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2014/06/07(Sat) 16:19 No.389
リョウブの虫えいについて 投稿者:mikuriya

いつもご指導ありがとうございます。
リョウブの葉上に虫えいを確認しましたが、『日本原色虫えい図鑑』のリョウブハタマフシとは異なる種類の虫えいと思われます。
この虫えいについてご教示いただけましたら幸いです。


寄主植物:リョウブ
撮影年月日:2014年6月7日/静岡県御殿場市
 

2014/06/07(Sat) 22:54 No.398
Re: リョウブの虫えいについて 投稿者:南 常雄

mikuriya様、ご投稿ありがとうございます。
リョウブは北海道の南部までしか分布してないので、まだリョウブのゴールを観察したことがありません。


2014/06/06(Fri) 19:49 No.382
オニグルミハスジフクレフシ? 投稿者:Nabita

表題のようなゴール名になるのでしょうか、オニグルミの小葉が歪んで進展しないゴールがありました。

寄主植物:オニグルミ
撮影年月日:2014年6月5日/青森県黒石市
 

2014/06/06(Fri) 19:51 No.383
Re: オニグルミハスジフクレフシ? 投稿者:Nabita

写真の集約ができないので、連投になりますが、ご了承ください。

裏側から見ると葉脈が太くなっています。写りがよくありませんが、特に側脈が太いのはわかっていただけると思います。


寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2014/06/06(Fri) 19:52 No.384
Re: オニグルミハスジフクレフシ? 投稿者:Nabita

葉の縮れたところを開いてみると、黄色の胸骨のないタマバエ幼虫がいました。

寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2014/06/06(Fri) 19:54 No.385
Re: オニグルミハスジフクレフシ? 投稿者:Nabita

少し若そうなゴールには無色半透明で少し小さな幼虫がいました。2齢になるのでしょうかね。

寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2014/06/07(Sat) 11:08 No.388
Re: オニグルミハスジフクレフシ? 投稿者:湯川淳一

Nabita 様、これまでに、オニグルミハケタマフシ C-0359 というタマバエのゴールを南さんが北海道で発見されていますが、オニグルミの葉脈が膨れるタマバエのゴールは見たことがありません。初めての発見だと思います。半透明の幼虫は、ご賢察の通り,恐らく2齢だと思いますし,黄色の幼虫は3齢だと思います。とくに、黄色の3齢幼虫に胸骨がないというのは大変興味深いです。3齢幼虫に胸骨のない例は、ヨモギタマバエ属 Rhopalomyia や、ヨーロッパマツバノタマバエなどで知られていますが、その他のタマバエでは、通常、胸骨があります。どんな成虫なるのか、見てみたいものです。虫えい和名につきましては、葉脈そのものが膨れるのが特徴ですから、オニグルミハミャクフクレフシが良いと思います。ハスジは、葉脈が膨れずに、葉脈の上に別の形状のゴールが形成される時に使っています。例えば,ブナハスジトガリタマフシやブナハスジドングリフシ、ケヤキハスジタマフシなどです。私のリストには、オニグルミハミャクフクレフシ C-0358 として、登録しておきました。恐らく、このタマバエは年1化性で、まもなく、すべての幼虫が3齢になって、やがて、ゴールから脱出し、地上で越冬することと思います。もし、3齢幼虫が沢山採集できましたら、ぜひ、拝見させて頂きたく思います。

2014/06/07(Sat) 22:35 No.396
Re: オニグルミハスジフクレフシ? 投稿者:南 常雄

Nabita 様、湯川先生、ご投稿ならびにご教示ありがとうございます。
葉脈に形成されるゴールの名称の区別が、うろ覚えでした。


2014/06/07(Sat) 23:02 No.401
Re: オニグルミハスジフクレフシ? 投稿者:Nabita

湯川先生、南さん、ご教示ならびにコメントありがとうございます。
初物ではないかとのこと、大変嬉しいですが、胸骨のないタマバエはめったにいないとのことで、ちょっと自信がなくなってきました。これらの幼虫もアルコール漬けにしてありますが、現在県外にいて確認できません。現地に残して来たゴールもありますので、来週にでも再訪してみます。


2014/06/09(Mon) 20:24 No.411
Re: オニグルミハスジフクレフシ? 投稿者:Nabita

湯川先生、申し訳ありませんでした。オニグルミの幼虫はアルコールから引き上げてよく見たら、胸骨がありました。

寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2014/06/10(Tue) 19:25 No.420
Re: オニグルミハスジフクレフシ? 投稿者:湯川淳一

Nabita 様:幼虫に胸骨があった由、安心致しました。

2014/06/16(Mon) 22:39 No.452
Re: オニグルミハスジフクレフシ? 投稿者:Nabita

6月14日に現地に再訪しましたが、残してきたゴール、新しく発見したゴールとも、全て幼虫脱出済みでした。ゴールがみつかったのは、全て若い実生で、樹高2m未満のものばかりでした。

2014/06/06(Fri) 19:38 No.379
ミズキハミャクフクレフシ 投稿者:Nabita

5月6日に投稿のあったミズキハミャクフクレフシを青森県でも確認しました。写真右側の葉は中肋が、左側の葉は側脈がゴールになっています。ざっと見たところ、この木ではこの2葉しかゴールを見つけられませんでした。内部にはそれぞれ1頭ずつ胸骨のあるタマバエ幼虫がいました。

寄主植物:ミズキ
撮影年月日:2014年6月5日/青森県黒石市
 

2014/06/06(Fri) 19:43 No.380
Re: ミズキハミャクフクレフシ 投稿者:Nabita

ついでに、同日見つけてゴールかと思ったのですが、違っていたものを参考に載せてみます。

イタチハギの花穂(蕾)の先が細くなっていたので、ゴールかと思って、実体顕微鏡下で解剖してみましたが、先はただ枯れて腐っているようにしか見えませんでした。健全な側の穂軸にも卵や虫はいませんでした。もしかしたらということもあるので、もう少し植物のステージが進んだらまた観てみようと思います。


寄主植物:イタチハギ
撮影年月日:2014年6月5日/青森県黒石市


2014/06/06(Fri) 19:46 No.381
Re: ミズキハミャクフクレフシ 投稿者:Nabita

ゴールモドキの続き

ゼンマイの葉にハベリマキのようなものがありました。

こちらは古いクモの糸が絡まっていて、もしかしたら小さいときに糸がからまって、葉の伸長が阻害されたのかもしれません。小葉がカールした内側には何もありませんでした。


寄主植物:ゼンマイ
撮影年月日:2014年6月5日/青森県黒石市


2014/06/07(Sat) 01:33 No.386
Re: ミズキハミャクフクレフシ 投稿者:南 常雄

Nabita 様、ご投稿ありがとうございます。早々、湯川先生に連絡をいたしました。

3日から道南へゴール観察に行って、ミズキハミャクフクレフシを見てきました。中に3齢幼虫が入っていたので、20枚ほど採集してきました。
写真は葉表が膨らんだものと、同じ側脈上の裏側にも別のゴールが膨らんでいて、スリットが見えます。


寄主植物:ミズキ
撮影年月日:2014年6月3日/北海道黒松内町


2014/06/07(Sat) 10:15 No.387
Re: ミズキハミャクフクレフシ 投稿者:湯川淳一

Nabita 様、ミズキハミャクフクレフシのご投稿、有り難うございました。私の知る限り、青森県からは初記録だと思います。ゴール内部に幼虫が1頭しかいなかったとのこと、他の幼虫は脱出してしまったのかも知れませんね。ミズキハミャクフクレフシは、青森の他に、北海道、群馬、埼玉、神奈川、福岡で記録されています。ちなみに、クマノミズキハミャクフクレフシの方は、福岡、長崎,宮崎、鹿児島で記録されています。恐らく、ミズキとクマノミズキのタマバエは,同種の可能性が大ですが、まだ、成虫が得られていませんし、幼虫のDNA 解析には至っておりません。
南様、道南での採集記録と写真を有り難うございました。


2014/06/07(Sat) 22:29 No.395
Re: ミズキハミャクフクレフシ 投稿者:南 常雄

湯川先生、ご教示ありがとうございます。
現在、3匹の幼虫が脱出していますが、DNA解析用にエタノールで保存をしました。


2014/06/07(Sat) 22:55 No.399
Re: ミズキハミャクフクレフシ 投稿者:Nabita

湯川先生、南さん、コメントありがとうございました。
1頭ずつ入っていた幼虫は、いずれも不活発でしたので、天敵の攻撃を受けたものかもしれません。
とりあえずエタノールに放り込んであります。


2014/05/27(Tue) 11:34 No.356 ホームページ
ミズメのハクボミフシ(葉裏) 投稿者:小泉

ミズメのハクボミフシの葉裏の写真です。

寄主植物:ミズメ
撮影年月日:2014年5月26日/群馬県榛東村
 

2014/05/27(Tue) 20:25 No.362
Re: ミズメのハクボミフシ(葉裏) 投稿者:Nabita

湯川先生のご指名ですが、私も専門というわけではありません。
しかしながら、ゴールの形状から形成者はシラカンバやダケカンバの種と同じと思います。
中のアブラムシがまばらに感じるのと、ゴールが退緑していることから、末期のゴールなのでしょうか。

日曜日に八甲田山を見てきましたが、ダケカンバのゴールはまだ影も形もありませんでした。
木の個体によっては、かなり展葉していましたが。
ミズメの北限は岩手県とされているようですね。


2014/05/27(Tue) 23:02 No.364
Re: ミズメのハクボミフシ(葉裏) 投稿者:南 常雄

Nabitaさん、ご投稿ありがとうございます。
やっと、こちらでも新しいゴールを観察できるようになりました。


2014/05/28(Wed) 21:55 No.368
Re: ミズメのハクボミフシ(葉裏) 投稿者:小泉

湯川先生、Nabita様、南様、丁寧なご回答有難うございました。

ミズメは岩手が北限なのですね・・・

来週は赤城山系に2回ほど行く予定なので前々年見つけ、その後確認できていないアオダモの葉茎に出来た虫えいを確認できたらいいなと思っています。


2014/06/01(Sun) 18:31 No.371
Re: ミズメのハクボミフシ(葉裏) 投稿者:青木重幸

ミズメに寄生するHamamelistesはH. kagamiiでよろしいかと思います。アブラムシの形態はシラカンバやダケカンバに寄生するH. betulinusに良く似ています。もう10年以上も前になりますが、このグループの1次寄主(マンサク)世代と2次寄主(カバノキ)世代の対応をつけるのに苦労しました。でも、共同研究者にDNAを調べてもらったら、いっぺんに解決したことを思い出します。

2014/06/01(Sun) 21:06 No.373
Re: ミズメのハクボミフシ(葉裏) 投稿者:南 常雄

青木様、コメントならびにご教示ありがとうございます。

2014/06/02(Mon) 22:38 No.378
Re: ミズメのハクボミフシ(葉裏) 投稿者:湯川淳一

青木先生、Nabitaさん:ご投稿、誠に有り難うございました。今後ともよろしくお願い申し上げます。

2014/05/27(Tue) 11:33 No.355 ホームページ
ミズメに出来たハクボミフシ 投稿者:小泉

以前、ダケカンバハクボミフシでお世話になりました。
今回はミズメに同様のハクボミフシが出来ていたので投稿させていただきます。
これもマンサクイボフシアブラムシが形成者で好いのでしょうか?

葉裏の写真も別にお送りします。


寄主植物:ミズメ
撮影年月日:2014年5月26日/群馬県榛東村
 

2014/05/27(Tue) 17:14 No.359
Re: ミズメに出来たハクボミフシ 投稿者:南 常雄

小泉様、ご投稿ありがとうございます。
湯川先生に、ご投稿があったことを連絡いたしました。
北海道にはミズメがありません。他のカンバ類と同様のゴールですが、詳細は専門家にお願いしたいと思います。


2014/05/27(Tue) 19:22 No.360
Re: ミズメに出来たハクボミフシ 投稿者:湯川淳一

小泉様:
ご投稿誠に有り難うございました。私は専門外ですので、青木重幸先生、Nabitaさん、ぜひ、ご回答をお願い申し上げます。


2014/05/25(Sun) 21:56 No.348
ホオノキハミャクコブフシ 投稿者:ハンマー

 一昨年、ホオノキの葉の主脈に形成されたゴールをみつけて、湯川先生に相談したところ、未記録のゴールとのことで、ホオノキハミャクコブフシというゴール和名を提案していただきました。

 左上は葉表、右上は葉裏から見た写真です。主脈が膨らんだような形になり、長さ10cmを超えることもある大きなゴールです。葉裏から見ると目立つので、形成されていれば見落とすことはないと思います。産卵のタイミングが早いと左下のような形になることもあるようです。

 このゴールは、当地ではホオノキの葉の展開の時期(4月末-5月初め)から見られ始め、5月末-6月初めにはタマバエの幼虫が脱出して空になります。幼虫はオレンジ色で、体長約4 mmの大きなもので、地中で越夏・越冬して、翌春羽化すると思われます。

 現在までのところ、兵庫県篠山市のある公園内だけでしか見つかっていません。皆様の地域のではいかがでしょうか? 数本の木で見られていますが、すべて根本の直径が10cm以下の若い木です。これは、若い木に形成されやすいということかもしれませんが、低い位置に葉があって観察しやすいというだけかもしれません。

 昨年は幼虫の飼育に挑戦しましたが、失敗しました。湿らせた脱脂綿やピートモスを与えると潜り込んで繭を作りましたが、夏を越すことができませんでした。今年も挑戦するつもりですが、難しそうです。


寄主植物:ホオノキ
撮影年月日:2012年5月26日/兵庫県篠山市
 

2014/05/25(Sun) 23:35 No.349
Re: ホオノキハミャクコブフシ 投稿者:南 常雄

ハンマーさん、はじめまして。ご投稿ありがとうございます。
すごい幼虫の数ですね。
湯川先生に、ご投稿が有ったことを連絡いたしました。


2014/05/26(Mon) 18:56 No.351
Re: ホオノキハミャクコブフシ 投稿者:湯川淳一

ハンマーさん:
ご投稿、有り難うございました。今年もゴールが形成されましたか。見事なゴールですね。ホオノキハミャクコブフシのゴール番号を C-2468 と致しました。幼虫がゴールから地上に落下しても、乾燥し易い場所ですと、死亡率が高くなり、毎年、ゴールが同じ場所に形成されることがないのですが、この場所は幼虫にとって好ましい環境で、生存率が高いのでしょうね。昨年以来、まだ、別の地域からの発見報告はありません。ぜひ、幼虫の飼育に成功されますようにお祈りしています。どんな成虫が羽化するのか、楽しみです。
ちなみに、岩手県からは、ホオノキツボミフクレフシ C-2469 が見つかっています。


2014/05/27(Tue) 17:01 No.358
Re: ホオノキハミャクコブフシ 投稿者:南 常雄

湯川先生、コメントをありがとうございます。
こちらのホオノキの葉が、ちょうどハンマーの写真くらいに開いてきました。ホウノキのゴールを考えもしませんでしたが、楽しみが1つ増えました。


2014/05/28(Wed) 07:25 No.365
Re: ホオノキハミャクコブフシ 投稿者:ハンマー

湯川先生、南様、コメントありがとうございます。
確認しているゴールの数は10個余りですが、1個採集するとたくさんの幼虫を得ることができるので、飼育はいくつか条件を変えて、試してみようと思っています。


2014/05/25(Sun) 16:24 No.344
キク科のタマバエ 投稿者:M

庭の日の当たらない場所にある花の咲いたことがないキク科(たった3本しかないのですが)の葉がなんだか変だったので見ていたら、赤いものが、茎を伝ってあがってきて、芽に産卵をはじめました。葉を拡大したら、蛹の殻がついていました。また、別の開きはじめた葉に、孵化したばかりのようなものがついていました。キクハイボフシD-075でしょうか? 

寄主植物:キク科(種名がわかりません)
撮影年月日:2014年5月16日/
 

2014/05/25(Sun) 21:42 No.347
Re: キク科のタマバエ 投稿者:南

ご投稿ありがとうございます。
湯川先生に連絡をします。
撮影年月日は投稿記事に加筆して、訂正文を削除しました。


2014/05/26(Mon) 18:37 No.350
Re: キク科のタマバエ 投稿者:湯川淳一

Mさん
キクのタマバエの写真をご投稿下さり、誠に有り難うございました。これは、キクヒメタマバエ Rhopalomyia chrysanthemum Monzen によるキクハイボフシ D-0750a に間違いありません。伊豆諸島では、イソギクでも発見されていますので、ゴール番号はイソギクハイボフシ D-0750b として、区別してあります。キクヒメタマバエは、ハウスの中の電照菊の害虫として問題になっていましたが、近年は殺虫剤の使用で、ハウスの中では、ほとんど見つけることが困難になっていました。やはり、家庭菜園や個人の庭のような場所では発生しているのですね。多化性ですので、同じ場所で周年発生することと思います。ヨーロッパには、形態的に酷似したキクタマバエが分布していますが、DNA 解析で同種となった場合でも、日本産の記載が早いので生き残ることになると思います。
日本では、ヨモギ属にゴールを作るタマバエは沢山知られていますが、キク属にゴールを形成するタマバエは、キクヒメタマバエ以外には2種だけです。一つは、ノジギクやシマカンギク、その他、海岸の岩礁に生えている野生キク各種にメナガツボフシを形成する種で、太平洋側では千葉県、日本海側では福井県(寄主:ワカサハマギク)が北限です。もう一つは、鹿児島県と宮崎県でノジギクとシマカンギクにハシロケフシを形成する種です。Aster属のキク類には、別の複数種のタマバエがゴールを作ります。


2014/05/26(Mon) 23:01 No.353
Re: キク科のタマバエ 投稿者:M

南様
今回もお手数をおかけしました。加筆訂正ありがとうございました。

湯川先生
詳細に教えていただき、ありがとうございました。庭の小さな3本で命をつないでくれていたことが、なんだか嬉しいです。


2014/05/27(Tue) 16:52 No.357
Re: キク科のタマバエ 投稿者:南 常雄

湯川先生、コメントならびにご教示、ありがとうございます。


2014/05/08(Thu) 22:51 No.331
ツヅラフジツルフクレフシ(仮称) 投稿者:湯川淳一

タマバエによる新しいゴールが発見されました。宮崎県の N 先生が、4月29日に、えびの市で採集され、ゴールと写真を私に送って下さいました。N 先生のご了解を得て、掲示板にアップ致します。形成者はウロコタマバエ属の一種 Lasioptera sp. です。もちろん、このゴールは日本新記録です。C-2691 ツヅラフジツルフクレフシ(仮称)としておきます。ツヅラフジ科を寄主植物とするタマバエは、非常に少なく、世界でわずか3種しか知られていません。 Lasioptera 属では未記録ですので、今回の種は新種の可能性大です。現在、トマトを加害するウロコタマバエの研究をしていますので、今回、発見されたウロコタマバエは、比較研究をする上で大変有り難いです。昨日から、ゴールのついたつるを水差しにして、成虫を羽化させています。今日だけで5匹羽化しました。ツヅラフジ上で複数世代を繰り返す可能性がありますので、夏や秋にもゴールが見つかるかも知れません。寄生蜂もハラビロクロバチ科 Platygastridae の一種が沢山羽化しています。1匹の幼虫に4〜5個の米俵のような囲蛹ができています。今後は、ツヅラフジ科の他の植物も要注意です。もし、見つかりましたら、ご一報のほど、よろしくお願い申し上げます。N 先生、誠に有り難うございました。

寄主植物:ツヅラフジ(ツヅラフジ科)
撮影年月日:2014年4月29日/宮崎県えびの市東長江浦
 

2014/05/09(Fri) 09:53 No.333
Re: ツヅラフジツルフクレフシ(仮称) 投稿者:南 常雄

湯川先生、新しいゴールのご紹介ならびにご教示ありがとうございます。
ツヅラフシ科をはじめ、つる性植物の観察ができていませんでした。


2014/05/06(Tue) 15:44 No.322
ミズキのハミャクフクレフシ 投稿者:M

ミズキかクマノミズキかわからないのですが、画像のゴールがついていましたので、お知らせします。
あるゴールの中には、3齢幼虫?の5mmほどある大きいものの他にも、2齢?(2→)そして透明だけれども体の長さは→2と同じくらいあるもの(1→)が入っていました。また、画像左下の別ゴールには→のような孵化間もないものと3齢?が同居していました。画像右下の別のゴールには茶色く丸っぽくなっているもの(寄生?)などが入っていました。ゴールの色が紫色になっているようなものは空になっていました。
Kさんがミズキのゴールを探していらっしゃいましたので、Kさんには直メールします。


寄主植物:ミズキの仲間
撮影年月日:2014年5月6日/福岡県筑紫野市山神ダム
 

2014/05/06(Tue) 17:50 No.323
Re: ミズキのハミャクフクレフシ 投稿者:南 常雄

Mさん、ご投稿ありがとうございます。
こちらでも、同様のゴールを観察することができますが、6月に入ってからです。平地の雪はほとんど融けて、北海道にも桜前線が上陸し、旭川ではエゾヤマザクラが咲き誇っています。芽吹きの季節をむかえ、間もなくゴール観察ができるようになると思います。


2014/05/06(Tue) 22:16 No.324
Re: ミズキのハミャクフクレフシ 投稿者:M

南様 コメントをありがとうございます。エゾヤマザクラ、さぞきれいでしょうね。ゴールの季節でもありますね。

2014/05/06(Tue) 22:36 No.325
Re: ミズキのハミャクフクレフシ 投稿者:湯川淳一

Mさん:ミズキのハミャクフクレフシの写真をご投稿下さり有り難うございます。これまで、北海道や群馬県、埼玉県、神奈川県、福岡県で、ミズキハミャクフクレフシが記録されています。一方、九州の福岡県と長崎県、宮崎県、鹿児島県では、クマノミズキハミャクフクレフシが見つかっています。北海道でもクマノミズキらしいもので、ハミャクフクレフシが見つかっていますが、寄主植物は要再確認です。今回のゴールはクマノミズキハミャクフクレフシかも知れません。両方の寄主植物のタマバエは同種の可能性大です。いずれにしましても、全国各地に分布していると思われるのですが、実際の観察データの記録は限られています。丁度、今頃がゴールの観察時期で、中に幼虫も入っています。ぜひ、各地からの情報をお寄せ頂けますれば幸いです。もちろん、寄生蜂の幼虫が入っていることもあります。このあと、タマバエの幼虫は成熟し、6月頃までにゴールから脱出して、地中で夏と秋、冬を過ごし、翌春に蛹になり、新芽の頃に羽化します。このため、長期にわたる幼虫の飼育が困難で、まだ、成虫が得られていません。昨年からK君が挑戦していますが、今春も成功していません。今年の幼虫を、ぜひ、羽化させるのに成功してもらいたいものです。ちなみに、人工的にインキュベータの温度と日長を変えて、夏と秋、冬を、それぞれ、2週間くらい経験させて、早く羽化させることにも挑戦して貰おうかと思っています。以前、この方法で、ヤドカリタマバエの羽化に成功しました。これが旨く行きますと、他のタマバエにも応用できそうです。

2014/05/06(Tue) 23:59 No.326
Re: ミズキのハミャクフクレフシ 投稿者:M

湯川先生 ミズキとクマノミズキハミャクフシの分布や生活史など教えていただきましてありがとうございました。
持ち帰ったもののうち2匹が落下しましたので、ピートモスの上におきましたら、いなくなっていました。潜ったのかもしれません。


2014/05/07(Wed) 00:44 No.327
Re: ミズキのハミャクフクレフシ 投稿者:南 常雄

湯川先生、ご教示ありがとうございます。

Mさん、私は脱出した3齢幼虫の飼育には、主に山砂を使用しています。タマバエの種によっても異なると思いますが、元気の良い幼虫は上にのせると、直ぐに砂に潜る行動をはじめて、早いものは数秒のうちに潜ってしまいます。地中で繭を作る幼虫もいるので、幼虫をたくさん採集できるときは、小さい容器に数匹の幼虫をいれ、10日後くらいに砂ごと平たい容器に移し水を入れて振るうと、沈んだ砂の上に幼虫や繭が浮き出るので観察が容易になります。


2014/05/08(Thu) 15:03 No.329
Re: ミズキのハミャクフクレフシ 投稿者:M

南様 
山砂をお使いとのこと、もぐった幼虫の確認に、水を入れて振るう・・・・。考えてもみませんでした。確かに確認するために良さそうですね。細心の注意を払わないと、一緒に水に流してしまいそうで・・・。ご教示ありがとうございました。
幼虫が潜るのを観察したことは私もあります。今回のものもは、ちょっと急いでいたので、確認していませんでした。ところで以前水に落ちていた幼虫をモスに乗せたのですが、まったく動かないで、2日間くらいそのまま動いてもいなかったので死んでいたんだろうと思いました。ところが、水滴をたらした途端、さっさと潜っていきまして、驚いたことがあります。タマバエは不思議です。


2014/04/18(Fri) 23:11 No.315
マルバウツギハフクレフシ 投稿者:湯川淳一

先日、高知県に行った時に足摺岬でマルバウツギハフクレフシを見つけました。同行の K 君が写真を撮影してくれましたので、許可を得てアップしました。4月12日、会議で鹿児島に行ったついでに、市内の城山に行って、以前、採集したことのある場所でマルバウツギを捜したのですが、きれいに草刈りをされていて、見つかりませんでした。Mikuriya さん:昨年、このゴールを投稿して下さいましたね。そろそろ御地でもゴールが見つかる頃と思いますので、昨年、発見されたところで捜してみて下さい。それにしても、1年に複数世代を繰り返し、秋には葉のゴールから成虫が羽化しますので、越冬世代の幼虫がどこにいるのか、まったく不明です。近くに越冬用の寄主植物と空のゴールが見つかるかも知れません。

寄主植物:マルバウツギ
撮影年月日:2014年3月29日/高知県足摺岬
 

2014/04/19(Sat) 16:57 No.316
Re: マルバウツギハフクレフシ 投稿者:南 常雄

湯川先生、ご投稿ありがとうございます。
マルバウツギは、北大植物園などに植栽はありそうですが、自生は無いようです。


2014/04/10(Thu) 22:50 No.309
アコウの気根のゴール 投稿者:湯川淳一

3月末に高知大学で日本応用動物昆虫学会の大会があり出席し、トマトを加害するタマバエについて発表してきました。学会後に足摺岬にゴール採集に出かけましたところ、写真のようなアコウの気根に形成されたゴールを発見しました。これまで、沖縄本島でガジュマルの気根に形成されるハチのゴールを見つけていたのですが,アコウにも同じようなゴールがあるので驚きました。足摺岬は四国でのアコウの北限と書いてありました。紀伊半島では、和歌山県の由良町辺りがアコウの北限と聞いています。アコウとガジュマルのハチが同種かどうか気になるところです。九州南部や南西諸島,紀伊半島などアコウやガジュマルなどの分布圏内で、気根のゴールが見つかりましたら、せひ、ご一報頂けますようお願い申し上げます。ハチの同定とDNA 解析は徳島県の松尾さんにお願いしています。なお、インドネシアでは、数種の Ficus で気根のゴールが記録されていますが、形成者の同定はなされていません。

寄主植物:アコウ
撮影年月日:2014年3月29日/高知県足摺岬付近
 

2014/04/11(Fri) 14:48 No.310
Re: アコウの気根のゴール 投稿者:南 常雄

湯川先生、ご投稿ならびに珍しいゴールをありがとうございます。
北国では望むべきもございませんが、ガジュマルは園芸屋さんで鉢植えを見ることができます。


2014/04/09(Wed) 16:23 No.306
ヤナギハナメネコケフシ 投稿者:南 常雄

 樹上のゴールに残されていた芽鱗を剥がすと、毛先に幼虫がいました。通常、苞または花軸近くに潜っていることが多いのですが、暖かくなったので春を感じて出てきたのかも知れません。ゴールを十数個採集してきたので、羽化させようと思います。

寄主植物:エゾヤナギ
撮影年月日:2014年4月9日/北海道旭川市
 

2014/04/10(Thu) 11:32 No.307
Re: ヤナギハナメネコケフシ 投稿者:湯川淳一

南さん:
ヤナギハナメケコケフシの写真を有り難うございました。幼虫が毛先に移動してきたとのこと、それにしても、まだ、気温は低いのに幼虫が動き出すとは。寒い地方の幼虫の発育ゼロ点は低いのでしょうね。ちなみに、九州でのハリオタマバエ類の発育ゼロ点は、通常、12℃より高いと記録されています。羽化を楽しみにしています。
湯川淳一


2014/04/10(Thu) 16:33 No.308
Re: ヤナギハナメネコケフシ 投稿者:南 常雄

湯川先生、ご教示ありがとうございます。
採集したときは、囲蛹内で蛹化が始まっていました。観察しやすいようにシャーレで飼育してますが、今朝8:00には更に毛から出て蛹になっていました。更に1匹、こちらは毛から頭を出すようにして蛹になっています。写真の蛹は体長1.5mm、別の1匹は全身が見えてないので計測していませんが1回り大きいです。

旭川の今年4月の気温は、最高気温12.1度、最低気温-5.8度、日平均気温-0.5〜4.5度です。


寄主植物:エゾヤナギ
撮影年月日:2014年4月10日/飼育


2014/04/12(Sat) 21:33 No.311
Re: ヤナギハナメネコケフシ 投稿者:南 常雄

採集したゴール15個から、雄成虫3匹が羽化しました。
12月下旬に採集したものは11日目、1月下旬に採集したものは9日目、今回採集したものは3日目に羽化しました。このことから、既に休眠からさめて発育をはじめていると思われます。


2014/04/13(Sun) 19:22 No.312
Re: ヤナギハナメネコケフシ 投稿者:湯川淳一

南さん: 旭川の気温がそんなに低いのに,幼虫が発育しているのは驚きです。それでいて、産卵対象の新芽にシンクロナイズしているのですね。北海道でのタマバエの羽化時期と寄主植物の産卵好適期との同時性を,本格的に調べる必要がありそうですね。余市で、3齢(終齢)幼虫で越冬しているトマトウロコタマバエ(仮称)が、どのタイミングで羽化してくるのか,楽しみです。

2014/04/13(Sun) 21:32 No.313
Re: ヤナギハナメネコケフシ 投稿者:南 常雄

湯川先生、コメントをありがとうございます。
4/13 雄17匹 雌12匹 羽化しました。
今日は朝から、エゾノバッコヤナギのゴールを探しに行ってきました。石狩川の河畔から嵐山まで30本ほどの木を観察して、嵐山頂上付近で10個ほど採集できたので、羽化が楽しみです。
ヤナギの葉芽が吹くのは5月上旬頃からで、樹上のゴールからはそれ以後に羽化するのではないかと思います。今日もエゾヤナギのゴールを数個、採集してきたので、それは屋外で飼育して羽化させてみます。

添付の写真は、ゴールと正常な雄花序です。


寄主植物:エゾヤナギ
撮影年月日:2014年4月13日/北海道鷹栖町


2014/04/14(Mon) 14:36 No.314
Re: ヤナギハナメネコケフシ 投稿者:南 常雄

昨日、採集したネコヤナギのゴールに入っていた前蛹です。囲蛹内なので写真は不鮮明ですが、→の部分が胸部腹面の前脚です。観察の間をあけすぎて、3齢幼虫から前蛹に変わる時期を見逃してしまいました。

寄主植物:ネコヤナギ
撮影年月日:2014年4月14日/北海道旭川


2014/05/09(Fri) 10:11 No.334
Re: ヤナギハナメネコケフシ 投稿者:南 常雄

エゾヤナギハナメネコケフシを形成するタマバエは、屋外の飼育では4月下旬に成虫が浮かしました。飼育容器を日陰の風通しの良い場所に置きましたが、培養土には直接風が当たらないので外気より暖かいことを考慮すると、ちょうど葉芽が1〜2cmに伸びる5月初旬に同期するのではないかと思います。
また、5月7日に現地でエゾノバッコヤナギの樹上のゴールを観察したところ、羽化後に残された複数の蛹殻を見ることができました。葉芽は長いもので3cmありました。エゾノバッコヤナギから羽化した成虫には雄が少ないので、昨日もゴール20個採集し、羽化成虫を得るために飼育しています。


2014/04/04(Fri) 19:22 No.303
ヤブツバキハナタマバエ(仮称) 投稿者:湯川淳一

先日、高知大学で、日本応用動物昆虫学会の大会があり出席しました。
学会期間中に高知市の牧野植物園で、シロツバキの花の中にいるタマバエの成虫が見つかりました。元植物防疫所の菖蒲さんが撮影されたものです。菖蒲さんの許可を得て、ご参考までに皆さんに転送致します。成虫は♀ばかりのようです。写真撮影は昼間です。
ずっと以前に、埼玉県の巣瀬司さんが鹿児島市の城山で、地上に落下したヤブツバキの花の中に沢山のタマバエの幼虫がいるのを発見してくれました。それ以来、まったく見る機会がなかったのですが、今回の菖蒲さんの写真で、♀が花に産卵し、幼虫が花の内部を摂食しているというストーリーが浮かび上がってきました。ただし、ヤヴツバキの花の後、タマバエがどこに行くのか想像がつきません。一方、ツルニンジンの花の中でも、成虫や幼虫が見つかったと、果樹研究センターの上地さんから教えて頂きました。ひょっとすると、このタマバエは、季節に応じて、色々な花を渡り歩く広食性のタマバエかも知れません。送粉者としての役割は不明です。
もし御地でも、ヤブツバキの花で、タマバエの成虫や幼虫をご覧になる機会がございましたら、ご一報頂けますと幸甚に存じます。
もちろん、ヤブツバキ以外の花でも可能性はあります。年間を通じて、おついでの時で結構ですから、よろしくご教示のほどお願い申し上げます。


寄主植物:シロツバキ
撮影年月日:2014年3月28日/高知市牧野植物園
 

2014/04/04(Fri) 21:49 No.304
Re: ヤブツバキハナタマバエ(仮称) 投稿者:南 常雄

湯川先生、ご投稿をありがとうございます。
今まで、ゴール以外の観察をあまりしていませんでしたが、花の中を覗いてみる楽しみが増えました。


2014/04/01(Tue) 17:46 No.291
コナラハフクレフシ 投稿者:M

連投お許しください。
開葉したばかりのコナラの葉裏に産卵するタマバエを昨年見つけましたので、葉をマーキングして注意していました。すると、コナラハフクレフシになりました。3月25日に産卵されたものの一部が4月25日に落下しましたので、その幼虫を鉢にいれておりましたところ、2014年3月29日に♀1が羽化しました。が、こちらもまた後が続かず、失敗のようでした。どうも上手くいきません。


寄主植物:コナラ
撮影年月日:年月日/福岡県筑紫野市
 

2014/04/01(Tue) 23:19 No.296
Re: コナラハフクレフシ 投稿者:南 常雄

湯川先生に、連絡をいたしました。
もう、葉が開いているんですね。コナラは北海道中央以南に分布していて、旭川には自生のものはありませが、周辺ではカシワとミズナラが観察できます。



2014/04/03(Thu) 14:10 No.299
Re: コナラハフクレフシ 投稿者:湯川淳一

Mさん:
♀が1匹羽化しただけでも、重要な情報が得られます。♀だけでも、属の見当をつけてみます。こちらは、Dasineura 属かも知れません。
コナラには、以前、Mさんが見つけて下さった Macrodiplosis 属のタマバエと合わせて、3種の leaf gallers が春先に、競うように、新葉を利用していることになり、研究材料としても、大変面白い状況です。K君の頑張りに期待しています。明日の調査、よろしくお願い致します。


2014/04/03(Thu) 17:35 No.300
Re: コナラハフクレフシ 投稿者:南 常雄

湯川先生、コメントならびにご教示をありがとうございます。

2014/04/03(Thu) 22:41 No.301
Re: コナラハフクレフシ 投稿者:M

湯川先生
♀だけでも、属の見当をつけてくださるとのこと、ありがとうございます。明日Kさんにお預けします。
明日タマバエが出ていればいいのですが、寒いようですね。

南様
ご連絡ありがとうございました。旭川にも春がきて、早くタマバエが見られるといいですね。


2014/04/09(Wed) 08:38 No.305
Re: コナラハフクレフシ 投稿者:徳田 誠

Mさん:
すばらしいですね。このタマバエは本当に地面に落ちる時期が早いです。
たいてい気がついた時には幼虫がいなかった記憶があります。
産卵も観察されて、しかも次世代まで羽化させて、本当にすばらしいです!


2014/05/02(Fri) 15:36 No.321
Re: コナラハフクレフシ 投稿者:M

徳田先生 コメントをいただきながら、OS環境の引越しで、お礼が遅くなりました。申し訳ありません。
庭にでているものなので、できることと思います。他のものは、採集時期などもわからず特に幼虫が落下するものは難しいです。


2014/04/01(Tue) 17:39 No.290
コナラハトジフクレフシ(=ハオレフシ)改称 投稿者:M

コナラのタマバエが出始めました。グレーのこの小さなタマバエが、コナラハトジフクレフシ(=ハオレフシ)改称のゴールを作るのは、これまでの観察で確認しています。2013年3月17日〜18日にかけての雨で、ゴールから脱出した白い幼虫を十数匹鉢にいれて、外のコナラの側においておきましたところ、3月27日に♀1が羽化しました。ところが、それから後が続きません。あとは失敗だったようで、難しいですね。何か注意事項があれば教えてください。
画像の右のタマバエは産卵管を鞘ごと思いっきり延ばして先の方だけをチョコチョコ動かしていました。産卵前にこのような運動のようなことをするのでしょうか? 
それから、3月27日朝から鉢を覆っていた網に雨水が相当ついていたので、網をはずそうとしたところ、野外の♂2がついていました。偶然かなと思っていったん、網をはずし、中にまだ羽化したものがいないことを確認して、網で覆ったのですが、その後も♂がやってきて、多い時には8匹くらいが網の上を狂ったように走り回りました。その後♀が網の中で羽化しました。適当に網の上にカップをかぶせたところ♂4匹を捕獲できました。皆同じタマバエのようでした。♀が羽化する前に♂のタマバエがいたことが気になります。♀の蛹が羽化が近づいたことを、♂は匂いとか音とかで感じることができるのでしょうか?


寄主植物:コナラ
撮影年月日:年月日/福岡県筑紫野市
 

2014/04/03(Thu) 14:03 No.298
Re: コナラハトジフクレフシ(=ハオレフシ)改称 投稿者:湯川淳一

Mさん:
毎年のことながら、Mさんの飼育・観察能力のすばらしさには、感嘆させられます。終齢幼虫がゴールから地上に脱出して越冬する生活様式を持つタマバエの成虫を羽化させることは困難なことで、多くのタマバエは成虫が得られておらず未記載のままです。しかし、Mさんは、次々と、成虫を羽化させ、交尾や産卵まで観察されています。外から♂がやって来たのは、♀の出すフェロモンに引き寄せられたのだと思います。♂は、おそらく、付近で群飛していたものでしょう。♀の羽化前に♂がやってくるのは、チョウなどで知られていますが、タマバエでは、これまで観察したことがありません。もし、羽化前の♀に♂が集まるとしたら、タマバエでは初めての観察になるかも知れません。♂が得られましたので、属の見当はつくと思います。アラカシハオレフシのタマバエは Contarinia 属でしたので、このタマバエも Contarinia 属かも知れません。標本を見せて頂けますのを楽しみにしています。それから、幼虫を越冬させた時に寄生蜂の寄生を受けている個体がいますと、春先に羽化してきません。♀が少し羽化していますから、飼育方法に問題はなかったと思います。小さな寄生蜂が網の裏側を歩いていないか確かめて頂ければと思います。


2014/04/03(Thu) 22:47 No.302
Re: コナラハトジフクレフシ(=ハオレフシ)改称 投稿者:M

湯川先生
このようなコメントをいただき、恐縮の限りです。♂がやってきた時に、よっぽど網を開けようかと思ったのですが、全部逃げては台無しなので、そのままにしました。来年同じ状況になりましたら、交尾を見てみたいと思います。こちらも明日Kさんにお預けします。
また、飼育方法に問題がなく、寄生蜂の可能性をご教示いただき、ありがとうございました。もうしばらく網はそのままに、ハチを期待したいと思います。


2014/03/16(Sun) 16:24 No.245
ヤエムグラの芽のタマバエ ヤエムグラメチヂミフシ? 投稿者:M

福岡市の気温は15時には19度になり、春めいてきました。
ヤエムグラの芽につくタマバエが羽化しましたので、報告します。
昨年の5月12日に芽が黒くなって腐ったようになっていましたので、採集して水にさしておりましたら、オレンジ色のタマバエが水に落下しました。それをピートモスに入れて外で保管していたものです。昨日までは羽化は見られなかったのですが、今日(2014年3月16日)の午後2匹♂?が羽化していました。とても小さなタマバエです。


寄主植物:ヤエムグラ
撮影年月日:年月日/福岡県筑紫野市
 

2014/03/16(Sun) 16:27 No.246
Re: ヤエムグラの芽のタマバエ ヤエムグラメチヂミフシ? 投稿者:M

 また本日庭のヤエムグラの芽で、♀1が14時26分33秒には産卵中だったのですが、同じ芽に14時42分49秒 までいて、芽の根元に1,4,2,1個と、合計8個のオレンジ色の卵を産んでいました。尚、その間、時々芽から離れた外の葉に止まって産卵管を出し入れしていましたが、外の葉にはまったく卵はありませんでした。この他にもう1匹♀が別の芽に産卵していました。

寄主植物:ヤエムグラ
撮影年月日:2014年3月16日/福岡県筑紫野市


2014/03/16(Sun) 17:43 No.247 ホームページ
Re: ヤエムグラの芽のタマバエ ヤエムグラメチヂミフシ? 投稿者:南 常雄

Mさん、ご投稿ならびに写真をありがとうございます。
タイトルの文字数を全角20文字以内に設定してますので、はみ出した分を含めて下に紹介します。
掲載のタイトル:「ヤエムグラの芽のタマバエ ヤエムグラメチヂミフシ?」

せっかく綺麗な写真を添えていただきましたので、湯川先生に見ていただきたいと思いますので、連絡をいたします。


2014/03/17(Mon) 19:22 No.251
Re: ヤエムグラの芽のタマバエ ヤエムグラメチヂミフシ? 投稿者:湯川淳一

Mさん:
 ヤエムグラの芽のゴールからタマバエが羽化したそうで、良かったですね。お手柄です。ヤエムグラには、ツボミフクレフシというタマバエのゴールが埼玉県と奈良県から採集されていますが、芽のゴールはなかったと思います。もちろん、成虫も得られていませんでした。写真からは、どのグループのタマバエか、はっきりしませんので、4月にコナラの調査に行った時に、ぜひ、成虫を拝見させて頂きたく思います。雌雄が羽化していますので、属の見当はつくと思います。楽しみにしています。
 ちなみに、アカネメフクレフシが長野県で、オオバヤエムグラメフクレフシが山梨県で、キクムグラメフクレフシが佐賀県で、クルマムグラメフクレフシが長野県で、カワラマツバメフクレフシが群馬県で、それぞれ、得られています。これらのゴールを形成するタマバエとの関連性も調べる必要がありそうです。幼虫だけでも揃えば、DNA 解析で、何か面白いことが分かるかも知れません。若い研究者に期待したいと思います。
 湯川淳一


2014/03/17(Mon) 22:59 No.252
Re: ヤエムグラの芽のタマバエ ヤエムグラメチヂミフシ? 投稿者:M

南様 タイトルは失礼いたしました。改めて記載していただき、ありがとうございました。また湯川先生へのご連絡、お世話になりました。

湯川先生 ヤエムグラの芽やアカネ科のゴールの分布について、ご教示いただき、ありがとうございました。 今のところ、♂5♀1が羽化しております。幼虫の数を数えていなかったのですが、これ以上は増えないかもしれません。4月に見ていただけるとのこと、よろしくお願いいたします。
 また、ヤエムグラツボミフクレフシと思われるものは、庭にもついていましたので、こちらも保管中です。上手くいけば成虫が得られるかもしれません。


2014/03/18(Tue) 15:05 No.256 ホームページ
Re: ヤエムグラの芽のタマバエ ヤエムグラメチヂミフシ? 投稿者:南 常雄

湯川先生、Mさん、ありがとうございます。
ムグラの仲間は、こちらにも何種か自生していますので、この夏に調べてみます。


2014/04/01(Tue) 17:21 No.288
Re: ヤエムグラツボミトジフシ 投稿者:M

ヤエムグラツボミトジフシの枯れたゴールを昨年採集し、鉢に仕込んでおりましたら、2014年3月31日から羽化が始まりました。この鉢は、2月まで空調のない室内においていたのですが、カビがきそうだったので、3月からは外のヤエムグラの間においておりました。
もう1個の鉢は、ずっと外においていますが、そちらはまだ羽化していません。室内の方が気温が高かったということで早く羽化したのかもしれません。
ヤエムグラメチヂミフシのタマバエはとても華奢な感じなのですが、ツボミトジフシは体も大きく、赤と黒のコントラストがはっきりして、強そうな感じがします。近いうちに湯川先生にお渡しできると思います。

南様 ムグラの仲間を調べてくださるとのこと、ありがとうございます。よろしくお願いいたします。


寄主植物:ヤエムグラ
撮影年月日:年月日/福岡県筑紫野市


2014/05/15(Thu) 22:28 No.340
Re: ヤエムグラツボミフクレフシに訂正 投稿者:M

ゴールの和名を間違っておりました。
湯川先生にご指摘いただきましたので、訂正させてください。
ヤエムグラツボミトジフシ→ヤエムグラツボミフクレフシに。湯川先生、ご教示ありがとうございました。


2014/05/27(Tue) 19:33 No.361
ヤエムグラツボミフクレフシの成虫 投稿者:湯川淳一

以前、Mさんからご投稿のあったヤエムグラツボミフクレフシ(=ヤエムグラツボミトジフシ)の件です。このゴールから得られた幼虫を、Mさんが1年間も飼育され、このほど、成虫が羽化したというご連絡があり、標本も頂戴しました。このタマバエは、Asteralobia 属の一種であることが判明致しました。同じアカネ科のアカネやキクムグラのツボミフクレフシのタマバエも同一種かも知れません。この属のご専門の徳田先生のご研究を待ちたいと思います。

2014/05/27(Tue) 22:59 No.363
Re: ヤエムグラツボミフクレフシの成虫 投稿者:南 常雄

湯川先生、ご投稿、ありがとうございます。
Mさん、ヤエムグラツボミフクレフシの成虫の羽化、おめでとうございます。


2014/06/01(Sun) 02:34 No.370
Re: ヤエムグラの芽のタマバエ ヤエムグラメチヂミフシ? 投稿者:M

湯川先生、南様 ありがとうございました。

2014/02/28(Fri) 15:55 No.211 ホームページ
ダケカンバの虫えい2 投稿者:小泉 正人

葉裏の写真です

寄主植物:
撮影年月日:年月日/
 

2014/02/28(Fri) 21:48 No.218
Re: ダケカンバの虫えい2 投稿者:Nabita

小泉さま・akaitoriさま

南さんが湯川先生に連絡されたとのことですが、毎回湯川先生にご回答いただくのも申し訳ありませんので、横レスながら失礼します。

写真の虫えいは、シラカンバ、ダケカンバに見られるもので、マンサクイボフシアブラムシ Hamamelistes betulinusによるもので間違いないかと思います。この学名でググると、青木先生らの昆虫学会誌に掲載された論文をCiNiiからダウンロードできます。この属のアブラムシがカンバ類とマンサクの間で移住することと、種ごとの両植物での虫こぶの形態などを知ることができます。


2014/02/28(Fri) 21:57 No.219
Re: ダケカンバの虫えい2 投稿者:小泉

Nabitaさま、ありがとうございます。

確か、私も青木先生の論文で読んだのではないかと思うのですが・・・ダケカンバの虫えいの名称が分からなかったのでどう呼べばいいのでしょうか。


2014/02/28(Fri) 22:16 No.221
Re: ダケカンバの虫えい2 投稿者:湯川淳一

Nabita 様 ご回答、誠に有り難うございました。その通りだと思います。助かりました。
小泉様 ご投稿、有り難うございました。今後ともよろしくお願い申し上げます。


2014/03/01(Sat) 00:04 No.225 ホームページ
Re: ダケカンバの虫えい2 投稿者:南 常雄

Nabitaさん、コメントありがとうございます。
今後とも、よろしくお願いします。



2014/03/01(Sat) 09:30 No.228
Re: ダケカンバの虫えい2 投稿者:Nabita

小泉さま

虫えいの名前に触れずに申し訳ありませんでした。南さんのご指摘の通り、虫えい図鑑に従うなら「ハクボミフシ」になるのですで、実際には凸になっているので、この名前には違和感のあるところです。私自身は個人的に別の名前で呼んでいる(図鑑をちゃんとチェックしていなかったので:笑)のですが、混乱を招くので伏せておきます。

シラカンバのゴールの方が、青木先生が書かれていたように、葉がより革質で硬いせいか、突出が弱い傾向にあるようです。少し古くなったゴールですが、私が撮ったもののうち、突出の比較的大きいものの写真を貼っておきます。(写真を集約する方法がわからないので、この後少し連投となりますことをお許しください)


寄主植物:シラカンバ
撮影年月日:2012年6月23日/青森県黒石市


2014/03/01(Sat) 09:32 No.229
Re: ダケカンバの虫えい2 投稿者:Nabita

引き続きウダイカンバのゴールを載せます。

シラカンバの写真と同じ日付になっていますが、間違いではありませんので。


2014/03/01(Sat) 09:34 No.230
Re: ダケカンバの虫えい2 投稿者:Nabita

貼り忘れました(汗)。

寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2014/03/01(Sat) 09:39 No.231
Re: ダケカンバの虫えい2 投稿者:Nabita

写真貼り忘れたら、データもカットされるのですね。

ウダイカンバのゴールはダケカンバやシラカンバのとは異なり、葉脈の間が狭くなり、閉鎖的な印象となります。この写真でも、何とかワックスを纏ったアブラムシが奥にいるのがわかるかと思います。


寄主植物:ウダイカンバ
撮影年月日:2012年6月23日/青森県弘前市


2014/03/01(Sat) 09:43 No.232
Re: ダケカンバの虫えい2 投稿者:Nabita

ついでにマンサクのゴールも貼っておきます。

昨年初めて、同じ枝にメイボフシ(シラカンバ・ダケカンバから移住)とメイガフシ(ウダイカンバから移住)が付いているのを撮ることができました。


2014/03/01(Sat) 09:45 No.233
Re: ダケカンバの虫えい2 投稿者:Nabita

すみません、また貼り忘れました(学習能力がない⤵)。

寄主植物:マルバマンサク
撮影年月日:2013年8月18日/青森県黒石市


2014/03/01(Sat) 09:56 No.234
Re: ダケカンバの虫えい2 投稿者:Nabita

学習能力が足りないせいか、機種依存文字を使ってしまったようです。カッコ内の意味不明の部分は下向きにカーブした矢印を入れたつもりでした。

連投のついでに、ダケカンバのゴールにエグリヒメカゲロウの幼虫が侵入していることを見つけた時の写真を貼ります。ヒメカゲロウの幼虫は体毛にアブラムシのワックスを付着させているので、わかりずらいですが、細長い幼虫に気付いていただけるでしょうか。侵入を受けたゴールは、中のアブラムシが蚕食されて、下の葉にワックスが降り積もったりします。同様の葉表に積もったワックスは低地のシラカンバでも見たことがありますので、何らかの捕食者の侵入を受けたゴール(の下にあった葉)なのではないかと考えています。

エグリヒメカゲロウ属の日本産は3種あって、エグリはあまり低地にはいませんし、残りの2種はいずれも大珍品なので、低地での侵入者に興味津々です。


寄主植物:ダケカンバ
撮影年月日:2005年7月9日/青森市


2014/03/01(Sat) 14:40 No.235 ホームページ
Re: ダケカンバの虫えい2 投稿者:南 常雄

Nabitaさん、写真をたくさんご投稿いただきありがとうございます。
私は、シラカンバのゴールしか観察をしたことがありません。手持ちの北海道の樹木病害虫の資料にはウダイカンバのゴールがリストにあるのですが、画像が無かったので大変参考になりました。シラカンバのゴールは、葉表に膨らんだ後、成熟に伴い更に深い袋状になるのに対し、ウダイカンバのゴールは葉表に突起が生じているように見えます。


2014/02/28(Fri) 14:19 No.210 ホームページ
ダケカンバの虫えいについて 投稿者:小泉 正人

以前から湯川先生にこの掲示板を紹介されていたのですが、はじめて投稿いたします。

現在、手持ちの虫えいの写真の整理をしておりますが、ダケカンバのとさか状の虫えいについての名称が分かりませんので投稿いたしました。

いろいろ調べると「マンサクメイボフシを形成するマンサクイボフシアブラムシがダケカンバに移住して「とさか」のような虫えい(虫こぶ)をつくる」との記述がありましたが、このことでしょうか。
そしてダケカンバの虫えいの名称が分かりませんのでお教えいただけたらと思います。仮称でダケカンバハトサカフシとしてみたのですが・・・


寄主植物:ダケカンバ
撮影年月日:年月日/群馬県渋川市伊香保町
 

2014/02/28(Fri) 16:52 No.213 ホームページ
Re: ダケカンバの虫えいについて 投稿者:南 常雄

小泉正人 様、ご投稿ありかとうございます。
北海道で、シラカンバの葉に同様のゴールを観察したことがあります。
湯川先生に連絡をいたしましたので、よろしくお願いします。


2014/02/28(Fri) 19:38 No.215
Re: ダケカンバの虫えいについて 投稿者:akaitori

2009年7月11日に、私も八幡平でダケカンバの葉表で見ました。

寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2014/02/28(Fri) 21:35 No.217
Re: ダケカンバの虫えいについて 投稿者:akaitori

2013年6月16日に、青森県田代平で見たダケカンバの葉裏には
アブラムシのような虫がたくさんいました。


寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2014/02/28(Fri) 22:00 No.220
Re: ダケカンバの虫えいについて 投稿者:小泉

南様、akaitoriさま、ありがとうございます。
どうもシラカバにもダケカンバにも普通に見られるようですね。
名称がお分かりでしたらご教授お願いいたします。


2014/02/28(Fri) 23:45 No.222 ホームページ
Re: ダケカンバの虫えいについて 投稿者:南 常雄

akaitoriさま、ご投稿ありがとうございます。


2014/02/28(Fri) 23:49 No.223 ホームページ
Re: ダケカンバの虫えいについて 投稿者:南 常雄

小泉様、シラカンバのものには、シラカンバハクボミフシとなっていますので、ダケカンバハクボミフシとしておいたらいかがでしょうか。

2014/02/28(Fri) 23:57 No.224
Re: ダケカンバの虫えいについて 投稿者:青木重幸

写真のダケカンバのゴールは、かなり葉の表側に突出していますね。Nabitaさんご指摘の通り、ダケカンバにはシラカバにも寄生するHamamelistes betulinusが寄生しますが、自分で採集したことはなく、こんな立派なトサカ状になるとは知りませんでした(ウダイカンバのH. miyabeiは典型的なトサカ状です)。DNAもダケカンバのサンプルは調べなかったので、同定が少々不安になりました。要再検討かもしれません。

2014/03/01(Sat) 08:38 No.226
Re: ダケカンバの虫えいについて 投稿者:akaitori

勉強になりました。
皆様ありがとうございました。


2014/03/01(Sat) 08:56 No.227 ホームページ
Re: ダケカンバの虫えいについて 投稿者:南 常雄

青木重幸 様、ご教示ありがとうございます。


2014/03/03(Mon) 09:59 No.236 ホームページ
Re: ダケカンバの虫えいについて 投稿者:小泉 正人

皆様、大変勉強になりました。
ありがとうございました。
今後もよろしくお願いいたします。


2014/02/21(Fri) 20:20 No.201 ホームページ
アカネの虫えい 投稿者:よしゆき

はじめて投稿します。新しく虫えい掲示版ができていることにやっと気がつきました。
よろしくお願いします。
去年の10月にアカネを見つけて果実を写そうとしましたが見当たらず、蕾であったであろう部分が全て黒く変色していました。
黒くなった部分を見ると、中に繭のようなものがあり、長さ2mmほどの幼虫が1匹入っていました。
虫えいと思ってネットで検索しても情報がありませんが、これはなんでしょうか。


寄主植物:アカネ
撮影年月日:2013年10月21日/島根県松江市
 

2014/02/21(Fri) 21:47 No.202 ホームページ
Re: アカネの虫えい 投稿者:南 常雄

よしゆきさん、はじめまして。ご投稿ありがとうございます。
「日本原色虫えい図鑑の寄主植物別虫えいリスト P613」のアカネツボミフクレフシと思われますが、詳細が分かりませんので、湯川先生に連絡をいたします。

URLを添付していただいた「松江の花図鑑」のシダ植物のページは、以前から拝見させていただいてます。


2014/02/22(Sat) 01:35 No.203 ホームページ
Re: アカネの虫えい 投稿者:よしゆき

南さん、コメントありがとうございます。
やはり名前のある虫えいだったのですね。
湯川先生からコメントを頂けることを楽しみにしています。昨日頼んだ「日本原色虫えい図鑑」が明日には届くようです。少し勉強しようと思います。
拙いHPを見ていただいて、ありがとうございます。シダ植物も以前は少しばかりかじっていましたが、最近は遠ざかっています。虫えいも、以前は南さんの「北海道の虫えい」はよく拝見させていただいていましたが、少し遠ざかっています。最近は果実や種子にこだわって見ています。
またよろしくお願いします。


2014/02/22(Sat) 22:32 No.204
Re: アカネの虫えい 投稿者:湯川淳一

よしゆき様
アカネの虫えいの写真をご投稿下さり誠に有り難うございました。この虫えいは、薄葉 重(うすば しげし)さんが、清澄という雑誌の9号5ページ(1981年)に記録されたアカネツボミフシ(虫えい図鑑の 702 ページで、アカネツボミフクレフシと改称)で、タマバエの一種によって形成されたものです。千葉県の清澄山で、1977年10月24日に採集されたもので、その後、近くの郷台林道で、1980年9月23日に採集されています。清澄山以外では、東京の高尾山、栃木の那須でも見つかっています。島根県では初記録になります。まだ、成虫が得られていませんので、種の同定は出来ていません。
 以下に、薄葉さんの文章を再現します。「アカネの花蕾にタマバエの幼虫がつき、花冠部が肥大して開花せずに終わったもの。子房部分(緑〜緑褐色)は正常な大きさに達せず、扁平球状に終わる。花冠部分は高さ 2.3 mm、直径 2.0 mm の円柱状〜準円錐状で黒褐色。頂部におしべの枯れたものが残っている。内部に1頭の黄色の幼虫がおり、9月〜10月にはゴール内で白色のまゆを作る。このゴール部分のみが脱落するので、このまま老熟幼虫の状態で越冬するものと考えられる」。
 よしゆきさんがご覧になったのは、マユの中で越冬している終齢(3齢幼虫)幼虫だと思います。もし、今後、沢山ゴールが見つかりましたら、ぜひ、飼育して成虫を羽化させて下さいますようお願い申し上げます。新種かもしれません。ゴールをピートモスか、鹿沼土などの上において、乾燥させないように、また、過湿にならないように、屋外に放置し、春になってから室内に移します。一部のゴールを解剖して、蛹化しているかどうか確かめるとよいと思います。あるいは、暖かい室内で越冬させると、案外早く、羽化するかもしれません。羽化成虫は、生きている間に、70〜80%のエタノール標本にして下さい。また、蛹の抜け殻(白くて半透明)が、ゴールの羽化孔に残されていますので、これも、同じエタノールに保存して下さい。どんなタマバエが羽化してくるか、楽しみです。
 虫えい図鑑をご注文下さったとのこと、有り難うございます。早くお知らせ頂ければ、著者割引にさせて頂いたところです。
 島根県の虫えいは、まだ、殆ど調べられていません。今後ともよろしくお願い申し上げます。
湯川淳一


2014/02/23(Sun) 01:36 No.205 ホームページ
Re: アカネの虫えい 投稿者:よしゆき

湯川先生、早速のコメントをありがとうございます。
薄葉さんの文章がそっくりあてはまるようですね。
このアカネツボミフクレフシを見てから後日別の場所でも見かけたように記憶しています。
幼虫の飼育、標本についてせっかく詳しくコメントをいただきましたが、私には少し無理ではないかと感じています。
また不明のものがありましたら投稿しますので、よろしくお願いします。


2014/02/23(Sun) 22:19 No.206 ホームページ
Re: アカネの虫えい 投稿者:南 常雄

湯川先生、早々ご教示ありがとうございます。

よしゆきさん、飼育といってもほとんど放置状態ですので、機会があったら観察してみてください。


2014/02/16(Sun) 17:59 No.190
カクレミノの実のゴール 投稿者:ハンマー

カクレミノの実のゴールらしきものをみつけました。
写真のように正常な実はなく、ゴールらしき実だけが残っている状態で、同様なものが、同じ木に3個みられました。


寄主植物:カクレミノ
撮影年月日:2014年2月16日/兵庫県三田市
 

2014/02/16(Sun) 18:05 No.191
Re: カクレミノの実のゴール 投稿者:ハンマー

内部には1匹の幼虫がみられました。幼虫は体長5mm程度で、胸脚と腹脚らしきものが見えます。ガだろうかと思いますがいかがでしょうか?

寄主植物:
撮影年月日:2014年2月16日/兵庫県三田市


2014/02/16(Sun) 21:36 No.192 ホームページ
Re: カクレミノの実のゴール 投稿者:南 常雄

ハンマーさん、ご投稿ありがとうございます。
早速、湯川先生に連絡をいたしましたので、よろしくお願いいたします。


2014/02/16(Sun) 23:13 No.193
Re: カクレミノの実のゴール 投稿者:湯川淳一

ハンマー様
カクレミノのゴールらしき実の写真をご投稿下さり、誠に有り難うございました。確かにゴールにようですし、中にいるのはガの幼虫のようですね。これまで、カクレミノの実のゴールは見たことがありません。ノブドウやマタタビの実のゴールのように、ゴールの形成者がタマバエで、後にゴールにガの幼虫が侵入することもありますので、本当のゴール形成者を、注意深く見極める必要があります。別の場所で同じゴールが見つかり、その中に、ガの幼虫がいなくて、ハエ目の幼虫がいるかどうか、確かめられると良いのですが。あるいは、もっと早い時期の小さなゴールに、すでに、ガの若齢幼虫が入っていれば、ガのゴールだと分かると思います。さらなる観察結果を楽しみにしております。
機会がありましたら、ガの専門家にも聞いておきます。
湯川淳一


2014/02/17(Mon) 07:27 No.194
Re: カクレミノの実のゴール 投稿者:ハンマー

南 様
湯川先生
コメントありがとうございます。
ゴール形成者を確定できるよう、観察を続けてみます。


2014/02/17(Mon) 10:48 No.195 ホームページ
Re: カクレミノの実のゴール 投稿者:南 常雄

湯川先生
早々、ご教示ありがとうございます。




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