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虫えい同好会掲示板
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2021/01/19(Tue) 17:27 No.4354
サカキの枝のゴール 投稿者:ハンマー

今年、初めての投稿になります。今年もよろしくお願いします。

写真(上)のような、サカキの枝が紡錘形に膨らんだゴールがみつかりました。
5個採集しましたが、3個には脱出孔があり、空でした。1個には寄生蜂と思われる繭が数個入っていました。1個のゴールでは、写真(中)のように、単一の幼虫室内にタマバエの3齢幼虫と寄生蜂の繭が各10数個体混在していました。写真(下)のように、幼虫の胸骨は二山型のようです。
原色虫えい図鑑にサカキエダズイフシが記載されていますが、複数の幼虫室があり、幼虫室ごとに1匹の幼虫が入っているとのことです。また、エダズイフシではゴールの形成により、枝の成長が阻害されると記述されていますが、今回のゴールでは枝の成長に大きな影響は無いように見えます。
このゴールはサカキエダズイフシとは別のゴールと考えてよろしいでしょうか?


寄主植物:サカキ
撮影年月日:2021年1月17日/兵庫県加東市
 

2021/01/20(Wed) 11:29 No.4357
Re: サカキの枝のゴール 投稿者:湯川淳一

ハンマー様:大変興味深いご投稿、有難うございました。今回の虫えいは、個別の幼虫室がないとの事ですし、幼虫の胸骨も長く、一見、Lasioptera の幼虫のように見えます。しかし、これまで見つかっているヒサカキやハマヒサカキ、サカキの虫えいには、幼虫室が見られます。タマバエのオスの生殖器も特異な形を示していますし、胸骨の形も異なります。おそらく、別種のタマバエによって形成された虫えいである可能性が大です。虫えいの和名をヒサカキエダナガズイフシC-2718として、区別しておきましょう。ぜひ、幼虫標本を拝見させて頂きたいと存じます。おそらく、春には成虫も羽化することと思います。


2021/01/21(Thu) 11:47 No.4358
Re: サカキの枝のゴール 投稿者:ハンマー

湯川先生、コメントありがとうございます。
採集した幼虫は、お送りしますので、よろしくお願いします。
また、成虫を得られるよう、努力してみます。


2021/01/02(Sat) 23:03 No.4348
新年おめでとうございます。 投稿者:南常雄

昨年中は、たくさんのご投稿をいただき、ありがとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。


寄主植物:
撮影年月日:年月日/
 

2021/01/20(Wed) 11:08 No.4356
Re: 新年おめでとうございます。 投稿者:湯川淳一

明けましておめでとうございます。
南さん、今年も掲示板の運営、何卒、よろしくお願い申し上げます。
多くの皆様のご投稿を楽しみにしております。


2020/12/09(Wed) 22:20 No.4333
ヤマアジサイハグキフクレフシでしょうか? 投稿者:Tominaga

ヤマアジサイの花や花序枝の一部膨らんでいるものがみられ、すでに褐色になって枯れ始めていました。表面には短毛があり、開けてみると淡黄色のタマバエ幼虫が1匹入っていましたので虫えいとしてよいようです。以前、奈良でみた葉や葉柄にハグキフクレフシができているヤマアジサイにおいて装飾花が膨らんでいるものもみられましたので、花が膨らんでいる場合もハグキフクレフシとしてよいでしょうか?
ご教示お願いします。


寄主植物:ヤマアジサイ
撮影年月日:2020年11月24日/滋賀県米原市
 

2020/12/10(Thu) 10:54 No.4334
Re: ヤマアジサイハグキフクレフシでしょうか? 投稿者:湯川淳一

Tominaga 様: ご投稿、有難うございました。これまで、アイジサイの仲間には、ヤマアジサイハグキフクレフシ C-2950 の他に、ハミャクコブフシ、メフクレフシ、ミフクレフシ、ハグキタマフシ、ツボミフクレフシ、ハナフクレフシ、ハトジコブフシなどが発見されています。細分されていますが、幼虫の DNA 解析が済むまでは、暫定的に分けています。今回、ご投稿頂いた写真を拝見致しますと、南さんが撮影されたエゾアジサイハナフクレフシ C-2963 によく似ています。そこで、今回の写真の虫えいをヤマアジサイハナフクレフシ C-2963bとして、区別しておきたいと存じます。幼虫が脱出しないで、このまま虫えいの中で越冬するのかどうか、興味があります。

2020/12/12(Sat) 16:56 No.4338
Re: ヤマアジサイハグキフクレフシでしょうか? 投稿者:Tominaga

湯川先生
ヤマアジサイの虫えいについてご教示いただきありがとうございました。
その後、虫えいについて再度よく観察してみましたところ花柱のように見えていたものは花が付いていた花序枝の一部のようで、写真にも花が残っているところが見えます。
この虫えいは花序枝の分岐部分が膨らみ、花(つぼみ)が落ちた部分が花柱のように見えるため、花が膨らんだものと勘違いしてしまいました。やはりこれはハグキフクレフシとするのが正しいようです。
花が膨らんでいると思い込んで投稿してしまい、たいへん申し訳ありませんでした。


寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2020/12/14(Mon) 11:27 No.4340
Re: ヤマアジサイハグキフクレフシでしょうか? 投稿者:湯川淳一

Tominaga 様: 修正のご投稿、有難うございました。ヤマアジサイハグキフクレフシ C-2950 として記録させて頂き、ヤマアジサイハナフクレフシ C-2963b は削除しておきます。

2020/12/05(Sat) 01:25 No.4326
イヌホオズキ類の果実の虫えい 投稿者:Tominaga

イヌホオズキ類の緑色で未熟な果実のなかに形がいびつなものがあり、採取して割ってみたところタマバエ蛹が入っていました。
掲示板を調べますと2014年にイヌホオズキ果実の虫えいの話題があり、福岡県小郡市や神奈川県で確認されていること、また、以前にいただいた論文ではテリミノイヌホオズキでも見つかっていることを知りました。なお、今回のイヌホオズキ類は「神奈川県植物誌2018電子版」を参考に同定しましたところ、アメリカイヌホオズキ Solanum ptychanthum でした。
蛹は標本にしましたが、寄生されていると思われる果実がまだ数個ありますので、しばらく様子をみてみます。


寄主植物:アメリカイヌホオズキ
撮影年月日:2020年11月28日/奈良県奈良市都祁南之庄町
 

2020/12/05(Sat) 14:35 No.4327
Re: イヌホオズキ類の果実の虫えい 投稿者:湯川淳一

Tominaga 様:アメリカイヌホオズキの虫えいのご投稿、有難うございました。これまで、テリミノイヌホオズキミミドリフシ D-1231 以外に、メジロホオズキミミドリフシ D-1232、ハコベホオズキミミドリフシ D-1235a、ホオズキミミドリフシ D-1235b、オオイヌホオズキミミドリフシ D-1235c、イヌホオズキミイドリフシ D-1235dが知られており、いずれも、ハリオタマバエの一種、Asphondylia sp. によって形成される事が分かっています。アメリカイヌホオズキからは初めての発見です。おそらく、同じタマバエによる可能性大です。

寄生蜂は松尾さんによろしくお願い致します。

この属のタマバエでは、蛹越冬の例を知りません。一方、12月に羽化することも不思議です。ダイズサヤタマバエでは、11月に羽化する例がありましたが、通常、冬寄主で1齢幼虫越冬です。今後の成り行きを楽しみにしています。


2020/12/05(Sat) 14:38 No.4328
Re: イヌホオズキ類の果実の虫えい 投稿者:湯川淳一

Tominaga 様:番号を忘れていました。アメリカイヌホオズキミミドリフシ D-1235e にしましょう。

2020/12/07(Mon) 22:45 No.4330
Re: イヌホオズキ類の果実の虫えい 投稿者:Tominaga

湯川先生
イヌホオズキ類の虫えいについてご教示いただき、また虫えい名・番号を付与していただきありがとうございました。ナス科の複数属にわたって寄生していることがわかりました。
なお、昨日深夜に成虫が羽化しました。先生からご教示いただいたとおり蛹越冬ではなかったようです。
写りが悪くて申し訳ありませんが画像を添付します。


寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2020/12/09(Wed) 16:29 No.4331
Re: イヌホオズキ類の果実の虫えい 投稿者:湯川淳一

Tominaga 様:やはり、羽化成虫は Asphondylia のようですね。それにしても、12月の羽化は驚きです。発育ゼロ点は、通常、10℃以上のことが多いのですが、このタマバエの場合、もっと低いのでしょうね。とても気になります。また、これから、どの冬寄主に移動するのか、これも興味が尽きません。今後を楽しみにしています。

2020/12/09(Wed) 22:04 No.4332
Re: イヌホオズキ類の果実の虫えい 投稿者:Tominaga

湯川先生
羽化したタマバエ成虫についてご確認いただきありがとうございました。
平年より暖かい日が多かったので逆に羽化が遅れたのでしょうか。
蛹と成虫の標本は機会をみてお送りするようにします。


2020/12/10(Thu) 17:54 No.4335
Re: イヌホオズキ類の果実の虫えい 投稿者:湯川淳一

Tominaga 様 高温による発育遅延が生じるのは、日本の Asphondylia の場合は25℃から27℃くらいからです。それ以下では、暖かいと発育が早くなります。ですから、12月に羽化するのは、余計に不思議です。論文 PDF を、直接、お送りします。

2020/12/12(Sat) 16:58 No.4339
Re: イヌホオズキ類の果実の虫えい 投稿者:Tominaga

湯川先生
素人考えで見当違いなことを言ってしまい申し訳ありませんでした。
論文を読んで勉強します。


2020/12/04(Fri) 19:45 No.4322
ヤマハッカに形成されたアブラムシの虫えい2020年 投稿者:小川

昨年「ヤマハッカに形成されたアブラムシの虫えい」2019/11/26(Tue) No.3840の投稿に対してご教示を賜り、懸案事項とした@虫えい形成部位や形成過程の確認及びA虫えい名称の提案のため、10月初旬から11月下旬に神奈川県南足柄市でヤマハッカの虫えいを観察したのでご報告をいたします。
まず虫えい形成部位ですが、“葉”と“萼”の2か所に形成されることを確認しました(右写真参照)。次に形成過程ですが、葉に形成される虫えいは10月初旬から葉の成長とともに肥大(写真1-1&1-2)、虫室内のアブラムシも数多く存在していましたが10月下旬には減少していきました。また萼に形成される虫えいは、早い株では10月初旬から蕾を包んだ合萼に兆候が見られ(写真2-1)、10月下旬まで合萼が肥大を続け(写真2-2)、虫室内に数多く存在していたアブラムシは11月初旬から中旬にかけて減少していきました。これら2種類の虫えいの構造及び虫室内のアブラムシの状態の観察結果は次項で報告させて戴きます。


寄主植物:ヤマハッカ
撮影年月日:2020年10月2-25日/神奈川県南足柄市
 

2020/12/04(Fri) 19:48 No.4323
Re: ヤマハッカに形成されたアブラムシの虫えい2020年 投稿者:小川

葉に形成された虫えいの観察結果
葉に形成された虫えいの構造は、葉が中肋を中心に葉裏から葉表を内側にして折れたたまれ、葉縁が接して餃子のように袋状に膨らみ「ツリフネソウハオレタマゴフシ」に似た形状でした(写真右上&左下)。従い名称は「ヤマハッカハオレタマゴフシ」と考えましたが、適切な名称などご教示をお願いいたします。
次に当該虫室にいたアブラムシの状態を区分して写真右下へ掲載しました。写真内の番号は、それらを@幹母?(死骸)、A無翅型幼虫?(死骸)、B無翅型成虫、C無翅型幼虫、D有翅型成虫、E有翅型幼虫に区分したものです。そしてこれらの出現は、@幹母?(死骸)は稀にしか見つかりませんでしたが、A〜Eの状態のものは比較的多く存在していました。(10月初旬確認)。なお無翅型幼虫?(死骸)の調査結果は別項に記載をいたします。


寄主植物:ヤマハッカ
撮影年月日:2020年10月2-8日/神奈川県南足柄市


2020/12/04(Fri) 19:53 No.4324
Re: ヤマハッカに形成されたアブラムシの虫えい2020年 投稿者:小川

萼に形成された虫えいの観察結果
萼に形成された虫えいの構造は、蕾を包んだ合萼において、蕾の成長が抑えられ萼だけが袋状に肥大成長しているように見られました。(写真左下の黄色○印内が蕾)従い名称は「ヤマハッカガクフクレフシ」と考えましたが本件につきましてもご教示をお願いいたします。
次に当該虫えい虫室にいたアブラムシは、葉に形成された虫えいの観察結果と同様に写真右下へ掲載しました。そしてこれらのアブラムシの出現は、@幹母?(死骸)及びA無翅型幼虫?(死骸)&C無翅型幼虫は稀にしか見つかりませんでしたが、B無翅型成虫はやや多く、D有翅型成虫&E有翅型幼虫は多く存在していました。(10月下旬確認)
なお、葉と萼に形成された2種類の虫えい虫室で確認したアブラムシの6つの状態の外観比較では類似点が多いように感じられ、2つの虫えい形成者は同一種のアブラムシの可能性があるのではないかと考えております。


寄主植物:ヤマハッカ
撮影年月日:2020年10月25-30日/神奈川県南足柄市


2020/12/04(Fri) 20:01 No.4325
Re: ヤマハッカに形成されたアブラムシの虫えい2020年 投稿者:小川

無翅型幼虫?(死骸)の調査結果
2種類の虫えい虫室に存在していた無翅型幼虫?(死骸)が気になり、サンプルを個別にシャーレで保管して観察していました。すると各々のシャーレにおいて保管から1カ月以上経過後、体長約1oのハチの一種たちが羽化して現れ、シャーレにとまっている姿を確認しました。そこで各々シャーレ内の無翅型幼虫?(死骸)を観察すると、それらのアブラムシの腹部背面には大きな脱出孔が認められ、無翅型幼虫?(死骸)はこれらのハチの一種に寄生され死亡したものと判断いたしました。右写真は@-1葉に形成された虫えい虫室内の被寄生アブラムシと@-2羽化した寄生バチの一種、A-1萼に形成された虫えい虫室内の被寄生アブラムシとA-2羽化した寄生バチの一種ですが、@及びAとも同一種のように見られます。アブラムシに寄生するハチについて初めて観察しましたが、このハチはコバチの一種と考えて宜しいでしょうか。本件についてもご教示を戴ければ幸いです。なお念のためにこれらのハチの一種は100%エタノール液標本として保管しております。


寄主植物:ヤマハッカ
撮影年月日:2020年11月28-30日/


2020/12/06(Sun) 09:35 No.4329
Re: ヤマハッカに形成されたアブラムシの虫えい2020年 投稿者:akaitori

蜂は、アブラムシに寄生する寄生蜂に2次寄生する、キジラミタマバチ科でしょうか。

2020/12/23(Wed) 01:03 No.4344
Re: ヤマハッカに形成されたアブラムシの虫えい2020年 投稿者:佐野正和

せっかく観察していただいたのに、コメント遅くなり大変申し訳ありません。大変興味深く読ませていただきました。少しずつ生活環の予想がついてきました。

虫えいの形成部位と時期について
 葉の虫えいと萼の虫えいのアブラムシは、写真を見た限りではありますが同種のように思えます。同種の同世代のアブラムシが同じ植物の異なる部位に虫こぶを形成することは、私の知る限りではありません。また、秋に虫こぶを形成するアブラムシは、他にも報告はありますが非常に稀です。

「幹母?」について
 「幹母?」とされているのは、「虫こぶの創始者」であっても「幹母」ではないと考えられます。定義として「幹母」とは、「有性生殖によって産まれた卵から孵化した世代」になります。「有性生殖卵から春に孵化してから夏眠を経て秋に虫こぶを形成する」、あるいは「有性生殖卵から秋に孵化する」といった可能性も捨てきれませんが、可能性は低いと考えられます(後者はあるかもしれませんが、前者はあり得ないと考えています)。

予想される生活環
 一次寄主からヤマハッカへ有翅虫が移住して産仔する → 産仔された幼虫がヤマハッカに虫こぶを形成して虫こぶ内で成虫になる(これが「幹母?」とされているものかと) → 虫こぶ内で二世代目を産仔し、二世代目は無翅虫になる → 二世代目の無翅虫が三世代目を産仔し、これは有翅虫になる → 有翅虫が一時寄主へ移住する
 「幹母?」が稀なのは1つの虫えいに1個体しかいないからだと思われます(「幹母?」が二世代目の無翅虫を産み、さらに三世代目の有翅虫を産むので、これらの世代はたくさんいることになります)。「幹母?」が死骸なのも、一世代目なので先に死んでしまうためだと考えることができます。また10月初旬観察だと無翅虫が多く、10月下旬観察だと有翅虫が多いのも、それぞれ二世代目、三世代目であればそのような観察結果になると考えることができます。

寄生蜂についてはよく分かりません。また、虫えい名ですが、アブラムシでは虫えいに名称を付けないことも多く、私からはコメントなどできません。どなたかコメントしていただけますと幸いです。


2020/12/24(Thu) 20:45 No.4346
Re: ヤマハッカに形成されたアブラムシの虫えい2020年 投稿者:小川

佐野先生
大変にお忙しい中でご教示を賜り、感謝を申し上げます。
「虫えいの形成部位と時期」につきまして、虫えい形成部位が葉及び萼であることを報告させて戴くことができ、大変に嬉しく思っております。また「幹母?について」並びに「予想される生活環」を解説して戴き、二次寄主であるヤマハッカで虫えいを形成する生活環は、アブラムシの種類は異なるものの、日本原色虫えい図鑑に掲載されている「ナギナタコウジュワタムシ」が二次寄主「ナギナタコウジュ」の葉に形成する「ナギナタコウジュハチヂミフシ(D-048)」と重なり、当該アブラムシにおいても一次寄主及び越冬方法を知る必要があることを理解いたしました。また素人ながら昨年に引き続き今年もヤマハッカの虫えいを観察してきましたが、虫えい形成者であるアブラムシそのものの観察の難しさ及び奥深さを改めて実感した次第であります。来年度は同じ観察場所を借用できるか分かりませんが、可能なかぎり継続して観察したいと考えております。本当に有難うございました。今後とも宜しくお願い申し上げます。


2020/12/27(Sun) 19:14 No.4347
Re: ヤマハッカに形成されたアブラムシの虫えい2020年 投稿者:湯川淳一

佐野正和様: お忙しい中、掲示板にご教示を頂き有難うございました。今後ともよろしくお願い申し上げます。良い年をお迎え下さい。

2020/12/03(Thu) 21:42 No.4319
アオミズクキコブフシ 投稿者:Tominaga

アオミズクキコブフシを確認しましたので報告します。
葉の形状、果実、茎の色などから今度こそアオミズで間違いないと思います。
こちらもミズ同様越冬させてみたいと思います。


寄主植物:アオミズ
撮影年月日:2020年11月24日/滋賀県米原市
 

2020/12/03(Thu) 22:29 No.4320
Re: アオミズクキコブフシ 投稿者:Tominaga

奈良県でもアオミズクキコブフシを確認しました。葉の形状や果実の特徴からアオミズと判断しましたが、虫えいの色は以前に見つけたミズクキコブフシに似ています。生育環境や生育状態によって寄主植物の見た目も変わってくるようで判断が難しいです。

寄主植物:アオミズ
撮影年月日:2020年11月29日/奈良県宇陀市室生


2020/12/04(Fri) 13:58 No.4321
Re: アオミズクキコブフシ 投稿者:湯川淳一

Tominaga 様: 滋賀県と奈良県からのアオミズクキコブフシのご報告、誠に有難うございました。リストに記入させて頂きました。成虫の羽化を楽しみにしております。

2020/11/24(Tue) 21:56 No.4309
ツヅラフジツルフクレフシでしょうか? 投稿者:Tominaga

湯川先生が以前に掲示板に投稿されましたツヅラフジツルフクレフシ(掲示板投稿No.331)と思われるものを確認しました。古くなって黒く変色しているものを割ってみると、タマバエ幼虫が数匹出てきました。これはツルフクレフシと考えてよいでしょうか?

寄主植物:ツヅラフジ
撮影年月日:2011年11月23日/奈良県宇陀郡曽爾村今井
 

2020/11/25(Wed) 12:54 No.4313
Re: ツヅラフジツルフクレフシでしょうか? 投稿者:湯川淳一

Tominaga 様: この虫えいは、ご賢察の通り、ツヅラフジツルフクレフシ(=オオツヅラフジ) C-2691 です。ウロコタマバエの一種、Lasioptera sp. によって形成されます。長い胸骨など、幼虫の形状も Lasioptera であることを示しています。これまで、宮崎県(えびの市や日南市)からだけ知られていました。奈良県からは初めてです。3齢幼虫は虫えいの中で越冬します。

Lasioptera は、一般的に、茎や蔓に虫えいを作り、幼虫の体は長く、胸骨もはっきりしていて、長いのが特徴です。最近、北海道で見つかりましたトマトの害虫、トマトウロコタマバエも同様です。例外的に、イタビカズラハウラゴマフシやヤブツバキハミャクフクレフシなどが葉に形成されます。
日本産のウロコタマバエ類の虫えいをまとめた論文があります。ご希望の方に PDF をお送りします。南さんにご連絡下さい。


2020/11/25(Wed) 23:08 No.4316
Re: ツヅラフジツルフクレフシでしょうか? 投稿者:Tominaga

湯川先生
ツヅラフジツルフクレフシとご確認いただきありがとうございました。2例目ということで驚いています。
今までも気をつけていましたが、今回たまたま歩いた場所で手が届く範囲にあったことと、周囲も含めて既に葉が落ちていて見つけやすい状態であったため、確認することが出来ました。また、虫えいはかなりの密度でツルに出来ていました。いくつかツルごと採取してきましたので越冬させてみたいと思います。


2020/11/24(Tue) 21:52 No.4308
ヘクソカズラの茎の虫えい 投稿者:Tominaga

ヘクソカズラのツルの節のあたりが大きく膨らんでいました。割ってみると、体長5mmほどの幼虫が入っており胸骨と思われるものを確認しました。『虫えい図鑑』の巻末リストにはタマバエによるヘクソカズラクキフクレフシが記載されておりますが、これと同じものと考えてよいでしょうか?ご教示お願いします。

寄主植物:ヘクソカズラ
撮影年月日:2011年11月23日/奈良県宇陀郡曽爾村今井
 

2020/11/25(Wed) 12:32 No.4312
Re: ヘクソカズラの茎の虫えい 投稿者:湯川淳一

Tominaga 様: ご賢察通り、これはヘクソカズラクキフクレフシ D-0378 です。ヘクソカズラウロコタマバエ Lasioptera paederiae (Shinji, 1944) によって形成されます。これまで、宮城県、東京都、福岡県、大分県、長崎県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県(名護市)で見つかっています。奈良県からは、初めての記録です。3齢幼虫は、このまま、虫えいの中で越冬します。

2020/11/25(Wed) 23:07 No.4315
Re: ヘクソカズラの茎の虫えい 投稿者:Tominaga

湯川先生
ヘクソカズラクキフクレフシとご確認いただきありがとうございました。これもウロコタマバエによるものということですが、幼虫がけっこう大きいので違うハエの仲間ではと思ってしまいました。
九州でよく見つかっているのは精力的に探されたからでしょうか?東北や関東でも見つかっていますので広く分布していそうです。今後も気をつけてみます。


2020/11/19(Thu) 20:00 No.4282
イヌビワハナコバチフシの観察報告及びご教示のご依頼 投稿者:小川

自然観察会に於いてイヌビワ雄株の花嚢を観察しましたが、その後に花嚢内部の小花に形成される虫えい「イヌビワハナコバチフシ」を知るために、日本原色虫えい図鑑を参考に3つの花嚢を解体して観察をいたしました。以下に各々の観察結果を報告させて戴きますので、ご教示を賜りますようお願い申し上げます。

1つ目の雄株花嚢では虫えいが数個しか形成されていませんでしたが、そのうちの1つの虫えいから脱出するイヌビワコバチの雌を観察することができました。このイヌビワコバチの雌は、虫えいに脱出孔をあけてから約40分で脱出に成功しました。


寄主植物:イヌビワ
撮影年月日:2020年11月15日/静岡県富士市
 

2020/11/19(Thu) 20:04 No.4283
Re: イヌビワハナコバチフシの観察報告及びご教示のご依頼 投稿者:小川

2つ目の雄株花嚢を解体すると、メスのイヌビワコバチの成虫に混ざってメスのイヌビワオナガコバチの成虫が存在し、また多くの虫えいではメスのイヌビワコバチが脱出を始めていました。(この花嚢では1日がかりで虫えいから脱出したメスのイヌビワコバチは合計90匹、羽化の詳細は不明ですがメスのイヌビワオナガコバチは合計12匹を確認しました。)また小花と小花の隙間に潜り込む、翅のない大・小飴色の昆虫も観察することができ、写真右上がイヌビワコバチのオス(体長約1o)、写真右下がイヌビワオナガコバチのオス(体長約2o)ではないかと判断しましたが誤っていないでしょうか。該当する図鑑が見当たらないため、コバチについて正しく理解できておりません。誠に恐縮ですがご教示をお願い申し上げます。

寄主植物:イヌビワ
撮影年月日:2020年11月15日/


2020/11/19(Thu) 20:11 No.4284
Re: イヌビワハナコバチフシの観察報告及びご教示のご依頼 投稿者:小川

3つ目の雄株花嚢を解体すると、イヌビワコバチ及びイヌビワオナガコバチの姿が全く確認できませんでした。そこで密集している1つ1つの虫えいを確認すると全ての虫えいは食害を受け、虫えい虫室に頭や体の一部など残骸が残されていました。そこでこの花嚢から花被片や食害された虫えいを除去していくと、肉厚で壷型になった花軸部分に潜んでいた正体不明の12匹の幼虫(体長約5o)を確認いたしました。写真は動き回る幼虫を水滴に閉じ込め撮影したものですが、これらの幼虫の正体も懸案事項となっております。不鮮明な画像で恐縮ですが可能性をも含め、併せてご教示を戴ければ幸いです。

寄主植物:イヌビワ
撮影年月日:2020年11月15日/


2020/11/20(Fri) 09:35 No.4285
Re: イヌビワハナコバチフシの観察報告及びご教示のご依頼 投稿者:akaitori

頭部の形状から、上がイヌビワコバチ、下がイヌビワオナガコバチで合っているように思います。
http://soyokaze-jp.cocolog-nifty.com/blog/2012/08/post-a85d.html


2020/11/20(Fri) 09:36 No.4286
Re: イヌビワハナコバチフシの観察報告及びご教示のご依頼 投稿者:akaitori

幼虫は、双翅目だとは思いますが。
http://mushi-akashi.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/post-aa07.html


2020/11/20(Fri) 09:37 No.4287
Re: イヌビワハナコバチフシの観察報告及びご教示のご依頼 投稿者:akaitori

他サイトでも、幼虫の記録がありました。
https://kinomemocho.com/sanpo_hosobainubiwa.html


2020/11/20(Fri) 13:26 No.4291
Re: イヌビワハナコバチフシの観察報告及びご教示のご依頼 投稿者:湯川淳一

小川様: 今、松尾さんにもコメントお願いしています。しばらくお待ち頂けますれば、幸いです。
イヌビワには、Contarinia 属のタマバエがいます。もし、可能でしたらハエ目の幼虫に胸骨があるかどうか、ご確認頂けますれば、有難いと存じます。


2020/11/20(Fri) 15:18 No.4292
Re: イヌビワハナコバチフシの観察報告及びご教示のご依頼 投稿者:松尾和典

きれいな写真のご投稿ありがとうございます。楽しく拝見いたしました。蜂の同定はakaitoriさんが教えてくださったとおりと思いました。イヌビワをはじめイチジク類の実からはたくさんのコバチが出てくるので飼育のやりがいがあります。

2020/11/20(Fri) 19:47 No.4293
Re: イヌビワハナコバチフシの観察報告及びご教示のご依頼 投稿者:小川

Akaitori様
早速のご教示及び参考となる情報を戴き、有り難うございました。色々な昆虫が現れびっくりしましたが各々のコバチのオス・メスを明確にすることができ本当に感謝しております。

松尾先生
ご教示を賜り誠に感謝を申し上げます。イヌビワについては観察会でも関心が高く、おかげさまで観察会メンバーや参加者へ自信をもって解説できるようになりました。本当に有難うございました。


2020/11/20(Fri) 19:48 No.4294
Re: イヌビワハナコバチフシの観察報告及びご教示のご依頼 投稿者:小川

湯川先生
松尾先生への迅速なご連絡、本当に有り難うございました。正体不明の双翅目幼虫4匹をエタノール液標本として保管していましたのでそのサンプル及び、観察時に撮影した写真を確認しましたが胸骨は認められませんでした。また今回の幼虫は今まで観察したタマバエと異なり、頭部には黒いキバのようなものや一対の白い突起があり、後部には一対の気門のようなものが確認できます。念のために拡大写真を添付しますのでご確認をお願いいたします。富士市ではイヌビワを時々見ると聞いていますので、Contarinia 属のタマバエについても注視していきたいと考えております。今後とも宜しくご教示をお願い申し上げます。


寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2020/11/20(Fri) 22:16 No.4295
Re: イヌビワハナコバチフシの観察報告及びご教示のご依頼 投稿者:湯川淳一

小川様: 幼虫の写真を拝見しました。双翅目の幼虫ですが、タマバエの幼虫ではありませんね。

2020/11/23(Mon) 19:10 No.4304
Re: イヌビワハナコバチフシの観察報告及びご教示のご依頼 投稿者:Iwasaki

興味深く拝見しました。混発した幼虫は、いわゆる”ハエ”(環縫群と呼ばれるグループ)です。体内に見える口器と尾端に見える後気門から間違いありません。虫こぶや他の植食性昆虫による茎や果実などの被害部にはキモグリバエが混発することがあって、その線も考えましたが、尾端が輪切りされたように平らで後気門が突出していない同科の幼虫を見たことがないのでよくわかりません(ほかの科かもしれません)。発生している植物が明らかで寄生時の個体数も多いようなので、蛹、成虫を得るのがよいかなと思います。以前、なにかの出版物でビワのコバチの生態写真にハエの囲蛹(終令幼虫の体表が硬化したもの)が写っていたことがあり、「ハモグリバエかな?」と思ったことがあります。ただし、今回の幼虫はハモグリバエではないようです。

2020/12/01(Tue) 18:18 No.4317
Re: イヌビワハナコバチフシの観察報告及びご教示のご依頼 投稿者:小川

Iwasaki様
ご丁寧に詳細な解説を戴き、大変に感謝を申し上げます。写真の幼虫は死んでしまいましたが、新たに2つの花嚢が入手できたので解体せず様子を見ています。もしも蛹や成虫が得られましたら再度投稿させて戴く所存です。本当に有難うございました。
追申:所用によりPCから離れていたため、お礼が遅れましたことお詫び申し上げます。


2020/11/18(Wed) 23:00 No.4280
ヒサカキの虫えい2種 投稿者:Tominaga

ヒサカキ(サカキ科)の蕾と果実で、虫えいと思われるものを確認しました。

ヒサカキの花は早春に咲きますが、その蕾はこの時期すでに枝に形成されています。枝に付いている多数の蕾のうちの一つが膨らんでいて、白い花弁が見えているものがありました。これを開いてみると雄花で、白いタマバエ幼虫が1匹入っていました。なお、幼虫が跳ねるのを確認しました。以前に湯川先生から私信で大分県においてツボミフクレフシが確認されているとお聞きしましたが、今回みつけたものもツボミフクレフシとしてよいでしょうか。


寄主植物:ヒサカキ
撮影年月日:2020年11月15日/奈良県宇陀市榛原赤埴
 

2020/11/18(Wed) 23:02 No.4281
Re: ヒサカキの虫えい2種 投稿者:Tominaga

果実の多くは黒熟していますが、一部でまだ黒くならず緑白色のものやうすく紫色を帯びているものもみられました。それらはすでに黒熟している果実よりひとまわり大きく膨らんでいました。これを割ってみると中には種子とともに白いタマバエが数匹入っていました。なお、幼虫が跳ねるのを確認しました。このような虫えいは記録されておりますでしょうか。

以上ご教示よろしくお願いします。


寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2020/11/20(Fri) 12:55 No.4288
Re: ヒサカキの虫えい2種 投稿者:湯川淳一

Tominaga 様: 以前、桜井市での発見を私信でお知らせ頂いた時に、ヒサカキツボミフクレフシ C-2772 として、リストに挙げることにしました。私が大分県耶馬渓で見つけたものと同じ虫えいだと思います。今回の虫えいも同じ可能性が大だと思います。幼虫がジャンプすることから、Contarinia 属かも知れません。

2020/11/22(Sun) 00:39 No.4301
Re: ヒサカキの虫えい2種 投稿者:Tominaga

湯川先生
ヒサカキの蕾の虫えいにつきまして、ツボミフクレフシの可能性があるとのご教示をいただきありがとうございました。幼虫標本は機会をみてお送りするようにします。

果実の虫えいにつきましてもご教示いただければ幸いです。


2020/11/22(Sun) 14:22 No.4302
Re: ヒサカキの虫えい2種 投稿者:湯川淳一

Tominaga 様: ヒサカキツボミフクレフシの幼虫標本をお送り下さり、有難うございました。検鏡させて頂きましたところ、幼虫は、やはり、Contarinia 属のように思います。

ヒサカキの果実の虫えいは、私も初めてで、これまでも記録がないと思います。幼虫がジャンプするようですから、これもツボミのタマバエと関連があるかも知れません。蕾の生長過程によって、蕾と果実の両方に虫えいを作るタマバエもいますので、その一つの例かも知れません。いずれにしましても、DNA解析で確認することが必要です。


2020/11/22(Sun) 22:00 No.4303
Re: ヒサカキの虫えい2種 投稿者:Tominaga

湯川先生
ヒサカキの果実の虫えいにつきましてもご教示いただきありがとうございました。こちらの幼虫標本も機会をみてお送りするようにします。今後のDNA解析でどうなるかわかりませんが、果実の虫えい名を「ヒサカキミフクレフシ(仮名)」としておきます。
ヒサカキは基本的に雌雄異株(ただし両性花が混じる場合もある)ですので、果実の虫えいは雌株のみと思われます。今回見つけた果実の虫えいでは、種子ができていましたので受粉してから果実が成熟するまでの間に寄生しているようです。蕾の形成と果実が生長する時期が重なっていますので、同じタマバエが寄生していてもおかしくないということで理解しました。
なお、蕾の虫えいは今のところ雄花(雄株)のみで見つけていますが、雌花(雌株)でも見られるかどうかさらに観察を続けたいと思います。


2020/11/24(Tue) 19:45 No.4306
Re: ヒサカキの虫えい2種 投稿者:湯川淳一

Tominaga 様: ヒサカキミフクレフシを C-2772b としておきましょう。今後の経過を楽しみにしております。

2020/11/24(Tue) 22:09 No.4310
Re: ヒサカキの虫えい2種 投稿者:Tominaga

湯川先生
ヒサカキミフクレフシに番号を付与していただきありがとうございました。
ヒサカキはどこにでも見られますので各地で観察してみたいと思います。


2020/11/18(Wed) 22:57 No.4279
モチツツジの虫えい 投稿者:Tominaga

ハンマー 様が2014年に発見されました(掲示板No.1092)、モチツツジハマルフクレフシを確認しましたので報告します。虫えいは山道沿いの地面に這うように広がっている小形のモチツツジにみられました。

その他、コバノミツバツツジミマルフシ、ヤマアジサイツボミフクレフシも確認しました。


寄主植物:モチツツジ
撮影年月日:2020年11月15日/奈良県宇陀市榛原赤埴
 

2020/11/20(Fri) 13:19 No.4289
Re: モチツツジの虫えい 投稿者:湯川淳一

Tominaga 様: モチツツジハマルフクレフシのご投稿、有難うございました。ハンマー様が投稿してくださった時に虫えい番号を確定していませんでした。その後、Nabira 様からも、青森でヤマツツジで見つかったというご報告もいただきました。お詫びして、ここに改めて虫えい和名と番号をお知らせ申し上げます。ハンマー様のご提案を尊重し、寄主植物名を冠して、モチツツジハマルフクレフシ D−0034a、ヤマツツジハマルフクレフシ D−0034b にさせて頂きたいと存じます。

コバノミツバツツジミマルフシと、ヤマアジサイツボミフクレフシのご報告も有難うございました。リストに記録させて頂きます。


2020/11/22(Sun) 00:32 No.4299
Re: モチツツジの虫えい 投稿者:Tominaga

湯川先生
モチツツジハマルフクレフシについてご確認いただきありがとうございました。

ところで今回のヤマアジサイツボミフクレフシではタマバエ幼虫はみられず、寄生蜂が出てきてました。


2020/11/24(Tue) 22:12 No.4311
Re: モチツツジの虫えい 投稿者:Tominaga

さらに奈良県宇陀郡曽爾村今井においても確認しました。
この時期しかないのかについて今後も気をつけてみます。


2020/11/17(Tue) 20:10 No.4277 ホームページ
メグスリノキの虫えい 投稿者:小泉 正人

先日の妙義山(群馬県)で行われた自然観察会でメグスリノキの葉に出来た虫えいを沢山見つけました。
この掲示板で2018年10月12日No.3344に広沢様が投稿したものと同じ虫えいだと思います。
家に持ち帰り詳しく観察したところフシダニが形成したものと思われます。
No3344以降、どなたからも報告は無いようですが・・・
名前としてはメグスリノキハツノフシ若しくはメグスリノキハナガツノフシあたりが好いかなと思うのですがいかがでしょうか?


寄主植物:メグスリノキ
撮影年月日:2020年11月15日/群馬県下仁田町妙義山
 

2020/11/17(Tue) 20:12 No.4278 ホームページ
Re: メグスリノキの虫えい 投稿者:小泉 正人

虫えいの中はスポンジ状に見え毛が密生していました・・・

寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2020/11/20(Fri) 13:21 No.4290
Re: メグスリノキの虫えい 投稿者:湯川淳一

小泉 正人 様: 今、フシダニの専門家にコメントをお願いしています。しばらくお待ち頂けますようにお願い申し上げます。

2020/11/24(Tue) 12:25 No.4305
Re: メグスリノキの虫えい 投稿者:吉野優希

小泉様

吉野です。返答が遅くなってしまい申し訳ありません。
Acer属の植物にゴールを形成するフシダニは世界中に多くいますが、メグスリノキのフシダニの虫こぶは記録にないと思われます。
もしサンプルが残っていましたら、着払いで送っていただきたいです。ご検討いただければ幸いです。


2020/11/24(Tue) 20:30 No.4307 ホームページ
Re: メグスリノキの虫えい 投稿者:小泉 正人

吉野様
お忙しい中、ご回答ありがとうございます。
サンプルは乾燥気味ですが残っておりますのでお送りいたします。
メールの方へ送付先をご連絡お願いいたします!


2020/11/13(Fri) 22:25 No.4272
アキカラマツ 投稿者:アイマン イルサイド

先週、千葉県でアキカラマツの果実のタマバエのゴールを採集しました。一つのゴールはいくつかの幼虫が含まれています。このゴールはたぶん日本で新記録です。幼虫はAmetrodiplosisにていますから、このタマバエはたぶん新しい種かもしれません。

私は初めてgallers clubでポストしますから、初めましてよろしくお願いします。
すみません、私の日本語まだ上手じゃない。


寄主植物:アキカラマツ
撮影年月日:2020年11月06日/安房郡 鋸南町 千葉県
 

2020/11/14(Sat) 19:43 No.4275
Re: アキカラマツ 投稿者:湯川淳一

アイマン・イルサイド様: タマバエによるアキカラマツの果実のゴールをとうこうして下さり、まことにありがとうございました。初めての発見です。アキカラマツミフクレフシ C-2659 としましょう。Ametrodiplosis 属のタマバエなら、新種の可能性大ですね。ぜひ、成虫を羽化させて下さい。
これからも、gallers club にたくさんポストして下さい。よろしくお願いします。


2020/11/12(Thu) 22:06 No.4267
橙色の幼虫はタマバエの一種の幼虫でしょうか 投稿者:小川

セキヤノアキチョウジに形成される虫えいの継続観察をするために採取したサンプルを保管していたプラスチック容器で、壁や底及び蓋に多くの有翅型アブラムシに混ざって24匹の橙色の幼虫が這っていました。この容器にはセキヤノアキチョウジツボミフクロフシ(以下、ツボミフクロフシと記す)と花・果実がついた枝とアブラムシが葉に形成した虫えいをつけた枝を保管していたため、これらの橙色の幼虫はTominaga 様がアキチョウジツボミフクロフシで観察された橙色の幼虫ではないかと考え、ツボミフクロフシから調査を進めました。しかしすでに脱出後なのかこの虫えい及びその他の部位を解体しても橙色の幼虫は見つからず、どの部位に存在していたのか確認できませんでした。
写真1:プラスチック容器に現れた橙色の幼虫(Y字型の胸骨らしきものが確認できます。)


寄主植物:セキヤノアキチョウジ
撮影年月日:2020年11月03日/静岡県富士宮市
 

2020/11/12(Thu) 22:07 No.4268
Re: 橙色の幼虫はタマバエの一種の幼虫でしょうか 投稿者:小川

その後、この幼虫の存在が気になり虫えいを採取した場所を再訪し、できるだけツボミフクロフシと花・果実がついた枝とアブラムシが葉に形成した虫えいがついた枝を数本ずつ採取してきました。そして各部位ごとにプラスチック容器に収納し、数の多いアブラムシが葉に形成した虫えいは3つの容器に小分けして再調査を実施しました。その結果ツボミフクロフシ及び花・果実を入れた各々の容器から橙色の幼虫は出現せず、アブラムシが葉に形成した虫えいを入れた1/3個の容器で多数の有翅型アブラムシとともに4匹の橙色の幼虫が出現していました。
写真:アブラムシが葉に形成した虫えいを入れた容器と虫えいから脱出した橙色の幼虫と有翅型アブラムシ


寄主植物:セキヤノアキチョウジ
撮影年月日:2020年11月09日/静岡県富士宮市


2020/11/12(Thu) 22:14 No.4269
Re: 橙色の幼虫はタマバエの一種の幼虫でしょうか 投稿者:小川

そこでこの容器内に入っていたアブラムシが葉に形成した虫えい33個の虫室を1つ1つ開いて確認すると、2個の虫えいに於いて虫室の中肋付近でじっとしている1匹の橙色の幼虫をアブラムシたち(死骸や脱皮殻含む)とともに確認することができました。これら2個の虫えいから採取した2匹の幼虫及び前項で採取した4匹の幼虫は11月3日に観察した幼虫と同様にY字型の胸骨らしきものを確認できました。
写真:アブラムシが葉に形成した虫えいと虫室に生存していた橙色の幼虫

今回はツボミフクロフシで橙色の幼虫を確認することができませんでしたが、観察した橙色の幼虫はタマバエの一種の幼虫と考えて宜しいでしょうか。またこれらの橙色の幼虫は、アブラムシの虫えいの同居者と言えるのでしょうか。ご多忙の中で大変に恐縮ですがご教示をお願いできれば幸いです。なお、4匹の幼虫は100%エタノール液標本として保管しております。


寄主植物:セキヤノアキチョウジ
撮影年月日:2020年11月09日/静岡県富士宮市


2020/11/12(Thu) 22:18 No.4270
Re: 橙色の幼虫はタマバエの一種の幼虫でしょうか 投稿者:小川

最後に、今回採取した花や果実もできる限り解体して調査をしました。その結果、花冠の成長が止まったような花から2種類の幼虫の存在を確認しましたので併せてご報告をいたします。
写真上:薄黄色に内部が緑の幼虫2匹⇒1つの花の花冠内に2匹の幼虫が生存しており、双葉型の胸骨が確認できました。(写真右上○印の幼虫で確認)
写真下:黄色の幼虫2匹⇒2つの花の花冠内に各々1匹ずつ生存しており、胸骨は確認できませんでした。
これらの幼虫も、各々1匹ずつですが100%エタノール液標本として保管しております。


寄主植物:セキヤノアキチョウジ
撮影年月日:2020年11月09日/静岡県富士宮市


2020/11/13(Fri) 19:17 No.4271
Re: 橙色の幼虫はタマバエの一種の幼虫でしょうか 投稿者:湯川淳一

小川様: この橙色の幼虫は、アブラムシを捕食するタマバエの幼虫の可能性があります。薄黄色に内部が緑の幼虫も、黄色の幼虫も、虫えい形成者以外の可能性も含めて、検討する必要があると思います。捕食性のタマバエなら、生息していた場所の近くで繭を紡ぎ、その中で蛹化しますので、比較的楽に成虫を羽化させることができると思います。ぜひ、チャレンジして見て下さい。結果を楽しみにしています。先に一部の幼虫をお送り頂けますと、検鏡させて頂きます。よろしくお願い申し上げます。



2020/11/14(Sat) 19:05 No.4274
Re: 橙色の幼虫はタマバエの一種の幼虫でしょうか 投稿者:小川

湯川先生
お忙しい中で長文の記録を読み解いて戴き、詳細なご教示を賜りまして本当に有難うございます。現在橙色の幼虫は、シャーレに敷いた湿らせた脱脂綿の中に潜り込んでじっとしていますので、ご指導の通りこのまま繭を紡ぐか様子を見てまいります。なお橙色の幼虫4匹、薄黄色に内部が緑の幼虫1匹、黄色の幼虫1匹の100%エタノール液標本(現在脱色されて白くなっております。)は、月曜日に発送いたしますので宜しく検鏡をお願い申し上げます。


2020/11/21(Sat) 14:08 No.4296
Re: 橙色の幼虫はタマバエの一種の幼虫でしょうか 投稿者:湯川淳一

小川様: セキヤノアキチョウジから得られた貴重な標本をお送り頂き、誠に有難うございました。少し時間がかかりましたが、幼虫を解剖顕微鏡で検鏡させて頂きました。橙色の幼虫は、やはり、捕食性タマバエのようです。アブラムシを捕食するショクガタマバエ Aphidoletes aphidimyza に似ていますが、成虫で確認させて頂けますれば幸いです。

成虫を採集する面白い方法があります。このタマバエは、捨てられた蜘蛛の糸にぶら下がって、対面式で交尾をします。蜘蛛の糸の代わりに、一番細いテグスをアブラムシの寄主植物の近くに張っておきますと、そこで、交尾が見られます。時間帯は夕方から夜半にかけてです。多化性ですので、今からでも可能だと思います。交尾中の雌雄をエタノールを染み込ませた筆で採集し、そのまま、 99% エタノールに保存して下さい。採集した成虫と、幼虫の整合性は、後ほど、DNA解析で確認いたします。

薄黄色と黄色の幼虫は、胸骨の形が異なり、別種のようです。どちらかが、花冠に虫えいを形成するもので、もう一つが、同居者の可能性があります。これらも、ぜひ、成虫を羽化させて下さいますようお願い申し上げます。いつも、興味ふかい情報や標本をお送り頂き、感謝申し上げております。今後とも、よろしくお願い申し上げます。


2020/11/21(Sat) 20:56 No.4298
Re: 橙色の幼虫はタマバエの一種の幼虫でしょうか 投稿者:小川

湯川先生
標本の顕教を詳細に行って戴き、さらにご丁寧なご教示を賜り本当に有難うございました。橙色の幼虫がアブラムシを捕食するショクガタマバエの可能性とのことで、びっくりするとともに新たな興味を感じております。成虫の捕獲につきまして、前回の現地訪問時には寄生植物の葉や花がかなり落ちて、これらに形成される虫えいを何とか探し出すという状況でしたが、具体的な捕獲方法をご教示して戴きましたので可能な限り早い時期に現地を再訪し、寄生植物の状態など考慮して実施可能か確認してまいります。また成虫の羽化につきましても暫く様子を見ている状態ですので、改めてご報告させて戴きたいと考えております。ご多忙中に大変なお手数をお掛けいたしましたが、今後とも宜しくお願い申し上げます。


2020/11/03(Tue) 21:46 No.4251
アキノタムラソウの虫えい? 投稿者:Tominaga

連続投稿すみません。
アキノタムラソウ(シソ科)の葉が縮んで淡紅紫色のかたまりになっており、縮んだ葉をめくると隙間にタマバエ幼虫が十数匹いました。これは虫えいでしょうか?
ご教示お願いします。


寄主植物:アキノタムラソウ
撮影年月日:2020年11月3日/奈良県吉野郡吉野町
 

2020/11/04(Wed) 19:47 No.4253
Re: アキノタムラソウの虫えい? 投稿者:湯川淳一

Tominaga 様: これも虫えいで、ハチヂミフシとして良いと思います。シソ科の Salvia 属の植物には、これまで、ハチヂミフシの記録はありません。初めての発見です。アキノタムラソウハチヂミフシ D-0511 としましょう。この他の Salvia 属の植物(タムラソウの仲間やアキギリなど)でも見つかりそうですね。幼虫はジャンプしませんか?

2020/11/04(Wed) 23:22 No.4255
Re: アキノタムラソウの虫えい? 投稿者:Tominaga

湯川先生
虫えいとご確認いただき、また虫えい名・番号を付与していただきありがとうございました。
Salvia属のうちアキノタムラソウは普通にみられますが、それ以外は分布が限られている種類が多いため見つけにくいかもしれません。なお、幼虫が跳ねる様子は見られませんでした。


2020/11/05(Thu) 18:18 No.4257
Re: アキノタムラソウの虫えい? 投稿者:湯川淳一

Tominaga 様: 幼虫はジャンプしませんでしたか。Contarinia ではなく、Dasineura の方かも知れませんね。

2020/11/05(Thu) 22:06 No.4258
Re: アキノタムラソウの虫えい? 投稿者:Tominaga

湯川先生
以前に投稿しました「カキドオシの虫えい」(掲示板No.3107〜)のカキドオシのふくらんだ芽にいたタマバエ幼虫と似ているように思いました。こちらもジャンプはしていなかったと思います。
シソ科の芽(葉)を虫えい化する近縁のタマバエかもしれません。


2020/11/03(Tue) 21:28 No.4250
ミミナグサメフクレフシ 投稿者:Tominaga

ミミナグサメフクレフシ C-2429 を確認しましたので報告します。
残念ながらタマバエ幼虫はすでに出て行った後でした。

その他、ミズヒキツボミフクレフシ C-2396 のほかアカネツボミフクレフシ、ノミノフスマメフクレフシも確認できました。


寄主植物:ミミナグサ
撮影年月日:2020年11月3日/奈良県吉野郡吉野町
 

2020/11/04(Wed) 18:50 No.4252
Re: ミミナグサメフクレフシ 投稿者:湯川淳一

Tominaga 様: ミミナグサメフクレフシなど、各種虫えいの分布情報をご投稿下さり、誠に有難うございました。私のリストに記録させて頂きます。ミミナグサのタマバエも、将来、Ametrodiplosis かどうか確かめたいところです。

2020/11/04(Wed) 23:14 No.4254
Re: ミミナグサメフクレフシ 投稿者:Tominaga

湯川先生
コメントいただきありがとうございます。
来年は幼虫を見つけたいと思います。


2020/11/02(Mon) 23:01 No.4245
アオミズクキコブフシでしょうか? 投稿者:Tominaga

連続投稿すみません。
アオミズの茎の一部が膨らんでいました。また、多数連続して膨らんでいるものも見られました。
割ってみると髄の部分に体長2.5mmほどのタマバエ幼虫がいました。一つのコブには幼虫が1匹いましたが、大きいコブでは2匹が入っている場合がありました。
これは『虫えい図鑑』の巻末リストにあるアオミズクキコブフシでよいでしょうか?


寄主植物:アオミズ
撮影年月日:2020年11月1日/奈良県桜井市
 

2020/11/03(Tue) 15:07 No.4246
Re: アオミズクキコブフシでしょうか? 投稿者:湯川淳一

Tominaga 様: ご賢察の通り、この虫えいはアオミズクキコブフシ C-2342aです。薄葉さん(1982)により、高尾山から記録されたものです。それ以来の発見になります。これまで、タマバエの同定はなされていませんでしたが、今回の幼虫を拝見して、ウロコタマバエの一種 Lasioptera sp.ではないかと思っています。ミズクキコブフシ C-2342b がアイマン君によって、2019年に青森県で発見されました。多分、同じタマバエではないかと考えています。トマトタマバエに引き続き、現在、日本産の Lasioptera のまとめをしているところです。3齢幼虫が虫えい内で越冬します。ぜひ、成虫も羽化させて頂けますれば嬉しいです。

2020/11/03(Tue) 20:38 No.4249
Re: アオミズクキコブフシでしょうか? 投稿者:Tominaga

湯川先生
アオミズクキコブフシとご確認いただきありがとうございました。ミズの仲間は他にもいろいろありますので今後も気を付けてみたいと思います。
越冬させるのは難しいと思いますが挑戦してみます。


2020/11/05(Thu) 18:16 No.4256
Re: アオミズクキコブフシでしょうか? 投稿者:湯川淳一

Tominaga 様: 虫えいは植物体上に放置して、春の羽化前、アオミズ茎の伸長時に採集して頂ければと思います。3齢幼虫で越冬ですので、少し早く虫えいを採集しても、水差しにして室内で暖めれば蛹化して羽化する事と思います。

2020/11/07(Sat) 22:39 No.4261
Re: アオミズクキコブフシでしょうか? 投稿者:Tominaga

湯川先生
ご指導いただきありがとうございます。
アオミズは1年草ですのでもうすぐ枯れてしまうと思いますが、虫えい部分は残るようになっているということですね。特に何もしないで放置しておきます。


2020/11/08(Sun) 22:08 No.4263
Re: アオミズクキコブフシでしょうか? 投稿者:Tominaga

湯川先生
本日クキコブフシを再度採取してきました。
奇主植物をよく観察しましたところ、アオミズではなくミズであることがわかりました。奇主植物の同定を間違えてたいへん申し訳ありませんでした。

奇主植物はミズ、虫えい名・番号はミズクキコブフシC-2342bと訂正させていただきます。


2020/11/09(Mon) 10:24 No.4265
Re: アオミズクキコブフシでしょうか? 投稿者:湯川淳一

Tominaga 様:寄主植物訂正のご連絡、有難うございました。私の方のリストも修正しておきます。イノコズチの場合もそうですが、ミズの場合も立ち枯れた茎や、倒れた茎の虫えいの中で、3齢幼虫が越冬します。成虫の羽化を楽しみにしています。

2020/11/10(Tue) 21:46 No.4266
Re: アオミズクキコブフシでしょうか? 投稿者:Tominaga

湯川先生
奇主植物の間違い失礼しました。
ミズクキコブフシの成虫がうまく羽化するかどうかわかりませんが挑戦してみます。


2020/11/21(Sat) 14:24 No.4297
Re: アオミズクキコブフシでしょうか? 投稿者:湯川淳一

Tominaga 様: ミズクキコブヒシから得られた幼虫標本をお送り下さり、誠に有難うございました。検鏡させて頂きましたところ、やはり、胸骨の形がウロコタマバエ属 Lasioptera の特徴を示していました。また、同時にお送り頂きましたシラゲヒメジソクキコブフシの幼虫も、胸骨から Lasioptera であることを再確認致しました。もう一つ、エゾノアジサイハナフクレフシの幼虫は、ハリオタマバエ族の特徴を示していましたので、徳田さんと Ayman 君に研究して貰いましょう。その他の幼虫は、現時点では属不明です。今後ともよろしくお願い申し上げます。

2020/11/22(Sun) 00:37 No.4300
Re: アオミズクキコブフシでしょうか? 投稿者:Tominaga

湯川先生
お送りした幼虫について検鏡していただきありがとうございました。
当初採取してきたミズクキコブフシはカラカラに乾いてしまいましたが大丈夫でしょうか。
後から採取してきたものは植物体ごと水に差して生かしてあります。


2020/11/02(Mon) 22:43 No.4244
アオハコベメフクレフシ? 投稿者:Tominaga

アオハコベ Stellaria uchiyamana var. apetala のメフクレフシと思われるものを確認しましたので報告します。
アオハコベは葉裏に星状毛がありますので、虫えいにも星状毛が多く見られました。開いてみると白いタマバエ幼虫が1〜2匹入っていました。
これまでにノミノフスマ、ミヤマハコベでメフクレフシを確認しましたが、3種類目を見つけることができました。今後も探索を続けたいと思います。


寄主植物:アオハコベ
撮影年月日:2020年11月1日/奈良県桜井市
 

2020/11/03(Tue) 15:52 No.4247
Re: アオハコベメフクレフシ? 投稿者:湯川淳一

Tominaga 様: アオハコベメフクレフシ C-2428c としましょう。今、アイマン君と日本産 Ametrodiplosis の論文を作成しているところで、95%完成しています。今回、見つけて下さったアオハコベメフクレフシを、ノミノフスマのタマバエ(Ametrodiplosis の新種)の寄主植物として追加できるかどうか、急ぎ、問い合わせ中です。DNA解析も必要ですので、間に合うかどうか不明です。アイマン君から、直接、連絡があることと思いますので、間に合うようでしたら、幼虫標本をアイマン君に送ってやって下さい。ミヤマハコベも同様です。よろしくお願い申し上げます。

2020/11/03(Tue) 20:33 No.4248
Re: アオハコベメフクレフシ? 投稿者:Tominaga

湯川先生
虫えい名・番号を付与いただきありがとうございました。
アオハコベメフクレフシに加えて、滋賀県で採取したミヤマハコベメフクレフシ、奈良県で採取したノミノフスマメフクレフシの幼虫標本をアイマン様にお送りするようにします。


2020/11/01(Sun) 20:28 No.4238 ホームページ
ヤマウコギハグキタマフシ 投稿者:小泉 正人

本日、群馬県安中市松井田町横川にある小根山森林公園で自然観察会を開催いたしましたが、その折にヤマウコギハグキタマフシを確認いたしましたので報告いたします。
まだ虫えい内には幼虫がうごめいておりました!


寄主植物:ヤマウコギ
撮影年月日:2020年11月1日/群馬県小根山森林公園
 

2020/11/01(Sun) 20:29 No.4239 ホームページ
Re: ヤマウコギハグキタマフシ 投稿者:小泉 正人

切断した画像です!

寄主植物:ヤマウコギ
撮影年月日:2020年11月1日/群馬県小根山森林公園


2020/11/02(Mon) 15:18 No.4240
Re: ヤマウコギハグキタマフシ 投稿者:湯川淳一

小泉 正人 様: ヤマウコギハグキタマフシのご投稿、有難うございました。青森県と栃木県に続いて、群馬県は3番目です。ウコギハグキタマフシ C-4166a は、進士織平さんによって、Porricondyla acanthopanaci というタマバエによって形成されると報告されていますが、この属は虫えい形成者ではありませんので、属の再検討が必要です。一方、ウコギエダツトフシ C-4164a は、進士織平さんによって、Lasioptera ukogi によるとされています。このタマバエの属の同定が正しいことは、私が確認しました。そこで、今回のヤマウコギハグキタマフシのタマバエが、Lasioptera ukogi と同一種であるかどうかの確認が必要になります。今後の課題として残されています。もし、Lasioptera なら、幼虫は虫えいの中で越冬し、翌春に羽化するはずです。もし、幼虫が越冬前に虫えいから脱出しましたら、Lasioptera ではないと思います。今後の観察をよろしくお願い申し上げます。

2020/11/02(Mon) 18:23 No.4242 ホームページ
Re: ヤマウコギハグキタマフシ 投稿者:小泉 正人

湯川先生、早速のご回答ありがとうございます。
今回採取してきたのは2個で、森林公園には数個残っていますので観察を続けてみます。
なお、採取したものはお送りいたしますのでよろしくお願いいたします!


2020/11/02(Mon) 19:38 No.4243
Re: ヤマウコギハグキタマフシ 投稿者:湯川淳一

小泉 正人 様: 幼虫標本をお送り頂けるとの事、有難うございます。幼虫の形状と胸骨で、Lasioptera 属かどうか見当が付きますので、検鏡させて頂けますのを楽しみにしています。

2020/11/06(Fri) 20:06 No.4259
Re: ヤマウコギハグキタマフシ 投稿者:湯川淳一

小泉 正人 様: ヤマウコギハグキタマフシをお送り下さり、誠に有難うございました。早速、幼虫を検鏡させて頂きました。幼虫の形状は Lasioptera 属ではなく、ハリオタマバエ族の様相を呈していました。ひょっとすると、Schizomyia 属かも知れません。徳田さんとAyman君に研究して貰いましょう。私の方から転送しておきます。幼虫は脱出するかも知れません。

2020/11/06(Fri) 21:03 No.4260 ホームページ
Re: ヤマウコギハグキタマフシ 投稿者:小泉 正人

湯川先生:早速のご連絡ありがとうございます!
今後も小根山森林公園のヤマウコギハグキタマフシを観察して幼虫が脱出するかどうか見ていきたいと思います!


2020/10/29(Thu) 18:13 No.4234
シロヤナギの虫こぶ 投稿者:杉山

初めて投稿させていただきます。
先日、青森県弘前市の川沿いでシロヤナギの当年枝に4つの虫こぶが連なっているのを見つけました。持ち帰って3つを解剖するとタマバエの幼虫と思われるものが3匹入っていました。
原色虫えい図鑑や「北海道の虫えい」のサイトで調べると、ヤナギエダカタガワフシの記述に近いと思いましたが確証が持てませんでした。
どうかご教示いただけると幸いです。
スマートフォンで撮影したため画質が悪くて申し訳ありません。


寄主植物:シロヤナギ
撮影年月日:2020年10月3日/青森県弘前市
 

2020/10/30(Fri) 12:54 No.4235
Re: シロヤナギの虫こぶ 投稿者:湯川淳一

杉山様: ご投稿、有難うございました。大歓迎です。虫えい図鑑には、虫えいの中の幼虫室の写真も示しています。カタガワフシの場合は、複数の幼虫室があり、虫えいの側面に穴をあけて成虫が羽化します。マルズイフシの場合は、中央に縦長の幼虫室が一つあるだけで、成虫は、その上方から羽化します。虫えいを解剖されたとの事、幼虫室は如何でしたでしょうか? 写真はご賢察の通りカタガガワフシだと思いますが、マルズイフシが連続している可能性も捨て切れませんので、念のため、幼虫室の様子を教えて頂けますれば、有難いと存じます。今後とも、よろしくお願い申し上げます。


2020/10/31(Sat) 20:51 No.4236
Re: シロヤナギの虫こぶ 投稿者:杉山

湯川先生、ご教示ありがとうございます。
写真はうまく撮れなかったのですが、虫えい図鑑と比べてみた結果、マルズイフシの幼虫室と似ていました。
本日、70%エタノールに漬けた残りの1つを解剖してみます。

現在、ヤナギとヨモギの虫こぶの研究をしているため、見慣れないものを見つけたらご報告いたします。今後ともよろしくお願いいたします。




2020/11/01(Sun) 20:01 No.4237
Re: シロヤナギの虫こぶ 投稿者:湯川淳一

杉山さん: マルズイフシの幼虫室に似ていましたか。幼虫の胸骨の形でも区別出来ます。ヤナギタマバエ類とヨモギタマバエ類の研究をされることに決まったのですか? 良かったですね。面白い研究テーマが沢山あります。論文 PDF がありますので、ご希望でしたらお送りします。直接、メールでご連絡下さっても結構です。

2020/11/02(Mon) 16:52 No.4241
Re: シロヤナギの虫こぶ 投稿者:杉山

70%エタノールに漬けていた残りの1つを解剖してみたら、湯川先生のおっしゃっていたカタガワフシに該当すると思いました。中の空洞のような所全体が1つの幼虫室と勘違いしていましたが、複数の小さな幼虫室があることに気づきました。申し訳ありません。

現在、ヨモギとヤナギに虫こぶを作るタマバエと寄生蜂との関係について研究したいと考えています。論文PDFをいただきたいので湯川先生のメールにご連絡いたします。よろしくお願いいたします。


寄主植物:
撮影年月日:年月日/




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