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2014/07/01(Tue) 17:36 No.562
ご迷惑をおかけします 投稿者:南 常雄

最近、湯川先生にお送りしたメールが、不達通知といっしょに返ってきました。
ご迷惑をおかけしますが、原因が分かるまで今しばらくお待ちください。

29日から3日間、宗谷地方の湿原地帯へ観察に行ってきました。目的はホロムイイチゴの葉のゴールの観察ですが、今年はゴールの出現が早かったのか、幼虫が脱出したものが多かったです。数年ぶりの観察なのに思うような成果は得られませんでしたが、幼虫が入っているゴールを数点採集できました。後日、写真などが整理できたら紹介します。

帰りに寄った、雄武町でハチジョウナハフクレフシを観察、採集できました。
 

2014/06/28(Sat) 23:44 No.558
アカメガシワの雌花の蕾のゴール 投稿者:ハンマー

アカメガシワの雌花の(たぶん)蕾に形成されたゴールをみつけました。内部には花柱と子房のなごりと思われる構造が残っていて、空洞部分には3〜4匹のタマバエらしい幼虫がみられました。
このゴールについてご教示願えませんでしょうか?よろしくお願いします。


寄主植物:アカメガシワ
撮影年月日:2014年6月28日/兵庫県三田市
 

2014/07/01(Tue) 17:25 No.561
Re: アカメガシワの雌花の蕾のゴール 投稿者:南 常雄

ハンマー様、ご投稿ありがとうございます。
28日に湯川先生にメールを送っていますが、返ってくる可能性があります。
湯川先生に連絡が取れるまでお待ちください。


2014/07/03(Thu) 22:03 No.571
Re: アカメガシワの雌花の蕾のゴール 投稿者:湯川淳一

ハンマー様:ご投稿有り難うございました。返信が遅くなって申しわけございませんでした。アカメガシワの蕾に形成されたタマバエのゴールは始めてです。これまでも、時々、アカメガシワに注意を払っていましたが、ゴールを見つけることが出来ませんでしたので、今回のご投稿には、驚きました。どんなタマバエなのか、ぜひ、幼虫を拝見させて下さい。もし、ハリオタマバエ類の幼虫(胸骨が四山型)でしたら、既知のハリオタマバエの新しい夏寄主かも知れません。非常に興味があります.よろしくお願い申し上げます。

2014/07/05(Sat) 17:40 No.576
Re: アカメガシワの雌花の蕾のゴール 投稿者:ハンマー

南さま、お手数をおかけしました。

湯川先生、コメントありがとうございます。
幼虫の標本は他のものと一緒にお送りします。

なお、今日、現地へ行ってみたところ、手の届く範囲のゴールには全て脱出孔があいていて、幼虫は見られませんでした。


2014/07/23(Wed) 06:54 No.626
Re: アカメガシワの雌花の蕾のゴール 投稿者:ハンマー

遅くなりましたが、この幼虫について湯川先生から以下のようなコメントを頂きましたので、先生の許可を得て、メールの内容をここに投稿しておきます。

(以下引用)「アカメガシワのタマバエの幼虫は、胸骨や尾端の特徴から、Contarinia 属か、それに近い属のタマバエのように思いました。尾端の1対の大きな突起は、幼虫がジャンプするときに使うものではないかと思われますので、この幼虫も、他の Contarinia 属の幼虫のように、ジャンプするのではないかと想像しております。」


2014/07/24(Thu) 06:23 No.627 ホームページ
Re: アカメガシワの雌花の蕾のゴール 投稿者:南 常雄

ハンマーさん、湯川先生のコメントのご紹介、ありがとうございます。
タマバエの幼虫を採取しているときに、ジャンプして逃げ出すのがいます。


2014/06/26(Thu) 19:52 No.539
ヤマハギハスジタマフシ? 投稿者:Nabita

連投すみません。こちらも虫えい図鑑にはありませんが、南さんの北海道の虫えいに出ている標記のゴールでしょうか?

ヤマハギの頂複葉の中肋がゴールになっていますが、葉身の大部分は側複葉とともに、食葉性昆虫に食べられてしまっています。それでも、食べ残された部分からでも、葉身が閉じてはいないことがわかります。


寄主植物:ヤマハギ
撮影年月日:2014年6月22日/青森県つがる市(旧木造町)
 

2014/06/26(Thu) 19:57 No.540
Re: ヤマハギハスジタマフシ? 投稿者:Nabita

ゴール内部の幼虫です。鮮やかな橙黄色ですが、体表に透明感があり、体型も紡錘型で少し小さいので2齢幼虫なのでしょうか。結構活発に伸縮・屈伸していて、その様子は「地に足のついたフナッシー(笑)」というような感じでした。

寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2014/06/26(Thu) 23:15 No.542
Re: ヤマハギハスジタマフシ? 投稿者:南 常雄

Nabita様、ご投稿ありがとうございます。
「北海道の虫えい」には4種類のエゾヤマハギのゴールを掲載していますが、現在、ゴールの確認だけで、詳細は分かっていません。先般、湯川先生のコメントに有りましたが、私が「ハスジ」として記録しているものは「ハミャク」と変更するほうがいいかも知れません。
Nabitaさんがご投稿してくれたゴールと、北海道の虫えいのヤマハギハスジタマフシとの関係は、ゴールの形状や幼虫の体色からみて、検討が必要かと思います。
湯川先生に連絡いたします。


2014/06/27(Fri) 21:07 No.546
Re: ヤマハギハスジタマフシ? 投稿者:Nabita

南さん、いつもコメントありがとうございます。
ご指摘のとおり、南さんが北海道で確認されたものと比べると、ゴールの部分で葉身が曲がっているなど、若干の違いがありますね。ただ、このゴールはこれ1個しかみつけられなかったので、変異があるかなどはわかりません。今後とも注意して探したいと思います。
なお、当日にはヤマハギハトジタマゴフシも初めてみつけましたが、こちらは別の木で、近くに3個のゴールがまとまってありました。


2014/07/01(Tue) 21:40 No.563
ヤマハギクキツトフシ? 投稿者:Nabita

6月28日に津軽半島北部の中泊町(旧小泊村)で調査をし、南さんの図鑑にあるヤマハギのハスジナガフクレフシ・ハスジタマフシ・ハトジコタマゴフシと思われるものをそれぞれ複数個確認できました。いずれも1群落の日当りの悪い数株で見られ、1株で複数種のゴールが見られました。同町の別の地点では、センダイハギハトジフシらしきものも見られましたが(群落があるのを知っていたので行ってみた)、すでにゴールだったかも知れない葉は乾固していました。しかし、たまたま摘まんだ枯葉の中にタマバエらしき幼虫が入っていて、ハトジフシかなと思いました。更に同日には半島東部に移動した今別町で、ヤマハギクキツトフシと思われるものを見つけました。

寄主植物:ヤマハギ
撮影年月日:2014年6月28日/青森県今別町


2014/07/01(Tue) 21:43 No.564
ヤマハギクキツトフシ? 投稿者:Nabita

枝の皮を少し削ったところです。残念ながら幼虫はみられませんでしたが、昨秋に見つけたアカソクキコブフシの内部と似たような印象で、ウロコタマバエのゴールでいいのだろうなと考えました。

寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2014/07/03(Thu) 22:35 No.573
Re: ヤマハギハスジタマフシ? 投稿者:湯川淳一

Nabita 様:ご投稿有り難うございました。ヤマハギやマルバハギの葉に形成されるゴールには、ハトジタマゴフシやハスジナガフクレフシのような名前をつけて、ゴールの形状を区別していますが、幼虫標本が揃ったところで、DNA 解析をして、それぞれ、タマバエが別種なのか、同一種なのか確認する必要があると考えています。成虫が得られると良いのですが、飼育に成功していません。それから、ヤマハギクキツトフシの写真もご投稿下さり有り難うございました。ハギウロコタマバエ Lasioptera lespedezae のゴールだと思います。古いゴールのようでしたが、新しいゴールが見つかりましたら、ぜひ、幼虫を頂けないでしょうか? 毎年、同じ場所でゴールが形成されるようです。

皆様にお願い: 先日来、トマトウロコタマバエの同定をするために、日本産のウロコタマバエ全般のDNA 解析をしているのですが、ハギウロコタマバエとイタビカズラウロコタマバエの幼虫標本は、ずっと以前に鹿児島で採集したもので、古すぎて、 DNAの抽出に成功していません。新鮮な幼虫標本が必要です。イタビカズラウロコタマバエのゴールは、イタビカズラや、ヒメイタビ、オオイタビの葉裏に形成され、黒いごま粒のような形をしています。写真をアップします。もし見つかりましたら、よろしくお願い申し上げます。


寄主植物:イタビカズラハウラゴマフシ
撮影年月日:1976年10月27日/鹿児島市


2014/06/26(Thu) 19:42 No.537
ウダイカンバハイボケフシ? 投稿者:Nabita

同じ人が続けて投稿してすみませんが、2日ほど新しい親記事がないので、書かせていただきます。

虫えい図鑑にも、北海道の虫えいにも写真がないダニえいらしきものを、ウダイカンバでみつけました。
表題名のゴールになるのでしょうか?


寄主植物:ウダイカンバ
撮影年月日:2014年6月21日/青森市
 

2014/06/26(Thu) 19:43 No.538
Re: ウダイカンバハイボケフシ? 投稿者:Nabita

裏面側です。

寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2014/06/26(Thu) 22:46 No.541
Re: ウダイカンバハイボケフシ? 投稿者:南 常雄

多くのカバノキ属やハンノキ属に、フシダニによってイボ状のゴールが形成されますが、隆起しているイボの裏側(反対面側)は完全に閉鎖されず、虫室から開口部に毛が密生します。外から閉鎖されているように見えるゴールでも、イボを縦にきると虫室から細い筒が葉の表面までつながっていて、多くのタマバエやタマバチの密閉されているゴールと形状をことにします。
フシダニのゴールは、記録されていないものがたくさん有りそうなので、とりあえずウダイカンバハイボケフシとして良いと思います。私は、このタイプのゴールを解剖しても、形成者であるフシダニをなかなか見つけることができません。


2014/06/27(Fri) 21:12 No.547
Re: ウダイカンバハイボケフシ? 投稿者:Nabita

南さん、こちらにもコメントありがとうございます。若干舌足らずでした。表題のゴールは「虫えい図鑑」のリストには出ていて、写真・解説がないものです。
おっしゃる通り、ゴール内部を少しほじくってみましたが、絨毛が充満しているばかりで、ダニを見つけることはできませんでした。1ゴール1匹とかだと、見つけるのも大変ですよね。


2014/06/24(Tue) 23:12 No.523
エゾエノキハクボミフシ 投稿者:宮武頼夫

Nabitaさんや南さんのエゾエノキハクボミフシの記事を拝見して、感慨深いものがあります。クロオビカイガラキジラミの青森県の初発見地が黒石市でしたね。あの時は情報をいただいて、とてもうれしかったのを思い出します。エノキカイガラキジラミのゴールはツノ状ではっきりしているので、晩秋に落葉してもみわけられるのですが、クロオビの方のゴールはごく目だたないので、lerpがないと、見分けられません。lerpも必ず残る訳ではないので、やはり秋までに調べておく必要があります。クロオビカイガラのほうは、岩手県でも見つかっていますが、他の東北地方はまだなので、みつけて下さい。エノキカイガラの方は、現在栃木県が最北ですので、もう少し北でみつからないか、気をつけてみて下さい。懸賞はまだ有効です。
 

2014/06/25(Wed) 00:22 No.526
Re: エゾエノキハクボミフシ 投稿者:南 常雄

宮武先生、はじめまして。
ご投稿ならびにご教示、ありがとうございます。
私の住んでいる北海道北部では、寄主であるエゾエノキの観察もままなりませんが、道南へ行く際には、気お付けて観察してみます。


2014/06/25(Wed) 08:14 No.527
Re: エゾエノキハクボミフシ 投稿者:Nabita

宮武さん、ご無沙汰しております。コメントいただきありがとうございます。チョウを主に採集していた未成年の頃、秋にオオムラサキやゴマダラチョウの幼虫を落ち葉の下で探していた時、時々葉裏に白い丸いものが着いているものがあり、当時はクモの卵のうなのかなと思っていました。カイガラキジラミのことを知ってから、あれはラープであったに違いないと確信し、そうであるなら落葉後でもわかると思いました。東北では、まだ青森・岩手でしか確認されておらず、まだ懸賞も有効とのこと。9月上旬に東北6県+新潟の昆虫愛好家が青森県八戸市に集まる「第23回 東北インセクトフォーラム」という行事がありますので、幼虫採集の時に見つけたら、葉っぱを取っておいてとお願いしたいと思います。

2014/06/24(Tue) 17:02 No.515
ハチジョウナハフクレフシ 投稿者:南 常雄

22日に行った苫前町で、ハチジョウナハフクレフシを見つけました。ゴールが形成されている任意の16枚の葉を採集してきました。16枚の葉に合計270個のゴールが形成されていて、そのうち92個の葉裏の壁の薄い部分に白い影が見えす。開いてみると中に繭に包まれた黄色の幼虫が入っていました。これが第1世代のゴールと思われるので、飼育して羽化をまっています。
他に同居と思われる白色のタマバエの幼虫が、37匹脱出してきましたが、現在も脱出が続いています。
写真は苫前町で採集したものを自宅で撮影しました。


寄主植物:ハチジョウナ
撮影年月日:2014年6月22日/北海道苫前町/旭川
 

2014/06/24(Tue) 22:10 No.519
Re: ハチジョウナハフクレフシ 投稿者:湯川淳一

南様:ハチジョウナハフクレフシの再発見、誠に嬉しい限りです。巣瀬氏が発見して以来、今年になって、八戸市大須賀海岸での採集記録が発表されただけです(山内、2014)。私は、それ以外の記録は見ていませんでしたので、気になっていました。やはり、葉当りゴール数の分布集中度は非常に高いものですね。♀の産卵行動が反映されているのでしょう。幼虫はゴールから地上に脱出して越冬しますが、多化性と考えられていますので、この時期のものは、旨く行くと、羽化するかも知れませんね。楽しみにしています。山内氏の文献は次の通りです。山内 智 (2014a) 青森県からのハチジョウナハフクレフシの記録. 青森自然誌研究 19号, 84.

2014/06/24(Tue) 23:22 No.524
Re: ハチジョウナハフクレフシ 投稿者:南 常雄

湯川先生、ご教示ありがとうございます。
本ゴールは、「2013/10/28(Mon) 21:26 No.17 ノゲシ葉の虫こぶ」として、Nabitaさんが苫小牧市で撮られた写真を投稿されました。このとき、Nabitaさんはノゲシのゴールとして紹介されましたが、のちに、寄主は「ハチジョウナではないか」とコメントされています。その情報をうけて、下調べのつもりで海岸線を観察しているときに見つけることができました。採集した葉のなかに35個のゴールが形成されているものがありました。なお「青森自然誌研究 19号, 84.」のPDFをNabitaさんから、ご送付いただきました。


2014/06/26(Thu) 10:29 No.533
Re: ハチジョウナハフクレフシ 投稿者:南 常雄

今日、雄6匹、雌2匹の成虫が羽化しました。体長は雄1.4mm、雌1.6mm。
写真は雄のエタノール標本です。
投稿後に、更に雌2匹が羽化しました。


寄主植物:
撮影年月日:2014年6月26日/北海道旭川市


2014/07/03(Thu) 22:08 No.572
Re: ハチジョウナハフクレフシ 投稿者:湯川淳一

南 常雄 様:ハチジョウナのゴールから羽化したタマバエの成虫をお送り下さるとのこと、誠に有り難うございます。どのグループのタマバエなのか、標本の到着を楽しみにしています。

2014/06/24(Tue) 15:38 No.511
ノブドウの蕾にいたタマバエ 投稿者:M

南様、皆様
こちらではノブドウの花が咲き始めました。蕾が明らかに膨れているものがありましたので、数個持ち帰り開けてみましたところ、オレンジ色のタマバエが自分から出てきて、活発に動き回りました。以前ヘクソカズラの蕾にいた幼虫が同じような行動をとったのを思い出しました。ノブドウツボミフクレフシ(改称)でしょうか? 葉がガタガタしているので、キレハノブドウと思います。


寄主植物:キレハノブドウ
撮影年月日:2014年6月24日/福岡県筑紫野市原田
 

2014/06/24(Tue) 16:14 No.514
Re: ノブドウの蕾にいたタマバエ 投稿者:南 常雄

Mさん、ご投稿ありがとうございます。
虫えい図鑑では北海道で記録されているのですが、まだ見たことがありません。ノブドウツボミフクレフシで間違いないと思いますが、湯川先生に連絡してご教示をいただこうと思います。


2014/06/24(Tue) 19:55 No.517
Re: ノブドウの蕾にいたタマバエ 投稿者:M

南様、早々にコメントをありがとうございました。湯川先生へのご連絡もお世話様です。

2014/06/24(Tue) 22:18 No.520
Re: ノブドウの蕾にいたタマバエ 投稿者:湯川淳一

Mさん、南さん:ノブドウミフクレフシでしょうね。タニウツギやハコネウツギのメタマフシからの羽化が終わって1ヶ月、もう、ノブドウの実に中に、そんなに大きな幼虫が居たのですね。早速、実験材料の採集に出かけなくてはと思った次第です。なるべく齢期の揃った幼虫を200匹ほど採集して、異なる温度条件で飼育をして、発育の様子を見る予定です。先日、クララで試みようとしたのですが、寄生率が高すぎて、断念しました。

2014/06/24(Tue) 23:03 No.522
Re: ノブドウの蕾にいたタマバエ 投稿者:南 常雄

湯川先生、さっそくコメントならびにご教示ありがとうございます。
Mさんのゴールの写真を拝見して、ノブドウツボミフクレフシ(C-385)では無いかと思ったのですが、いかがでしょうか。
今日、タニウツギメタマフシの観察に行ってきましたが、こちらでは、まだ脱出孔が見られませんでした。
2014/06/18(Wed) 20:39 No.475 のコメント欄にも投稿しましたが、ゴールの基部の枝が1〜3cm伸びたものが、複数個、観察することができました。


2014/06/24(Tue) 23:22 No.525
Re: ノブドウの蕾にいたタマバエ 投稿者:M

湯川先生 早々にご教示いただき、ありがとうございました。
南様、新たにコメントありがとうございます。

私も蕾ではないかと思ったのですが、いかがでしょうか? 今回のものをカッターでスライスしようとしたのですが、花びらにあたるように見える部分が簡単に1枚めくれまして、中から幼虫が出てきました。カッターをあてた感じも柔らかでした。


2014/06/25(Wed) 17:22 No.530
Re: ノブドウの蕾にいたタマバエ 投稿者:M

今日また幼虫が脱出しましたので、アルコールにつけました。お時間のあるときに見ていただければと思います。
尚、持ち帰ったものの半分以上は空で、丸い穴が開いていました。色づいていると分かりやすいのですが、ほとんどそういうものには穴が開いていました。どうやら「遅すぎた」ようです。


寄主植物:キレハノブドウ
撮影年月日:2014年6月25日/


2014/06/25(Wed) 17:25 No.531
Re: ノブドウの蕾にいたタマバエ 投稿者:M

ちょうどゴールから出ようとしていたものがもう1匹いましたので、動画から切り出ししました。この時は、穴が小さく、一旦ゴール内に戻りました。穴から脱出するのも大変そうでした。

寄主植物:キレハノブドウ
撮影年月日:2014年6月25日/


2014/06/26(Thu) 09:32 No.532
Re: ノブドウの蕾にいたタマバエ 投稿者:南 常雄

Mさん、写真をたくさんご投稿いただき、ありがとうございます。大変参考になりました。
こちらでも、ノブドウのつぼみが膨らみはじめていますので、一度観察してみます。


2014/06/27(Fri) 20:08 No.545
Re: ノブドウの蕾にいたタマバエ 投稿者:M

南様 北海道って、もうノブドウの蕾が膨らんでいるんですね。観察していただけるとのこと、よろしくお願いいたします。幼虫の一部をカップに入れましたら、繭を作り始めました。

2014/07/04(Fri) 12:18 No.574
Re: ノブドウの蕾にいたタマバエ 投稿者:湯川淳一

Mさん.南さん:ノブドウの実と蕾を一緒に考えていて、的確なコメントではなく申しわけありませんでした。蕾と実のゴールを形成するタマバエは、その年の産卵時期の早晩によって、一部の個体群が蕾にゴールを作ることがあります。例えば、イボタミタマバエがネズミモチの実と蕾にゴールを形成します。DNA 解析で同種であることが確認されています。もちろん、蕾と実で別のタマバエである例も良く知られています。例えば、キヅタミタマバエとキヅタツボミタマバエです。この2種は、形態的にも明らかに同属別種です。ノブドウの場合も、同種である可能性と別種である可能性がありますので、今度、標本を拝見させて頂くとともに、DNA 解析を行ってみます。楽しみにしています。近々、福岡市内でも、ノブドウの蕾を捜しに行く予定です。今年も、福島県でブドウの実を加害するタマバエが発生しています.この時期には、栽培ブドウ(瀬戸ジャイアンツ)の幼果の中で、すでに、3齢幼虫になっています。ノブドウミタマバエよりは、早いです。

2014/07/04(Fri) 21:18 No.575
Re: ノブドウの蕾にいたタマバエ 投稿者:M

湯川先生 お忙しい中、ご教示いただきましてありがとうございました。同種のものが、蕾と実に産卵する可能性があるとのこと、タマバエは利用できるものはちゃんと利用するのですね。

2014/06/23(Mon) 20:16 No.506
エゾエノキハクボミイボフシ 投稿者:Nabita

いつも行くポイントにエゾエノキハクボミイボフシの着く木があり、初期のゴールを見たいと、5月末から毎週行っていたところ、6月21日にやっと初期のものを見つけられました。枝の下に潜って、見上げて探すのですが、なかなか見つけられず、上から見たら育ったゴールがあり(前週以前は見逃していたのでしょう)、改めて潜ってみたら、やっとひとつだけ初期のものを見つけられました。
虫体を隠す、ロウ質のラープと呼ばれる蓋の直径は1.5mm程でした。


寄主植物:エゾエノキ
撮影年月日:2014年6月21日/青森県黒石市
 

2014/06/23(Mon) 20:21 No.507
Re: エゾエノキハクボミイボフシ 投稿者:Nabita

21日にみつけた初期のものは、葉表面には何の変化もありませんが、ゴールが成熟するとわずかに山形に盛り上がり、黄色っぽくなります。写真にはゴールのある葉が3枚写っています。
今回の写真4枚は全て同じ木で撮影したものなので、以下、宿主植物、撮影場所は省略します。


寄主植物:
撮影年月日:2012年8月4日/


2014/06/23(Mon) 20:24 No.508
Re: エゾエノキハクボミイボフシ 投稿者:Nabita

成熟したゴールではラープの直径は4mm程になります。羽化する際は、ゴールから脱出し、すぐ近くで脱皮するようで、ラープの近くに脱皮殻が見えます。

寄主植物:
撮影年月日:2013年7月14日/


2014/06/23(Mon) 20:43 No.509
Re: エゾエノキハクボミイボフシ 投稿者:Nabita

成虫のクロオビカイガラキジラミ(Celtisaspis usubai (Y. Miyatake, 1980))です。

以下エピソードを書きますので、興味のない方は読み飛ばしてください。20年位前に初めてこの成虫をすくいとりで採集し(当時はゴールに興味なかった)、昆虫学会で宮武頼夫さんに見てもらったら、クロオビカイガラキジラミで、カイガラキジラミを県単位で初めて採った人にはお酒を贈ることにしていると、ビール券を頂戴しました(日本酒は飲めないので)。さて、この成虫の写真が初めて撮れたのは、定年後奥さまの実家にある青森県に引っ越された方と、知り合って半年後位に一緒に虫を撮りに行った時のものです。そうしたら何と、その方の出身地は東京で、高校生の時に本種が献名されている、虫こぶ研究で有名な薄葉重先生から生物の授業を受けたのだそうです。


寄主植物:
撮影年月日:2013年7月14日/


2014/06/23(Mon) 22:33 No.510
Re: エゾエノキハクボミイボフシ 投稿者:南 常雄

Nabita様、ご投稿ありがとうございます。
残念ながら道北では、観察する機会がありませんが、道南での観察の際に参考にさせていただきます。


2014/06/24(Tue) 15:43 No.512
Re: エゾエノキハクボミイボフシ 投稿者:M

Nabita様

はじめまして。こんなキジラミがいるのですね。面白いです。地元のエノキも見てみようと思いました。

それから、最初の写真No.506の葉の縁が巻いているのですが、これも何かのゴールでしょうか?


2014/06/24(Tue) 19:44 No.516
Re: エゾエノキハクボミイボフシ 投稿者:Nabita

南さま、Mさま、コメントありがとうございます。ラープ自体は秋に落葉する際にも、しっかり残ったままなので、発生しているなら、虫がいなくなってからでも十分探すことができると思います。地域によっては、もうひとつの同属種エノキカイガラキジラミになるかもしれませんが、この場合はゴール表面ははっきり角状に発達するようです。ゴールの通例にたがわず、毎年発生している木は橋の下の日当りの悪い所に生えていて、生育がかなり悪い(遅い)です。No.506の写真は、私もトリミングしていて、葉縁がカールしているのにやっと気づきました。葉表から探した時に、オオムラサキの幼虫がでんと乗っていたので、これのその後の観察も兼ねて、また行ってみようと考えています。もしゴールだったら、改めて報告させていただきます。

2014/06/24(Tue) 20:01 No.518
Re: エゾエノキハクボミイボフシ 投稿者:M

Nabita様 ラープというのは、そんなに残っているのですね。エノキカイガラキジラミについてもご教示いただき、ありがとうございました。 オオムラサキの幼虫もいたのですか。いいですね。葉縁のカール、次回のアップを楽しみにしています。

2014/06/24(Tue) 22:20 No.521
Re: エゾエノキハクボミイボフシ 投稿者:湯川淳一

Nabita 様:虫えい図鑑のキジラミのところを分担執筆して下さった宮武頼夫さんにコメントをお願い致しましたので、何かお答え下さることと思います。しばらくお待ち下さい。

2014/06/29(Sun) 19:58 No.559
Re: エゾエノキハクボミイボフシ 投稿者:Nabita

Mさん、29日も現地へ行って来て、かなり探したのですが、葉縁がカールしているものはみつけられませんでした。何だったんでしょうかね。ということで、行った証拠(になるかどうかですが)、ラープの着いた葉とオオムラサキの蛹を載せます。

寄主植物:エゾエノキ
撮影年月日:2014年6月29日/青森県黒石市


2014/06/19(Thu) 22:49 No.494
クララの稚莢のゴール 投稿者:湯川淳一

引き続き投稿させて頂きます。クララ(マメ科)の稚莢に形成されたダイズサヤタマバエのゴールです。このタマバエの冬寄主はバクチノキ(バラ科)やヒイラギ(モクセイ科)の実ですが、5月頃から羽化し、マメ科植物に移ってきます。夏ダイズが栽培されるまでは、クララなど野生のマメ科の莢をゴールにします。昨年、ダイズサヤタマバエが多発した、秋田県の試験場の皆様、ダイズが加害される前に、ぜひ、野生のマメ科植物を調べてみて下さい。ダイズでの被害予想が出来るかも知れません。ちなみに、今回調査したクララの稚莢では、外部寄生蜂のコマユバチの一種による寄生率が非常に高かったため、近隣の夏ダイズ圃場での被害が少なくなるかも知れません。なお、今回調査したクララは、ある実験に使用する目的で、庭先で栽培されていたものです。本来は、荒れ地や草原などで見られる植物です。熊本県阿蘇山の草原では絶滅危惧種のオオルリシジミの寄主植物として知られています。

寄主植物:クララ(マメ科)
撮影年月日:2014年6月16日/福岡県久留米市
 

2014/06/22(Sun) 00:08 No.504
Re: クララの稚莢のゴール 投稿者:南 常雄

湯川先生、ご投稿ありがとうございます。
今北海道の沿岸部では、ハマエンドウが若い莢をつけ始めました。他にも莢を付ける自生のマメ科は何種かありますが、冬寄主のバクチノキやヒイラギバラは北海道には分布しません。他のバラ科やモクセイ科を冬寄主にしゴールを形成することはありますか。また虫えい図鑑には、ダイズサヤタマバエの分布に北海道が入っていませんが、その後にゴール形成などの情報はございますか。


2014/06/19(Thu) 22:33 No.493
シオジハミャクフクレフシ(仮称) 投稿者:湯川淳一

福岡県の英彦山で、新しいタマバエ・ゴールが見つかりましたので、お知らせ致します。寄主植物はシオジ(モクセイ科:トネリコ属)で、葉脈と茎に形成されていますが。葉脈に形成される頻度が高いので、シオジハミャクフクレフシ(D-0299)としました。長さ3〜8mm、幅2.5〜5mm で、現在、3齢幼虫が入っているゴールと空のゴールが共存しています。恐らく、この時期に幼虫が脱出して、地中で翌年まで過ごすのでしょう。属の見当はついていません。ちなみに、このゴールはウラキンシジミを採集に行ったチョウ研究者が見つけてくれました。

寄主植物:シオジ(モクセイ科)
撮影年月日:2014年5月29日/福岡県英彦山
 

2014/06/21(Sat) 23:53 No.503
Re: シオジハミャクフクレフシ(仮称) 投稿者:南 常雄

湯川先生、新しいゴールのご紹介、ありがとうございます。
北海道では、シオジと同属のヤチダモとアオダモがありますが、機会毎に注意して観察してみます。


2014/06/18(Wed) 20:39 No.475
当年枝の先端に着いたウツギメタマフシ 投稿者:Nabita

連投申し訳ありません。
ウツギメタマフシは前年枝に直接着いているのが普通ですが、当年枝の先がゴールになっているものがありました。伸びた枝は多少歪んでいますが、花が終わって果実となり始めています。前年枝の右端上部に、一般的な位置のゴールが、ピンボケですが写っています。


寄主植物:
撮影年月日:2014年6月14日/青森県黒石市
 

2014/06/18(Wed) 20:47 No.476
Re: 当年枝の先端に着いたウツギメタマフシ 投稿者:Nabita

これが本当にウツギメタマフシなのか疑問でもあるので、普通のゴールと比べてみようと、翌日訪れた青森市で数個採って来て、中を割ってみましたが、全て寄生または外部から捕食されたもののようでした。当年枝先端のゴールも寄生でした。青森市産の寄生蜂の蛹のあるゴールを観察していたら、動いている幼虫が入っていました。またもや見づらい写真で申し訳ありませんが、写真右端中央に横向きに写っている半透明なものが幼虫です。

寄主植物:タニウツギ
撮影年月日:2014年6月15日/青森市


2014/06/18(Wed) 20:54 No.477
Re: 当年枝の先端に着いたウツギメタマフシ 投稿者:Nabita

幼虫の拡大です。撮影する際に、写真では左側に写っている頭部をピンセットで潰してしまいましたが、咽頭骨片がはっきりとわかり、無弁翅ハエ類の幼虫と考えられます。後気門は黒く鉤状に背方に曲がっています。おそらくは、ゴールの二次利用者なのでしょう。
1枚目の写真に書き忘れましたが、寄主植物は全てタニウツギです。


寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2014/06/18(Wed) 21:28 No.479
Re: 当年枝の先端に着いたウツギメタマフシ 投稿者:湯川淳一

Nabita様:タニウツギメタマフシのご投稿を有り難うございました。福岡では、6月10日頃が50%羽化日でした。これから、夏寄主のノブドウに移動するものと思います。タマバエの和名はノブドウミタマバエです。ゴールを二次的に利用する昆虫は沢山いて、ノブドウのゴールには、ハエやガ(ブドウトリバなど)の幼虫が、しばしば、見つかります。しかし、冬寄主のウツギ類の越冬芽のゴール内で、寄生蜂以外の昆虫が見つかる例は少ないと思います。どんなハエが出てくるか、楽しみではあります。

2014/06/18(Wed) 22:18 No.481
Re: 当年枝の先端に着いたウツギメタマフシ 投稿者:Nabita

湯川先生、早速のコメント・ご教示ありがとうございます。ノブドウのゴールは、青森では一気にほぼ全寄生から、ほぼ無寄生に切り替わり、特定の時期を境にゴールになっている節と種子ができる正常果の節が隣り合っているのが普通です。ところが、昨年一旦無寄生になった果房の先に、ゴールになった果房があって、ちょっとびっくりしました。今年も注意して観察しようと思います。

先のハクウンボクとツノハシバミの幼虫も、改めて撮り直した写真を載せましたので、まだご覧になっていないのであれば、そちらも眺めていただければと思います。


2014/06/18(Wed) 22:28 No.483
Re: 当年枝の先端に着いたウツギメタマフシ 投稿者:南 常雄

Nabita様、湯川先生、ご投稿ならびにコメントをありがとうございます。
9月に、タニウツギのシュート頂に形成された同様のゴールを観察したことがあります。採集したゴールからは9月中に成虫が羽化しました。参考までにゴールの写真を添付します。


寄主植物:タニウツギ
撮影年月日:2011年9月5日/北海道深川市


2014/06/19(Thu) 18:29 No.488
Re: 当年枝の先端に着いたウツギメタマフシ 投稿者:Iwasaki

477に掲載された写真の幼虫は、ハネオレバエのように思います。幼虫の尾端に鈎状の突起を持つハエは複数の科に見られますが、写真の幼虫は過去に植物の茎内部から得たハネオレバエ蛹(囲蛹)の気門と形状が似ています。ハネオレバエ科は植物の髄内部に寄生したりします。一方で同一種が異なる植物から得られる事例があるなど、一次加害であるのか悩ましい場合もあります。ご指摘のように二次利用種も含まれるのでしょう。

2014/06/19(Thu) 21:02 No.490
Re: 当年枝の先端に着いたウツギメタマフシ 投稿者:Nabita

南さん、ウツギメタマフシが秋にも見られ、年内に羽化したとの大変に興味深い観察例をお知らせいただき、かなり驚きました。そういうこともあったりするんですね。

Iwasakiさん、ハエの幼虫はハネオレバエではないかとのこと、確かにしばしば葉上に見られますね。ご教示ありがとうございました。


2014/06/19(Thu) 22:02 No.491
Re: 当年枝の先端に着いたウツギメタマフシ 投稿者:湯川淳一

Nabita様、南様:ウツギメタマフシが、当年枝の先に形成され、9月に成虫が羽化したとのこと、びっくりしました。これなら、寄主交代をしなくても良いはずですが、当年枝の芽の伸長フェノロジーがどうなっているのか、大変興味があります。今日は、早速、福岡で植栽されたタニウツギを調べてきました。越冬芽に形成されたゴールの残骸は132個見つかりましたが、新しいゴールはまったく見つかりませんでした。北海道や青森では、当年枝の先にメタマフシが形成されるのは、どれくらいの頻度であるのでしょうか? 越冬芽のゴール数との比較でデータを取ることは可能でしょうか? ぜひ、調べて頂ければと思います。ノブドウの実は、初期の実がターゲットになっているかも知れませんが、その後は、世代が重なり始めて、齢構成が複雑になって行きます。

2014/06/20(Fri) 21:19 No.496
Re: 当年枝の先端に着いたウツギメタマフシ 投稿者:Nabita

湯川先生、コメントありがとうございます。青森で見つけたのは、普通に前年枝に直接着いていたゴールと、中のタマバエ幼虫の発育程度(被寄生ですが)は同等でしたので、昨年産卵された普通の産卵時期のものと考えられます。産卵位置が芽の先端近くであったとか、孵化が遅かったとかで、ゴール化が始まる前に新梢が伸びてしまったのではないでしょうか。普段からあまり注意していたわけではありませんが、当年枝に着いたゴールは私自身では初めて見たものです。南さんが撮影・観察された、秋のうちに羽化してしまったものは、もっと珍しい現象のように感じられます。いずれにしろ、今後意識してタニウツギを見ることにします。

2014/06/21(Sat) 16:31 No.500
Re: 当年枝の先端に着いたウツギメタマフシ 投稿者:南 常雄

皆様、コメントならびにご教示ありがとうございます。19日より日本海沿いに苫前町から羽幌町の間のゴール観察へ行ってきました。
タニウツギメタマフシの9月について、言葉が足りませんでした。当年枝の二次側枝に形成されたものです。2011年9月に観察できたのは、ゴール3個と未完成のもの2個でした。同時期に観察していますが、以後見つけることができません。観察地にはタニウツギの群生もあり、春にはたくさんのゴールを観察できる場所なので、何か特別な原因があって出現したのではないかと考えています。

苫前町の海岸でハチジョウナハフクレフシを観察、採集できました。現地で開いたゴール内には、白色の幼虫が入っていましたが、写真の整理およびゴールを解剖後に再投稿いたします。


2014/06/21(Sat) 21:14 No.502
Re: 当年枝の先端に着いたウツギメタマフシ 投稿者:Nabita

皆さま、本日21日八甲田山麓を調査しましたところ、600m位の中腹は今がタニウツギの花盛り、200m程の麓は果実伸長期でしたが、合わせて100個ほどのゴールを見ました。その結果、当地のウツギメタマフシは1割程度は直接前年枝に着いているわけではなく、1cm位の短いものも含めるとですが、少し当年枝が伸びた先がゴールになっていました。このうち、更に一部は茎頂ではなく葉身などがゴールになっていました。ウツギメタマフシのように既に正体がわかっていて、かつ珍しくないものは、注意して見ていなかったことを反省しています。とはいえ、こうしたことは毎年あることなのか、今年が特別かもしれませんので、来年以降も注意したいです。

2014/06/24(Tue) 15:55 No.513
Re: 当年枝の先端に着いたウツギメタマフシ 投稿者:南 常雄

今日、ウツギメタマフシを観察してきました。寄主のタニウツギがまだ花が咲いていて、ゴールには脱出孔がみられませんでした。葉を少し巻き込んだものは今までも観察できましたが、Nabitaさんの仰るとおりゴールの基部の枝が1〜3cm伸びたものが、複数個、観察することができました。
このゴールを観察するために庭にタニウツギを植えていますが、3年前に羽化直前のゴールを移植したのですが失敗しました。タニウツギの方は立派に育って、毎年花を楽しませてくれます。実験の目的はタニウツギだけで世代交代できるかどうかです。自生のノブドウでも同じ目的で、2度移植しましたが、これも失敗しました。


2014/06/17(Tue) 19:05 No.458 ホームページ
ツルウメモドキの主脈の虫えい? 投稿者:小泉

ヒガンザクラハヒメケフシと同じく軽井沢で見つけたツルウメモドキの虫えい?です。
主脈の中ほどが奇形になっていました。虫えいかどうか不明なのですがどうでしょうか?


寄主植物:ツルウメモドキ
撮影年月日:2014年6月17日/長野県北佐久郡軽井沢町
 

2014/06/17(Tue) 19:06 No.459 ホームページ
Re: ツルウメモドキの主脈の虫えい? 投稿者:小泉

葉裏です。

寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2014/06/17(Tue) 19:07 No.460 ホームページ
Re: ツルウメモドキの主脈の虫えい? 投稿者:小泉

主脈の切断画像です。

寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2014/06/18(Wed) 17:55 No.468
Re: ツルウメモドキの主脈の虫えい? 投稿者:湯川淳一

小泉様:ツルウメモドキの主脈に形成された奇形はゴールのようにも見えますが、やはり、中身が分かりませんと何とも言えません。ぜひ、幼虫の有無のご確認をお願い致します。

2014/06/19(Thu) 10:23 No.487 ホームページ
Re: ツルウメモドキの主脈の虫えい? 投稿者:小泉

湯川先生、フシダニぽい感じだったのですが中の生物を確認できませんでした。
機会があったらもう一度詳しく見てみます。


2014/06/20(Fri) 22:39 No.499
Re: ツルウメモドキの主脈の虫えい? 投稿者:湯川淳一

小泉様:今度、ツルウメモドキを観察される機会がございましたら、ぜひ、実のゴールも捜してみて下さるようお願い申し上げます。ハリオタマバエ Asphondylia 属の一種が実にゴールを作ります。幼虫の胸骨が、ハリオタマバエの多くの種が四山型なのに対して、めずらしく、このタマバエは二山型です。栽培ブドウを加害するブドウミタマバエ Asphondylia sp. の胸骨も二山型ですので、とても興味があります。ちなみに、ノブドウの実やタニウツギなどの越冬芽にゴールを形成するノブドウミタマバエ Asphondaylia baca の胸骨は四山型です。

2014/06/17(Tue) 18:58 No.455 ホームページ
ヒガンザクラヒメケフシ(仮称)→ヒガンザクラハヒメケフシ... 投稿者:小泉

以前から確認していた虫えいなのですが日本虫えい図鑑には記載されていなかったフシダニの一種によって作られたと思われるものです。
湯川先生にご相談して仮称で「ヒガンザクラヒメケフシ→ヒガンザクラハヒメケフシに訂正」といたしました。今年も旧軽井沢の神宮寺と言うとお寺に法事で行った時に再確認してきましたので報告しておきます。


寄主植物:シダレザクラ(ヒガンザクラ)
撮影年月日:2014年6月17日/長野県北佐久郡軽井沢町
 

2014/06/17(Tue) 18:59 No.456 ホームページ
Re: ヒガンザクラヒメケフシ(仮称) 投稿者:小泉

葉裏の写真です。

寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2014/06/17(Tue) 18:59 No.457 ホームページ
Re: ヒガンザクラヒメケフシ(仮称) 投稿者:小泉

切断画像です。

寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2014/06/17(Tue) 22:35 No.463
Re: ヒガンザクラヒメケフシ(仮称) 投稿者:南 常雄

小泉様、ご投稿ありがとうございます。
こちらでも、フシダニによって形成されるダニえいが、たくさん見られるようになりました。今日もカツラとドロノキの葉に形成されたものを観察してきました。ゴール内にフシダニを見つけることが少ないのが、少し残念です。


2014/06/18(Wed) 17:58 No.469
Re: ヒガンザクラヒメケフシ(仮称) 投稿者:湯川淳一

小泉様:虫えい和名は、ヒガンザクラハヒメケフシとされる方が良いと思います。虫えい形成場所の「葉」を入れると言うことです。

2014/06/19(Thu) 10:21 No.486 ホームページ
Re: ヒガンザクラヒメケフシ(仮称) 投稿者:小泉

南様、湯川先生、コメントありがとうございます。

湯川先生、形成場所のハを入れるのを忘れていました。訂正いたします。


2014/06/16(Mon) 22:22 No.449
ハクウンボク?のゴール 投稿者:Nabita

ツノハシバミのゴールを見つけた同日・同地にて、写真のゴールもみつけました。
あまり見たことがなく、知らない植物でしたが、葉っぱが大きく、指で摘まんだような尖った鋸歯がありました。特徴的なので、樹木図鑑の全図版を繰っていったところ、若枝が緑色で、そこや葉裏面に星状毛があったので、ハクウンボクかなと思っています。(虫こぶに興味があるものとして、ハクウンボクを知らないのは情けなかったです)
葉身表裏、葉縁、若枝などに饅頭型で、表面中央に乳頭状突起のあるゴールが出来ています。まず、表面側の写真です。
バッタの脱皮殻はミカドフキバッタの中齢幼虫のものです。


寄主植物:ハクウンボク?
撮影年月日:2014年6月15日/青森市
 

2014/06/16(Mon) 22:23 No.450
Re: ハクウンボク?のゴール 投稿者:Nabita

裏面側です。

寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2014/06/16(Mon) 22:31 No.451
Re: ハクウンボク?のゴール 投稿者:Nabita

ゴール内部の写真ですが、非常に見づらくて申し訳ありません。
ゴール内は漿質で幼虫室の中の液体に幼虫が浸かっているように見えますが、これはゴールを切開したので、ゴール壁から水分が出ただけかもしれません。幼虫はまだ小さく、写真では何が何やらわかりづらいですが、
ほぼ中央に幼虫室があり、5時の方向に小さな黒点がふたつ並んでいるのが、おわかりいただけるでしょうか。これがタマバエ幼虫の胸骨のようです。その対角線位置に細長い褐色部分がありますが、腸管のようです。


寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2014/06/16(Mon) 23:05 No.453
Re: ハクウンボク?のゴール 投稿者:南 常雄

Nabita様、ご投稿ありがとうございます。
3件のご投稿が有ったことを、湯川先生に連絡いたしました。
一昨日、こちらでオニグルミハミャクフクレフシを探してみましたが、発見できませんでした。ハクウンボクやツノハシバミのゴールも探してみます。


2014/06/17(Tue) 20:37 No.462
Re: ハクウンボク?のゴール 投稿者:Nabita

南さん、こちらの書き込みにも、コメントと湯川先生にご連絡いただいたとのこと、ありがとうございました。植物は、私によりも植物に詳しい同僚にも見てもらい、当人も知らない植物だということでしたが、いろいろ調べてくれて、ハクウンボクでよさそうだということでした。

2014/06/17(Tue) 22:46 No.464
Re: ハクウンボク?のゴール 投稿者:南 常雄

管理者パスで訂正しました。
今日、ツノハシバミのシュート頂を見て一瞬ゴールかと思ったのですが、残念ながら未熟果でした。


2014/06/18(Wed) 16:07 No.465
Re: ハクウンボク?のゴール 投稿者:湯川淳一

Nabita様:ハクウンボクのゴールは、ハクウンボクハウラケタマフシ(D-0176)(=ハクウンボクケフシ 進士, 1944)のゴールではないかと思います。このゴールは青森県熊原川や秋田県田沢湖町、宮崎県などで記録されています。進士先生の本では、全国に普通と書かれています。ゴール形成者は、ハクウンボクチビタマバエ Clinodiplosis styracifoliae Shinji, 1944 となっていますが、この属はゴール形成者ではありませんので、属の再検討が必要です。終齢幼虫がゴールから脱出しますので、飼育は困難だと思われますが、進士先生は成虫を羽化させておられます。

2014/06/18(Wed) 20:24 No.472
Re: ハクウンボク?のゴール 投稿者:Nabita

湯川先生、こちらのゴールについても、ご丁寧な解説ありがとうございました。
幼虫のアップ写真載せてみます。こちらの幼虫は、白色・半透明で、バックが白いとよくわかりませんので、色紙をバックにしてみました。小さくてピント合わせが難しく、見づらくて申し訳ありません。
多分、左端に写っている淡褐色のものが胸骨ですよね。


寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2014/06/18(Wed) 20:26 No.473
Re: ハクウンボク?のゴール 投稿者:Nabita

前体部の拡大ですが、先の写真の一部を切り取ったものなので、写真をクリックして大きく表示しても、よく見えるようにはなりませんので、ご了承ください。

寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2014/06/18(Wed) 20:29 No.474
Re: ハクウンボク?のゴール 投稿者:Nabita

虫体を裏返して撮ったものです。No.451の写真で胸骨かと思った2黒点は背面側にあったもののようです。
これは何なのでしょう?


寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2014/06/18(Wed) 22:17 No.480
Re: ハクウンボク?のゴール 投稿者:南 常雄

Nabita様、お手数をおかれしました。
No.473は胸骨ですね。
No.451の黒点を見て、大萼かと思ったのですが間違ってしまったようです。


2014/06/18(Wed) 22:26 No.482
Re: ハクウンボク?のゴール 投稿者:Nabita

南さん、コメントありがとうございます。
本当にこの、背面の一対の黒点は何なのでしょうか。湯川先生に追加した写真もご覧くださるようお願いしましたので、何らかのご教示をいただけるかもしれません。


2014/06/19(Thu) 22:07 No.492
Re: ハクウンボク?のゴール 投稿者:湯川淳一

Nabita様、南様:背面の1対の黒点は、この写真からは、何か分かりません。通常、背面にはキチン化した部分はないはずですが。

2014/06/20(Fri) 21:27 No.497
Re: ハクウンボク?のゴール 投稿者:Nabita

湯川先生、幼虫前体部背面側の対になった黒点は、先生でも判断しかねるとのことで、謎は深まりますね。印象としては体表にあるのではなく、皮下に埋まっているように感じました。これを含めまして、サンプル等ある程度溜まりましたら、お送りしたいと考えております。

2014/06/20(Fri) 22:30 No.498
Re: ハクウンボク?のゴール 投稿者:湯川淳一

Nabita 様:標本がまとまりましたら、お送り頂けるとのこと、楽しみにしております。黒点は内部寄生蜂の眼点の可能性もありますが、標本を拝見してからに致します。

2014/06/16(Mon) 21:58 No.444
ツノハシバミハミャクシロコブフシ? 投稿者:Nabita

ツノハシバミの芽にゴールらしきものがあるのは、以前から時々目にしていましたが、採集し解剖してタマバエのゴールであるのを確認しました。虫えい図鑑のリストのみに載っている表記ゴールでしょうか。
写真はゴール名のように葉の中肋がゴールになったものです。


寄主植物:ツノハシバミ
撮影年月日:2014年6月15日/青森市
 

2014/06/16(Mon) 22:02 No.445
Re: ツノハシバミハミャクシロコブフシ? 投稿者:Nabita

裏側の写真です。裏から見て右側の成葉のゴールは、表面側の中央が割れていて、中に幼虫はいませんでした。既に脱出したのか、タマバエに比較すると大きな捕食者の被害に遭ったのかはわかりません。小さな方のゴール内には幼虫がいました。

寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2014/06/16(Mon) 22:04 No.446
Re: ツノハシバミハミャクシロコブフシ? 投稿者:Nabita

これまでに見たことがあったのは、この写真のような葉芽全体がゴールになったようなもので、このようなものでは「ハミャクコブ」という感じではありませんね。

寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2014/06/16(Mon) 22:07 No.447
Re: ツノハシバミハミャクシロコブフシ? 投稿者:Nabita

若い果実もゴールになっていました。このゴールは形成部位にかかわらず、表面に繊毛のようなものが密生し、その先端は赤っぽく着色しています。
以上の写真は全て同じ木に見られたもので、付近のほかの個体ではゴールを見つけられませんでした。


寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2014/06/16(Mon) 22:11 No.448
Re: ツノハシバミハミャクシロコブフシ? 投稿者:Nabita

ゴール内の幼虫です。下の個体は動いていてブレています。

寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2014/06/16(Mon) 23:19 No.454
Re: ツノハシバミハミャクシロコブフシ? 投稿者:南 常雄

No,448 の幼虫は寄生蜂のようにも見えますが、いかがなものでしょうか。

2014/06/17(Tue) 20:28 No.461
Re: ツノハシバミハミャクシロコブフシ? 投稿者:Nabita

南さん、いつもコメントありがとうございます。幼虫はアルコールに浸けてあるので、明日でも時間があれば、引き上げて改めて撮影したいと思います。体の先の方に繊毛先端の着色部が重なった状態で写真に写っており、そこが寄生蜂のアゴのように感じられたのかもしれません。私が見た感じでは、タマバエ幼虫として違和感なく思われました。

2014/06/18(Wed) 16:22 No.466
Re: ツノハシバミハミャクシロコブフシ? 投稿者:湯川淳一

Nabita様:ご賢察通り、このゴールはツノハシバミハミャクシロコブフシだと思います。これまで、新潟県と栃木県から記録されています。ハシバミにも同じ種類のゴールが形成され、岩手県から記録されています。ゴール形成者は、ハシバミモジンタマバエ Clinodiplosis corylicola Shinji, 1944 ですが、このタマバエも属の再検討が必要です。成虫を旨く羽化させることが出来ると良いのですが。

2014/06/18(Wed) 20:20 No.471
Re: ツノハシバミハミャクシロコブフシ? 投稿者:Nabita

湯川先生、ご教示ありがとうございました。いろいろな部位にゴールを作るものは、ゴール名が難しいですね。
幼虫の写真を改めて載せておきます。左が頭で、褐色の胸骨が見えています。


寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2014/06/18(Wed) 22:42 No.485
Re: ツノハシバミハミャクシロコブフシ? 投稿者:南 常雄

湯川先生、ご教示ありがとうございます。
Nabita様、幼虫の拡大写真をありがとうございます。胸骨を写真に綺麗に撮るのは難しいですね。
何度も撮りなおすのですが、ピントが合わなくてほぼ諦めています。


2014/06/15(Sun) 21:22 No.434 ホームページ
カエデドコロの虫えい 投稿者:小泉

群馬県「憩いの森」で虫えい観察会を開催したのですが、その時にカエデドコロに形成された虫えいを見つけました。
図鑑に載っていなかったので何方かご存知でしたらお教えお願いいたします。


寄主植物:カエデドコロ
撮影年月日:2014年6月14日/群馬県渋川市伊香保
 

2014/06/15(Sun) 22:15 No.437
Re: カエデドコロの虫えい 投稿者:南 常雄

小泉様、ご投稿ありがとうございます。
虫えい図鑑の一覧には「ウチワドコロハマルフシ」がありますが、同様のゴールかと思われますが、写真の掲載がありませんので、湯川先生に連絡をいたしました。

※ 2枚目以降の写真は、コメント欄の添付画像からご投稿いただけますように、お願いいたします。
現在、迷惑書き込みへの対応のため、投稿期日でソートをかけていませんが、将来ソートを機能させますと、別々の投稿として処理されるために、写真がばらばらになってしまいます。


2014/06/16(Mon) 05:31 No.439 ホームページ
Re: カエデドコロの虫えい 投稿者:小泉

南様、ウチワドコロハマルフシですか・・・ありがとうございます。
ウチワドコロとカエデドコロは分かりづらく、今回のものは茎が無毛、葉の中央裂片の先端が尖っていたのでカエデドコロだと思っていたのですが、図鑑等によると中部以西(これが難しいのですが・・・)となっているのでもう一度調べてみます。
2枚目以降の写真は了解いたしました。


2014/06/16(Mon) 06:01 No.440 ホームページ
Re: カエデドコロの虫えい 投稿者:小泉

葉裏

寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2014/06/16(Mon) 06:01 No.441 ホームページ
Re: カエデドコロの虫えい 投稿者:小泉

切断面

寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2014/06/16(Mon) 09:22 No.442 ホームページ
Re: カエデドコロの虫えい 投稿者:小泉

南様

群馬県植物誌で調べましたらカエデドコロではなくウチワドコロでした。お騒がせいたしました。
付表Z−1p628のウチワドコロハマルフシと言うことになりますね。


2014/06/16(Mon) 17:13 No.443
Re: カエデドコロの虫えい 投稿者:南 常雄

小泉様、わざわざ訂正していただいたんですね。
お手数をおかけいたしました。
図鑑に掲載のウチワドコロハマルフシの詳細が分からないので、ぜひ観察してご紹介ください。


2014/06/18(Wed) 16:49 No.467
Re: カエデドコロの虫えい 投稿者:湯川淳一

小泉様:南さんのご回答にありましたように、ウチワドコロハマルフシ(E-0022)だと思います。これまで、青森県、岩手県、秋田県、山形県で記録されています。群馬県初記録です。ゴール形成者は、ウチワドコロタマバエ Riveraella dioscoreae Shinji, 1939 ですが、このタマバエも属の再検討が必要です。この原記載の属は見たことがありませんので、どんな幼虫か興味があります。厚かましいお願いで恐縮ですが、もし、お差し支え無ければ、幼虫を数匹、お送り頂けなしでしょうか?

2014/06/20(Fri) 14:15 No.495 ホームページ
Re: カエデドコロの虫えい 投稿者:小泉

湯川先生
本日、昼休みに採集に行ってきて2枚ほど葉をお送りしました。
一週間しかたっていないのに写真のように茶色くなって潰れているものが多く見られました。


寄主植物:ウチワドコロ
撮影年月日:2014年6月20日/群馬県渋川市伊香保町


2014/06/21(Sat) 18:42 No.501
Re: カエデドコロの虫えい 投稿者:湯川淳一

小泉様:本日、ウエチワドコロハマルフシの付いた葉を2枚拝受致しました。残念ながら、すべてのゴールに小孔があり、幼虫が脱出した後でした。1週間の差でしたか! 来年、よろしくお願い申し上げます。

2014/06/23(Mon) 09:26 No.505 ホームページ
Re: カエデドコロの虫えい 投稿者:小泉

湯川先生、ちょっと遅かったようですね。
この虫えいがあった場所は下刈りしないように頼んでおきました。来年も同じころに虫えいをテーマにした観察会をこの場所で開催する予定なので有ったら直ぐにお送りします。


2014/06/14(Sat) 14:43 No.426 ホームページ
エゾノコンギクのゴール 投稿者:arisuabu

エゾノコンギクの茎頂に形成された巨大なゴールを観察したので、投稿させて頂きます。
ゴールは長径約20o、短径約15mmで、内部には鱗翅目と思われる5o程の幼虫が1頭だけいました。
「北海道の虫えい図鑑」を見ますと、エゾノコンギクにはハエの一種が茎に形成するエゾノコンギククキズイフシというものがありますが、それとは形成者やゴールのサイズが異なります。
また、「日本原色虫えい図鑑」には、エゾノコンギクでは無くノコンギクに、キバガの一種によって茎の根際に作られるというノコンギククキネモトタマフシがありますが、これについてもホストや形成部位などが異なります。
ネットでも探してみましたが、同様のものは見つけられませんでした。
これ以上は調べることが出来ないため、このゴールについて何かご存じの方がおられましたら、ご教示頂けますと幸いです。よろしくお願い致します。


寄主植物:エゾノコンギク
撮影年月日:2014年6月11日/北海道厚沢部町
 

2014/06/14(Sat) 14:45 No.427 ホームページ
Re: エゾノコンギクのゴール 投稿者:arisuabu

ゴールや幼虫です。
ゴールは切断してしまいましたが、幼虫が外へ出る様子は無いので、無理かもしれませんが一応飼育しようと思います。


寄主植物:エゾノコンギク
撮影年月日:2014年6月14日/北海道厚沢部町


2014/06/14(Sat) 15:31 No.428
Re: エゾノコンギクのゴール 投稿者:南 常雄

arisuabuさん、ご投稿ありがとうございます。
湯川先生に、メールでご連絡しておきます。
エゾノコンギククキズイフシも、詳細はわかっていません。


2014/06/15(Sun) 10:57 No.433
Re: エゾノコンギクのゴール 投稿者:湯川淳一

arisuabu様:エゾノコンギクのゴールの写真をご投稿下さり誠に有り難うございました。私も見たことがありません。ガのご専門の先生にコメントをお願いしましたので、何かご指導下さることと思います。

2014/06/15(Sun) 23:02 No.438 ホームページ
Re: エゾノコンギクのゴール 投稿者:arisuabu

南 様
湯川先生にご連絡して下さり、ありがとうございました。
エゾノコンギククキズイフシも、見てみたいです。

湯川 様
蛾の先生にコメントをお願いして下さったとのこと、誠にありがとうございます。
同様のゴールが見つからないか、今後も注意したいと思います。


2014/06/18(Wed) 19:54 No.470
Re: エゾノコンギクのゴール 投稿者:坂巻祥孝

キバガ科の分類をしております鹿児島大学の坂巻祥孝と申します。始めまして。湯川先生から情報をいただき、コメントさせていただきます。Asterの茎の先端のほうにゴールを作っていることからハイイロムシコブキバガCaulastrocecis salinatrixと思われます。2013年1月に出した日本産蛾類標準図鑑で同定して和名を与えました。実は私も幼虫の写真を見たのは初めてです。大変興味深いと思っております。白っぽい灰色の小さな蛾が羽化してくると思われます。成虫は激レアものです。とってもうらやましいです。

2014/06/18(Wed) 21:21 No.478
Re: エゾノコンギクのゴール 投稿者:湯川淳一

坂巻先生:お忙しいところ、キバガのゴールにつきまして、コメントを頂き誠に有り難うございました。

2014/06/18(Wed) 22:34 No.484
Re: エゾノコンギクのゴール 投稿者:南 常雄

坂巻先生、はじめまして。
お忙しい中、コメントならびにご教示ありがとうございます。


2014/06/19(Thu) 19:52 No.489 ホームページ
Re: エゾノコンギクのゴール 投稿者:arisuabu

坂巻 様
初めまして。ハイイロムシコブキバガではないかとのご教示、誠にありがとうございました。
幼虫は現在、蛹化の準備をしているようです。
もし成虫が無事に羽化しましたら、私が持っていても活用出来ませんので、研究のためにご提供させて頂きたいと思っております。
よろしければ、私のブログのどの記事でも構いませんので、ご連絡先などを非公開コメントでお教え頂けましたら幸いです。ご検討の程、よろしくお願い致します。
この度は、本当にありがとうございました。


2014/06/09(Mon) 18:21 No.409
リョウブの虫えいの観察報告 投稿者:mikuriya

湯川淳一様 南常雄様
リョウブの虫えいについて本日、観察して気づいたことを報告させていただきます。
虫えいは葉縁に発生しているものが、かなりの割合を占めていました。虫えいが形成されているのは若木ですが、数メートル離れたところに花をつけた成木を見つけました。そこには全く虫えいは見られませんでした。虫えいが形成されている葉に双翅目の翅がついていました。おそらく形成者とは関係ないと思われますが、一応載せておきます。今後ともご指導よろしくお願いいたします。


寄主植物:リョウブ
撮影年月日:2014年6月9日/静岡県御殿場市
 

2014/06/09(Mon) 19:08 No.410
翅の持ち主 投稿者:フッカーS

翅脈や翅の形状から、翅の持ち主は双翅目ではなく、半翅目だと思います。
翅脈を見る限り、Triozidae トガリキジラミ科に該当すると思います。


2014/06/09(Mon) 21:10 No.415
Re: リョウブの虫えいの観察報告 投稿者:南 常雄

mikuriyaさん、ご投稿ありがとうございます。
ゴールは、一般には若木やひこばえなどの元気な木に多く見られるようです。それと、タマバエのゴールは地上2メートルくらいまでに形成されるものが多いようです。下枝が無い手入れの行き届いた森は、タマバエのお気にめさないようです。

フッカーSさん、はじめまして。コメントをありがとうございます。


2014/06/09(Mon) 22:08 No.417
Re: リョウブの虫えいの観察報告 投稿者:湯川淳一

mikuriyaさん:リョウブの虫えいの中身について教えて頂ければ有り難いのですが。タマバエの幼虫が入っていましたでしょうか? それともフシダニ? 標本をお持ちでしたら、ぜひ、拝見させて下さい。

2014/06/09(Mon) 23:53 No.418
Re: リョウブの虫えいの観察報告 投稿者:mikuriya

フッカーS様
翅脈についてのご教示、ありがとうございました。たいへん勉強になりました。クモか何かに食べられたあと翅だけが残ったようです。

南常雄様
ゴールの若木好きの原則がここにも当てはまっているのだと南さんのコメントから改めて思いました。この若木の方が富士山の湧水に近いことに何か関連があるのかとも思いましたが、やはりここは若木好きが原因であろうと思います。富士山にもリョウブがたくさん生えていますので、いつかそちらも確認してみたいです。

湯川淳一様
探し方が悪いのか、幼虫らしきものが見つかりません。近日中に虫えいをお送りしますので、ご教示よろしくお願いいたします。


2014/06/11(Wed) 19:00 No.421
Re: リョウブの虫えいの観察報告 投稿者:湯川淳一

mikuriya 様:リョウブのゴールが届きました。有り難うございました。このゴールはタマバエのものではなく、フシダニのゴールでした。通常、ゴールの内部に毛が沢山生えている場合は、フシダニのゴールと考えて良いと思います。非常に小さいので分かりにくかったと思われます。フシダニの名前は分かりません。ごゴールの名前は、リョウブハケフクレフシ(仮称)とでもしておきましょうか。

2014/06/11(Wed) 22:28 No.424
Re: リョウブの虫えいの観察報告 投稿者:mikuriya

湯川淳一様
ゴールを見ていただき、ありがとうございました。
新しい種類のゴールとわかり、うれしく思っています。
今後ともご指導よろしくお願いいたします。


2014/06/09(Mon) 10:04 No.406 ホームページ
ナツツバキの葉に出来た虫えい3 投稿者:小泉

幼虫を取り出して撮影してみました。少しぼけています。
虫えいの名称等がお分かりでしたらご教授お願いいたします。
私は仮称で「ナツツバキハタマフシ」としておきました。


寄主植物:ナツツバキ
撮影年月日:2014年6月8日/群馬県前橋市赤城山
 

2014/06/09(Mon) 18:11 No.408
Re: ナツツバキの葉に出来た虫えい3 投稿者:湯川淳一

小泉様:ナツツバキのゴールの写真をご投稿下さり誠に有り難うございました。これまで、ヒメシャラハグキコブフシが鹿児島県の屋久島から、ヒメシャラメウロコフシが伊豆半島で見つかっていますが、ナツツバキ(シャラノキ)からはゴールの記録がありません。初めての発見だと思います。幼虫はタマバエのように見えますが、はっきりしません。幼虫標本を拝見させて頂ければと存じます。ゴールの和名につきましては、ゴールの形状によります。ゴールは球形ですとタマフシでも良いのですが、葉の表裏に膨らんだレンズ状ですとハフクレフシが良いと思います。ゴールの形状を詳しく教えて頂けますれば幸甚です。

2014/06/09(Mon) 20:28 No.412
Re: ナツツバキの葉に出来た虫えい3 投稿者:小泉

湯川先生
葉裏は平らで膨らんでいませんのでした。直径は3〜6mmと大小さまざまでした。

まだ幾つかの虫えいが残っていますのお送りしたいと思います。


寄主植物:ナツツバキ
撮影年月日:2014年6月8日/群馬県前橋市赤城山


2014/06/09(Mon) 22:02 No.416
Re: ナツツバキの葉に出来た虫えい3 投稿者:湯川淳一

小泉様:ナツツバキの虫えいをお送り下さるとのこと有り難うございます。到着を楽しみにしております。

2014/06/10(Tue) 11:42 No.419 ホームページ
Re: ナツツバキの葉に出来た虫えい3 投稿者:小泉

湯川先生

切断してしまった残りなので小さなものばかりです。また一枚の葉に一つできていて切断したなかに幼虫が残っていたのでそれもお送りしましたが届くまでに残っているかどうか心配です。
速達で出しましたので明日の午後には届くと思います。よろしくお願いいたします。


2014/06/11(Wed) 19:09 No.422
Re: ナツツバキの葉に出来た虫えい3 投稿者:湯川淳一

小泉様:ナツツバキのゴールをお送り下さり有り難うございました。かろうじて、1匹の小さな幼虫を見つけたのですが、寄生されているらしく、動きが不活発で、胸骨も見えず、タマバエの幼虫と断定することが出来ませんでした。別のゴールからは、アザミウマが出てきました。もし、タマバエのゴールだとすれば、もう少し後に、3齢幼虫が入っていそうな時期にゴールを採集して下さると、分かると思います。ゴールは球形やこぶ状ではありませんから、名称は、ナツツバキハフクレフシの方が良いと思います。

2014/06/11(Wed) 21:48 No.423
Re: ナツツバキの葉に出来た虫えい3 投稿者:小泉

湯川先生、お手数をおかけいたしまして申し訳ございませんでした。
先に大きめのゴールを切断してしまいましたので良好なゴールが残っておらず残念でした。
このゴールを見つけられたら次回は直ぐにお送りいたします。
ナツツバキハフクレフシの名称は了解いたしました。


2014/06/09(Mon) 10:01 No.405 ホームページ
ナツツバキの葉に出来た虫えい2 投稿者:小泉

続きですが・・・
採集してきて切断すると幼虫が入っていました。


寄主植物:ナツツバキ
撮影年月日:2014年6月8日/群馬県前橋市赤城山
 


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