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2019/12/10(Tue) 23:11 No.3857
シロダモハコブフシ? 投稿者:ハンマー

写真はシロダモの同じ葉の表と裏です。
ゴールはシロダモハコブフシと思いますが、いかがでしょうか?
九州では葉表型と葉裏型とが同一の葉に、同時に発生することはほとんどないと報告されていたと記憶していますが、今回観察した場所では、写真のように葉裏型が多いものの葉表型も共存していました。このゴールがシロダモハコブフシとして、九州以外ではこのような発生状況は知られていることでしょうか?ご教示いただけると幸いです。


寄主植物:シロダモ
撮影年月日:2019年11月30日/兵庫県三田市
 

2019/12/10(Tue) 12:14 No.3853
虫えいと直接関係ないのですが 投稿者:kurami

まことにすみません。分からない寄生蜂のことでお尋ねします。
ネットで調べた範囲でオナガコバチ科Torymoides属の一種かと
思いますが、種までは到達できません。
教えていただけますでしょうか。m(__)m
体長L=5.5o 標本あります。


寄主植物:
撮影年月日:2019年6月9日/鳥取県大山
 

2019/12/10(Tue) 13:54 No.3854
Re: 虫えいと直接関係ないのですが 投稿者:kurami

Torymus属の方かも分かりません。

2019/12/03(Tue) 00:10 No.3849
ムクロジの虫えい? 投稿者:Tominaga

ムクロジの葉表側に膨らみがあり、葉裏側はへこんで毛が密生していました。「虫えい図鑑」の巻末リストには、フシダニによるムクロジハコイボフシが記載されていました。
写真がないのでわかりませんがこれのことでしょうか?
ご教示お願いします。


寄主植物:ムクロジ
撮影年月日:2019年11月23日/奈良県奈良市
 

2019/12/03(Tue) 13:06 No.3850
Re: ムクロジの虫えい? 投稿者:吉野優希

Tominaga 様
私も写真を見つけられていないのでゴールの和名についてはなんとも言えませんが、少なくとも日本からムクロジに寄生するフシダニは報告されていません。また、海外の文献も探してみていますが、ムクロジのフシダニについての文献は見つけられていません。
しかし、ゴールの形から、フシダニえいのように見えます。
J. Agric. Food Chem. 2005, 53, 4722−4727 に、幹にできるムクロジのゴールについての情報はあります。形成者はおそらくフシダニではありません。



2019/12/04(Wed) 22:21 No.3851
Re: ムクロジの虫えい? 投稿者:Tominaga

吉野優希 様
ムクロジにフシダニは寄生しないとのこと、ご教示いただきありがとうございました。
ムクロジは落葉してしまいますので、また来年に観察する機会がありましら寄生者を探してみたいと思います。


2019/12/07(Sat) 14:51 No.3852
Re: ムクロジの虫えい? 投稿者:吉野優希

Tominaga様

すいません、言葉が足りませんでした。
フシダニは世界的に見ても、近年記載が活発になった分類群で、特に日本では記載が遅れており、60種ほどしか報告されていません。

なので、報告や記載がないだけで、形成者がフシダニである可能性は十分にあります。来年観察していただけるととても助かります。


2019/12/10(Tue) 22:33 No.3856
Re: ムクロジの虫えい? 投稿者:Tominaga

吉野優希 様
こちらこそ勘違いしてすみませんでした。
来年は気を付けてみます。


2019/11/26(Tue) 08:36 No.3840
ヤマハッカに形成されたアブラムシの虫えい 投稿者:小川

神奈川県秦野市でヤマハッカにアブラムシの虫えい?を見つけたとの連絡を貰い、現地を訪れ観察してサンプルを採取しました。帰宅後、日本原色虫えい図鑑で調べると「ハッカハマキフシ(形成者:ハッカイボアブラムシ)」が記載され、日本原色アブラムシ図鑑では「ヤマハッカの葉を袋状に巻いた虫えいを形成するヤマハッカアブラムシ」の記載がありました。しかし当該虫えいの形成部位は、葉とは異なるように見えるため観察を進めました。以下にその結果を報告しますので虫えい名称及び形成部位並びに形成者などについてご教示を戴ければ幸いです。宜しくお願い申し上げます。

寄主植物:ヤマハッカ
撮影年月日:2019年11月23日/神奈川県秦野市渋沢
 

2019/11/26(Tue) 08:38 No.3841
Re: ヤマハッカに形成されたアブラムシの虫えい 投稿者:小川

写真2:虫えい形成部位の確認
虫えい形成部位を調べるために外側を拡大鏡で観察したところ、上部は5裂した突起があり、それらがつぼまって小さな隙間があり、その下は袋状になっていました。さらにこの虫えいは、茎から柄によって支えられ、合萼に覆われた蕾が肥大したもののようにも見えました。


寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2019/11/26(Tue) 08:39 No.3842
Re: ヤマハッカに形成されたアブラムシの虫えい 投稿者:小川

写真3:虫えい内部の確認
虫えいを割いて虫室内部を観察しました。しかし虫えい内部は空洞で、花弁や雄しべ・雌しべの痕跡が認められず、蕾に形成された虫えいとは判断できませんでした。なお虫室内部には、1匹の有翅型成虫と30匹の有翅型幼虫、1匹の無翅型成虫が確認でき、脱皮殻も多数みられました。


寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2019/11/26(Tue) 08:45 No.3843
Re: ヤマハッカに形成されたアブラムシの虫えい 投稿者:小川

写真4:無翅型成虫の確認
解体した虫室から出てきた無翅型成虫の写真です。アブラムシ図鑑では、「ハッカイボアブラムシの体色は淡黄色から黄緑色」。また「ヤマハッカアブラムシの背面の毛は長い」との記載があり、いずれも当該アブラムシと相違点があるように思われました。


寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2019/11/27(Wed) 15:56 No.3844
Re: ヤマハッカに形成されたアブラムシの虫えい 投稿者:湯川淳一

小川様:ヤマハッカの虫えいのご投稿、有難うございました。北大の秋元先生にも伺ったのですが、ご存知ないようでした。私も見たことがありません。アブラムシのご専門の方々に聞いてみます。しばらくお待ち頂けますようお願い致します。

2019/11/27(Wed) 19:57 No.3845
Re: ヤマハッカに形成されたアブラムシの虫えい 投稿者:小川

湯川先生:
お忙しいところ投稿を見ていただき、本当に有り難うございました。
お手数をおかけしますが、宜しくお願い申し上げます。


2019/11/30(Sat) 20:58 No.3846
Re: ヤマハッカに形成されたアブラムシの虫えい 投稿者:佐野正和

私自身は実物を見たことがないのですが、トウバナコブアブラムシEumyzus clinopodii Takahashi, 1965ではないかと思います。アブラムシ入門図鑑では79ページに、原色日本アブラムシ図鑑では134ページと353ページにヤマハッカアブラムシEumyzus plectranthi (Shinji)の名で掲載されています。これらの図鑑をお持ちでしたらご参照ください。ゴール形状もアブラムシ外部形態もよく似ています。

なお、「背面の毛は長い」というのは、通常は触角第3節基部の幅の2-3倍以上のことを言います。写真4からは背面の毛は長いかの判断は難しいかと思います。


2019/12/02(Mon) 00:48 No.3847
Re: ヤマハッカに形成されたアブラムシの虫えい 投稿者:小川

佐野先生:
ご多忙の中、ご教示を賜り本当に有り難うございました。また解像度の良くないアブラムシの写真でご判断をお願いし、大変に申し訳ありませんでした。トウバナコブアブラムシ/ヤマハッカアブラムシを各々の図鑑で調べ、このアブラムシがシソ科の植物に葉を変形させた虫えいを形成することを再確認いたしました。
しかし背面の毛につきましては、20倍の実体顕微鏡で確認したのですが、写真撮影ではアブラムシが動き回るので鮮明に撮ることができませんでした。今回は念のために100%エタノール液で保存していた当該アブラムシを撮影しました(写真a:少し萎んでいます。)
また虫えい形成部位につきまして、ヤマハッカの葉柄には翼のようなものがありますが、当該虫えいの柄にはそれが認められず、また合萼に類似するところも多いため、形成部位は葉ではないのではないかと疑問を持った次第です。ご多忙の中で大変に恐縮ですが、併せてご教示を戴けるよう、宜しくお願い申し上げます。


寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2019/12/02(Mon) 00:50 No.3848
Re: ヤマハッカに形成されたアブラムシの虫えい 投稿者:小川

写真b:アブラムシを側面から撮影
こちらの写真もアブラムシが少し萎んで見えます。しかし背面の毛の有無の状態は維持されていると考えております。


寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2019/12/10(Tue) 20:51 No.3855
Re: ヤマハッカに形成されたアブラムシの虫えい 投稿者:佐野正和

小川様

遠出をしておりましたので、お返事が遅くなりました。

アブラムシの写真を添付していただき、ありがとうございました。背面の毛の有無は確認できました。長さは分かりにくいものの、写真を見た限りでは長いように思えます。背面の毛の長短がよく分からなくても、アブラムシ入門図鑑の79ページのアブラムシ、原色日本アブラムシ図鑑の134ページのアブラムシによく似ていますので、トウバナコブアブラムシEumyzus clinopodii Takahashi, 1965と同定して間違いないかと思います。

虫えい形成部位ですが、本種のアブラムシは葉に虫えいを形成することが知られており、葉以外に虫えいを形成することは考えにくいです。私自身は本種の虫えいを実物では見たことがなく、またヤマハッカにも馴染みが薄いので想像での話となりますが、葉柄の翼は虫えい化によって消失したのかもしれません。合萼のようなのも、虫えい化によって生じたのかもしれません。虫えい化によって別器官のような構造物が生じることは他のアブラムシの虫えいでも知られており、虫えい化によって遺伝子発現に異常が生じたのかもしれなくて、興味深いところです。

はっきりとしたことが言えなくて申し訳ありませんが、少しでもお役に立てましたら幸いです。


2019/11/13(Wed) 09:44 No.3834
ハマオトコヨモギハツボフシ D-1121 投稿者:南 常雄

 2015年のコメント欄で1度紹介しましたが、改めてゴールなどの概要を投稿します。
 タマバエ(Rhopalomyia sp.)によって、ハマオトコヨモギの葉や葉柄に形成されるゴールです。ときに茎頂に十数個のゴールが群がって見られることがあります。ゴールの大きさは、高さ5〜8mm、太さ3〜4mm。形成タマバエは多化性で、第1世代のゴールは7月に出現し、世代交代(2〜3世代)によって秋まで見られます。10月に3齢に達した幼虫が、寄主植物上のゴール内で越冬します。
 夏(2015.08.08参照)に観察されるゴールは緑色ないし黄緑色で、わずかに赤色をおびますが、これほど濃い紫色にはなりません。


寄主植物:ハマオトコヨモギ
撮影年月日:2019年10月31日/北海道北見市常呂町
 

2019/11/13(Wed) 09:47 No.3835
Re: ハマオトコヨモギハツボフシ D-1121 投稿者:南 常雄

2019年10月31日/北海道北見市常呂町で採集したゴールを解剖
 幼虫室は筒状で、頂部に壁がなく白毛で塞がれています。幼虫の前胸部腹面に、タマバエの特徴とされる胸骨がありません。


寄主植物:ハマオトコヨモギ
撮影年月日:2019年11月7日/


2019/11/13(Wed) 13:15 No.3836
Re: ハマオトコヨモギハツボフシ D-1121 投稿者:湯川淳一

南 常雄 様: ハマオトコヨモギハツボフシ D-1121 の詳細につきまして、ご報告頂き、誠に有難うございました。美しい虫えいですね。ヨモギ類に虫えいを作り、しかも、3齢幼虫に胸骨が見られないのは、Rhopalomyia 属の特徴です。

以前のご報告以来、(ヤマ)オトコヨモギを見るたびに注意しているのですが見つかりません。まだ、北海道以外では発見されていません。やはり、海岸の岩場でハマオトコヨモギを観察する方が良いのかも知れませんが、下記のような例もあります。

オトコヨモギハフクレフシ D-0740a を作るタマバエ Lasioptera artemisifoliae の場合は、ハマオトコヨモギハフクレフシ D-0740b のタマバエと DNA 解析結果では同じでした。両方のオトコヨモギを捜してみるのも良いかも知れません。


2019/11/14(Thu) 00:38 No.3839
Re: ハマオトコヨモギハツボフシ D-1121 投稿者:南 常雄

湯川先生、ご教示ありがとうございます。

こちらでも、機会があるごとにオトコヨモギを観察しています。現在、タマバエによってハマオトコヨモギに形成されるゴールは、ハマオトコヨモギハフクレフシ D-0740b、ハマオトコヨモギメハナガタフシ D-0742d、ハマオトコヨモギハツボフシ D-1121、ハマオトコヨモギハヒメエボシフシ D-1140c の4種ですが、いずれも、オトコヨモギでは発見できていません。


2019/11/10(Sun) 23:10 No.3829
タンポポハフクレフシ 投稿者:Tominaga

植物観察会で立ち寄った公園のタンポポでハフクレフシを確認しました。
タンポポはサクラの木の下付近にあり、半径数メートルの範囲でハフクレフシがみられました。


寄主植物:カンサイタンポポ?
撮影年月日:2019年11月10日/奈良県北葛城郡河合町
 

2019/11/11(Mon) 12:37 No.3831
Re: タンポポハフクレフシ 投稿者:湯川淳一

Tominaga 様: タンポポハフウレフシ D-0840 のご報告、有難うございました。奈良県からは初めてです。先日のハンマー様のご報告では、幼虫が脱出していたそうですが、今回の写真では、まだ、幼虫が入っていそうな気もするのですが、いかがでしょうか?  この時期にも、兵庫県や奈良県で虫えいが見つかっていますので、未発見の九州でも、諦めずに探索を続けようと思っています。

2019/11/11(Mon) 21:39 No.3833
Re: タンポポハフクレフシ 投稿者:Tominaga

湯川先生
いつもコメントいただきありがとございます。
虫えいがある葉を採取し、ライトで照らして透かしてみると幼虫が入っているのが見えました。袋に入れておいたら翌日には数匹が出てきていました。

なお、今回確認したのは緑地公園で一角で、公園内に残されている林の中でもともと生えていたコバノミツバツツジや、植栽されたミツバツツジの果実でミマルフシが見つかりました。また周辺の丘陵地の里山ではヒサカキエダフクレフシやアキグミミナガフシも確認できました。


2019/11/13(Wed) 13:24 No.3837
Re: タンポポハフクレフシ 投稿者:湯川淳一

Tominaga 様: たコバノミツバツツジや、植栽されたミツバツツジのミマルフシ、ヒサカキエダフクレフシ、アキグミミナガフシなどの観察記録をご報告頂き、有難うございました。私のリストに追記させて頂きました。

2019/11/13(Wed) 20:37 No.3838
Re: タンポポハフクレフシ 投稿者:Tominaga

湯川先生
観察記録をご確認いただきありがとうございます。

訂正とお詫びがあります。
ヒサカキエダフクレフシはヒサカキエダコブフシの間違いです。
たいへん申し訳ありませんでした。


2019/11/10(Sun) 22:50 No.3828
ヒサカキの枝の虫えい? 投稿者:Tominaga

ヒサカキの枝の一部が膨らんでおり孔が開いていました。これはヒサカキエダコブフシでしょうか。
ご教示お願いします。


寄主植物:ヒサカキ
撮影年月日:2019年11月9日日/奈良県宇陀市室生深野
 

2019/11/11(Mon) 12:26 No.3830
Re: ヒサカキの枝の虫えい? 投稿者:湯川淳一

Tominaga 様: ご賢察の通り、ヒサカキエダコブフシ C-2760 です。ハリオタマバエ上族のヒサカキエダタマバエによるものですが、まだ、記載がされておりません。これまで、新潟県、静岡県、愛知県、三重県、京都府、和歌山県、兵庫県、徳島県、高知県、福岡県、鹿児島県、沖縄県で見つかっています。奈良県からは初めてです。

写真の虫えいは羽化孔がありますので古い虫えいでしょう。このように、ヒサカキの枝には古い虫えいも長く残っています。未発見の地域でも、ヒサカキさえあれば、虫えいが見つかる可能があります。なお、近年、仏事事に国外から輸入されているヒサカキを多く見かけます。これらのヒサカキにも虫えいが見つかる可能性がありますので、要注意です。


2019/11/11(Mon) 21:28 No.3832
Re: ヒサカキの枝の虫えい? 投稿者:Tominaga

湯川先生
いつもご教示いただきありがとうございます。
いくつか見つけましたがいずれも古い虫えいでしたので、来年は新しい虫えいを探してみたいと思います。

ところで奈良の里山では、ヒノキ植林や雑木林の林内でヒサカキ(ビシャコ)を栽培・採取して出荷しているところを見たことがありましたが、輸入までされているとは知りませんでした。


2019/11/04(Mon) 23:05 No.3823
タンポポハフクレフシ? 投稿者:ハンマー

タンポポハフクレフシと思われるゴールをみつけました。
植物には花がないため、確実にタンポポであるという確信もありませんが、これがタンポポハフクレフシだとすると、このゴールが11月まで見られるということは知られていることですか?ご教示いただけると幸いです。
ゴールは採集しビニール袋に入れてありますが、既にほとんどの幼虫が、ゴールから脱出して袋の中を動きまわっています。


寄主植物:タンポポ?
撮影年月日:2019年11月月3日/兵庫県三田市
 

2019/11/05(Tue) 09:36 No.3824
Re: タンポポハフクレフシ? 投稿者:湯川淳一

ハンマー様: ご賢察の通り、これはタマバエの一種、Cystiphora sp. によるタンポポハフクレフシです。11月までみられます。脱出した幼虫は土中で越冬し、翌春、羽化するものと思います。袋の中の幼虫は、すぐに、繭を作るはずです。営繭には、土が必要ですが、これまでの経験ですと、ティッシュペーパに挟んでおけば、その間で営繭します。通常は眉の中で越冬休眠に入りますが、もし、休眠に入らなければ、温度を高く(18℃位以上に)しますと間も無く、繭の中で蛹化して、羽化するはずです。ぜひ、確かめてみて下さい。

タンポポは雑種や倍数体が多く、私は専門の先生にDNA解析で調べてもらっています。同じ株で虫えいの付いていない葉を1枚、ティッシュペーパーに挟んで、シリカゲル(乾燥剤)と一緒にジップ袋に入れて保存して置いて下さると、後でタンポポの同定が可能です。

これまで、タンポポハフクレフシは兵庫県以西や愛媛県、高知県、九州では見つかっていません。また、北海道や山梨県、岐阜県、滋賀県などでは見つかっていますが、日本海側の県では見つかっていません。

コウゾリナやハチジョウナなどにもよく似た虫えいが見つかっていますが、同属別種のタマバエによるものです。現在、研究中です。
また、最近、各地で問題になっています外来のブタナ(タンポポの葉に似ていますが別属)にも、よく似た斑点がみられますが、これまでの見たものは、すべて、病斑の褐変したものでした。もし、ブタナでタマバエの虫えいが見つかれば、大変面白いことになります。


2019/11/06(Wed) 07:18 No.3827
Re: タンポポハフクレフシ? 投稿者:ハンマー

湯川先生
詳細な解説をありがとうございます。飼育を試みてみます。
今後、ブタナにも注意します。


2019/10/28(Mon) 22:45 No.3817
ガクウツギメタマフシでしょうか? 投稿者:Tominaga

ガクウツギ(アジサイ科)の芽が丸くふくらんでいました。割ってみると数匹のタマバエ幼虫が入っており、幼虫が跳ねるのを確認しました。
これは『虫えい図鑑』巻末リストに載っているガクウツギメタマフシでしょうか?ご教示お願いします。

その他、シラネセンキュウツボミフクレフシ(C-4323)、ミヤマハコベメフクレフシ(C-2428b)、ナガサキオトギリクキコブフシ(C-2813a)、コアカソミトゲフシ(C-2350a)を再確認しました。また、アブラチャンハベリマキフシ(C-2508)およびトサノミツバツツジでツツジミマルフシを確認しました。


寄主植物:ガクウツギ
撮影年月日:2019年10月27日/奈良県御杖村三峰山
 

2019/10/29(Tue) 11:18 No.3820
Re: ガクウツギメタマフシでしょうか? 投稿者:湯川淳一

Tominaga 様: これは、ご賢察通り、ガクウツギメタマフシ C-2945 です。薄葉重先生が1977年に東京都高尾山で発見され、1979年にガクウツギメフシとして発表されたものです。その後、ガクウツギメタマフシと改称され、2018年に永井厖先生が宮崎県小林市での発見を報告されています。奈良県は3県目です。各地で見つかりそうなものですが、なかなか発見の記録はありません。

その他の様々な虫えいの発見をご報告頂き有難うございました。トサノミツバツツジは新寄主発見ですので、トサノミツバツツジでツツジミマルフシD-0030i としてリストに追加致しました。


2019/10/29(Tue) 22:44 No.3822
Re: ガクウツギメタマフシでしょうか? 投稿者:Tominaga

湯川先生
いつもご教示いただきありがとうございます。
奈良にはガクウツギは多く生育していますが、これまで気が付きませんでした。ガクウツギは広い範囲に分布しているのにも関わらずほとんど見つかっていないのは不思議です。
ミツバツツジ類は種類が多いですので、まだまだ増えそうです。


2019/10/28(Mon) 22:29 No.3816
ヨモギクキコブフシでしょうか? 投稿者:Tominaga

ヨモギの茎に複数のコブが付いていました。白い綿毛に覆われたものはよくみるのですが、このようなものは初めてでした。『虫えい図鑑』によりますとヨモギクキコブフシと思われますがどうでしょうか?

寄主植物:ヨモギ
撮影年月日:2019年10月26日/奈良県北葛城郡河合町
 

2019/10/29(Tue) 10:40 No.3819
Re: ヨモギクキコブフシでしょうか? 投稿者:湯川淳一

Tominaga 様: これは、ヨモギクキコブタマバエ Rhopalomyia struma によるヨモギクキコブフシ D-1020a です。全国各地で見つかっています。奈良県からは初めてです。ヨモギの他に、オオヨモギやオトコヨモギ、ニシヨモギに形成されることが知られています。

2019/10/29(Tue) 22:40 No.3821
Re: ヨモギクキコブフシでしょうか? 投稿者:Tominaga

湯川先生
いつもご教示いただきありがとうございます。
ヨモギには虫えいができているのを見かけていましたが、あまり気に留めていませんでした。
今後も気を付けてみます。


2019/10/28(Mon) 22:24 No.3815
アキグミミナガフシ 投稿者:Tominaga

奈良県においてもアキグミミナガフシを確認しましたので報告します。
山口県でみたものに比べると虫えいの数は少なかったです。


寄主植物:アキグミ
撮影年月日:2019年10月26日/奈良県北葛城郡河合町
 

2019/10/29(Tue) 10:35 No.3818
Re: アキグミミナガフシ 投稿者:湯川淳一

Tomiaga 様: アキグミミナガフシ D-4059 のご報告を有難うございました。兵庫県と山口県に次いで、3県目となりました。

2019/10/22(Tue) 22:08 No.3812
エンコウカエデのダニえい? 投稿者:Tominaga

エンコウカエデ(イタヤカエデ)の葉表側葉柄付け根付近の葉脈間にふくらみがみられました。
葉裏側をみるとくぼみ部分とその付近に褐色の毛が密生していました。毛の中をみましたが何も見つかりませんでした。
フシダニによる虫えいかとも思いましたが、単にダニ室が大きくなったものかもしれません。
これはどちらにあたるのかご教示ください。


寄主植物:エンコウカエデ
撮影年月日:2019年10月20日/奈良県高市郡高取町
 

2019/10/23(Wed) 00:55 No.3813
Re: エンコウカエデのダニえい? 投稿者:南 常雄

フシダニによって形成されたダニえいでいいと思います。葉裏側の窪みにダニが生息しますが、若い葉に形成され早い時期に移動するの、観察は出現後、1〜2週間ぐらいが良いかと思います。

2019/10/23(Wed) 22:06 No.3814
Re: エンコウカエデのダニえい? 投稿者:Tominaga

南 常雄 様
フシダニのダニえいでよいとのこと、ご確認いただきありがとうございました。
機会があれば来年の春にでも新葉を観察してみたいと思います。


2019/11/05(Tue) 15:17 No.3825
Re: エンコウカエデのダニえい? 投稿者:吉野優希

今年の5月に北海道札幌市でも見かけました。フシダニが中にいたので、フシダニの虫こぶで合っていると思います。
ですが、相当個体数は少なかった記憶があります。季節によるのかもしれません。


2019/11/05(Tue) 21:30 No.3826
Re: エンコウカエデのダニえい? 投稿者:Tominaga

吉野優希 様
フシダニのダニえいでよいとのこと、コメントいただきありがとうございます。
やはり春先に観察するのが良いようですので、今年見つけた同じ低木で来春に新葉を観察しようと思います。


2019/10/21(Mon) 22:52 No.3805
イタヤカエデの葉の虫えい? 投稿者:Tominaga

風で落ちたと思われるイタヤカエデの落枝についていた葉の1枚に、裏面の脈が膨らんでいるものがありました。大きさは長さ5mm、幅1.5mm、厚さ2mmほどで、すでに枯れて褐色になっており、穴が開いていました。
これは虫えいでしょうか?ご教示お願いします。


寄主植物:イタヤカエデ
撮影年月日:2019年10月20日/奈良県高市郡高取町
 

2019/10/22(Tue) 17:27 No.3808
Re: イタヤカエデの葉の虫えい? 投稿者:湯川淳一

Tominaga 様: これはイタヤカエデハミャクフクレフシ C-3675a です。奈良県からは初めてです。これまで、青森県、兵庫県、熊本県で見つかっています。イロハモミジハミャクフクレフシ C-3675b は、宮崎県で見つかっています。まだ、タマバエは同定されていません。

2019/10/22(Tue) 21:44 No.3811
Re: イタヤカエデの葉の虫えい? 投稿者:Tominaga

湯川先生
イタヤカエデハミャクフクレフシと確認していただきありがとうございました。
今回みつけたイタヤカエデは高木で、ふつうなら葉が数mも上にあり見つけることができなかったと思います。たまたま落ちていた枝の葉の1枚だけにありましたので、見つけられたのは幸運でした。
今後も気をつけて探してみたいと思います。


2019/10/21(Mon) 22:48 No.3804
イノコズチ果実の虫えい 投稿者:Tominaga

イノコズチの果実が膨らんでいるものがありました。
これは『虫えい図鑑』に載っているイノコズチミフクレフシでしょうか?


寄主植物:イノコズチ
撮影年月日:2019年10月20日/奈良県高市郡高取町
 

2019/10/22(Tue) 15:40 No.3806
Re: イノコズチ果実の虫えい 投稿者:湯川淳一

Tominaga 様: これはご賢察の通り、この虫えいはイノコズチミフクレフシ C-2460a で、Schizomyia achyranthesae Elsayed & Tokuda によって形成されたものです。奈良県からは初めてです。これまで、青森県や新潟県、栃木県、徳島県、福岡県、長崎県、宮崎県、鹿児島県で見つかっていますので、今後、各地で見つかる事と思います。なお、これまでの経緯で、ヒカゲイノコズチのものを C−2460b としていますが、強いて分ける必要はありません。

2019/10/22(Tue) 21:37 No.3810
Re: イノコズチ果実の虫えい 投稿者:Tominaga

湯川先生
イノコズチミフクレフシとご確認いただきありがとうございました。
最近は、ヒカゲイノコズチとヒナタイノコズチを分けなくてもよいという意見もあるようです。
今回みたものは道路わきの林縁部にあるもので、どちらかというとヒカゲイノコズチであろうと考えています。ただ、虫えいに関してはおっしゃられていますように強いて分ける必要はないと思います。


2019/10/21(Mon) 22:46 No.3803
カナムグラ花序の虫えい 投稿者:Tominaga

カナムグラハウラコブフシができている同じ株の雌花序にも虫えいができていました。
『虫えい図鑑』によりますと、ハウラコブフシは花序にもできるとのことでしたので、ややこしいですが、“雌花序にできたカナムグラハウラコブフシ”として記録したいと思います。

その他、テイカカズラミサキフクレフシ、ヤマシロギクハナフクレフシ、アカネツボミフクレフシおよびアキチョウジのつぼみの虫えい(アブラムシによる)も確認しました。


寄主植物:カナムグラ
撮影年月日:2019年10月20日/奈良県高市郡高取町
 

2019/10/22(Tue) 17:19 No.3807
Re: カナムグラ花序の虫えい 投稿者:湯川淳一

Tominaga 様: 虫えい図鑑には、花蕾や花梗にも形成されると書きましたので、雌花序にも形成されるということをご報告頂き、有難うございました。そのように追加記録をしておきます。形成者の属が Asteralobia から変更され、Schizomyia humuli となっています。
また、テイカカズラミサキフクレフシ、ヤマシロギクハナフクレフシ、アカネツボミフクレフシおよびアキチョウジのつぼみの虫えい(アブラムシによる)のご報告も有難うございました。分布地として追加記録しておきます。


2019/10/22(Tue) 21:28 No.3809
Re: カナムグラ花序の虫えい 投稿者:Tominaga

湯川先生
いつもコメントをいただきありがとうございます。
図鑑の記載のとおり花蕾や花梗、花苞にも虫えいができており、これを私の中で花序と勝手に読み替えてしまいました。これは従来の図鑑の記載を踏襲すべきでした。
思い込みで書いてしまうことが多いですので、今後このような点を修正していただきますようお願いします。


2019/10/13(Sun) 10:56 No.3800
投稿虫えい一覧表 投稿者:南 常雄

毎々、たくさんのご投稿をいただき感謝いたします。
2019/4〜9にご投稿をいただきましたゴールを「投稿虫えい一覧表」に追加・編集いたしましたので、ご利用・参照ください。
なお、1件の投稿およびコメントに複数のゴールが投稿されていることがありますが、投稿の解説などに必要な場合をのぞいて、できる限り1投稿内はコメント欄をふくめ1種類のゴールにし、別のゴールは新たに投稿欄にご投稿ください。
 

2019/10/14(Mon) 18:01 No.3801
Re: 投稿虫えい一覧表 投稿者:湯川淳一

南 常雄 様: 虫えい掲示板の管理と維持にご尽力を賜り、誠に有難うございます。また、今回は最近の投稿記録を「投稿虫えい一覧表」に追加・編集して下さり、誠に有難うございました。お陰様で、過去のご投稿を簡単に検索する事ができて、大変助かります。私の方のリストも、直接、お送り頂いた情報の整理が追いつかない状態で、焦っています。区切りの良い時に、リストアップさせて頂きたいと考えています。今後とも、よろしくお願い申し上げます。

2019/10/15(Tue) 17:39 No.3802
Re: 投稿虫えい一覧表 投稿者:南 常雄

湯川先生、コメントをありがとうございます。
間違いがないように気を付けましたが、お気づきの点がございましたら、ご指摘ください。


2019/10/09(Wed) 22:49 No.3796
ヤマシロギクハナフクレフシでしょうか? 投稿者:Tominaga

ヤマシロギク(イナカギク)の頭花が膨らんでいるものがいくつかみられました。割ってみると黄色いタマバエ幼虫がでてきました。これはすでに記録されているヤマシロギクハナフクレフシ(D-0810c)でしょうか?

寄主植物:ヤマシロギク
撮影年月日:2019年10月6日/奈良県山辺郡山添村神野山
 

2019/10/10(Thu) 15:05 No.3797
Re: ヤマシロギクハナフクレフシでしょうか? 投稿者:湯川淳一

Tominaga 様:ご投稿頂いたのは、シラヤマギクハナフクレフシ D-0813 に類似の虫えいで、ヤマシロギクからは初めてだと思います。D−0810c は、ヤマシロギクハナホッスフシで、払子(ほっす)のような形をした別の虫えいです。シラヤマギクハナフクレフシを D-0813a とし、今回見つけて下さった虫えいをヤマシロギクハナフクレフシ D-0813b としましょう。タマバエの和名はシラヤマギクハナタマバエとなっていますが、属は同定されていません。シラヤマギクハナフクレフシの方は、これまで、青森県と山形県、群馬県で見つかっています。

2019/10/10(Thu) 16:51 No.3798
Re: ヤマシロギクハナフクレフシでしょうか? 投稿者:南 常雄

湯川先生、ご教示ありがとうございます。
シラヤマギクハナフクレフシは、北海道でも分布しています。2006年に旭川で記録していますが、湯川先生にご教示をいただくようになる前年の事でしたので、ご報告をしていなかったようです。


2019/10/10(Thu) 22:06 No.3799
Re: ヤマシロギクハナフクレフシでしょうか? 投稿者:Tominaga

湯川先生
ご教示いただきありがとうございました。
ヤマシロギクハナフクレフシは初めての確認とのこと驚きです。すでに記録されているというのは私の勘違いで、申し訳ありませんでした。
なお、同じ山にはシラヤマギクも普通にありましたが、ハナフクレフシはみられませんでした。
虫えいから幼虫が多数出てきました。標本が必要でしたらお送りするようにします。


2019/10/03(Thu) 19:47 No.3789
タラノキ液果の虫えい 投稿者:arisuabu

本掲示板で青森、神奈川、奈良、鳥取で記録されているタラノキミフクレフシを、未記録と思われる北海道で確認したので報告致します。分布情報の参考になりましたら幸いです。

寄主植物:タラノキ
撮影年月日:2019年10月2日/北海道厚沢部町
 

2019/10/04(Fri) 14:15 No.3790
Re: タラノキ液果の虫えい 投稿者:湯川淳一

arisuabu 様: タラノキミフクレフシ C-4160b を北海道で発見されたとの貴重なご投稿、有難うございました。青森、神奈川、奈良、鳥取以外に、和歌山県でも見つかりました。北海道を入れて、1道、5県となりました。
ちなみに、同じタマバエによって形成されると思われるウドミフクレフシ C-4160a は、北海道と青森、鳥取で見つかっています。まだ、タマバエの属は不明です。


2019/10/02(Wed) 19:11 No.3783
文献の年代修正 投稿者:湯川淳一

Tominaga 様:先ほどのヨウシュヤマゴボウのタマバエのコメントで、Uechi et al. (2010) としましたが、Uechi et al. (2012) の間違いでした。お詫びして、訂正させて頂きます。
 

2019/10/01(Tue) 22:08 No.3780
ヨウシュヤマゴボウミフクレフシでしょうか? 投稿者:Tominaga

ヨウシュヤマゴボウの若い緑色の果実のなかに、部分的に膨らんで赤く色づいている果実がみられました。虫えいかもしれないと思い、膨らんでいる部分を開いてみましたが、空洞はあるもののタマバエ幼虫はみつかりませんでした。空洞内は白色の菌糸のようなものがみられ、空洞の底部には小さく黄色い種子があり不稔のようでした(他の通常の種子は大きく黒褐色)。
このような果実がみられたのは1株のみで、さらに多数ある花序のうち2つの花序だけで、花序内にある果実の半分以上が膨らんでいました。なお、6月末に大阪でみたヨウシュヤマゴボウミフクレフシ(C-4391)は、まだ果実として大きくなる前に膨らんだものでしたが、見た目の違いは産卵時期の違いによるとすれば、これと同じものと考えてよいでしょうか。
幼虫が小さすぎてみつけられなかったのかもしれませんので、また時間をおいて再度観察したいと思います。


寄主植物:ヨウシュヤマゴボウ
撮影年月日:2019年9月29日/奈良県宇陀市室生深野
 

2019/10/02(Wed) 19:06 No.3782
Re: ヨウシュヤマゴボウミフクレフシでしょうか? 投稿者:湯川淳一

Tominaga 様: この虫えいは、ヨウシュヤマゴボウミフクレフシ C-4391 だと思います。ハリオタマバエの一種 Asphondylia sp. によって形成されます。これまで、群馬県、栃木県、東京都、広島県、大阪府、和歌山県で見つかっています。Uechi et al. (2010) のデータでは、通常、7月に虫えいが採集され、8月には羽化しています。ヨウシュヤマゴボウミフクレフシ は、9月に採集された例もありますが、虫えいに蛹殻が残っていたそうです。今回のご投稿は、10月ですから、羽化すみの虫えいだったかもしれません。

ヨウシュヤマゴボウミフクレフシから羽化したタマバエは、ヘクソカズラに行って、ヘクソカズラツボミホソフシ D-0360 を形成することが知られています。冬は、キヅタミフクレフシ C-4172 を形成して越冬します。このように、3回も寄主交代をする珍しいタマバエです。それにしても、中間で、外来のヨウシュヤマゴボウを利用するのは、違和感があります。本来は、在来のヤマゴボウを利用していたのかもしれませんが、これまで、在来のヤマゴボウで虫えいが見つかった事がありません。春にキヅタから羽化したタマバエが、ヘクソカズラに行くまでの間に、別の本来の寄主植物があるのかもしれません。今後の探索課題です。


2019/10/02(Wed) 22:43 No.3784
Re: ヨウシュヤマゴボウミフクレフシでしょうか? 投稿者:Tominaga

湯川先生
ヨウシュヤマゴボウミフクレフシについてご教示いただきありがとうございました。
採取してきた虫えいを観察しましたが、外から見たかぎりでは羽化孔や蛹殻はみられませんでした。6個ほど開けてみましたところ、2個から寄生蜂の蛹が1個体ずつ出てきたほかはやはり空でした。早い段階で幼虫が死亡してしまったか、寄生蜂にやられてしまったようです。
在来のヤマゴボウ(マルミノヤマゴボウ)は、ヨウシュヤマゴボウのように多く見られるものではありませんので、利用していたとは考えにくいですね。それでは元々何を利用していたのかが気になりますが、思いつくものがありません。
ヘクソカズラツボミホソフシはまだ見たことがありませんので、こちらも探してみたいと思います。


寄主植物:
撮影年月日:年月日/




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