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2015/03/17(Tue) 21:34 No.1224
訃報です 投稿者:湯川淳一

埼玉の薄葉 重 先生が、3月9日にお亡くなりになられましたので、お知らせ申し上げます。沢山の種類のゴールを発見され、いろいろな雑誌に採集記録を報告して下さいました。ゴールのも本も執筆されています。都立両国高校時代の大勢の教え子さんたちにも、ゴールの面白さを伝えて下さいました。大切なゴール仲間を無くし、残念でたまりません。心からご冥福をお祈りしたいと存じます。
 

2015/03/17(Tue) 22:18 No.1225
Re: 訃報です 投稿者:南 常雄

湯川先生、ご連絡ありがとうございます。
ゴール観察をはじめてまだ手探り状態のときに、何度かご教示賜り、湯川先生をご紹介していただきました。ご存命中にお目にかかることは叶いませんでしたが、生前のご指導に感謝申し上げ、心からご冥福をお祈りいたします。


2015/03/13(Fri) 23:24 No.1220
ハオレハバチゴールに別のハバチ 投稿者:黒岩

ご無沙汰しています。
数ヶ月の間調子が乗らず、ご報告できなくなり申し訳ございません。

私のフィールドでは、ヤナギのハベリオレフシはシロヤナギに多いです。カワヤナギ(正確にはエゾノカワヤナギでしょうか)に多い地点がありましたが、調べた時期が遅いせいかほとんどが空でした。私はこの中にいるハバチの幼虫をハオレハバチ類と思っていました。
ただ、気がかりなことはありました。「虫えい図鑑」及び南さんの「北海道の虫えい」では、ゴール形成ハバチはいずれも地中で繭を紡ぐとされていますが、飼育したハバチの終齢幼虫は土には潜らず、枯れ枝に穴を掘りました。

それから、偶然ですがこのハバチの成虫を年内に得ることができました。幼虫が潜った枝を動かしたら、1匹が穴から外に出てしまいました。それを保管していると、なんと10日後に蛹になったのです!(透明な緑色のきれいな蛹ですが、気持ち悪くはあるので腹側を撮っていませんでした)
ハバチの越冬態は前蛹が多いので、蛹になったならすぐに成虫になるのではと思っていたら、わずか5日後に羽化しました。この時はハオレハバチの成虫を得られて、しかも年内に成虫にする方法を発見できたと喜んでいました。実際にその後に、あらかじめ折ってボンドで繋いだ枝に潜った幼虫を2日後に出すことで、他に4成虫を得られました(画像は第二号です)。ただし後の個体は蛹化しなくなったので、1日(24時間)がいいかもしれません。
ところが調べを進めると、この成虫はヒゲナガハバチ亜科ですらなくハグロハバチ亜科である、カラフトホソハバチらしいのです(画像はPDF「兵庫県におけるハバチ類の種多様性」で確認できます)。大きさもゴール形成ハバチは4〜5mmと小さいですが、こちらは中程度で約7mm、1cm近いこともありました。カラフトホソハバチの寄主植物は不明で、ヤナギでハオレハバチ類のゴールを利用することと矛盾しません。ハバチゴールを利用する他のハバチの情報は聞いたことがありません。


寄主植物:シロヤナギ
撮影年月日:2014年10月14日/北海道札幌市
 

2015/03/13(Fri) 23:50 No.1221
カラフトホソハバチの生態? 投稿者:黒岩

ところで6月、ハオレハバチの幼虫を見つけていない時期、シダレヤナギにいたハマキガの巣(中身は蛹です)を持って帰るとハバチの幼虫が2匹ついてきました。同種らしい幼虫が近くのオノエヤナギの葉裏にも1匹いて、どれも終齢は餌を食べず枯れ枝に潜りました。枝を入れていた容器は定期的に見ていましたが、約2ヶ月後の8月末に画像のハバチが1頭死んでいました。幼虫の形態にも明確な差がなく、これもカラフトホソハバチらしいのです。
後にカラフトホソハバチ(仮)の前蛹を枯れ枝の外に出すと蛹化、羽化する可能性があることを見つけた後、6月に潜った幼虫を外に出すと動いており、羽化した1頭以外が死んでいて羽化しなかったわけではありませんでした。「兵庫県におけるハバチ類の種多様性」では、カラフトホソハバチの成虫は春にしか得られていませんが、8月末に1頭が羽化したのは第2化の成虫が少数現れるということでしょう。同じハグロハバチ属の他種も春と晩夏の2回現れて、第2化は採集記録が少ないということが多いです。
本種の幼虫は飼育下では葉と容器の底の間にいることが多く、ハベリオレフシではなくても物陰にいたいようです。ハベリオレフシのある葉は通常より早く落葉することが多く、幼虫の見られる終期には数頭が通常の葉にいました。


寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2015/03/14(Sat) 01:31 No.1222
Re: ハオレハバチゴールに別のハバチ 投稿者:南 常雄

黒岩様、お久しぶりです。
詳細なご投稿ありがとうございます。
「北海道の虫えい」のハバチの説明は「虫えい図鑑」を引用させていただいているものが多く、飼育は土繭を作るまで観察して、成虫の羽化までは飼育を続けていません。ハオレフシについては、まだいくつか観察したいことがあるので、少しずつですが北海道の虫えいを更新していきます。


2015/03/14(Sat) 15:56 No.1223
Re: ハオレハバチゴールに別のハバチ 投稿者:湯川淳一

黒岩さん: 久しぶりにご投稿、有り難うございました。ハバチの専門の方が、コメントをして下さって、大変、心強い限りです。私も、大いに勉強させて頂きます。今後とも、よろしくお願い致します。

2015/03/12(Thu) 07:43 No.1209
キツネヤナギハウラタマフシ 投稿者:Nabita

メフクレフシがあったキツネヤナギには、ハウラタマフシもありました。大きなものでは長径1cm以上あったのですが、採集時にはヤナギとは思っていなかったので、希望的観測からタマバエだったらいいなと考えていました。

寄主植物:キツネヤナギ
撮影年月日:2014年10月12日/青森市
 

2015/03/12(Thu) 07:46 No.1210
Re: キツネヤナギハウラタマフシ 投稿者:Nabita

解剖してみたら、中にいたのはハバチ幼虫で、おくびにも想定できなかった思い込みを恥じました。ハウラタマフシは葉の中肋に付いていて、付着部の脈が太くなっているので、表面からでもゴールのある葉を見分けることが可能です。

寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2015/03/12(Thu) 17:32 No.1212
Re: キツネヤナギハウラタマフシ 投稿者:南 常雄

Nabitaさん、ご投稿ありがとうございます。
こちらで珍しいヤナギハウラタマフシは、タライカヤナギに形成されるものがあります。タライカヤナギは北海道東部にしか自生しないので、ゴールを見つけてから寄主がタライカヤナギだと分かるまでに、2年ほどかかってしまいました。


2015/03/12(Thu) 21:27 No.1213
Re: キツネヤナギハウラタマフシ 投稿者:Nabita

南さん、いつもコメントありがとうございます。昨夜は飲んで帰って来たので、週課の投稿を忘れてしまい、1日遅れとなりました。ヤナギのゴールは今週で終わりで、来週からはマイナーなゴールメーカーを紹介したいと考えています。そろそろ暖地の方が、リアルタイムの投稿をしていただけないものかと思います。

2015/03/13(Fri) 22:11 No.1217
Re: キツネヤナギハウラタマフシ 投稿者:湯川淳一

Nabitaさん: キツネヤナギハウラタマフシのご投稿、有り難うございました。Pontania 属のハバチですかね? 九州にはヤナギハバチ類が少なく、ゴールもあまり見られません。北の方では、まだまだ、多くの種類が見つかるかも知れませんね。

2015/03/04(Wed) 19:37 No.1202
キツネヤナギメフクレフシ 投稿者:Nabita

昨秋、いつものようにゴールを探しながら、里山を歩いていたら、メフクレフシを見つけましたが、寄主の植物がさっぱりわかりません。

寄主植物:キツネヤナギ
撮影年月日:2014年10月12日/青森市
 

2015/03/04(Wed) 19:38 No.1203
Re: キツネヤナギメフクレフシ 投稿者:Nabita

採ってきたメフクレフシを解剖すると、中にハバチの幼虫がいました。ということはヤナギ科であるようです。翌週、観察会のガイドの当番があったので、植物担当の方に見てもらったところ、キツネヤナギと考えられるとのことでした。キツネヤナギのゴールは「虫えい図鑑」にはリストアップされていません。
湯川先生、先週の投稿にコメントありがとうございました。昨年はこの掲示板にもヤナギハバチを研究されている学生さんが投稿してくださっていましたね。時々掲示板を見ていただいているなら、研究の進展状況などお知らせいただければ嬉しいですね。


寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2015/03/04(Wed) 22:12 No.1204
Re: キツネヤナギメフクレフシ 投稿者:南 常雄

Nabitaさん、ご投稿ありがとうございます。
キツネヤナギだと、通年どこかに茶色の毛が生えていると思います。芽吹きのときに幼葉や花の茶色の毛が分かりやすいのですが、確認できれば間違いありません。
ヤナギ科のメフクレフシも、どのヤナギにも形成されそうですが、今のところ数種のヤナギでしか発見できていません。タマバエによるヤナギメフクレフシも、他のヤナギにも形成例があるようですが、シロヤナギだけしか発見できていません。


2015/03/05(Thu) 20:29 No.1205
Re: キツネヤナギメフクレフシ 投稿者:Nabita

南さん、いつもコメントありがとうございます。植物はまだまだ勉強しないといけませんが、ヤナギ科は特にハードルが高く感じています。南さんの「北海道の虫えい図鑑」を拝見すると、ゴールが沢山見つかっているようなので、今後もなるべく見て回ることにします。

2015/02/25(Wed) 21:14 No.1193
ミヤマヤナギハベリオレフシ 投稿者:Nabita

ミヤマヤナギにはハベリオレフシもありました。ミヤマヤナギのハベリオレは「虫えい図鑑」の巻末リストには見あたりません。

寄主植物:ミヤマヤナギ
撮影年月日:2014年7月13日/青森市八甲田山
 

2015/02/25(Wed) 21:15 No.1194
Re: ミヤマヤナギハベリオレフシ 投稿者:Nabita

折られた葉を開くと、ハバチの幼虫がいました。細葉脈を避けて、葉肉を摂食しているようです。

寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2015/02/25(Wed) 22:30 No.1195
Re: ミヤマヤナギハベリオレフシ 投稿者:南 常雄

Nabita様、ご投稿ありがとうございます。
コブハバチ Phyllocolpa sp.のゴールは、一覧には4種類が掲載されていると思いますが、他の数種のヤナギにもハベリオレフシが確認されています。丁寧に観察すれば更に多くのヤナギにゴールが形成されていそうですね。


2015/02/27(Fri) 07:29 No.1196
Re: ミヤマヤナギハベリオレフシ 投稿者:Nabita

南さん、コメントありがとうございます。ハバチに限らず、まだまだ未発見や写真未公開のゴールは多そうです。もう少ししたら、青森県でも消雪の早い場所での調査ができるようになりそうです。ヤナギは同定が難しいので、あまり探していませんでしたが、今後はもっと注意しようと思います。

2015/03/02(Mon) 11:45 No.1199
Re: ミヤマヤナギハベリオレフシ 投稿者:湯川淳一

Nabita さん: ミヤマヤナギのハベリオレフシのご投稿、有り難うございました。形成者が同一種かどうかは分かりませんが、恐らく、各種のヤナギに類似のゴールが形成されることと思います。日本でも、ヤナギハバチ類の分類と生態の両方を研究して下さる若手研究者の出現を望んでいます。

2015/02/24(Tue) 00:23 No.1189
ヨシワラナカフクレフシ 投稿者:南 常雄

積雪が少ないので、3〜4月に観察しているゴールを探しに行きました。タマバエの1種によって形成されるゴールですが、ヨシの稈内壁が膨らんでいます。ややこしいことに、ヨシの稈はほぼ全面が葉鞘に覆われている上、ゴールの表面はほぼ平滑なので外からは確認できません。
 そこで、ヨシをできるだけ根元から切り取って、葉鞘を一枚ずつ基部(節の少し上部)にナイフで1周切り込みを入れて、葉鞘を上部へ引き抜きます。ゴールが形成されていれば稈の表面が褐色に変色しているので、見つけることができます。


寄主植物:
撮影年月日:2015年2月19日/北海道旭川市
 

2015/02/24(Tue) 00:26 No.1190
Re: ヨシワラナカフクレフシ 投稿者:南 常雄

この日は、100本ほどのヨシの葉鞘を約500枚ほどはがしましたが、見つけることができなかったので。ゴールの写真は2007.4.4 に撮ったもを貼ります。このゴールからは、飼育によって成虫が得られました。成虫は稈の外側表面に脱出孔を開けて羽化します。

寄主植物:ヨシ
撮影年月日:2007年4月4日/北海道鷹栖町


2015/02/24(Tue) 20:27 No.1191
Re: ヨシワラナカフクレフシ 投稿者:Nabita

南さん、興味深いゴールの紹介ありがとうございます。北海道の虫えい図鑑でも拝見していましたが、見たことがないものが沢山載っていたので、恥ずかしながらこれは覚えていませんでした。青森でも探してみようと思いますが、100本剥いても見つからないとかの頻度であれば、見つける自信が持てないですね。
ヨシの稈はリンゴの受粉に使うマメコバチの巣として利用しますので、そちらの方面の人にも聞いてみたいと思います。


2015/02/24(Tue) 22:20 No.1192
Re: ヨシワラナカフクレフシ 投稿者:南 常雄

Nabitaさん、コメントをありがとうございます。
まだ2ヶ所だけでしか見つけることができてないので、気が向いたら別の場所で葉鞘むきをしていますが空振りばかりです。はっきりした出現時期や生活史の詳細は分かっていませんが、3齢幼虫がゴール内で越冬し、春にヨシが数十センチに伸びた頃に羽化成虫が産卵するようです。夏場のヨシから葉鞘を取除くのは大変な作業になるので、このゴールを最初に見つけてから8年になりますが、いまだに手を付けていません。


2015/03/02(Mon) 11:37 No.1198
Re: ヨシワラナカフクレフシ 投稿者:湯川淳一

南さん: 対応が遅れた申し訳ございません。会議と採集で、しばらく、沖縄に行っておりました。
ヨシワラナカフクレフシのご投稿、有り難うございます。このゴールは、以前、南さんからご連絡頂きました他に、これまで、新潟県と山口県、福岡県で発見されていますが、まだ、正式に記録はされていないと思います。形成者は、Giraudiella 属のタマバエかも知れません。旧北区で2種知られています。一方、ヨーロッパでは、Lasioptera 属もヨシの茎にゴールを形成します。各ステージの標本が揃いましたら、属の同定に取りかかりたいと存じます。


2015/03/02(Mon) 15:29 No.1201
Re: ヨシワラナカフクレフシ 投稿者:南 常雄

湯川先生、コメントならびにご教示ありがとうございます。
2007年4月にゴールを採集し、5月に羽化した雌雄の成虫を75%エタノール標本にして保存しています。その後1度だけゴールを採集することができたのですが、飼育に失敗しました。4月上旬にゴールを採集すれば、3齢幼虫を得ることができると思いますので探してみます。
この頃は、成虫を捕まえるのに苦労したので、標本としては状態がよくないかも知れませんが、機会を見てお送りします。


2015/02/18(Wed) 19:50 No.1185
ミヤマヤナギハヒラタコブフシ 投稿者:Nabita

ミヤマヤナギの葉に表裏ともに膨れたゴールがありました。「虫えい図鑑」ではオノエヤナギハヒラタコブフシで図示・解説されていて、ミヤマヤナギにも形成されると書かれているものになると考えます。

寄主植物:ミヤマヤナギ
撮影年月日:2014年7月13日/青森市八甲田山
 

2015/02/18(Wed) 19:51 No.1186
Re: ミヤマヤナギハヒラタコブフシ 投稿者:Nabita

図鑑の記述のように、ゴール内部は柔組織で満たされており、ハバチの幼虫がいました。

寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2015/02/18(Wed) 22:14 No.1187
Re: ミヤマヤナギハヒラタコブフシ 投稿者:南 常雄

Nabita様、ご投稿ありがとうございます。
こちらでは、オノエヤナギとエゾノキヌヤナギでヒラタコブフシを観察していますが、ゴール内の様子が全然異なっています。このミヤマヤナギハヒラタコブフシの方が、虫えい図鑑の解説に当てはまりますね。
幼虫の色は終齢に達したら、緑色が抜けるのではないかと思っていました。多くのハバチのゴール内は中空ですが、観察の時に注意して調べてみます。


2015/02/19(Thu) 19:47 No.1188
Re: ミヤマヤナギハヒラタコブフシ 投稿者:Nabita

南さん、コメントありがとうございます。ハバチのハコブフシ・ハタマフシは中空のものばかりなので、私もこの内部が詰まったゴールを見た時は驚きました。ハバチのゴールも奥深いものがあります。来週以降、3週に渡って、ヤナギ科のハバチゴールを紹介する予定ですので、よろしくお願いいたします。

2015/02/14(Sat) 14:57 No.1179
ミチノクスカシバ 投稿者:有田 豊

新しく発見されたミチノクスカシバ(鱗翅目:スカシバガ科)
2014年9月にスカシバガ科の新種として、ミチノクスカシバ(学名:Nokona michinoku Kishida, Kudo & Kudo )が岸田・工藤忠・工藤誠也の三名によって日本蛾類学会誌(Tinea, 23:4-9)に発表された。このミチノクスカシバは色彩、斑紋、などが同属のブドウスカシバとムラサキスカシバの中間の特徴で、両者よりやや小型の体形である。最初の発見は、1993年7月24日に青森県の岩木山で工藤忠によってなされた。工藤忠氏はこの個体がスカシバガ科のブドウスカシバともムラサキスカシバとも異なることに直ぐ気がついた。が標本(写真)が汚損されていたために確実には同定されなかった。しかし、その個体に疑問を持ち16年後の2009年になって、ようやく、新鮮な個体を採集することに成功した。その間疑問を持ち続け、そして執念深く探索を続けられたのには、驚きと敬意を払わざるを得ない。このミチノクスカシバはブドウスカシバやムラサキスカイバと同様に、ブドウ科のノブドウ、エビズルを食餌植物とし、虫エイを作る。中エイの形からは、区別は出来ない。これらNokona属の3種は食餌植物も非常に入り乱れており、ブドウスカシバは栽培ブドウ、ヤマブドウ、エビヅル。ムラサキスカシバはノブドウ、エビズルを食餌植物としいずれも幼虫はこれらの食餌植物の枝に食入し、虫エイを作り終齢幼虫で越冬する。日本の周辺諸国での詳しく、確実なスカシバガとその食餌植物の報告はすくない。韓国では、ムラサキスカシバがノブドウ記録されている。
 

2015/02/14(Sat) 16:34 No.1181
Re: ミチノクスカシバ 投稿者:南 常雄

有田 豊 様 そうそう、ご投稿ありがとうございます。
詳細なご教示をたまわり、お礼申し上げます。


2015/02/14(Sat) 22:02 No.1182
Re: ミチノクスカシバ 投稿者:湯川淳一

有田豊様: ミチノクスカシバに関しまして、早速のコメントを頂き誠に有り難うございました。時々、採集にお出かけの由、今後、スカシバの虫えいで、何かニュースがございましたら、ぜひ、掲示板にご投稿のほど、お願い申し上げます。

2015/02/15(Sun) 08:30 No.1183
Re: ミチノクスカシバ 投稿者:Nabita

有田先生、詳細な解説ありがとうございます。南さんの「北海道の虫えい図鑑」を再確認しましたところ、そちらにも松村先生が記載され、ブドウスカシバのシノニムとされたN. yezonicaについての記述もありました。南さんはヤマブドウでゴールを撮影されていますが、青森県ではヤマブドウや栽培ブドウに寄生するものの検討がされていないようで、それらの調査も課題として残されていることを再認識いたしました。

2015/02/11(Wed) 08:48 No.1170
ミチノクスカシバのゴール 投稿者:Nabita

ダニえいも尽きたので、ゴール形成者としてはややマイナーなグループの昆虫えいを紹介していきます。
写真はエビヅルに出来たミチノクスカシバのゴールです。ノブドウにも寄生しますが、私はまだエビヅルでしか見たことがありません。ブドウスカシバやムラサキスカシバのゴールとほぼ同じなので、羽化しないと種の特定は難しそうです。
ミチノクスカシバは昨年9月に蛾類学会のTineaに新種として記載されたもので、青森県と岩手県から確認されています。これまでのところブドウスカシバやムラサキスカシバとは混生していません。成虫はそれら2種よりやや小さく、頭部背面の鱗粉がブドウスカシバは黄色、ムラサキスカシバは黒なのに対して、ミチノクスカシバでは黒地に黄色い鱗粉が混じります。また後脛節内側の鱗粉が灰色なのも、他の2種の黄色と異なるところです。
地元の新聞だけではなく、ヤフーのニュースで全国的に配信されたので、ご覧になった方もいらっしゃるかと思います。また、「月刊むし」の2月号にタイミングよく本種の発見記が掲載されています。


寄主植物:エビヅル
撮影年月日:2014年8月31日/青森県つがる市(旧木造町)
 

2015/02/12(Thu) 17:49 No.1171
Re: ミチノクスカシバのゴール 投稿者:南 常雄

Nabita様、ご投稿ありがとうございます。
ブドウツルフクレフシは観察したことがあり、HPにも掲載していますが、普段はあまり意識していませんでした。ヤマブドウの収穫の時や落葉後に何度か見たことがありますが、写真を撮っただけでデーターはとってなかったです。


2015/02/13(Fri) 19:55 No.1175
Re: ミチノクスカシバのゴール 投稿者:湯川淳一

Nabita 様 ミチノクスカシバのゴールの写真を見せて頂き有り難うございました。私は初めて見ました。スカシバガの研究をなさっていた名城大学の有田先生にコメントを頂けると有り難いのですが、引退されましたので、コメントを頂けるかどうか分かりません。メールでお願いしてみます。

2015/02/13(Fri) 21:47 No.1176
Re: ミチノクスカシバのゴール 投稿者:Nabita

南さん、湯川先生、コメントありがとうございます。
南さん、北海道のブドウスカシバ属はまだ研究が必要な部分があります。松村先生が戦前のInsecta Matsumuranaに、小樽産として記載した標本は、比較的近年に交尾器の解剖もされていて、ブドウスカシバと結論されていますが、青森にもブドウはいないので、北海道産も再確認の必要があると思います。もし、消雪後にゴールを見る機会がありましたら、採集していただければ記載者に届けられます。
湯川先生、ミチノクスカシバは数年前にも有田先生にご覧いただいていますし、近年は体調もあまりすぐれないとお聞きします。そうした点でも、コメントいただければ大変ありがたいことですが、あまり無理は申せませんね。


2015/02/04(Wed) 20:43 No.1163
サルナシのダニえい 投稿者:Nabita

今回はゴール内部の写真から載せます。ゴール内部には橙黄色のフシダニが群れていました。

寄主植物:サルナシ
撮影年月日:2014年10月11日/青森県深浦町(旧岩崎村)
 

2015/02/04(Wed) 20:44 No.1164
Re: サルナシのダニえい 投稿者:Nabita

もったいつけましたが、ゴールの外見です。葉の中肋から支脈が分岐する所が、少し膨らんで黄色っぽくなっていたものです。多分さび病などで、ゴールではないだろうとは思いましたが、いろいろと予想外のゴールを見つけた後のことでしたので、念のため採集して解剖したところ、1枚目の写真のような内部でした。ゴールの多様さには、今更ながら驚かされます。なお、ホストの植物ですが、葉身がやや幅狭いながら、葉柄が赤っぽい藤本でしたので、サルナシと考えています。

寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2015/02/04(Wed) 22:06 No.1165
Re: サルナシのダニえい 投稿者:南 常雄

Nabita様、ご投稿ありがとうございます。
フシダニによってサルナシの葉に形成されるゴールはこちらでも観察できますが、中に入っているダニは白色です。北海道のマタタビ科は3種ですが、葉柄が赤くなるのはサルナシと、ときにミヤママタタビも赤くなります。マタタビとミヤママタタビには、それぞれ白と薄紫の斑が入った葉があるので、それを目当てに区別しています。


2015/02/05(Thu) 20:00 No.1166
Re: サルナシのダニえい 投稿者:Nabita

南さん、コメントありがとうございます。ミヤママタタビは頭にありませんでした。この個体は開花齢に達していないようでしたし、開花していたとしても秋なので開花時の脱緑した葉もほぼ落葉していた頃かと思います。とはいえ、後で改めて図鑑のマタタビ科のところを見てみます。
アクセスカウンターを見れば、冬季でも毎日ある程度の人数が掲示板を覗いてくださっているようで、私の冬枯れ対策連投も迷惑ではなさそうです。来週以降も続けるつもりですので、皆さん掲示板に来てくださいね。また、雪のない地域からのリアルタイムの投稿も熱望しております。


2015/02/05(Thu) 21:24 No.1167
Re: サルナシのダニえい 投稿者:南 常雄

Nabitaさんに、掲示板の留守番をお任せしてしまって、本当にありがとうございます。
カウンターはホームと掲示板についていますが、冬季でも平均20件ほどのアクセスがあります。夏季の日最大アクセス数は101件でした。皆さんのおかげをもちまして、たくさん閲覧していただいているようです。


2015/01/28(Wed) 19:57 No.1156
クロマツのダニえい 投稿者:Nabita

クロマツの枝にバラの花形というか、多肉植物の芽のようなものが着いていました。

寄主植物:クロマツ
撮影年月日:2014年9月7日/青森県三沢市
 

2015/01/28(Wed) 19:58 No.1157
Re: クロマツのダニえい 投稿者:Nabita

同日近くの枝には、同じようなものが、ただしこちらは柄のような枝の先に着いています。何か八岐大蛇を彷彿させる形状ですが、数が多いので数多大蛇(あまたのおろち)という感じでしょうか(笑)。

寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2015/01/28(Wed) 19:59 No.1158
Re: クロマツのダニえい 投稿者:Nabita

この芽のようなものを解剖しましたら、鱗片の間にかなり細長いフシダニのようなものが見られ、どうやらダニえいのようでした。こんなものが何種類もあるとは思えませんので、柄のあるなしに関わらず、同じ種類のゴールになるのかと思います。

寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2015/01/28(Wed) 21:22 No.1160
Re: クロマツのダニえい 投稿者:南 常雄

Nabita様、ご投稿ありがとうございます。
クロマツのゴールは、初めて見させていただきました。北海道のPinusはキタゴヨウとハイマツくらいですが、クロマツの植栽はありそうです。


2015/01/29(Thu) 20:19 No.1161
Re: クロマツのダニえい 投稿者:Nabita

南さん、いつもコメントありがとうございます。ダニえいは、形成者が昆虫ではないので、なかなか興味を持てないでいたのですが、いろいろな形状のものがあるのを知るにつれ、段々面白くなってきました。「昨年撮影した虫えい図鑑に図示のないダニえいシリーズ」もいよいよ来週で終わりです。最後は形態的には面白味がありませんが、その分逆にゴールとしては面白いと思ったものを紹介しますのでご期待ください。

2015/01/23(Fri) 11:49 No.1152
ヨモギクキワタフシ 投稿者:湯川淳一

テレビ局からヨモギクキワタフシに関する問い合わせがありました。鉄腕DASH という番組だそうです。昨年は、海岸に生えているヨモギに虫こぶが出来ているが、食べられないか、と言う質問でした。今年も、海岸に生えているが、どうして、毎年、同じところにできるのか、と言う質問でした。一応、考えられることは回答しましたが、果たして、番組ではどのような取り上げられ方をしているのか気になります。興味を感じられましたら、25日(日曜日)午後7時からの番組をご覧下さい。
 

2015/01/23(Fri) 14:22 No.1153
Re: ヨモギクキワタフシ 投稿者:南 常雄

ご連絡、ありがとうございます。
「鉄腕DASH」はときどき見ています。自然とのかかわりを取り入れた内容のものが多く、アウトドアー派には興味あることも多いと思います。


2015/01/25(Sun) 21:21 No.1155
Re: ヨモギクキワタフシ 投稿者:南 常雄

「鉄腕DASH」短時間でしたがヨモギクキワタフシが写ってましたね。狭い島の環境のせいでしょうか、見事にゴールが群生していました。昨年放映された「ヨモギクキワタフシをもぐさ代わりにする」という方向へ展開、それはそれで面白かったです。

2015/01/21(Wed) 21:16 No.1149
クサフジのダニえい 投稿者:Nabita

南さんの「北海道の虫えい図鑑」には、クサフジのタマバエえいが掲載されているので、この属の植物を見つけるたびに探していましたら、写真のように小葉が開かず、こより状になっているものがみられました。
採集してきて、小葉を開いてみましたが、この時点では形成者と思われるものは確認できませんでした。アザミウマ科の幼虫が見られた小葉もありましたが、頻度が低く、グループ的にも形成者とは考えにくいです。


寄主植物:クサフジ
撮影年月日:2014年8月3日/青森市
 

2015/01/21(Wed) 21:17 No.1150
Re: クサフジのダニえい 投稿者:Nabita

約1か月後に同ポイントを再訪したところ、相変わらずクサフジの小葉がよれていました。改めて採集して来た小葉を開いてみたところ、内部にフシダニがみられ、これが形成者と考えられました。
タマバエのゴールは、クサフジではとうとう昨年はみつけられませんでした。


寄主植物:クサフジ
撮影年月日:2014年9月7日/青森市


2015/01/21(Wed) 22:08 No.1151
Re: クサフジのダニえい 投稿者:南 常雄

Nabita様、ご投稿ありがとうございます。
クサフジの葉がよじれているゴールを見たことがありますが、その時は写真を撮っただけで後で観察しようと思っていたら、以後観察できませんでした。
フシダニやタマバエにしても寄主がつる性なので、もっとゴールができても良さそうですが、なかなか継続して観察することができません。
年前にやっと2014年に撮ったゴールの写真の整理が終わったのですが、今まで2000枚以上保存していたのに、2013年からは1500枚ほどに減りました。手抜きはしてないんですがね。


寄主植物:クサフジ
撮影年月日:2012年6月13日/北海道平取町


2015/01/23(Fri) 21:47 No.1154
Re: クサフジのダニえい 投稿者:Nabita

南さん、コメントありがとうございます。昨年秋には、フジでも葉が叢生して、小葉が細いものを見つけましたが、こちらは小葉の内側などに節足動物は見られず、病害の類なのかなぁと思いました。ご参考までに写真を貼っておきます。

寄主植物:フジ
撮影年月日:2014年10月11日/青森県深浦町


2015/01/28(Wed) 21:15 No.1159
Re: クサフジのダニえい 投稿者:南 常雄

Nabita様、写真の投稿をありがとうございます。
菌えいでしょうか。公園などに植栽されたフジしか見ることができませんが、その度に観察はしていますが、ゴールらしいものを見たことがありません。


2015/01/14(Wed) 21:32 No.1146
ハマゴウのダニえい2 投稿者:Nabita

先週に引き続き津軽半島日本海側北部の砂浜海岸でみられた、ハマゴウのダニえいについて投稿します。
こちらのゴールは葉表側にも突出しており、なにより上位葉のものより大きいです。「虫えい図鑑」に図示されているハマゴウハフクレフシに似ていますが、図鑑の記載と比べると1葉当たりのゴール着生数が多く、また葉縁に多い傾向も伺えませんでした。


寄主植物:ハマゴウ
撮影年月日:2014年8月9日/青森県中泊町(旧小泊村)
 

2015/01/14(Wed) 21:33 No.1147
Re: ハマゴウのダニえい2 投稿者:Nabita

このゴールの葉裏側には烏帽子型に突出がみられ、この点でもハマゴウハフクレフシとは異なっています。
蛇足ながら、右上の葉裏に止まっているバッタ目はヒロバネカンタンの幼虫で、ハマゴウの群落に好んで生息していますが、髄が柔らかいというハマゴウ枝の物理的な性質が、普通のカンタンが好んで産卵するとされるヨモギに似ているからではないかと考えています。なお、この地点が現時点でのヒロバネカンタンの国内北限生息地です。


寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2015/01/14(Wed) 21:34 No.1148
Re: ハマゴウのダニえい2 投稿者:Nabita

閑話休題、採集してきたゴールを解剖すると、ゴール自体が大きい分、上位葉の小さなゴールよりも多くのフシダニがいました。
この大きいゴールは9月20日に再訪した際には全く見られなくなっていましたが、小さい方のものは、引き続き上位葉の葉裏に密生していました。このことからも、これら2種のゴールは異なるものと考えられます。


寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2015/11/22(Sun) 13:53 No.1973 ホームページ
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2015/01/08(Thu) 20:10 No.1135
ハマゴウのダニえい 投稿者:Nabita

津軽半島日本海側北部の砂浜海岸でハマゴウの葉裏に小さなイボ状突起が密生しているものがみられました。葉表面の変化は少ないですが、よく見ると小さな黒点がみられます。

寄主植物:ハマゴウ
撮影年月日:2014年8月9日/青森県中泊町(旧小泊村)
 

2015/01/08(Thu) 20:11 No.1136
Re: ハマゴウのダニえい 投稿者:Nabita

この葉を採集してきて、突起を解剖したところ、内部に数匹ずつのサビダニが見られました。

寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2015/01/08(Thu) 20:12 No.1137
Re: ハマゴウのダニえい 投稿者:Nabita

このサビダニのゴールが見られた枝の下位葉には別タイプのゴールも着いていました。こちらの報告は次週に行います(乞うご期待)。

寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2015/01/09(Fri) 21:24 No.1138
Re: ハマゴウのダニえい 投稿者:南 常雄

Nabita様、ご投稿ありがとうございます。
素朴な疑問なんですが、フシダニとサビダニでゴール形成上の違いなどがあるのでしょうか。今までハダニとゴールを結び付けて観察をしていなかったので、少し勉強して見ます。


2015/01/10(Sat) 15:46 No.1139
Re: ハマゴウのダニえい 投稿者:Nabita

南さん、コメントありがとうございます。改めて問われると、フシダニとサビダニの関係に誤解している部分がありました。農業害虫としては、ゴールを作らないサビダニの方が重要なので、このグループの和名をサビダニ科と思っていました。ググってみたら、フシダニ科が正しく、ゴールを作らないものがサビダニの語尾で呼ばれているだけなのですね。ということで、この掲示板で扱われるものは全てフシダニと書かないといけなかったのですね。

2015/01/11(Sun) 21:36 No.1140
Re: ハマゴウのダニえい 投稿者:南 常雄

Nabitaさん、ご教示ありがとうございます。ゴールを作るものはフシダニと考えていいんでしょうね。フシダニをフィールドで観察しようとしても15〜20倍のルーペでは、はっきりと確認できないものが多く、かといって持ち帰って検鏡しても見つけられなかったりで、けっこう厄介な存在です。

2015/01/14(Wed) 21:31 No.1145
Re: ハマゴウのダニえい 投稿者:Nabita

南さん、コメントありがとうございます。確かに半開放型のゴールで、内部に絨毛が密生しているようなものはフシダニ本体の確認は難しいですね。それに比べれば閉鎖型のダニえいは、内部に複数のダニが簡単に見られるような傾向があるような気がします。来シーズン、この辺ももう少し観察できればと思います。

2015/01/01(Thu) 16:22 No.1129
オトコヨモギのダニえい 投稿者:Nabita

新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
先週に引き続き、青森県で発見した「虫えい図鑑」に図示のないダニえいを、確認順に紹介します。
7月12日に日本海側南部の秋田県境近くへ行ったところ、海岸のオトコヨモギ(ハマオトコヨモギではありません)の葉の主に葉縁が白色になり裏側に巻き込んでいるようなものが多く見られました。


寄主植物:オトコヨモギ
撮影年月日:2014年7月12日/青森県深浦町(旧岩崎村)
 

2015/01/01(Thu) 16:23 No.1130
Re: オトコヨモギのダニえい 投稿者:Nabita

白色の部分には毛が密生しており、「虫えい図鑑」の巻末リストでオトコヨモギハマキケフシとされているものなのかもしれません。図鑑では形成者はフシダニの一種?となっていますが、検鏡したところ必ず見られるのはハダニと思われるもので、フシダニは見当たりませんでした。なお、このゴールは9月に同地を訪れた際には、痕跡も全く認められませんでした。

寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2015/01/01(Thu) 01:15 No.1128
謹賀新年 投稿者:南 常雄

旧年中は、たくさんのご投稿ならびにコメントをありがとうございました。みなさまの、ますますのご多幸とご健勝をお祈りいたします

寄主植物:
撮影年月日:年月日/石狩川の朝陽
 

2014/12/30(Tue) 18:41 No.1120
イヌシデメフクレフシ 投稿者:mikuriya

いつもご指導ありがとうございます。
イツシデメフクレフシと思われる虫えいを見つけました。寄主植物については、冬芽だけでは同定に自信が持てません。イヌシデメフクレフシについて、『日本原色虫えい図鑑』では春先に芽が変形するとあります。もしかして誤同定でしょうか。ご教示いただけますと幸いです。


寄主植物:ブナ科
撮影年月日:2014年12月30日/静岡県御殿場市
 

2014/12/30(Tue) 20:58 No.1121
Re: イヌシデメフクレフシ 投稿者:湯川淳一

mikuriya様:ご投稿有り難うございます。確かに、今頃芽が膨れているのは、図鑑の記述と異なりますね。ゴールの中にはフシダニがいましたでしょうか? フシダニ以外の幼虫はいませんでしたか? ご確認頂けると有り難いです。それから、イヌシデはブナ科ではなく、カバノキ科だと思いますので、植物名もご確認頂けますれば幸いです。

2014/12/30(Tue) 22:21 No.1122
Re: イヌシデメフクレフシ 投稿者:mikuriya

湯川淳一様
コメントありがとうございました。植物名はまったくの勘違いで、カバノキ科です。樹皮がイヌシデとは若干違うような感じがしましたが、どうやらイヌシデの可能性が高いようです。フシダニは1個体だけ確認しました。先ずその画像を添付します。


寄主植物:カバノキ科
撮影年月日:2014年12月30日/静岡県御殿場市


2014/12/30(Tue) 22:24 No.1123
Re: イヌシデメフクレフシ 投稿者:mikuriya

フシダニの幼虫と思われる幼虫は多数確認できました。動いている個体もいました。画像を添付します。

寄主植物:カバノキ科
撮影年月日:2014年12月30日/静岡県御殿場市


2014/12/30(Tue) 22:25 No.1124
Re: イヌシデメフクレフシ 投稿者:mikuriya

他によくわからない蛹のようなものを見つけました。画像を添付します。

寄主植物:カバノキ科
撮影年月日:2014年12月30日/


2014/12/30(Tue) 22:27 No.1125
Re: イヌシデメフクレフシ 投稿者:mikuriya

たくさんの虫えいが2本の木についていました。画像を添付します。

寄主植物:カバノキ科
撮影年月日:2014年12月30日/


2014/12/30(Tue) 22:32 No.1126
Re: イヌシデメフクレフシ 投稿者:mikuriya

古い虫えいも残っていましたので、定着しているものと思われます。画像を添付します。
どうぞよろしくお願いいたします。


寄主植物:カバノキ科
撮影年月日:2014年12月30日/


2015/01/08(Thu) 20:08 No.1134
Re: イヌシデメフクレフシ 投稿者:Nabita

mikuriyaさま、コメントが付かないので、あまり詳しくないものの書き込みします。No.1122の写真のダニは捕食性などの自活するグループのものではないかと思います。

2015/01/11(Sun) 22:08 No.1141
Re: ダケカンバメフクレフシ 投稿者:南 常雄

コメントが遅くなりました。
こちらでは、ダケカンバやシラカンバの越冬芽が膨らんだゴールがあります。秋に形成されるゴールで、芽鱗や内部の葉がやや生長して越冬芽が楕円状に膨らみまず。内部全体に多数(ときに数百匹)のフシダニが生息し、樹上のゴール内で越冬します。詳細は分かりませんが、イヌシデメフクレフシのフシダニと似たような生活をするのではないかと思います。
写真のゴールは、高さ約10mm、直径約7mmで、内部は生色で緑色をしています。


寄主植物:ダケカンバ
撮影年月日:2012年3月11日/北海道旭川


2015/01/12(Mon) 20:56 No.1143
Re: イヌシデメフクレフシ 投稿者:mikuriya

Nabita様  南常雄様
コメント、ありがとうごさいました。
自活するダニの可能性には思い至りませんでした。さらに観察を続けたいと思います。
ダケカンバやシラカンバの越冬芽のゴールも興味深いです。もし冬の富士山に行けたら観察してみたいと思います。
カバノキ科の越冬芽のゴールのフシダニは似通った生活史を持つことが想像されますが、ダケカンバのゴールのフシダニは成虫越冬、イヌシデのゴールの場合は幼虫越冬ということになりますでしょうか。
もしおわかりでしたらご教示ください。


2015/01/12(Mon) 22:29 No.1144
ダケカンバメフクレフシ 投稿者:南 常雄

mikuriya様、コメントをありがとうございます。
ゴールを解剖して断面の拡大写真は撮ったのですが、ピンボケでフシダニの形まで確認できるように撮影できなかったのですが、70倍で検鏡すると図鑑などの図譜にある形をしていたので、成虫だと思います。体長は0.08〜0.12mmでフシダニの中でも小さいようです。秋のゴール形成初期から継続して観察したいのですが、ゴールの数が少なくて詳細はわかっていません。
不鮮明ですが、ゴール内の状況がわかると思いますので、写真を1枚添付します。ゴールは上の写真と同じものです。


寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2014/12/23(Tue) 20:12 No.1115
トチノキのダニえい 投稿者:Nabita

冬季も掲示板の過疎化対策として、定期的に投稿するつもりでしたが、しばらく放置になってしまいました。ハンマーさんにはツツジハマルフクレフシにコメントくださったのに、お返事差し上げずにご無礼いたしました。
さて、過疎化対策の投稿として、ダニえいから始めたいと思います。
7月5日に十和田湖南側の山地へ行ったら、若いトチノキの実生にハタマフシ型のゴールがありました。


寄主植物:トチノキ
撮影年月日:2014年7月5日/青森県田子町
 

2014/12/23(Tue) 20:13 No.1116
Re: トチノキのダニえい 投稿者:Nabita

ゴールは直径3mm程で、表裏両方に膨らんでいますが、裏面側への膨らみが大きく、表面側の中央はくぼんでいました。また、ゴールが葉身に着いている部分はやや裏面側にへこんでいましたが、その外側はゴールを囲うように表面側にリング状に膨らんでいました。
ゴールの形状からタマバエかと思ったのですが、内部にはサビダニがいました(写真がわかりづらくて申し訳ありません)。


寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2014/12/24(Wed) 16:06 No.1118
Re: トチノキのダニえい 投稿者:南 常雄

Nabita様、ご投稿ありがとうございます。
ダニえいは、まだまだたくさんあると思うのですが、ダニが入ってないことが多くて観察が大変です。写真でダニと分かるくらいに撮れるって、すばらしいです。


2014/12/25(Thu) 20:42 No.1119
Re: トチノキのダニえい 投稿者:Nabita

南さん、コメントありがとうございます。ダニえいは意外な形状のものもあり、なかなか興味深いです。おっしゃるとおり、なかなか姿を確認できないこともあるのは難点ですね。

2014/11/24(Mon) 21:54 No.1092
モチツツジののゴール 投稿者:ハンマー

モチツツジのゴールを見つけました。
最初、芽かと思いましたが、葉が肥厚し丸まったもののようです。
1個のゴールには1又は2匹のオレンジ色の幼虫がみつかりました。
モチツツジのゴールについては、図鑑やweb上で情報を得られませんでしたので、このゴールについてご教示いただけると幸いです。よろしくおねがいします。


寄主植物:モチツツジ
撮影年月日:2014年11月24日/兵庫県加東市
 

2014/11/24(Mon) 22:38 No.1093
Re: モチツツジののゴール 投稿者:湯川淳一

ハンマー様: ツツジ科の植物で、このようなタマバエゴールは見たことがありません。次々と新しいゴールが発見されますので、嬉しい悲鳴を上げています。幼虫も3齢幼虫です。このまま、ゴール内で越冬するのか、これから脱出するのか気になります。虫えい和名は、ツツジハマルフクレフシでしょうか? もっと良い名前がありそうですので、実物をご覧になったハンマーさんの方で、良い名前がございましたら、ご提案頂けますと有り難いです。

2014/11/24(Mon) 23:29 No.1094
Re: モチツツジののゴール 投稿者:ハンマー

湯川先生
早々のコメントありがとうございます。
虫えい和名はツツジハマルフクレフシで良いように思います。幼虫は、お送りします。
私の方では、記録されていないゴールがこんなにあるのかと驚いています。


2014/12/04(Thu) 22:33 No.1113
Re: モチツツジののゴール 投稿者:Nabita

ツツジハマルフクレフシと思われるものは青森にもありました。2株からそれぞれ複数個のゴールを発見しました。採ってきたゴールは全て空で、幼虫は脱出して越冬するものと考えられました。ゴールの形状はハンマーさんが書いておられるように、葉が伸長しないで、裏面を内側に巻き込んでいるものでした。葉縁はほとんど重なってはおらず、半開放型のゴールのようです。ツツジの種類はわかりかねますが、ヤマツツジ辺りが当地では普通種のようです。

寄主植物:ヤマツツジ?
撮影年月日:2014年11月30日/青森市


2014/12/10(Wed) 07:36 No.1114
Re: モチツツジののゴール 投稿者:ハンマー

Nabita様
しばらくここへ来ていなかったので、レスが遅くなり、申し訳ありません。
青森の情報をありがとうございます。確かに、同じゴールのようですね。
私も、その後、普段歩いている数カ所のフィールドを探してみましたが、結局、最初にみつけた場所の周辺でしかみつかりませんでした。そして、みつけたゴールは全て空でした。Nabita様のおっしゃる通り、幼虫は脱出して越冬するようです。
来春以降の楽しみがひとつ増えました。




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