896
Re: アセビツボミトジフシ 投稿者:湯川淳一

Tominaga 様:アセビツボミトジフシの追加情報を有難うございました。奈良と大阪の羽化時期の違いも気になりますね。春が楽しみです。今後ともよろしくお願い申し上げます。

2020/02/13(Thu) 23:47 No.3897
Re: アセビツボミトジフシ 投稿者:Tominaga

湯川先生
いつもコメントいただきありがとうございます。
3月になったら、東大阪市も含めて観察してみます。


2020/02/24(Mon) 23:13 No.3902
Re: アセビツボミトジフシ 投稿者:Tominaga

奈良に行く用事がありましたので、ついでにアセビツボミトジフシを観察してきました。この前に見たものは特に変化はありませんでした。いくつか採取してきたものを割ってみると蛹が入っていました。明るい色をしていましたので、羽化はまだまだ先のようです。

寄主植物:アセビ
撮影年月日:2020年2月23日/奈良県奈良市


2020/02/27(Thu) 11:14 No.3905
Re: アセビツボミトジフシ 投稿者:湯川淳一

Tominaga 様: アセビツボミトジフシの情報を有難うございました。もう蛹が入っていましたか。早いですね。いつもの事なのか、今年が早いのか、気になります。他のハリオタマバエの仲間は、この時期はまだ、1齢幼虫のはずです。福岡で、いくつか確認してみます。

2020/03/01(Sun) 23:12 No.3906
Re: アセビツボミトジフシ 投稿者:Tominaga

湯川先生
ご確認いただきありがとうございます。
初めて奈良でツボミトジフシを確認したのは2018年1月下旬で、すでに蛹の状態でした。
福岡での状況がわかりましたらご教示ください。


2020/02/03(Mon) 18:18 No.3888
はじめまして 投稿者:nik

これは虫こぶなのでしょうか?
日本にあまりない植物に虫こぶみたいなものができました


寄主植物:Othonna euphorbioides
撮影年月日:2020年2月3日/東京23区
 

2020/02/03(Mon) 22:05 No.3889
Re: はじめまして 投稿者:南 常雄

ご投稿をいただき、ありがとうございます。
多くの場合、外来の園芸種や帰化植物には、虫えいが形成されることはまれです。お写真だけでは判断できませんが、他の植物に菌類によって形成された同様の菌えいがあります。


2020/02/04(Tue) 03:29 No.3890
Re: はじめまして 投稿者:nik

コメントありがとうございます。
菌えいの可能性が高そうですね、とても興味深いです。
経過観察をするか、葉を切って切断面を見るか悩んでいます
経過観察をする場合、菌が繁殖して株を枯らす等悪影響がないかも気になります。最優先は株の健康にしたいです。
この小さい突起は1個だけありました。


寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2020/02/04(Tue) 05:15 No.3891
Re: はじめまして 投稿者:nik

写真追加しました。
左上が上記と同じ株で観察された虫です。
その他の画像は同じオトンナ 属の交配種(Othonna retrorsa x euphorbioides)で見られて虫及び虫(菌)えいらしきものです。
在来種でもなく、携帯で夜間の撮影で見にくいかと思いますがなにか参考になればと思いコメントさせて頂きました。


寄主植物:othonna
撮影年月日:2020年2月4日/東京23区


2020/02/04(Tue) 11:51 No.3892
Re: はじめまして 投稿者:南 常雄

写真をありがとうございます。
形状からは、フシダニによって形成されるダニえいも可能性がありそうです。ダニえいの場合は突起部の反対側の葉の表面に、微毛が生えたり、小さい穴が開いていることがあります。
虫がたくさん写っているのは、アブラムシでしょうか。アブラムシも虫えいを作る種がありますが、大きさ的にアブラムシが何匹も入れる大きさがありますか。


2020/02/09(Sun) 04:18 No.3893
Re: はじめまして 投稿者:nik

反対側の表面は綺麗で何もありませんでした。
葉っぱを切ってみたのですが普通の葉っぱの組織で特に虫らしきものは見当たりません。大きさはそんなに大きくなかったです


2020/02/09(Sun) 16:03 No.3894
Re: はじめまして 投稿者:南 常雄

情報をありがとうございます。
今後も、同様の瘤ができるか、観察してみてください。先にご質問があった寄主植物への影響は少ないと思いますので、特に多発しない限り、放置しても大丈夫だと思います。


2020/01/26(Sun) 23:49 No.3883
アセビツボミトジフシ 投稿者:Tominaga

昨年もみつけた同じアセビの木で、今年もツボミトジフシをみつけました。アセビは蕾が膨らんでもうすぐ開花しそうなものがありましたが、ほとんどはまだ蕾でした。
虫えいは寄生蜂の蛹が入っているものと、穴が開いていてタマバエ蛹の角が見えているものがありました。羽化してほしいところです。


寄主植物:アセビ
撮影年月日:2020年1月26日/大阪府東大阪市
 

2020/01/27(Mon) 16:28 No.3885
Re: アセビツボミトジフシ 投稿者:湯川淳一

Tominaga 様: 今年も同じ場所でアセビツボミトシフシ D-0035 を発見された由、ご報告を有難うございました。これもハリオタマバエ属の一種 Asphondylia sp. です。成虫の羽化を楽しみにしています。寄生蜂が出ましたら、松尾さんに同定をお願いします。



2020/01/27(Mon) 23:45 No.3887
Re: アセビツボミトジフシ 投稿者:Tominaga

湯川先生
いつもコメントをいただきありがとうございます。
昨年みつけたときの蛹は死んでいたようで羽化しませんでした。今回みつけた蛹は羽化するために穴をあけたものの、力尽きてしまったのかもしれません。
あと一つ虫えいがありますが、怖くて開くことができません。もうしばらく待ってみたいと思います。


2020/01/26(Sun) 23:46 No.3882
キンモクセイメフクレフシ 投稿者:Tominaga

生駒山の麓の神社境内に植えられているキンモクセイでメフクレフシを確認しました。
キンモクセイは数本植えられていましたが、見つかったのはそのうちの1本で、虫えいは2個だけでした。昨年秋に探したときは気が付きませんでした。
ヒイラギメフクレフシ同様観察を続けたいと思います。


寄主植物:キンモクセイ
撮影年月日:2020年1月26日/大阪府東大阪市
 

2020/01/27(Mon) 16:22 No.3884
Re: キンモクセイメフクレフシ 投稿者:湯川淳一

Tominaga 様: 大阪府から初めてのキンモクセイメフクレフシ D-0292b のご投稿を有難うございました。以前の写真でハリオタマバエ属 Asphondylia の一種と判明していますので、寄主交代をするのかどうかも含めて、今後の推移に注目しています。引き続き、観察をよろしくお願い申し上げます。

2020/01/27(Mon) 23:39 No.3886
Re: キンモクセイメフクレフシ 投稿者:Tominaga

湯川先生
いつもコメントをいただきありがとうございます。
以前に別の場所でみつけたのは昨年の9月でしたので、今回みつけたものが9月まで残っているのかどうか、あるいは春に羽化するのか気になります。それまで残っていることを願いたいです。


2020/04/10(Fri) 22:29 No.3929
Re: キンモクセイメフクレフシ 投稿者:Tominaga

残念なことに、神社の改修工事の際に邪魔だったらしく、枝ごと折り取られてなくなってしましました。観察を続けていたのに悲しいです。

2020/01/21(Tue) 23:21 No.3879
ヒイラギメフクレフシ 投稿者:Tominaga

昨年にメフクレフシを確認したヒイラギを観察しました。これについては、昨年11月の開花時期において開花していない花芽(画像左側)をいくつか採取して湯川先生にお送りしたところ、タマバエ幼虫の寄生が確認されたため継続して観察しているところです。
11月に見たものと同じ花芽ではありませんが、年明け1月の状態を観察しましたところ残っている花芽は特に変化がありませんでした(画像右側)。やはり冬の間は変化しないようです。
これらすべてが虫えいかどうかわかりませんが、引き続き観察を続けようと思います。


寄主植物:ヒイラギ
撮影年月日:2020年1月18日/奈良県奈良市
 

2020/01/22(Wed) 18:58 No.3880
Re: ヒイラギメフクレフシ 投稿者:湯川淳一

Tominaga 様:ヒイラギメフクレフシの現状をご報告頂き、誠に有難うございました。この時期は、まだ、変化がないようですね。どんなタマバエが入っているのか、とても楽しみです。引き続き、よろしくお願い申し上げます。

本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

湯川淳一


2020/01/23(Thu) 21:56 No.3881
Re: ヒイラギメフクレフシ 投稿者:Tominaga

湯川先生
コメントいただきありがとうございました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

昨年は蛹殻や寄生蜂のみで成虫が得られませんでしたので、今年こそはがんばってみようと思います。
あと、一昨年に失敗したアセビツボミトジフシも再度観察してみます。今年は暖冬傾向ですのでどうなるか気になります。


2020/04/10(Fri) 22:33 No.3930
Re: ヒイラギメフクレフシ 投稿者:Tominaga

この数週間でかなり膨らんできましたので、解剖してみると3齢幼虫が入っていました。
今後、蛹化して4月下旬から5月あたりで羽化してくるものと思います。


2019/12/26(Thu) 22:15 No.3876
ヒサカキエダコブフシ? 投稿者:Tominaga

ヒサカキの枝に、できはじめのエダコブフシと思われるふくらみがありました。
コブをうすく剥いでみるといつくかの部屋がみえましたが、中は粘液のようなものが詰まっていてそのなかにタマバエと思われる小さい幼虫がいました。
このまま冬を越して、春にふくらんでエダコブフシになるということでしょうか?


寄主植物:ヒサカキ
撮影年月日:2019年12月19日/奈良県香芝市
 

2019/12/27(Fri) 12:00 No.3877
Re: ヒサカキエダコブフシ? 投稿者:湯川淳一

Tominaga 様: ご賢察の通り、これはヒサカキエダコブフシ C-2760 です。このまま1齢幼虫で越冬し、翌春、2齢幼虫、3齢幼虫と進み、虫えいの中で蛹化し、ヒサカキの新梢が伸びる頃に羽化して産卵します。成虫が得られているのですが、未記載です。ハリオタマバエ上族だと考えています。ハマヒサカキエダコブフシ C-2750 も同じタマバエだと思います。

これまで、ヒサカキの方は、新潟県、愛知県、静岡県、三重県、奈良県、京都府、和歌山県、兵庫県、徳島県、高知県、福岡県、鹿児島県、沖縄県で見つかっています。ハマヒサカキの方は、長崎県(壱岐)、宮崎県、鹿児島県、沖縄県で見つかっています。


2019/12/28(Sat) 23:54 No.3878
Re: ヒサカキエダコブフシ? 投稿者:Tominaga

湯川先生
ヒサカキエダコブフシのタマバエの生活史についてご教示いただきありがとうございます。春にみつけることがあれば成虫を羽化させてみたいと思います。

ヒサカキは広く分布しているので未報告地でもみつかる可能性は高いですね。奈良県にはハマヒサカキは分布していませんが、植栽されているのをたまに見かけますのでそちらも気を付けてみます。

本年は大変お世話になりありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。


2019/12/10(Tue) 23:11 No.3857
シキミハコブフシ 投稿者:ハンマー

写真はシロダモの同じ葉の表と裏です。
ゴールはシロダモハコブフシと思いますが、いかがでしょうか?
九州では葉表型と葉裏型とが同一の葉に、同時に発生することはほとんどないと報告されていたと記憶していますが、今回観察した場所では、写真のように葉裏型が多いものの葉表型も共存していました。このゴールがシロダモハコブフシとして、九州以外ではこのような発生状況は知られていることでしょうか?ご教示いただけると幸いです。

タイトルに「シロダモハコブフシ」とありましたが、湯川先生のご教示にしたがいサムネイルのみ「シキミハコブフシ」に変更させていただきました。(管理者)


寄主植物:シロダモ
撮影年月日:2019年11月30日/兵庫県三田市
 

2019/12/11(Wed) 11:54 No.3858
Re: シロダモハコブフシ? 投稿者:湯川淳一

ハンマー様: ご投稿、有難うございました。これは、シロダモタマバエ Pseudasphondylia neolitseae によって形成されたシロダモハコブフシで間違いありません。ゴールは地域によって、葉表に形成される場合と葉裏に形成さ得る場合が報告されています。100%片側だけと言う葉もたくさんありますが、表裏両方にできる葉も、稀に、存在することが各地で見られます。三田市の場合は、両側に出来る葉の割合が多いのでしょうね。

現在の所、ゴールが表裏どちらに膨れるのかというメカニズムについては、解明されていません。いずれの地域でも、卵は芽の中に畳まれている葉裏の毛の中に置かれているようです。幼虫のその後の行動に関係があるのかも知れません。葉表に膨れる鹿児島のシロダモの株を福岡に移植して、福岡のタマバエに産卵させた所、福岡に多い葉裏型のゴールが形成されたという報告があります。従いまして、植物の方に決定権はなく、個々のタマバエの幼虫のゴール形成性に差異があるのではないかと考えています。


2019/12/11(Wed) 22:47 No.3863
Re: シロダモハコブフシ? 投稿者:湯川淳一

ハンマー様: すみません。写真の葉は。シロダモではなくて、シキミのようです。Illiciomyia yukawai によるシキミハコブフシです。よく見ないで間違えました。お詫びして訂正いたします。シキミハコブフシでは、ゴールが表裏に形成されるのは、ごく普通の状況です。冨永様、ご指摘、誠に有難うございました。。

2019/12/13(Fri) 11:12 No.3866
Re: シロダモハコブフシ? 投稿者:ハンマー

湯川先生 
コメントありがとうございます。
シロダモの多い場所だったので、写真を混同してしまいました。
まことに、申し訳ありませんでした。


2019/12/10(Tue) 12:14 No.3853
虫えいと直接関係ないのですが 投稿者:kurami

まことにすみません。分からない寄生蜂のことでお尋ねします。
ネットで調べた範囲でオナガコバチ科Torymoides属の一種かと
思いますが、種までは到達できません。
教えていただけますでしょうか。m(__)m
体長L=5.5o 標本あります。


寄主植物:
撮影年月日:2019年6月9日/鳥取県大山
 

2019/12/10(Tue) 13:54 No.3854
Re: 虫えいと直接関係ないのですが 投稿者:kurami

Torymus属の方かも分かりません。

2019/12/11(Wed) 13:01 No.3859
Re: 虫えいと直接関係ないのですが 投稿者:松尾和典

kurami様
オナガコバチのご投稿ありがとうございます。
私もTorymus属かTorymoides属のどちらかと思いました。Torymusは日本に広くいて、Torymoidesは北海道・東北に多いイメージを持っていたもので、鳥取ならTorymusかと思っていました。しかし採集地が大山ということで、Torymoidesもあり得る気がします。これらは胸部側面を観察すれば区別できます。もしよろしければ、標本観察させていただけませんでしょうか。


2019/12/11(Wed) 17:55 No.3860
Re: 虫えいと直接関係ないのですが 投稿者:kurami

松尾様 有難うございます.
標本送り先住所をご教示ください。非公開住所であればメールのほうへお知らせ
ください。
標本はフィルムケースに梱包して送ります。
よろしくお願いいたします。

標本データ
1♀,9₋VI₋2019鳥取県大山町大山寺 阿弥陀堂入口付近 標高800m
採集状況:10時頃、樹高15mのミズキ樹冠(終盤期の花)をSWしたときに
捕虫網にはいっていたもの。


2019/12/11(Wed) 18:06 No.3861
Re: 虫えいと直接関係ないのですが 投稿者:kurami

すみません。データが文字化けしたようです。失礼しました。
訂正
1♀,9−VIー2019です。


2019/12/11(Wed) 23:04 No.3864
Re: 虫えいと直接関係ないのですが 投稿者:南 常雄

kurami様
ご投稿ありがとうございます。松尾先生の連絡先等、メールをお送りしましたので、よろしくお願いいたします。


2019/12/12(Thu) 14:14 No.3865
Re: 虫えいと直接関係ないのですが 投稿者:kurami

南様
承りました。便宜を図って頂きありがとうございました。


2019/12/03(Tue) 00:10 No.3849
ムクロジの虫えい? 投稿者:Tominaga

ムクロジの葉表側に膨らみがあり、葉裏側はへこんで毛が密生していました。「虫えい図鑑」の巻末リストには、フシダニによるムクロジハコイボフシが記載されていました。
写真がないのでわかりませんがこれのことでしょうか?
ご教示お願いします。


寄主植物:ムクロジ
撮影年月日:2019年11月23日/奈良県奈良市
 

2019/12/03(Tue) 13:06 No.3850
Re: ムクロジの虫えい? 投稿者:吉野優希

Tominaga 様
私も写真を見つけられていないのでゴールの和名についてはなんとも言えませんが、少なくとも日本からムクロジに寄生するフシダニは報告されていません。また、海外の文献も探してみていますが、ムクロジのフシダニについての文献は見つけられていません。
しかし、ゴールの形から、フシダニえいのように見えます。
J. Agric. Food Chem. 2005, 53, 4722−4727 に、幹にできるムクロジのゴールについての情報はあります。形成者はおそらくフシダニではありません。



2019/12/04(Wed) 22:21 No.3851
Re: ムクロジの虫えい? 投稿者:Tominaga

吉野優希 様
ムクロジにフシダニは寄生しないとのこと、ご教示いただきありがとうございました。
ムクロジは落葉してしまいますので、また来年に観察する機会がありましら寄生者を探してみたいと思います。


2019/12/07(Sat) 14:51 No.3852
Re: ムクロジの虫えい? 投稿者:吉野優希

Tominaga様

すいません、言葉が足りませんでした。
フシダニは世界的に見ても、近年記載が活発になった分類群で、特に日本では記載が遅れており、60種ほどしか報告されていません。

なので、報告や記載がないだけで、形成者がフシダニである可能性は十分にあります。来年観察していただけるととても助かります。


2019/12/10(Tue) 22:33 No.3856
Re: ムクロジの虫えい? 投稿者:Tominaga

吉野優希 様
こちらこそ勘違いしてすみませんでした。
来年は気を付けてみます。


2019/12/21(Sat) 21:59 No.3872 ホームページ
Re: ムクロジの虫えい? 投稿者:小泉 正人

私も2008年にムクロジの虫えいを見つけ湯川先生と薄葉先生にムクロジハコイボフシじゃないかとお伺いしたのですが分からずじまいでした。
この虫えいは今でも時々見ることが出来るのですが何であるのか気になっておりますので、当時の画像を添付してみます。 十数年前のカメラなので画像はあまりよくありません!


寄主植物:ムクロジ
撮影年月日:2008年7月9日/群馬県甘楽郡下仁田町


2019/12/21(Sat) 22:01 No.3873 ホームページ
Re: ムクロジの虫えい? 投稿者:小泉 正人

切断画像です・・・

寄主植物:ムクロジ
撮影年月日:2008年7月9日/下仁田町


2019/12/21(Sat) 23:10 No.3874
Re: ムクロジの虫えい? 投稿者:南 常雄

小泉正人 様、ご投稿ありがとうございます。
写真を拝見すると、フシダニによって形成されたダニえいと思われますが、Tominaga 様、小泉正人 様のお写真ともにコイボフシとするには、形態的に違和感があります。


2019/12/23(Mon) 22:26 No.3875
Re: ムクロジの虫えい? 投稿者:Tominaga

小泉 正人 様
ムクロジの虫えいの情報をありがとうございます。おそらく同じものと思います。
南 常雄 様によりますとコイボフシではなさそうですので、とりあえずは形成者を特定する必要があります。以前に投稿しました同じムクロジ科エンコウカエデのダニえいのこともありますので、あわせて確認してみたいと思います。


2019/11/26(Tue) 08:36 No.3840
ヤマハッカに形成されたアブラムシの虫えい 投稿者:小川

神奈川県秦野市でヤマハッカにアブラムシの虫えい?を見つけたとの連絡を貰い、現地を訪れ観察してサンプルを採取しました。帰宅後、日本原色虫えい図鑑で調べると「ハッカハマキフシ(形成者:ハッカイボアブラムシ)」が記載され、日本原色アブラムシ図鑑では「ヤマハッカの葉を袋状に巻いた虫えいを形成するヤマハッカアブラムシ」の記載がありました。しかし当該虫えいの形成部位は、葉とは異なるように見えるため観察を進めました。以下にその結果を報告しますので虫えい名称及び形成部位並びに形成者などについてご教示を戴ければ幸いです。宜しくお願い申し上げます。

寄主植物:ヤマハッカ
撮影年月日:2019年11月23日/神奈川県秦野市渋沢
 

2019/11/26(Tue) 08:38 No.3841
Re: ヤマハッカに形成されたアブラムシの虫えい 投稿者:小川

写真2:虫えい形成部位の確認
虫えい形成部位を調べるために外側を拡大鏡で観察したところ、上部は5裂した突起があり、それらがつぼまって小さな隙間があり、その下は袋状になっていました。さらにこの虫えいは、茎から柄によって支えられ、合萼に覆われた蕾が肥大したもののようにも見えました。


寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2019/11/26(Tue) 08:39 No.3842
Re: ヤマハッカに形成されたアブラムシの虫えい 投稿者:小川

写真3:虫えい内部の確認
虫えいを割いて虫室内部を観察しました。しかし虫えい内部は空洞で、花弁や雄しべ・雌しべの痕跡が認められず、蕾に形成された虫えいとは判断できませんでした。なお虫室内部には、1匹の有翅型成虫と30匹の有翅型幼虫、1匹の無翅型成虫が確認でき、脱皮殻も多数みられました。


寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2019/11/26(Tue) 08:45 No.3843
Re: ヤマハッカに形成されたアブラムシの虫えい 投稿者:小川

写真4:無翅型成虫の確認
解体した虫室から出てきた無翅型成虫の写真です。アブラムシ図鑑では、「ハッカイボアブラムシの体色は淡黄色から黄緑色」。また「ヤマハッカアブラムシの背面の毛は長い」との記載があり、いずれも当該アブラムシと相違点があるように思われました。


寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2019/11/27(Wed) 15:56 No.3844
Re: ヤマハッカに形成されたアブラムシの虫えい 投稿者:湯川淳一

小川様:ヤマハッカの虫えいのご投稿、有難うございました。北大の秋元先生にも伺ったのですが、ご存知ないようでした。私も見たことがありません。アブラムシのご専門の方々に聞いてみます。しばらくお待ち頂けますようお願い致します。

2019/11/27(Wed) 19:57 No.3845
Re: ヤマハッカに形成されたアブラムシの虫えい 投稿者:小川

湯川先生:
お忙しいところ投稿を見ていただき、本当に有り難うございました。
お手数をおかけしますが、宜しくお願い申し上げます。


2019/11/30(Sat) 20:58 No.3846
Re: ヤマハッカに形成されたアブラムシの虫えい 投稿者:佐野正和

私自身は実物を見たことがないのですが、トウバナコブアブラムシEumyzus clinopodii Takahashi, 1965ではないかと思います。アブラムシ入門図鑑では79ページに、原色日本アブラムシ図鑑では134ページと353ページにヤマハッカアブラムシEumyzus plectranthi (Shinji)の名で掲載されています。これらの図鑑をお持ちでしたらご参照ください。ゴール形状もアブラムシ外部形態もよく似ています。

なお、「背面の毛は長い」というのは、通常は触角第3節基部の幅の2-3倍以上のことを言います。写真4からは背面の毛は長いかの判断は難しいかと思います。


2019/12/02(Mon) 00:48 No.3847
Re: ヤマハッカに形成されたアブラムシの虫えい 投稿者:小川

佐野先生:
ご多忙の中、ご教示を賜り本当に有り難うございました。また解像度の良くないアブラムシの写真でご判断をお願いし、大変に申し訳ありませんでした。トウバナコブアブラムシ/ヤマハッカアブラムシを各々の図鑑で調べ、このアブラムシがシソ科の植物に葉を変形させた虫えいを形成することを再確認いたしました。
しかし背面の毛につきましては、20倍の実体顕微鏡で確認したのですが、写真撮影ではアブラムシが動き回るので鮮明に撮ることができませんでした。今回は念のために100%エタノール液で保存していた当該アブラムシを撮影しました(写真a:少し萎んでいます。)
また虫えい形成部位につきまして、ヤマハッカの葉柄には翼のようなものがありますが、当該虫えいの柄にはそれが認められず、また合萼に類似するところも多いため、形成部位は葉ではないのではないかと疑問を持った次第です。ご多忙の中で大変に恐縮ですが、併せてご教示を戴けるよう、宜しくお願い申し上げます。


寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2019/12/02(Mon) 00:50 No.3848
Re: ヤマハッカに形成されたアブラムシの虫えい 投稿者:小川

写真b:アブラムシを側面から撮影
こちらの写真もアブラムシが少し萎んで見えます。しかし背面の毛の有無の状態は維持されていると考えております。


寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2019/12/10(Tue) 20:51 No.3855
Re: ヤマハッカに形成されたアブラムシの虫えい 投稿者:佐野正和

小川様

遠出をしておりましたので、お返事が遅くなりました。

アブラムシの写真を添付していただき、ありがとうございました。背面の毛の有無は確認できました。長さは分かりにくいものの、写真を見た限りでは長いように思えます。背面の毛の長短がよく分からなくても、アブラムシ入門図鑑の79ページのアブラムシ、原色日本アブラムシ図鑑の134ページのアブラムシによく似ていますので、トウバナコブアブラムシEumyzus clinopodii Takahashi, 1965と同定して間違いないかと思います。

虫えい形成部位ですが、本種のアブラムシは葉に虫えいを形成することが知られており、葉以外に虫えいを形成することは考えにくいです。私自身は本種の虫えいを実物では見たことがなく、またヤマハッカにも馴染みが薄いので想像での話となりますが、葉柄の翼は虫えい化によって消失したのかもしれません。合萼のようなのも、虫えい化によって生じたのかもしれません。虫えい化によって別器官のような構造物が生じることは他のアブラムシの虫えいでも知られており、虫えい化によって遺伝子発現に異常が生じたのかもしれなくて、興味深いところです。

はっきりとしたことが言えなくて申し訳ありませんが、少しでもお役に立てましたら幸いです。


2019/12/11(Wed) 22:24 No.3862
Re: ヤマハッカに形成されたアブラムシの虫えい 投稿者:小川

佐野先生:ご多忙の中で詳細な解説を賜り、本当に有り難うございました。ご教示を賜りました内容からアブラムシ入門図鑑トウバナコブアブラムシ/原色日本アブラムシ図鑑ヤマハッカアブラムシに記載されている虫えい形成の過程、葉の色の変化につきまして更なる興味が湧いてきました。可能であれば来年は、もう少し早い時期からヤマハッカの虫えいを探して、虫えい形成過程や色の変化を観察したいと考えておりますので、今後ともご指導を賜りますようお願い申し上げます。

追伸:虫えい名称について
今回のヤマハッカの虫えいにつきまして、アブラムシ入門図鑑では「葉縁を裏から表に畳んだ虫こぶ。初めは葉と同色であるがその後、暗紅色〜暗紫色、褐色に変色。」と記載され、原色日本アブラムシ図鑑では「葉は裏面より上方に巻いて袋状になり、葉色は赤紫色に変色する。」と記載されていますが、各々の図鑑とも虫えい名称の記載はありません。また原色日本虫えい図鑑には記載がありません。
今回、ヤマハッカの虫えいを見つけて連絡して戴いた方へ虫えい名称も含めて報告したいのですが、虫えい名称のご教示を戴くことは可能でしょうか。大変に恐縮ですが宜しくお願い申し上げます。


2019/12/16(Mon) 00:20 No.3867
Re: ヤマハッカに形成されたアブラムシの虫えい 投稿者:Tominaga

小川 様
この掲示板でいろいろ教えていただいているTominagaと申します。
すでに結論が出ているところに申し訳ありませんが、参考になればと思い投稿させていただきました。

アブラムシの種類に関してはまったくわかりませんが、ご投稿されたヤマハッカの虫えいとよく似たものを同属のアキチョウジでも観察したことがあります。アキチョウジの虫えいについては、別の方が投稿されたものがこの掲示板の過去ログにありますので、そちらをご確認ください。投稿虫えい一覧のページでアキチョウジを検索していただくと「アキチョウジツボミフクレフシ?」として投稿された年月日がわかりますので、当たりをつけて探してみてください。なお、アキチョウジツボミフクレフシはタマバエによるものとされ、アブラムシによるものは保留になったままです。

ヤマハッカの虫えいの写真(1枚目)を見る限りでは、葉が膨らんだものではなく萼筒が膨らんだものと思います。アキチョウジについても同じで、内部にアブラムシがいることも確認しています。ただ、花冠や雌しべ・雄しべが見当たらないことについてはよくわかりません。「日本原色虫えい図鑑」に記載がないのは、それまでに報告事例がなかったためと思います。

虫えいの名前の付け方には特に学術的な取り決めはありませんが、規則性を持って付けられています。詳しくは「日本原色虫えい図鑑」の9〜10ページ、341ページ以降を参照してください。


2019/12/16(Mon) 20:10 No.3868
Re: ヤマハッカに形成されたアブラムシの虫えい 投稿者:小川

Tominaga様
ヤマハッカの虫えいについて貴重な情報を戴き、大変に感謝しております。早速、アキチョウジの虫えいの投稿記事を検索し、「アキチョウジツボミフクレフシ?」として投稿された虫えいと類似点が多いことの確認をいたしました。特に虫えいの形状と色が酷似していることは大変に興味深く、また中にいたアブラムシの写真は有翅型の成虫と有翅型の幼虫(翅芽らしきものが見られる)と考えられ、なんとなくアブラムシにも共通性があるように感じております。(注、ヤマハッカでは、虫えい内にいたアブラムシを全て確認したところ、30匹は有翅型の成虫と幼虫、1匹は無翅型成虫でした。)おかげさまで、来年度はヤマハッカだけでなくアキチョウジの虫えいも含めて探索し、虫えい形成部位や形成過程などを比較して観察できればとの考えに至っており、もしも実現時には本同好会掲示板に虫えい図鑑による命名法で虫えい名称を提案したいと考えております。

虫えい名称についての補足:原色日本アブラムシ図鑑およびアブラムシ入門図鑑で虫えい形成の記載があるため、虫えい名称は既に付与されているのではないかとも考えておりました。

ご丁寧なご教示を賜り、本当に有り難うございました。今後ともよろしくお願い申し上げます。


2019/12/16(Mon) 23:15 No.3869
Re: ヤマハッカに形成されたアブラムシの虫えい 投稿者:佐野正和

小川様、Tominaga様

アキチョウジの虫えいについての掲示板への投稿を拝見しましたが、おそらくは同種のアブラムシかと思います。無翅成虫は幹母(越冬卵由来の第一世代)に相当し、一次寄主であるヤマハッカやアキチョウジに虫えいを形成し、虫えい内で幹母が産出した第二世代はすべて有翅虫となって虫えいから未知の二次寄主へと移住するのではないかと思われます。この種のアブラムシについての報告は少ないです。虫えい図鑑に記載がないのはそのためかと思われます。

虫えい名称ですが、現在のところ提唱されていません。アブラムシの場合、虫えい名称が提唱されていないことは特に珍しいことではありません(実際に入門図鑑でも原色図鑑でも提唱していません)。特に必要性がなければ、このまま名称なしのままとなるかと思います。

見つけて連絡して戴いた方には、「トウバナコブアブラムシが形成した虫えい」とご報告されてはと思いますが、いかがでしょうか?


2019/12/17(Tue) 13:29 No.3870
Re: ヤマハッカに形成されたアブラムシの虫えい 投稿者:小川

佐野先生
ご多忙の中、詳細なご教示を賜り本当に感謝しております。全ての虫えいには虫えい名称が提唱されていると考えておりましたが、アブラムシの世界はそうではないということを理解いたしました。また無翅成虫は幹母に相当して移住性アブラムシの可能性があるとの解説はさらに興味深く、虫えいを見つけて連絡を戴いた方への報告は、これまで先生とTominaga様からお教え戴いた内容も含めて「トウバナコブアブラムシが形成した虫えい」として報告したいと考えております。そして来年度も引き続きヤマハッカやアキチョウジの虫えい探索に協力して戴き、観察結果など掲示板でご報告できればと考えておりますので、引き続きご指導をお願い申し上げます。本当に有り難うございました。


2019/12/17(Tue) 23:04 No.3871
Re: ヤマハッカに形成されたアブラムシの虫えい 投稿者:佐野正和

小川様

私自身はこのアブラムシの虫えいの実物を見たことがありませんし、文献もほとんどありませんので、残念ながらコメントできることが限られてしまいます。ぜひご自身で観察してみてください。ご報告を楽しみしております。




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