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2015/05/10(Sun) 17:12 No.1331
マルバウツギ再び 投稿者:akaitori

今日、また行って来ました。
ゴールがあっても花は咲きました。


寄主植物:マルバウツギ
撮影年月日:2015年5月10日/
 

2015/05/10(Sun) 17:16 No.1332
Re: マルバウツギ再び 投稿者:akaitori

蕾、茎、葉、全て一室で、全て一匹、中には同じような幼虫がいました。
タマバエのように思います。
ウツギハコブフシ?


寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2015/05/10(Sun) 17:17 No.1333
Re: マルバウツギ再び 投稿者:akaitori

大きくなると赤くなるようです。

寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2015/05/10(Sun) 21:07 No.1335
Re: マルバウツギ再び 投稿者:南 常雄

akaitori様、ご投稿ありがとうございます。
黄色幼虫が入っているものは子房が肥大し、赤色幼虫入っているものは蕾の成長がとまって肥大したものと見受けられます。
湯川先生に、連絡いたします。


2015/05/12(Tue) 16:59 No.1336
Re: マルバウツギ再び 投稿者:湯川淳一

akaitori様: 写真の幼虫は、まさしく、タマバエの幼虫です。極端に色が変わるのは不思議です。どちらも3齢幼虫のようですから、胸骨を比較することができると良いのですが。幼虫標本をお送りいただくことは可能でしょうか? 受取人払いで、拙宅宛にお送りいただけますと有難いのですが。住所は南さんにメールでお尋ねください。これまで、同一種のタマバエが、同一植物上の3カ所の異なる器官(蕾、茎、葉)に形の異なるゴールを、同一時期に形成する例は聞いたことがありません。大変興味深い現象ですので、ぜひ、幼虫を検鏡させていただけますれば幸甚に存じます。

2015/05/12(Tue) 19:57 No.1337
Re: マルバウツギ再び 投稿者:akaitori

虫えいは、少しだけですが持ち帰りました。

葉にいた幼虫も、小さいのは白。


寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2015/05/12(Tue) 19:58 No.1338
Re: マルバウツギ再び 投稿者:akaitori

大きい幼虫は赤。

寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2015/05/13(Wed) 11:10 No.1341
Re: マルバウツギ再び 投稿者:南 常雄

akaitori様、コメントならびにアドレスを添付していただきまして、ありがとうございます。
念のためakaitoriさんのメールアドレスを、本分から削除させていただきました。


2015/05/13(Wed) 19:17 No.1342
Re: マルバウツギ再び 投稿者:akaitori

赤い幼虫は、蛹化直前なのではと思いました。
蛾の幼虫では、蛹化直前に色が濃くなることが多いようです。
蛹の色は赤褐色が多いようですし。


2015/05/15(Fri) 22:43 No.1343
Re: マルバウツギ再び 投稿者:湯川淳一

akaitori様: 再度のご投稿、有難うございます。同一種だと非常に面白いです。赤い幼虫は、おそらく、ゴール内で蛹化するのではなく、ゴールから脱出して、地上で夏、秋、冬を過ごし、翌春蛹化して、寄主植物にシクロないずして羽化する可能性が高いと考えられます。万一、ゴール内で蛹化し、直接、ゴールから羽化するようなことがありますと、益々、研究対象として面白いタマバエということになります。標本を拝見するのを楽しみにしております。

2015/05/19(Tue) 16:32 No.1344
Re: マルバウツギ再び 投稿者:湯川淳一

akaitori様: マツバウツギのゴールをお送りくださり、誠に有難うございました。早速、解剖致しました。蕾、茎、葉にゴールを形成している幼虫は、胸骨や尾端の形態から、すべて、同一種だと思われます。同時期に異なる器官にゴールを形成するのは、大変興味深いことです。どの部位にゴールが形成されると生存率や繁殖率が高くなるのか、ゴール形成部位を多様化することで、なんらかの危険分散をしているのかなど、大変面白い研究テーマになりそうです。黄色い幼虫にも胸骨がありました。恐らく、2齢幼虫から3齢幼虫に脱皮した時点では黄色で、成熟にするにつれ、赤くなるのだと思います。蕾の中の幼虫も赤くなっていました。
このゴールは、これまで、鹿児島や宮崎、高知、埼玉などで見つかっているマルバウツギハフクレフシ C-2950 とよく似ているのですが、厚みと色、尖り具合が、より顕著です。佐賀大学の徳田さんが、最近、鹿児島市でマルバウツギハフクレフシを採集され。研究中だそうですので、今回お送り頂いたゴールから得られた標本の一部を、徳田さんにお送りして、DNA 解析を行ってもらい、同定してもらいます。マルバウツギハフクレフシ C-2950 を作るタマバエは未記載種で、越冬寄主が不明です。もし、お送りただいたタマバエが、マルバウツギハフクレフシのタマバエだと同一種ですと、これから、幼虫がゴール内で蛹化し、成虫が、直接、ゴールから羽化し、年内に複数世代を繰り返すことと思います。ぜひ、今後の観察をよろしくお願いいたします。
大変興味深いタマバエの情報と標本を有難うございました。


2015/05/07(Thu) 19:35 No.1326
ヤマツツジ 投稿者:akaitori

葉裏は膨らんでいるのですが、

寄主植物:ヤマツツジ
撮影年月日:2015年5月5日/東京都八王子市
 

2015/05/07(Thu) 19:39 No.1327
Re: ヤマツツジ 投稿者:akaitori

表は凹んでいます。
居場所がないので、虫えいとは違うように思うのですが。


寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2015/05/08(Fri) 23:06 No.1329
Re: ヤマツツジ 投稿者:湯川淳一

akaitori様: 葉表のくぼんだ中に白いものが見えますが、これは何でしょうか? キジラミの幼虫のようにも見えますが、違うかもしれません。アップの写真がありますと、分かりやすいのですが。葉のくぼんだゴールもございますので、ゴールではないと言い切れません。

2015/05/10(Sun) 17:29 No.1334
Re: ヤマツツジ 投稿者:akaitori

今日、行って来ました。
虫は確認できませんでした。
よく見ると、裏が凹んでいるのもありました。

その後、赤くなるようです。


寄主植物:
撮影年月日:2015年5月10日/


2015/05/06(Wed) 19:25 No.1320
マタタビツボミタマバエの幻の冬寄主の探索 投稿者:湯川淳一

皆様へお願い: タマバエの仲間には、夏寄主と冬寄主を使い分けて、多化性になっているものが知られています。
マタタビツボミタマバエ(マタタビミタマバエを改称)の冬寄主が未だに不明のままです。このタマバエは、写真のようなマタタビツボミフクレフシを形成し、秋には成虫が羽化します。羽化した成虫は、そのまま越冬することは不可能で、別の冬寄主に産卵してゴールを形成し、翌春羽化し、マタタビの蕾に産卵にやってくるはずです。これまで、マタタビのゴールが形成される場所の近くで、様々な植物を対象に、ゴールを捜してきたのですが、まだ、見つかっていません。かなり遠くまで移動する可能性も否定できませんので、マタタビの近くに冬寄主があるとは限りません。

そこで、今年は、マタタビの蕾に産卵にやってくるメスを捕まえて、メスの消化管にわずかに残されている冬寄主の葉緑体DNA を解析し、その植物を同定しようと考えています。この方法で、数種のタマバエを使って、前世代の寄主植物の同定がうまくいくことを九大院生のK君が確かめ、3月の山形での学会で発表しました。マタタビでも旨くいくことを期待しています。

そろそろ、各地でマタタビの蕾が見られることと思いますので、もし、お近くで見つかりましたら、マタタビの蕾に来ているタマバエらしいハエを採集して、75〜99%エタノールに保存していただけないでしょうか? 幻の冬寄主探索にご協力を頂けますようお願い申しあげます。

幸いなことに、この属 Pseudasphondylia のシロダモタマバエの行動から類推しますと、マタタビタマバエも昼行性で、産卵は11時頃から始まるものと予想しています。近縁のハリオタマバエ属 Asphondylia は夜行性ですので、東北地方でのダイズサヤタマバエ Asphondylia yushimai の冬寄主探索には苦労をしています。厚かましいお願いで恐縮ですが、何卒よろしくお願い申し上げます。


寄主植物:マタタビ
撮影年月日:1982年6月日/高尾山
 

2015/05/06(Wed) 22:32 No.1325
Re: マタタビツボミタマバエの幻の冬寄主の探索 投稿者:南 常雄

湯川先生、ご投稿ありがとうございます。
マタタビツボミフクレフシは北海道南部でしか観察できませんが、今年も道南へ行く機会が何度かあると思いますので、その際にゴールを観察したことのあるマタタビを見てみます。


2015/05/06(Wed) 18:42 No.1319
アキグミハコブフシ 投稿者:湯川淳一

ハンマー様: アキグミハコブフシの追加情報です。4月末に、栃木県で採集されたアキグミハコブフシを送っていただき、解剖する機会に恵まれました。現在、ゴール内は3齢幼虫ですが、一部のゴールには幼虫の脱出口がありましたので、このタマバエは成熟するとゴールから脱出し、夏、秋、冬を地上で過ごす年1化性のタマバエあるという可能性が高くなりました。ヒメコバチらしい寄生蜂による寄生も見られました、この蜂の蛹も入っていましたので、寄生蜂は間も無く羽化し、別の寄主を探して寄生するのかもしれません。ご参考までに。
 

2015/05/06(Wed) 22:18 No.1323
Re: アキグミハコブフシ 投稿者:ハンマー

湯川先生、追加情報をありがとうございます。
こちらでも、5月2日に脱出孔のあるゴールをみつけました。
少数ですが、採集しましたので、運が良ければ寄生蜂が出てくるかもしれません。


2015/05/06(Wed) 15:37 No.1313
マルバウツギ 投稿者:akaitori

標高600mほどの地点でした。
マルバウツギの蕾です。


寄主植物:マルバウツギ
撮影年月日:2015年5月5日/東京都八王子市
 

2015/05/06(Wed) 15:39 No.1314
Re: マルバウツギ 投稿者:akaitori

茎にもありました。

寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2015/05/06(Wed) 15:40 No.1315
Re: マルバウツギ 投稿者:akaitori

葉に出来たのは、マルバウツギハフクレフシでしょうか。

寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2015/05/06(Wed) 16:45 No.1316
Re: マルバウツギ 投稿者:南 常雄

akaitori様、ご投稿ありがとうございます。
湯川先生にメールをいたしましたのでお待ちください。
北海道にはマルバウツギの自生はありません。他のアジサイ科の葉や茎にもゴールを、見つけることができませんが、タマバエによって形成される、エゾアジサイハナフクレフシ、ノリウツギミフクレフシ、ノリウツギツボミフクレフシ、ツルアジサイハナフクレフシを観察することができます。


2015/05/06(Wed) 18:32 No.1318
Re: マルバウツギ 投稿者:湯川淳一

akaitori 様: マルバウツギに形成された3種類のゴールの写真をご投稿下さり、誠に有難うございました。葉に形成されているのは、マルバウツギハフクレフシではありません。マルバウツギで、このような3種類のゴールが形成されているのを見たことがありません。それぞれ、別の形成者によるかもしれませんので、一度、ゴールを解剖して、中身をご確認いただけないでしょうか? 蕾のゴールは、ノリウツギやエゾアジサイの蕾や花のゴールの形成者に近いかもしれません。茎のゴールは Lasioptera のゴールだと嬉しいのですが。葉裏のゴールは、見当がつきません。中身のご報告を楽しみにしております。


2015/05/06(Wed) 08:37 No.1310
ニワトコの枝ゴール 投稿者:Nabita

北国でも昆虫シーズンに突入というタイミングですが、昨秋に見つけたゴールを投稿させていただきます。昨秋の最終調査週末に1つだけ見つけたもので、植物種もはっきりしないので、投稿を控えておりました。
当日ほとんどの落葉樹が葉を落としており、枝や蔓のゴールを探すには丁度いいだろうと林道を歩いていくと、道端の低木の枝が少し赤っぽく膨らんでいるように見えました。枝の膨らみが弱く、表面の凹凸もいびつな感じではなく、多分ゴールではないだろうなとは思いましたが、一応採集しました。葉がすっかり落ちていたので、私には植物種もその場ではわかりませんでしたが、枝を切るついでに冬芽を採っておきました。芽を解剖して葉を見れば、植物の同定ができるかもしれませんので。


寄主植物:ニワトコ
撮影年月日:2014年11月29日/青森県中泊町(旧小泊村)
 

2015/05/06(Wed) 08:40 No.1311
Re: ニワトコの枝ゴール 投稿者:Nabita

ゴールを期待してはいなかったので、持って帰った枝をカッターで思い切って削ぎ切りしたところ、断面に幼虫坑道のようなものが見えました。あわてて実体顕微鏡下に置き、慎重に削っていくと、最初しばらくは寄生された幼虫が見られ、間もなく無事な生存幼虫も出てきてタマバエのゴールであることがわかりました。
さて、宿主の植物なのですが、一緒に持ってきた冬芽を解剖したらすぐわかりました。昨秋に投稿した芽のゴールで見慣れていたニワトコでした。
今年消雪後、早速同じ場所を訪ねたところ、前年以前の脱出済みのゴールをみつけることができ、ニワトコ枝ゴールも間違いないものとなりました。それと同時に、昨秋は芽しか見ていなかったことに気づき、一つのことに集中して他が見えていないことを反省しました。
なお、このニワトコ枝ゴールは、昨日までの調査で、青森県の行政区分の6地域の全てで確認できました。ある程度の本数が生えている場所では大体はあるようです。


寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2015/05/06(Wed) 11:25 No.1312
エゾニワトコの枝ゴール 投稿者:南 常雄

4月上旬にNabitaさんから本ゴールをご紹介いただき、ゴールを2本お送りいただきました。さっそく、旭川周辺のエゾニワトコを観察したところ、旭川市、当麻町、深川市で同様のゴールを見つけることができました。解剖して得られたタマバエは、青森産と北海道産の幼虫が良く似ていて、胸骨も同じように見えます。

4月13日に、深川市と旭川市のゴールを10本採集し、室温下(22〜24度)で飼育したところ、4月28日に羽化がはじまり、現在、タマバエ雄13匹、雌16匹、採取時に逃がしたもの2匹の、合計31匹の羽化がありました。羽化の時間は4〜11時が主で、午後からの羽化は確認できません。今日も何匹か羽化しています。他に寄生蜂が28匹羽化しました。青森産のゴールには複数種の寄生蜂の幼虫がいましたが、北海道産のゴールからは、1種の寄生蜂の蛹と成虫しか得られていません。

ゴールは当年枝に形成されますが、基部の1節目から枝先近くの9節目の間に形成されていて、多化性も考えられると思います。当初、枯れて樹皮が剥がれているゴールがあり、1世代目のゴールと勘違いしましたが、更に観察した結果、前年に形成されたゴールだと分かりました。

北海道内でも、他に平取町、む川町でゴールを観察、採集しています。


寄主植物:エゾニワトコ
撮影年月日:2015年4月13日/北海道深川市


2015/05/06(Wed) 18:18 No.1317
Re: ニワトコの枝ゴール 投稿者:湯川淳一

Mabita 様、南 常雄 様: ニワトコとエゾニワトコのゴールのご投稿、誠に有難うございました。両方とも、Lasioptera 属のタマバエによるゴールです。日本からは新発見のゴールです。まだ、ゴール和名がついていませんでしたので、それぞれ、ニワトコエダツトフシ (D-0673a)、エゾニワトコエダツトフシ (D-0673b) とさせて頂きたいと存じます。極東ロシアから、Sambucus coreana を寄主とする Lasioptera koreana Kovalev 1967が記載されていますので、このタマバエと同一種かどうか確認する必要があります。極東ロシアからDNA データを得ることは困難だと思いますので、日本産の成虫を羽化させて、原記載論文と比較する必要があります。幸いにも、成虫が羽化している由、検鏡させて頂くのが楽しみです。日本産のニワトコとエゾニワトコのタマバエが同一種かどうかは、DNA 解析で明らかにしたいと思います。多化性かどうかも大変興味のあるところです。お陰様で、日本産の Lasioptera の標本と情報を沢山お寄せいただきましたので、北海道に侵入した(と思われる)トマトウロコタマバエ(仮称) Lasioptera sp. の研究にも大いに弾みがつき、大変感謝申し上げております。今後ともよろしくお願い申し上げます。

2015/05/06(Wed) 20:04 No.1322
Re: ニワトコの枝ゴール 投稿者:Nabita

南さん、湯川先生、早速のコメントありがとうございます。
南さんが貼ってくださった写真は、ずいぶん皮目?が目立ちますね。こちらのその後の調査では、この写真のように、ゴール表面の凹凸がやや目立つものもありましたが、皮目?が目立つように感じたものはなかったような気がします。もしかしたら、ホストの違いかもしれません。他のゴールもこんな感じですか。また、午前中のみに羽化するというのも興味深い知見で、詳細な観察ありがとうございます。こちらでは、今日もこのゴールを何本か撮影できましたが、最大のものは長さが20cmもありました。
湯川先生、極東ロシアから記載された種の可能性があるとのこと。北海道にもいることを考えると、同種または極近縁な種と考えるのが妥当ですから、南さんが羽化させた標本を検しましたら、この掲示板で結果をお知らせくださればありがたいです。


2015/05/06(Wed) 22:22 No.1324
Re: ニワトコの枝ゴール 投稿者:南 常雄

湯川先生、コメントならびにご教示ありがとうございます。
また、ゴール和名、ゴール番号をたまわり、そうそうタマバエ分布表に追加いたしました。今週中には羽化が終わると思いますので、週明けには成虫の標本を郵送いたします。

Nabitaさん、先の写真と同じ株で撮ったゴールの写真を添付します。表面の凸凹や皮目は、ゴールによって見た目に差があるようです。枝の基部に近いものに大きなゴールがあり、中に多くタマバエが入っているようですが、ゴール毎のデーターは撮っていませんが、羽化が終わったらゴールの大きさは、測っておこうと思います。


寄主植物:エゾニワトコ
撮影年月日:2015年4月13日/北海道深川市


2015/05/07(Thu) 20:10 No.1328
Re: ニワトコの枝ゴール 投稿者:Nabita

南さん、エゾニワトコのゴールにも、あまり表面が凸凹していないものもあるのをお見せくださり、ありがとうございました。私も普段はゴールの大きさを測ったりしないのですが、昨日のはあまりに長かったので、自分の手のひらと一緒に撮影しました。個人的には、このような定型的ではないゴールの場合、サイズ幅が大きくなるので、あまりサイズ範囲を測っても意味がないのではないかと思っています。

2015/05/04(Mon) 20:02 No.1299
サクラミフクレフシ? 投稿者:yoshi

ある掲示板から紹介を受けてきました。

滋賀県の山の上で見た虫えいらしきものです。
サクラの実の間に虫えいらしきものが見えました。
自宅で検索したところ、桜には葉の虫えいしか見当たらず、
困っております。
ご存知の方がおられたら教えてください。
よろしくお願いします。


寄主植物:サクラ
撮影年月日:15年5月3日/滋賀県大津市
 

2015/05/05(Tue) 14:03 No.1302
Re: サクラミフクレフシ? 投稿者:湯川淳一

yoshi様: 大変珍しいゴールの写真をご投稿くださり、誠に有難うございました。サクラの実ゴールは見たことがありませんでした。ぜひ、ゴール形成者を拝見させて頂きたいものです。もし可能でしたら、ゴールを数個、受取人払いで、お送りいただけないでしょうか? 送付先は、南さんから連絡して頂きます。よろしくお願い申し上げます。


2015/05/05(Tue) 15:26 No.1303
Re: サクラミフクレフシ? 投稿者:yoshi

湯川淳一 様

山の中にあって、また、とても高いところにあったため、
採ってくるのはくるのは難しいです。
高枝ばさみでも厳しいです。場所をお伝えすることは出来ますが…


2015/05/05(Tue) 16:17 No.1304
Re: サクラミフクレフシ? 投稿者:南 常雄

yoshiさん、湯川先生、ご投稿ならびにコメントをありがとうございます。
バラ科サクラ属に見られる、タフリナ菌によって形成される「ふくろ実病」のように見うけられます。
写真の菌えいは形成初期のもので、更に肥大し変形すると思います。


2015/05/05(Tue) 16:29 No.1305
Re: サクラミフクレフシ? 投稿者:yoshi

南 常雄 様

「ふくろ実病」ですか。
検索してみると、「実のなる時期に雨が多いとかかりやすい」
という言葉にも納得です。4月は雨が多かったので。
教えていただきありがとうございました。


2015/05/05(Tue) 21:26 No.1309
Re: サクラミフクレフシ? 投稿者:Nabita

yoshiさん、投稿ありがとうございます。南さん、ご教示ありがとうございました。
私も以前に、岩木山の9合目で、サクラの果実が膨らんで、これはゴールに違いないと思ったのですが、その場で割ってみても幼虫は見られず、それどころか種子もみられず、何なんだろうと思いました。「ふくろ実病」というのは、「菌えい」の一種と考えていいものなのでしょうか。


2015/05/06(Wed) 19:29 No.1321
Re: サクラミフクレフシ? 投稿者:湯川淳一

南さん: ご教示有難うございました。この菌えいは、全く知りませんでした。菌えいに依存している昆虫もいるようですので、中に何か入っっていると面白いですね。

2015/04/30(Thu) 07:44 No.1288
エゴノキハウラケタマフシ? 投稿者:ハンマー

変な投稿ですみません。
エゴノキの葉裏に形成されたゴールに口吻を差し込んでいるシギゾウムシを見かけました。風が強くてまともな写真は撮れませんでしたが、このゴールはエゴノキハウラケタマフシでいいでしょうか?
また、ナラメリンゴフシにミヤマシギゾウムシが産卵に来ているのはよく見かけますが、それ以外に、ゾウムシがゴールを好んで摂食するというような生態は知られていますか?


寄主植物:
撮影年月日:年月日/
 

2015/05/01(Fri) 07:38 No.1289
Re: エゴノキハウラケタマフシ? 投稿者:ezo-aphid

ハンマーさん、お久しぶりです(おじゃまします)。
杉浦・山崎(2004)「虫えい食に特殊化したゾウムシ類」昆虫と自然39(5):34-38.がお答えになるかと思います。それには、1)タマバチゴールのシギゾウムシ、2)アブラムシゴールのノミゾウムシ、3)ハバチゴールのチビシギゾウムシ、4)タマバエゴールのサルゾウムシ、が紹介されています。
といってもまだ一部しか判っていないようです。森本(2011)「日本産シギゾウムシ類の概説」昆虫と自然46(5):4-15.を見ると、幼生期について記述のある種は57種中10種前後と思います。


2015/05/01(Fri) 21:39 No.1291
Re: エゴノキハウラケタマフシ? 投稿者:南 常雄

ハンマー様、ezo-aphid様、ご投稿ならびにコメントをありがとうございます。
ezo-aphid様、はじめまして、よろしくお願いします。
湯川先生はご旅行中なので、お帰りになったらコメントをいただけるように、連絡をしておきます。
ゴールとゾウムシの関係について、観察をしたことがありませんが、いろいろと面白いことが有りそうですね。これからのゴール観察の際は、興味を持ってみてみたいと思います。


2015/05/02(Sat) 08:00 No.1292
Re: エゴノキハウラケタマフシ? 投稿者:ハンマー

ezo-aphidさん、ご無沙汰しております。コメントありがとうございます。ご教示いただいた文献をチェックしてみます。相変わらず、休日ごとに野外をうろついていますが、なかなか、ブログを書く気力は湧いてきません。

南さん、私はもともと、虫の写真を撮るのが趣味なので、この掲示板の趣旨からずれた投稿をしてしまうかも知れませんが、ご容赦ください。

このスレッドの最初の投稿で、撮影日などを入力し忘れましたので、ここに書いておきます。
 2015年4月25日、兵庫県三田市です。

ついでに同じ日に撮ったナラメリンゴフシに来ていたミヤマシギゾウムシの写真をあげておきます。


寄主植物:コナラ
撮影年月日:2015年4月25日/兵庫県三田市


2015/05/02(Sat) 09:08 No.1294
Re: エゴノキハウラケタマフシ? 投稿者:ezo-aphid

ハンマーさん、(ブログ休止中でも)野外活動は以前と同様にご健在とお見うけしました。
シギゾウムシ類の食性は、藤本(2011)「採集難易度つき日本産シギゾウ族一覧表」昆虫と自然46(5):28-33.の方に詳しく載っていました。寄主植物が判っている種は16種、うち4種がゴール食です。ミヤマシギゾウ以外はチビシギゾウ属の3種(柳のハバチゴールにシロオビチビシギ・ヤドリチビシギの2種、アベマキ葉のタマバチゴールにジュウジチビシギ)となっています。国内産チビシギゾウ属の残り6種の寄主は不明ですが、成虫はクヌギ・コナラ類、あるいはヤナギ類から採れているので、同様の食性の可能性があります。
エゴノキで採れる成虫は、エゴシギゾウ(エゴの種子に産卵するようです)しか載っていません。


2015/05/02(Sat) 16:04 No.1295
Re: エゴノキハウラケタマフシ? 投稿者:南 常雄

ハンマー様、写真をありがとうございます。
赤く色付いたナラメリンゴフシは見た目に綺麗なので、なにとはなしに毎年みています。ミヤマシギゾウムシは北海道にも分布しているようなので、観察してみます。こちらでは、ナラメリンゴフシはカシワとミズナラに形成されたものを見ることかできますが、観察できるのは5月中旬すぎになります。


2015/05/04(Mon) 10:43 No.1297
Re: エゴノキハウラケタマフシ? 投稿者:ハンマー

ezo-aphidさん、再度のコメントをありがとうございます。文献はチェックしておきます。
シギゾウムシの産卵は大好きな被写体の一つなので、常に意識はしていて、エゴシギゾウの産卵は何度か見たことがあって、今回のゴール食のシギゾウも多分それだろうとは思っています。少し色あいが違っているのは、個体差か、成熟の度合いの差でしょうか。


寄主植物:エゴノキ
撮影年月日:2014年7月6日/兵庫県篠山市


2015/05/04(Mon) 10:52 No.1298
Re: エゴノキハウラケタマフシ? 投稿者:ハンマー

南様、こちらではナラメリンゴフシは4月末から5月初めに成熟してきます。ちょうど、大型連休にはまってくるので、じっくりと観察することができます。シギゾウムシ以外に、写真のような、少なくとも2種のハチの産卵が普通に見られます。多分、オナガコバチ科と同居性のタマバチだと思います。

寄主植物:コナラ
撮影年月日:2012年4月29日/兵庫県三田市


2015/05/05(Tue) 13:38 No.1300
Re: エゴノキハウラケタマフシ? 投稿者:湯川淳一

ハンマー様: この写真のゴールは、ご賢察通り、エゴノキハウラケタマフシで間違いございません。返信が遅くなり、失礼いたしました。

2015/04/29(Wed) 21:05 No.1281
ハクウンボクのゴール 投稿者:Nabita

昨年春にハクウンボクの葉のゴールを投稿しましたが、同じ場所で枝のゴールがありました。ゴールは1年枝が膨らんでいるもので、2節続けてゴールになっていました。
ハクウンボクは当年枝の皮が翌年剥がれるらしいのですが、ゴールになって枝が通常のものより太いので、消雪直後というのに既に前年の樹皮に亀裂が入っていました。


寄主植物:ハクウンボク
撮影年月日:2015年4月12日/青森市
 

2015/04/29(Wed) 21:07 No.1282
Re: ハクウンボクのゴール 投稿者:Nabita

ゴールを切ってみると、ひとつのゴールに複数の幼虫坑道があり、寄生された幼虫と、写真のような無事な幼虫もいました。ハクウンボクのゴールはエゴノキと共通するものが多いので、この形成者はエゴノキエダフクレフシと同じ種ではないかと思います。
顕微鏡カメラが故障しているため、幼虫の写真は接眼レンズにコンデジを押し付けたもので、見辛い写真で申し訳ありません。


寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2015/04/29(Wed) 21:11 No.1283
Re: ハクウンボクのゴール 投稿者:Nabita

ついでなので、「虫えい図鑑」に掲載されていますが、エゴノキエダフクレフシも投稿します。昨年最後の調査で、11月30日に青森市で見つけたのですが、落葉が進んでいたこともあり、私には植物がわかりませんでした。春になり、ハクウンボクのゴールを見つけた前日に、日本海側南部の深浦町で、青森市と同じ植物の若木にゴールがありました。昨年既に解剖済みのゴールなのですが、実体顕微鏡の下に置いたところ、伸び始めていた芽の下に小さい副芽があり、芽も星状毛で覆われているのが見え、はじめてこれがエゴノキであることに気づきました。ゴールマニアがエゴノキを知らなかったのは恥ですが、たくさんのゴールが知られている木なので、シーズン前に認識できて、今後の楽しみが増えました。
なお、私が見つけたエゴノキエダフクレフシは、これまで3地点で50個以上はありますが、全て若木か幹の基部から伸びた徒長枝の、いずれも細枝に出来ていました。図鑑に掲載されている写真と少し雰囲気が異なりますので、最初に見つけた木の写真を貼っておきます。背後の黒っぽい枝が幹で、ゴールのある黄褐色の枝が株元から出た徒長枝です。


寄主植物:エゴノキ
撮影年月日:2014年11月30日/青森市


2015/05/01(Fri) 21:30 No.1290
Re: ハクウンボクのゴール 投稿者:南 常雄

Nabita様、ご投稿ありがとうございます。
ハクウンボクの北限が旭川といわれていて観察できる機会が少ないのですが、昨年、谷に生えていて林道から枝を間近に観察できる木を見つけて、マーキングしてきました。そんな分けで「北海道の虫えい」にはエゴノキ科は掲載がありません。
ハクウンボクエダフクレフシを観察するには、葉が小さいうちのほうが見つけやすそうですので、GW中に見に行ってきます。


2015/05/02(Sat) 20:30 No.1296
Re: ハクウンボクのゴール 投稿者:Nabita

南さん、いつもコメントありがとうございます。既にハクウンボクは見つけてあるのですね、何かゴールが見つかるのを祈っております。北限だと植物があっても、寄生者は難しいかもしれません。ゴールがありましたら、この掲示板で紹介いただければと思います。

2015/05/05(Tue) 13:50 No.1301
Re: ハクウンボクのゴール 投稿者:湯川淳一

Nabita様: ハクンボクのゴールのご投稿、誠に有難うございました。これまで、エゴノキエダウロコタマバエ Lasioptera sp. によるエゴノキエダフクレフシ (D-0100) が知られていましたが、ハクウンボクからは初めての記録です。これも、Lasiopetra 属のタマバエによるゴールだと思います。ゴール和名をハクウンボクエダフクレフシ (D-0101) として、記録しておきたいと思います。エゴノキのタマバエとハクウンボクのタマバエが、同一種であるかどうか、とても興味あるところですので、でいれば、DNA 解析で検討したいものです。新梢が1年に1回しか伸びないとすれば、このタマバエは年1化性かも知れませんね。他の地域での発見も楽しみです。

2015/05/05(Tue) 16:36 No.1306
Re: ハクウンボクのゴール 投稿者:南 常雄

湯川先生、ご教示ありがとうございます。そうそうハクウンボクエダフクレフシ(D-0101)を追加しました。
Nabitaさん、こちらのハクウンボクを見てきましたが、ゴールを見つけることはできませんでした。まだ芽吹いたばかりで、枝は良く見えたのですが、昨年の秋に見たときには手の届く高さに枝があったのですが、葉や実が落ちたら軽くなって、枝が高くなっていました。
昨年、湯川先生からご連絡をいただいたマツブサのゴールに関連して、チョウセンゴミシを観察しに行く場所に近いので、ハクウンボクの観察も継続したいと思います。


2015/05/05(Tue) 21:21 No.1308
Re: ハクウンボクのゴール 投稿者:Nabita

湯川先生、南さん、コメントありがとうございます。エゴノキのゴールと同じ語幹とするのがよいとのことで、わかりやすくて助かります。本日、津軽半島へ調査へ行きましたが、いつも行く沢を、これまでより奥まで行ってみたところ、ハクウンボクが数本あり、うち1本でハクウンボクエダフクレフシではないかと思われるものを撮影・採集しました。まだ内部の確認をしていませんが、多分大丈夫だと思います。近くにエゴノキの若木も1本だけみつけましたが、こちらにはゴールはありませんでした。いずれにしましても、ハクウンボクエダフクレフシも複数地点で発見され、誤産卵的なものではないと考えてよいかと思います。
南さんには、早速北海道でも探してくださり、誠にありがとうございます。1本しかないとゴールは難しいかもしれませんね。マツブサ科のゴールも、朗報が得られることをお祈りしております。


2015/04/29(Wed) 08:17 No.1274
アキグミハコブフシ? 投稿者:ハンマー

同じような投稿を続けてすみません。
別のゴールなので、別スレッドとさせていただきます。

写真はアキグミの葉に見られたゴールです。葉の両面にドーム状のふくらみがみられます。
このゴールはアキグミハコブフシでしょうか?


寄主植物:
撮影年月日:2015年4月25日/兵庫県三田市
 

2015/04/29(Wed) 08:19 No.1275
Re: アキグミハコブフシ? 投稿者:ハンマー

ゴールの内部にはタマバエの3齢幼虫1匹がみられました。

寄主植物:アキグミ
撮影年月日:2015年4月25日/兵庫県三田市


2015/04/29(Wed) 10:00 No.1276
Re: アキグミハコブフシ? 投稿者:南 常雄

ハンマー様、珍しいゴールのご投稿を、ありがとうございます。
アキグミの葉が青々としているのに、驚いています。
こちらでは、エゾヤマザクラが満開を迎えようとしています。例年より10日ほど早い開花で、4月中のお花見は、記憶にありません。


2015/04/29(Wed) 11:33 No.1278
Re: アキグミハコブフシ? 投稿者:湯川淳一

ハンマー様: ご投稿有難うございました。アキグミハコブフシだと思います。これまで、日光戦場ヶ原と藤沢市で薄葉重先生が見つけておられます。多分、年1化型の生活史だと思います。

2015/04/30(Thu) 07:20 No.1286
Re: アキグミハコブフシ? 投稿者:ハンマー

南様
日本は南北に長いですね。写真には写っていませんが、こちらのアキグミは既に花を付けています。

湯川先生、コメントありがとうございます。やはり、年1化ですか。とりあえず、しばらく観察してみます。


2015/04/29(Wed) 07:55 No.1272
ミツバツツジハマキフシ? 投稿者:ハンマー

コバノミツバツツジの葉が肥大して巻き込んだゴールをみつけました。
写真が見つからなかったのですが、これはミツバツツジハマキフシでしょうか?


寄主植物:コバノミツバツツジ
撮影年月日:2015年4月26日/兵庫県加東市
 

2015/04/29(Wed) 07:59 No.1273
Re: ミツバツツジハマキフシ? 投稿者:ハンマー

ゴールの内部には数匹の3齢幼虫がみられました。
また、ゴールは多数みられたので、少し持ち帰り、水差ししておいたところ、昨日(4/28)になって幼虫が脱出してきました。一応、飼育しようと思いますが、越夏・越冬して来春羽化という生活史だと、私の手には負えない可能性が高いです。


寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2015/04/29(Wed) 11:38 No.1279
Re: ミツバツツジハマキフシ? 投稿者:湯川淳一

ハンマー様: ミツバツツジハマキフシだと思います。これも薄葉先生が埼玉県で発見されています。長野県では、レンゲツツジにも同じようなゴールができるようです。これも年1化型の生活史だと思います。

2015/04/29(Wed) 21:03 No.1280
Re: ミツバツツジハマキフシ? 投稿者:Nabita

ハンマーさん、湯川先生、興味深いゴールの投稿とご説明ありがとうございます。同じようなゴールがレンゲツツジにも見られるとのこと、レンゲツツジなら私にもわかりますので、八甲田山麓が消雪したら眺めに行ってみます。

2015/04/30(Thu) 07:30 No.1287
Re: ミツバツツジハマキフシ? 投稿者:ハンマー

湯川先生、コメントありがとうございます。年1化ということで、飼育は難しそうですが、しばらく観察してみます。

Nabitaさん、青森でみつかると一気に分布がひろがりますね。朗報を楽しみにしています。


2015/04/26(Sun) 00:09 No.1267
ヒサカキハクボミフシ 投稿者:宮武頼夫

Hepota様
 ご投稿の写真は、ヒサカキハクボミフシに間違いありません。虫えい図鑑にも書きましたように、虫えい形成者は、サカキコナジラミ属の一種 Rusostigma sp.ですが、まだ種の特定ができておりません。ヒサカキは西日本のどこででも見る普通の樹ですが、このゴールはめったにお目にかかれないですよね。私は高知県室戸岬、長崎県対馬厳原町などで見ていますが、関西の近くでは見ておりません。そちらの産地もすぐ近くではないようですが、可能でしたら、観察を続けて、成虫や周年経過など確かめていただけたら幸いです。
 

2015/04/26(Sun) 21:46 No.1269
Re: ヒサカキハクボミフシ 投稿者:Hepota

宮武さま
回答ありがとうございます。海に近い場所が関係しているかもしれませんね。新たな情報が得られたらまた投稿させていただきます。
採って来た蛹殻から成虫が羽化してきましたので、オリジナルスレッドの方に貼っておきました。


2015/04/26(Sun) 22:36 No.1270
Re: ヒサカキハクボミフシ 投稿者:湯川淳一

宮武頼夫様: 急なお願いにも関わりませず、お忙しいところ、ヒサカキハクボミフシについて、早速、ご教示を頂き誠に有難うございました。今後ともよろしくお願い申し上げます。

2015/04/23(Thu) 22:14 No.1262 ホームページ
ヒサカキハクボミフシ? 投稿者:Hepota

はじめまして。
私は趣味でコナジラミについて勉強しております。先日静岡県の有度山にて、ヒサカキにつくコナジラミの蛹殻を採集してきました。この蛹殻はほとんど円形に近く、大きさは0.9mmほど、茶色、2つの白いワックスの点が目立ち、かなり特徴的です。このコナジラミ蛹殻は葉表に付き葉裏にちいさな突起を生じさせます。この虫えいについて調べたところヒサカキハクボミフシというのに近いと思いましたが、いかがでしょうか。


寄主植物:ヒサカキ
撮影年月日:2015年4月18日/静岡県 静岡市
 

2015/04/23(Thu) 22:17 No.1263
Re: ヒサカキハクボミフシ? 投稿者:Hepota

コナジラミの写真です。よろしくお願いします。

寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2015/04/25(Sat) 12:53 No.1265
Re: ヒサカキハクボミフシ? 投稿者:湯川淳一

Hepota 様: ご投稿、誠に有難うございました。ご賢察の通り、このゴールはヒサカキハクボミフシだと思います。念のため、ご専門の先生に、コメントを頂けるよう連絡しておきます。図鑑では、周年経過がわかっていないと書かれていますので、ぜひ、明らかにしていただきたいものです。今後ともよろしくお願い申し上げます。

2015/04/25(Sat) 20:18 No.1266
Re: ヒサカキハクボミフシ? 投稿者:Hepota

湯川さま、回答ありがとうございます。
この場所は自宅からかなり遠いので、頻繁に行くことはできませんが、何回か通ってみようとは思ってます。またネットで情報を流すと身近な場所で発見された方から情報が得られるかもしれません。何かわかったら、また投稿させていただきます。


2015/04/26(Sun) 21:38 No.1268
Re: ヒサカキハクボミフシ? 投稿者:Hepota

こんばんは。
成虫が羽化してきたので貼っておきます。大きさは翅端まで1.9mmほどです。色が少し違うのですが大きさはほとんど同じなので、性差ではなさそうです。


寄主植物:
撮影年月日:2015年4月25日/


2015/04/22(Wed) 08:06 No.1261
ボタンヅルのゴール 第2弾 投稿者:Nabita

今冬は12月や2月に大雪がありましたが、累積降雪は平年より少なく、海に近い地域などは4月上旬までには消雪が進んでいました。そこで地元の山へ行ってみたのですが、標高100m程の低山地でも、どこもかしこも雪だらけでした。
仕方がないので、市内に戻って農村公園の用水路のフェンスに絡まっていた蔓植物を見ていったところ、ボタンヅルの側枝基部が膨らんでいるゴールがありました。産卵される時期によっては、側枝が伸びない場合もあるようで、そのような場合には冬芽のゴールのようにも見えます。
ゴールを割ってみると、ハモグリバエではないかと思われた蛹がありましたが、顕微鏡写真の撮影装置が故障してしまい、蛹の写真は紹介できず申し訳ありません。


寄主植物:ボタンヅル
撮影年月日:2015年4月5日/青森県黒石市
 

2015/04/25(Sat) 10:58 No.1264
Re: ボタンヅルのゴール 第2弾 投稿者:Iwasaki

Nabitaさんからゴールをお預かりしています。内部には、1251で紹介いただいているボタンヅル茎の節間のゴール内ものと似た感じ(色彩や全体の形)の囲蛹が見られます。細部には違いが見られるのでこれとは別種だろうとうと思いますが、今回のものもハモグリバエではないかと思います。同じ植物のゴールでも部位によって異なる種類が認められるようで、いろいろな種類が寄生しているのだな、と実感しています。囲蛹は茎本体の中心部(髄部)に近いところまで食い込んでいるようにも見えるものがありますが、ゴール自体は冬芽の近くにあり、観察している春先にはご指摘通りの「冬芽の内側のゴール」という様相を呈しています。ただし、幼虫が加害して茎の節の部分が膨らむ時期の姿を見てみたら、「葉柄(側枝)基部ゴール」ということになるかもしれませんね。

2015/04/27(Mon) 20:26 No.1271
Re: ボタンヅルのゴール 第2弾 投稿者:Nabita

Iwasakiさん、コメントありがとうございます。先のボタンヅルのものとは種類が違いそうとのこと。ゴールとしては別のものになるということですね。ゴールの初期形態がどのようなものか興味があるところです。幸い産地が自宅から近いので、早い段階の観察が出来ればと思っています。

2015/04/29(Wed) 10:10 No.1277
Re: ボタンヅルのゴール 第2弾 投稿者:Iwasaki

Nabitaさん、ボタンヅルの部位によって種類が異なるのは間違いないだろうと思います。今回のものを「節ゴール」とすると、1251の種類は「茎ゴール」という表現が適しているかと感じています。興味深い寄生事例なので、ぜひゴール形成時の観察をしてみてください。実は追加で託していただいた「茎ゴール」から、今朝コマユバチ(寄生蜂)が1頭羽化してきました。無事に管理できた安堵と本来のハエを見られない落胆の間で心が揺れております。

2015/04/29(Wed) 21:40 No.1284
Re: ボタンヅルのゴール 第2弾 投稿者:Nabita

Iwasakiさん、今春採った茎ゴールからコマユバチが羽化したとのこと。何も出ないよりはましですが、やはり正直がっかりです。このゴールは、最初に見つけた時から外部寄生や死亡幼虫ばかりで、なかなか形成者と考えられるものを割り出せませんでした(文字通り;笑)。やっと蛹が出てきた茎を、元のように合わせてお送りしたところ、茎と蛹がこすれて具合が悪いようだということで、今年からはゴールごとお送りしていますが、形成者が入っているゴールが少ないだけでなく、内部寄生までいたとは、ハエ目好きの私としても至極残念です。憎っくきコマユバチですが、捨てるのは一層悲しいので、どなたか引き取ってくれるとありがたいですね。

2015/05/02(Sat) 08:02 No.1293
Re: ボタンヅルのゴール 第2弾 投稿者:Iwasaki

Nabitaさん、昨日、残された1蛹からもコマユバチが羽化してしまいました。この世にコマユバチほど憎きものなし、ですね。寄主のわかっている寄生蜂というのも人によっては貴重な標本なので、基本的には残すようにしています。憎さ余って(場所の節約のため)田楽刺し(ハチを張り付けた三角台紙を最大8個体分ほど一本の昆虫針に連ねる)にして保管していますが、すでに中型の標本箱にすし詰め満杯になっています。なお、葉柄基部(節部)ゴールの主からもコマユバチの羽化が始まっています。こちらの寄生率は低そうなので、勝手なものであまり憎らしくは見えません。採集場所の違いのせいかホスト違いのせいか、茎ゴールの寄生蜂とは別種のようです。

2015/05/05(Tue) 21:09 No.1307
Re: ボタンヅルのゴール 第2弾 投稿者:Nabita

Iwasakiさん、コメントいただいていたのに気付かず、お返事するのが遅くなり申し訳ありません。最後の蛹から出たのもコマユバチですか! 何とも「困る蜂」ですね。見通しが明るくはありませんが、本日新しい場所で茎ゴールを数個採集しました。意外に細いゴールの内部の方が、ちゃんとハエの蛹がいるとのことで、一応本当にゴールなのかもあやしい、かなり細いものも採っておきました。本日回収の投函(最初近くの商業施設のポストへ持っていったら、休日の回収時間を過ぎていたので、結局本局へ行きました)で送りましたので、木曜日には届くかと思います。これが今春最後のサンプルになる可能性大ですので、何とかハエが羽化してくれないものかと切に願います。

2015/04/15(Wed) 07:51 No.1254
アキカラマツのゴール 投稿者:Nabita

キンポウゲ科ゴール4投目です。発見順の逆に紹介してきました。津軽半島日本海側で調査をしていたら、アキカラマツの茎が膨らんでゴールになり、ゴール上部で茎が折れているものがありました。茎頂が折れるので、下位節の腋芽が伸長して補償されるようです。
昨年夏に、ボタンヅルハマキフシを投稿した際に、湯川先生がキンポウゲ科の既知ゴールとして紹介してくださった、アキカラマツクキフクレフシではないかと思いました。


寄主植物:アキカラマツ
撮影年月日:2014年10月18日/青森県つがる市(旧木造町)
 

2015/04/15(Wed) 07:54 No.1255
Re: アキカラマツのゴール 投稿者:Nabita

ゴールは沢山見つかったので、現地で一つを折ってみたところ、糞なのか黒土のような粉に混じって囲蛹が出てきました。寄生者のものでしょうか?
採集して来て、あらためてゴールを解剖したところ、蛹はハエ目のもので、これが形成者と考えられましたが、蛹の数に比べて、黒土状物体の量が多いのが少し気になりました。
昨秋、ハンマーさんがサワフタギハフクレフシを投稿された際に、湯川先生が進士先生の「虫えいと虫えい昆虫」を画像紹介していたのを見て、私も所持していることを思い出し、十数年ぶりにページを開いてみると、すぐにアキカラマツズイフシというのが載っていて、外見はそっくりでした。記載を読むと、形成者はタマバエということで、もしかしたらタマバエのゴールを、他のハエが再利用しているのかも知れないと考えました。黒土状のものが糞だとして、他にこのゴールを利用した者がいるなら、囲蛹の数に対して多すぎるように感じたのも合点がいきます。本年はもっと早い時期からゴールの観察・解剖をしてみたいところです。
これでキンポウゲ科も終わりの予定でしたが、先週投稿したのとは違うボダンヅルのゴールが春になって採れましたので、来週に続きます。


寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2015/04/15(Wed) 22:10 No.1256
Re: アキカラマツのゴール 投稿者:南 常雄

Nabita様、ご投稿ありがとうございます。
センニンソウツルフクレフシの蛹に似ていますね。アキカラマツやカラマツソウを調べてみます。


2015/04/16(Thu) 17:59 No.1257
Re: アキカラマツのゴール 投稿者:Iwasaki

当該サンプルは昨秋おあずかりして、今春冷蔵庫から出したところ数頭の羽化が確認できました。ハモグリバエの一種です。たしかに囲蛹の残存している茎は肥大しているようです。内部に残された寄生部にはNabitaさんの表現通りの黒土状の食い屑が見られます。ゴールを形成する一般的なハモグリバエでは幼虫はゴール内に止まって周囲の組織を食べているように見えるのですが、今回の寄生事例では茎内を移動しているような様子も見られるので、ステム・ボーラー(茎内潜孔者)の食害によって茎が肥大した事例ともとれるな、と感じました。南さんのご指摘通り、センニンソウのゴール内の囲蛹(1245写真)と似ていますが、センニンソウの当該蛹は羽化虫が得られなかったので異同は不明です。今回の写真は2個体とも上が頭部です。

2015/04/16(Thu) 21:56 No.1258
Re: アキカラマツのゴール 投稿者:Nabita

南さん、Iwasakiさん、コメントありがとうございます。
南さん、是非北海道でも似たものがないか探してください。私は植物には疎いので、宿主範囲などを調べてくだされば大変にありがたいです。
Iwasakiさん、ゴールは徒手で折っただけで、内部の観察は怠っていました。今年も見られるようなら、もっと早い時期から、内部の様子を含めて観察したいと思います。


2015/04/16(Thu) 22:35 No.1259
Re: アキカラマツのゴール 投稿者:南 常雄

Iwasakiさん、コメントならびにご教示、ありがとうございます。
ハモグリバエの囲蛹は、オオカモメヅル以来ですので、あまり記憶に残っていません。改めて、頭部の突起を意識することができました。


2015/04/08(Wed) 08:02 No.1250
ボタンヅルのゴール 投稿者:Nabita

先週に引き続き、キンポウゲ科センニンソウ属のゴールです。ボタンヅルのゴールは、最初太平洋側で4個見つけ、翌日奥羽山脈西側の黒石市で1個採集しました。しかし、それらを解剖しても、寄生や死亡ばかりで、形成者を見つけることができませんでした。

寄主植物:ボタンヅル
撮影年月日:2014年11月22日/青森県階上町
 

2015/04/08(Wed) 08:04 No.1251
Re: ボタンヅルのゴール 投稿者:Nabita

勤労感謝の日の3連休最終日に、日本海側でまとめて十数個ボタンヅルのゴールを採集することができ、2年生以上の太い蔓にもゴールが出来るのもわかりました。やはり寄生・死亡が目立ちましたが、いくつかハモグリバエと思われる蛹が確認できました。

寄主植物:ボタンヅル
撮影年月日:2014年11月24日/青森市深浦町(旧岩崎村)


2015/04/08(Wed) 18:08 No.1252
Re: ボタンヅルのゴール 投稿者:Iwasaki

はっきりとしたゴールですね。このゴールから得た蛹も昨年お預かりして観察しています。残念ながらまだきちんとした成虫が得られていませんが、囲蛹の形状からハモグリバエだろうと思っています。画像を見ると、ゴールから脱出するための坑道を形成した後に後退してから蛹化しているように見えます。


2015/04/08(Wed) 20:31 No.1253
Re: ボタンヅルのゴール 投稿者:Nabita

Iwasakiさん、早速のコメントありがとうございます。おっしゃる通りわかりやすいゴールで、ボタンヅル自体も普通の植物ですので、野外での羽化が始まる前に追加を採集したいと考えています。採れましたら、改めてお送りします。

2015/04/01(Wed) 08:13 No.1244
センニンソウツルフクレフシ? 投稿者:Nabita

先週に引き続きセンニンソウのゴールです。深浦町ではゴールが1個しかみつけられませんでしたので、大株があるのを知っていた、津軽半島北部の日本海側へ行ってみました。2株から探して、数個のゴールを見つけることができました。

寄主植物:センニンソウ
撮影年月日:2014年11月29日/青森県中泊町(旧小泊村)
 

2015/04/01(Wed) 08:14 No.1245
Re: センニンソウツルフクレフシ? 投稿者:Nabita

形成者と考えられるものがいたのは2個のゴールだけでした。前回同様良くない写真ですが、ハモグリバエと考えられる蛹がゴール内に見られました。写真は特徴的な囲蛹の頭部突起にピントを合わせています。
湯川先生、先週の投稿へのコメントありがとうございました。センニンソウにもタマバエのゴールが知られているとのことで、早い時期から注意して探してみようと思います。


寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2015/04/01(Wed) 17:34 No.1246
Re: センニンソウツルフクレフシ? 投稿者:南 常雄

Nabitaさん、ご投稿ありがとうございます。
ハモグリバエらしいということですので、岩崎暁生様に連絡いたしました。
どうも私はセンニンソウを見たことがないようで、寄主がぴんと来ません。道内にも自生があるようなので気をつけて見てみます。


2015/04/02(Thu) 21:08 No.1247
Re: センニンソウツルフクレフシ? 投稿者:Nabita

南さん、コメントありがとうございます。あまり考えないで投稿しましたが、突起があるのは尾部のような気もしてきました。岩崎さんが登場してくださればいいのですが。
センニンソウは個人的には昨年初めて認識した植物です。最初、蕾に蛾の幼虫が食入しているのを見つけ、これはゴールではないなとがっかりしました。次いでハオレフシ型にアブラムシのコロニーが出来ている株を見て、これはゴールでいいのだろうと思いました。これについては機会があれば、いずれ投稿するかもしれません。最終的には、特徴的な種子を見て、初めてこの仲間だと分かった次第で、私の植物に関する知識はそんな程度です。


2015/04/04(Sat) 08:46 No.1248
Re: センニンソウツルフクレフシ? 投稿者:Iwasaki

囲蛹(蛹化に伴う脱皮をせずに硬化させた幼虫の体:内部に本当の蛹がある)の形状から、間違いなくハモグリバエと思います。左上に見える1対の小さな突起はご明察通り頭部にある前気門です。実は昨年秋にお預けいただいた当該サンプルからはうまく成虫を羽化させることができず、素性を明らかにするには至っていません。ハモグリバエ科のゴールは国内ではヤナギ、フジ、ヘクソカズラといった植物では知られている一方、センニンソウなどキンポウゲ科では記録がありません。国外ではキンポウゲ科の茎内に寄生する種が少なくないので、そういった種が今後見つかってくるかもしれません。興味深い種と思います。

2015/04/04(Sat) 20:41 No.1249
Re: センニンソウツルフクレフシ? 投稿者:Nabita

Iwasakiさん、コメントありがとうございます。突起は前気門でよかったですか。ぱっと見て頭部側かと思ったのですが、よく考えてみたら有弁翅類では尾部に複数の突起があるのがいるのを思い出し、小さい突起も見えるので、もしかしたら前後逆に考えたのかと自信がなくなっていました。

2015/03/25(Wed) 08:12 No.1239
センニンソウのゴール 投稿者:Nabita

先週に引き続き、ゴール内にゾウムシがいたものを紹介します。日本海側秋田県境近くの海岸近くに生えていたセンニンソウ蔓の節の部分が膨らんでいました。付近の別の株も探しましたが、ゴールはこれひとつしか見つけられませんでした。

寄主植物:センニンソウ
撮影年月日:2014年11月23日/青森県深浦町(旧岩崎村)
 

2015/03/25(Wed) 08:13 No.1240
Re: センニンソウのゴール 投稿者:Nabita

ピントが甘くて、写真が悪くて申し訳ありませんが、節が膨れていた部分を割ると、内部にゾウムシの幼虫がいました。
来週から4月ですが、とりあえず冬枯れ対策投稿は続け、今週に引き続きキンポウゲ科のゴールを紹介していきます。


寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2015/03/25(Wed) 22:28 No.1241
Re: センニンソウのゴール 投稿者:南 常雄

Nabita様、ご投稿ありがとうございます。
明日からは、山形ですか。お気をつけて、行ってらっしゃい。
薄葉先生に、エゾミソハギにチビゾウムシのゴールができていないか、情報をいただいたのを思い出します。


2015/03/31(Tue) 10:58 No.1243
Re: センニンソウのゴール 投稿者:湯川淳一

Nabitaさん: 山形での応動昆大会でお目にかかれて幸いでした。センニンソウの茎のゴールにはゾウムシがいましたか! タマバエも茎のゴールを作りますので、今後を楽しみにしております。

2015/03/21(Sat) 21:14 No.1232
ネズミサシハタマフシ 投稿者:ハンマー

久しぶりの投稿になります。
ネズミサシハタマフシは当地では最も普通に見られるゴールの一つですが、このゴールから成虫(オカヤマタマバエ)の羽化が始まりした。春先にネズミサシでこんな騒ぎが繰り広げられていることに気付いたのは昨年ですが、今年も出会うことができました。


寄主植物:ネズミサシ
撮影年月日:2015年3月21日/兵庫県三田市
 

2015/03/21(Sat) 21:18 No.1233
Re: ネズミサシハタマフシ 投稿者:ハンマー

新芽はびっしりと産卵されていて、真っ赤になっています。
明らかに卵が過剰ですが、無事にゴールの主になれる個体は、単に早い者勝ちで決まるのでしょうか?それとも、何か別の競争があるのでしょうか?


寄主植物:ネズミサシ
撮影年月日:2015年3月21日/兵庫県三田市


2015/03/21(Sat) 22:02 No.1235
Re: ネズミサシハタマフシ 投稿者:南 常雄

ハンマー様、ご投稿ありがとうございます。
いよいよ、ゴールのシーズンがはじまりですね。よろしくお願いします。


2015/03/23(Mon) 07:25 No.1236
Re: ネズミサシハタマフシ 投稿者:Nabita

ハンマーさん、リアルタイムの春の便りありがとうございます。タマバエが産卵するところは見たことがありません。集団で産卵するとのこと、ホストの植物が硬い針葉で捕食者が近寄りにくく、また集団でいることのエスケープで、気温の低い春ならではの日中の集団産卵が成立するのでしょうか。

2015/03/24(Tue) 00:04 No.1237
Re: ネズミサシハタマフシ 投稿者:ハンマー

南様  今年も、ゴールの観察を楽しみたいと思っています。虫の産卵を見るのは大好きなので、撮れたらまた、投稿させてください。

Nabita様  私はこのように日中に集団で産卵するタマバエの例を、他に2種知っています。1種はエゴノキで3月末、もう1種はヒノキ科で5月と6月です。たくさんのゴールを集中的に形成する種では、規模の大小はあっても、似たような産卵様式をとっているのだろうと、単純に考えていました。
ネズミサシには、ハタマフシ以外にメロッポウフシというゴールが形成されていて、こちらはまだ幼虫です。昨年はこの種の羽化のタイミングを見逃したので、今年はなんとか観察したいと狙っています。


2015/03/24(Tue) 23:12 No.1238
Re: ネズミサシハタマフシ 投稿者:湯川淳一

ハンマー様: ネズミサシハタマフシのご投稿を有り難うございました。図鑑作製の時に良い写真が無くて、井上先生の図を参考にさせて頂いたのですが、今回の写真は、ぜひ、次の機会に使わせて頂ければ有り難いです。成虫と蛹の殻、幼虫の標本も、ぜひ、確保しておいて下さい。中国地方には以東には、ネズミモチがよく見られますが、九州にはネズミサシはほとんど見かけません。ハリオタマバエやウロコタマバエは、植物の組織内部や芽の中など保護された場所に生みますので、このように赤くなるほど、集中産卵することはありません。それ以外のタマバエの♀では、しばしば、このように沢山の卵を産みつけます。ヨモギの Rhopalomyia 属のタマバエでも見られます。羽化幼虫は、多少とも、分散しますが、卵期の死亡率が非常に高くなりますので、ゴールが形成される頃には、葉当りや芽当りゴール数は、それほど高くなりません。卵期の死亡要因は捕食者による摂食が主なものだと思います。詳しいデータはありませんが、集合効果があるのかも知れません。卵数のデータと形成されたゴール数のデータが取れれば良いのですが。さらなるご投稿を楽しみにしております。

2015/03/26(Thu) 06:39 No.1242
Re: ネズミサシハタマフシ 投稿者:ハンマー

湯川先生  コメント、ありがとうございます。こちらでは、ネズミサシは普通にみられます。昆虫ではよくあることですが、ゴールが形成される株とされない株があり、形成される株ではほとんど全ての枝先にゴールがみらます。中間的な株はほとんど見られません。私の歩くコースでは、少なくとも1/4のネズミサシにハタマフシが見られます。羽化は2週間程度は続くようなので、次の週末には成虫、蛹、蛹殻は採れると思います。このタマバエは蛹で越冬するので、3齢幼虫は秋には得ることができると思います。
ネズミサシロッポウフシはこちらでは少なく、このゴールが形成されるネズミサシは1株しか見つけていませんが、こちらの羽化も楽しみにしています。


2015/03/18(Wed) 20:07 No.1226
ツリガネニンジンのゴール? 投稿者:Nabita

ツリガネニンジンには良く知られたゴールとして、ツリガネニンジンツボミフクレフシがありますが、自分では昨年8月下旬に初めて確認できました。以後、ツリガネニンジンを見つけるたびにゴールを探すことにしています。日本海側の砂丘地でツボミフクレフシのようなものがあったので、撮影・採集しました。

寄主植物:ツリガネニンジン
撮影年月日:2014年9月20日/青森市五所川原市(旧市浦村)
 

2015/03/18(Wed) 20:07 No.1227
Re: ツリガネニンジンのゴール? 投稿者:Nabita

採集して来たツボミフクレフシ風のものを解剖すると、タマバエの幼虫は見つかりませんが、寄生バチの蛹があり、齧られた種子の残骸もありました。何か種子を食害していた昆虫が寄生を受けたものなのでしょう。ゴールを割っていくと、ゾウムシの蛹が入っているものがあり、種子を食害した正体のようです。これがゾウムシのゴールであるかは、もう少し観察例が必要そうなので、他の地域でも探していただきたく、お知らせする次第です。

寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2015/03/18(Wed) 23:40 No.1228
Re: ツリガネニンジンのゴール? 投稿者:湯川淳一

Nabita様: ツリガネニンジンのゴールのご投稿を有り難うございました。ツリガネニンジンには、ツリガネニンジンメコブフシと、ツリガネニンジンツボミフクレフシが知られています。後者は、ヒメシャジンツボミフクレフシを作るタマバエと同種ではないかと考えていますが、DNA 解析が必要です。いずれも、タマバエは未同定です。今回の写真を拝見する限り、ツリガネニンジンツボミフクレフシに似ています。このゴールは、これまで、北海道、栃木県、埼玉県、徳島県で採集されています。ヒメシャジンは岩手県で記録があります。ゴール内に寄生蜂がいた由、どんな寄生蜂が羽化するのでしょうね。ゾウムシはゴール形成者の可能性は低いかも知れませんね。タマバエの幼虫が見つかると良いのですが。

2015/03/19(Thu) 07:43 No.1229
Re: ツリガネニンジンのゴール? 投稿者:Nabita

湯川先生、コメントありがとうございます。内部にあった寄生バチの蛹は、タマバエ幼虫1頭だけを捕食したものとしては大きかったので、この果序にツボミフクレフシが含まれていたかは判断できずにいます。次週もゾウムシについて投稿する予定ですが、ゾウムシにも存外ゴールメーカーがいるのかもしれません。
寄生バチが出てきた場合は、虫は全て捨ててしまっています。どなたか引き取ってくださる人がいるのかも知りませんし、何よりサンプル瓶が1本100円以上しますので、いちいち回収していたら、手間も経費もかかります。とはいえ、今年からはタマバエの自己初採集はかなり減るでしょうから、その他のゴールメーカーの標本も保存しておくよう心掛けたいと思います。
先週投稿のキツネヤナギハウラタマフシにもコメントいただいておりましたが、気づくのが遅くなったので、お返事をしないまますませてしまい、失礼いたしました。


2015/03/19(Thu) 11:46 No.1230
Re: ツリガネニンジンのゴール? 投稿者:湯川淳一

Nabita様: 寄生蜂は見てくれる人がいますので、後ほどお知らせします。コバチの中にもゴール組織を摂食するものもいます。また、ウツギメタマフシの中には、あたかも、ゴール形成者のような状況でゾウムシが入っています。よろしければ、ゴール内にいるゾウムシを研究している人もご紹介します。

2015/03/19(Thu) 20:05 No.1231
Re: ツリガネニンジンのゴール? 投稿者:Nabita

湯川先生、コバチの研究者をご紹介くださるとのことで、誠にありがとうございます。幼虫や蛹を取っておくかは微妙なところですが、時々死にごもりの成虫なども見られますので、そうしたものはただ捨てるのはもったいなく思っていましたので、今年も既知のゴールでも観察・解剖等したいと思います。

2015/03/21(Sat) 21:54 No.1234
Re: ツリガネニンジンのゴール? 投稿者:南 常雄

Nabita様、湯川先生、ご投稿ならびにご教示、ありがとうございます。
少しピントがあってませんが、ツリガネニンジンツボミフクレフシを解剖したときに幼虫を撮った写真があったので添付します。ゴール内に寄生蜂の蛹がありましたが、記録をしてませんでした。


寄主植物:ツリガネニンジン
撮影年月日:2009年9月16日/北海道雄武町




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