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虫えい同好会掲示板
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2015/10/20(Tue) 16:42 No.1924
業務連絡 投稿者:南 常雄

開設以来、皆様からの記事やコメントのご投稿ならびにご協力のおかげをもちまして、投稿No.でもお分かりのように、その件数は間もなく2000件になろうとしています。本掲示板は、当初1000件のご投稿を超えると、画像が削除され、記事は「過去ログ」に移行するように設定してましたが、1年間で1000件近くになったので、途中で2000件に変更しました。その間、ご投稿いただいた写真は700枚近くになっています。
ご好意でお借りしているサーバーの負担軽減のこともあるので、サーバーに保存しているデーター量を調べてみると、もう少し利用させてもらえそうなので、2周年を記念して倍の4000件に増やしました。
ただ件数を増やすと、過去の記事を探すのに時間を要しますので、必要な記事や画像は、あらかじめ保存されることをお勧めします。
 

2015/10/19(Mon) 23:49 No.1922
オオバクロモジメウロコフシ 投稿者:南 常雄

生活史の不明点を観察するために、春に幼虫脱出済みの枯れたゴールがあった場所へ行ってみました。黄葉しはじめたオオバクロモジで、黄色くなって成熟したゴールを多数見つけることができました。地上高2mほどの木に10〜20個が形成されているものもあり、飼育する分も採集することがきました。
昨日から白色幼虫の脱出がみられたので、飼育容器に移すと砂によく潜ります。春に枯れたゴールを採集して中を観察しても幼虫がいなかったので、ゴールから脱出して越冬するのではないかと思い、今回の観察で確認することができました。胸骨は2角状で基部まで褐色にキチン化しています。
他にゴール利用と思われる赤橙色のハエ(キモグリ?)も脱出しています。


寄主植物:オオバクロモジ
撮影年月日:2015年10月16日/北海道七飯町
 

2015/10/27(Tue) 18:58 No.1936
Re: オオバクロモジメウロコフシ 投稿者:湯川淳一

南 常雄 様:オオバクロモジメウロコフシ C-2505b の情報を有難うございました。これまで、北海道以外に、青森県(青森市)と新潟県(小千谷市)、群馬県(沼田市)などで発見されています。また、クロモジメウロコフシ C-2505a の方は、埼玉県(吾野)と東京都(高尾山)、神奈川県(大山)、和歌山県(高野山)で発見されています。しかし、生活史の詳細とタマバエの属が判明していません。成虫が得られていないからです。来年の羽化を楽しみにしております。

2015/10/27(Tue) 22:36 No.1939
Re: オオバクロモジメウロコフシ 投稿者:南 常雄

湯川先生、ご教示ありがとうございます。
70匹ほどの幼虫を採取して、飼育容器に移しました。幼虫の標本も採りましたので、近々、お送りします。


2015/10/19(Mon) 21:53 No.1919
ヒメヨモギ?のゴール2種、ヒメヨモギメツボフシ 投稿者:Nabita

下北半島へ行ったら、葉の細長いヨモギがありました。初めて見るものですが、全体の雰囲気からヨモギ類なのは間違いなさそうなので、ゴールを探してみたら、なるほどヨモギのゴールがありました。
まずはメツボフシで、基部までほとんど太くならず、宿主植物の葉に合わせたかのような細身です。写真では影になっていて分かりづらいですが、分枝の2節続けてメツボフシが出来ていて、もう1本はほぼ直角に左下に伸びています。


寄主植物:多分ヒメヨモギ
撮影年月日:2015年10月17日/青森県東通村
 

2015/10/19(Mon) 21:55 No.1920
Re: ヒメヨモギ?のゴール2種、ヒメヨモギハシロケタマフシ 投稿者:Nabita

この個体には、ハシロケタマフシもあり、こちらも心なしか、普通のヨモギのものより長く思えます。
宿主植物は、昨日自然観察会講師に行ったついでに、植物の講師の方に現物を見てもらいましたが、確かに香りはヨモギ類だが、すぐに種名を思いつけないということでした。そこで、自分で図鑑を調べたところ、ヒメヨモギではないかと思われ、青森県の維管束植物のリストには、珍しい種として載っていましたので、多分ヒメヨモギで良いだろうと思います。
植物講師の名誉のためもあり、以前のNo.1867-1868の投稿について訂正します。イワガラミかと思っていたハフクレフシが東通村でも1葉採れ、これもその方に聞いたら、一目でツルアジサイであると同定され、イワガラミは葉の鋸歯が大きいとのことでした。ということで、誠に申し訳ありませんが、No.1867-1868の写真と記述は、ツルアジサイハフクレフシに訂正させていただきます。


寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2015/10/19(Mon) 23:01 No.1921
Re: ヒメヨモギ?のゴール2種、ヒメヨモギメツボフシ 投稿者:南 常雄

記事の訂正は頁毎の末尾に、修正、削除の頁へジャンプするフォームがありますので、ご利用ください。

2015/10/20(Tue) 08:13 No.1923
Re: ヒメヨモギ?のゴール2種、ヒメヨモギメツボフシ 投稿者:Nabita

南さん、ご指摘ありがとうございます。確かに掲示板をまとめて見る人もいらっしゃるでしょうから、No.1867-1868の投稿についても、修正・補足しておきました。

2015/10/27(Tue) 22:32 No.1938
Re: ヒメヨモギ?のゴール2種、ヒメヨモギメツボフシ 投稿者:湯川淳一

Narita 様:ヨモギメツボフシはヨモギメツボタマバエ Rhopalomyia longitubifix によって形成され、これまで、ヨモギ D-1090a とオオヨモギ D-1090b、カワラヨモギ D-1090c が寄主として知られています。また、ナガツボフシもマルツボフシも同じタマバエによるものと判明しました(DNA 解析で判明したゴール多型の例:Kikumura et al.,2007, Entomological Science 10, 157–169)。今回のヒメヨモギのゴールが Rhopalomyia longitubifix によって形成されたとすれば、新寄主記録となります。
一方、ヒメヨモギには、オトコヨモギヒメツボタマバエ Rhopalomyia caterva によるヒメヨモギメヒメツボフシ D-0741c が知られています。このゴールは、ヒメヨモギの他にオトコヨモギ D-0741a とカワラヨモギ D-0741b にも形成されます。メヒメツボフシは、メツボフシより、細くて短いものです。
ただし、形成者の R. caterva エの DNA 解析が行われていませんので、R. longitubifix と R. caterva が同種であるかどうかは、今後、確認する必要があります。ゴールの多型現象の例がありますので、気になっているところです。
次に、ヨモギ類のハシロケタマフシは、ヨモギシロケフシタマバエ Rhoplalomyia cinerarias によって形成され、寄主として、ヨモギ D-1130a、オオヨモギ D-1130b、カワラヨモギ D-1130c、ヒメヨモギ D-1130d が知られていますので、ヒメヨモギハシロケタマフシ D-1130d として問題はないと思います。ハシロケタマフシの形状は大小様々です。


2015/10/28(Wed) 21:40 No.1941
Re: ヒメヨモギ?のゴール2種、ヒメヨモギメツボフシ 投稿者:Nabita

湯川先生、こちらも詳細なご教示ありがとうございます。植物の同定は自信がないところもありますが、一応雑な押し葉にしてありますので、後日他の植物屋さんにセカンドオピニオンをお願いしてみます。メツボフシの方は複数のゴール・幼虫が得られているので、多分DNAを採ることができるかと思いますので、後日お送りいたします。ハシロケタマフシは1個・1頭だけですのが、こちらは形成種については論議の必要は低そうですね。

2015/10/14(Wed) 21:18 No.1911
アザミハフクレフシ(仮称) 投稿者:Nabita

いつものようにゴールを探しながら歩いていると、アザミの葉に斑点がありました。表面が薄汚れているので、あまりゴールのような感じはしないのですが、中に虫がいるような雰囲気はあります。葉裏を見るために葉を採ろうとすると、トゲがちくちく手に刺さる痛さに難儀しました。何とかちぎって空に透かしてみると、確かに斑点の中には長楕円形の虫影が見えます。全体的な雰囲気からはハモグリバエっぽい気もしましたが、それにしては少し細長く見えます。葉の表面が汚れて見えることから、内部の幼虫は寄生されているのかもしれませんが、持ち帰って内部を確認することにしました。

寄主植物:アザミの一種(アオモリアザミ?)
撮影年月日:2015年10月12日/青森県五所川原市(旧市浦村)
 

2015/10/14(Wed) 21:19 No.1912
Re: アザミハフクレフシ(仮称) 投稿者:Nabita

採って来た葉を透過光で実体顕微鏡観察しても、斑点表面が黒っぽいせいで透光性が悪く、幼虫の形がはっきりわかりません。無駄な努力はさっさとやめて、葉裏の表皮を剥ぐことにしました。剥いでみたところ、出てきたのは元気に生きているタマバエ幼虫で、一番嬉しい中身でした。幼虫が収まっていた部分は、裏面から見るとわずかながらもはっきり膨らんでいたので、ゴール名はアザミハフクレフシといったところでしょうか。「虫えい図鑑」の巻末リストには、アザミの葉のタマバエのゴールは掲載されていないようです。
アザミの種類判定は私には難しいですが、図鑑の記述等から判断すると、ノハラアザミの亜種とされているアオモリアザミではないかと思います。


寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2015/10/27(Tue) 21:40 No.1937
Re: アザミハフクレフシ(仮称) 投稿者:湯川淳一

Narita さん: アザミ類の茎に形成されるウロコタマバエのゴールはありますが、アザミの葉に形成されるタマバエのゴールは、初めて写真を拝見しました。以前、北海道で見たタンポポハフクレフシ D-0840 (図鑑に写真があります)を思わせます。タンポポのゴールは、岩手県と新潟県で発見されています。アザミの葉のタマバエも同じ属のタマバエかもしれませんね。アザミの同定ができるまで、アザミハフクレフシ(仮称)D-0842 としておきましょう。

2015/10/28(Wed) 21:30 No.1940
Re: アザミハフクレフシ(仮称) 投稿者:Nabita

湯川先生、コメントありがとうございます。アザミの葉のゴールは図鑑以後も確認されていなかったとのことで、またも新しいゴールを見つけることができて嬉しいです。茎のゴールも探しているのですが、見つかりません。積雪となるまでは探せそうなので、今年ももう少し頑張ってみます。

2015/10/13(Tue) 16:29 No.1907
ハマオトコヨモギハフクレフシ(仮称) 投稿者:南 常雄

葉に形成されるゴールで、葉の表裏が楕円形に変色し両側へ膨れるが、おもに葉裏に膨れます。長径8〜12mm、短径4〜7mm、厚さ1.8〜3.0mm。壁は薄く、葉表は表皮だけで構成されています。1室1幼虫、8月下旬に採集したときには、ゴール内で蛹になっていて、幼虫は確認できませんでしたが、蛹化間もない未成熟の蛹が黄白色だったので、3齢幼虫の体色は白色ないし黄色だと思います。
ゴール数が少なくて観察は不十分ですが、9月上旬に羽化後、フィールドでは新しいゴールを観察することができたので多化性だと思われますが、7月に第一世代のゴール形成の可能性がありますので、来シーズンに確認したいと思います。


寄主植物:ハマオトコヨモギ
撮影年月日:2015年8月26日/北海道網走市
 

2015/10/13(Tue) 16:37 No.1908
Re: ハマオトコヨモギハフクレフシ(仮称) 投稿者:南 常雄

2015.08.26に採集したゴールから羽化するところを、撮影することができましたので紹介します。ゴール内で蛹化した蛹が、葉表の薄い壁を頭部の突起で破り、半身をゴールから乗り出して停止、頭部から脱出してきます。完全に蛹殻から抜け出した後約15分、ゴールにとどまってから移動します。

寄主植物:ハマオトコヨモギ
撮影年月日:2015年9月5日/


2015/10/13(Tue) 21:25 No.1909
Re: ハマオトコヨモギハフクレフシ(仮称) 投稿者:Nabita

南さん、ハマオトコヨモギハフクレフシ(仮称)がオホーツク海沿岸でも見つかりましたか。青森では今のところ津軽半島北部日本海沿岸でしか確認できていません。青森でも多化であることの確認は出来ていますが、発生回数自体はわかっていません。盛夏期以降は寄生が多いので、春の世代は発生量が少ないかもしれません。私も発生回数の確認を今後の課題にしたいと思います。

2015/10/13(Tue) 23:18 No.1910
Re: ハマオトコヨモギハフクレフシ(仮称) 投稿者:南 常雄

Nabita様、コメントをありがとうございます。
蛹や成虫の標本はできたのですが、幼虫の観察がまだなので、来シーズンは早い時期から観察したいと思います。


2015/10/27(Tue) 18:48 No.1935
Re: ハマオトコヨモギハフクレフシ(仮称) 投稿者:湯川淳一

南 常雄 様:ハマオトコヨモギハフクレフシから羽化したタマバエの成虫をお送り下さり、誠に有難うございました。Lasiopterini 属のタマバエであることを確認致しました。蛹頭部の形状やDNA 解析の結果を踏まえて、Lasioptera 属であるかどうか、それから、オトコヨモギハフクレタマバエ Lasioptera artemisifoliae との違いを明らかにして行きたいと考えています。ハマオトコヨモギハフクレフシの番号を、暫定的に、D-0740b としておきます。多化性であることも判明して良かったです。今後も観察をよろしくお願い申し上げます。

2015/10/11(Sun) 09:34 No.1902
ヒメジソクキコブフシ 投稿者:ハンマー

No.1849(2015/09/25)で、Nabitaさんが投稿されたヒメジソクキコブフシらしきゴールが兵庫県でもみつかりましたので、報告しておきます。

寄主植物:ヒメジソ
撮影年月日:2015年10月10日/兵庫県三田市
 

2015/10/11(Sun) 09:39 No.1903
Re: ヒメジソクキコブフシ 投稿者:ハンマー

ゴール内には、多くのゴールでは1匹、最大で3匹オレンジ色のタマバエ幼虫がみられました。1個だけですが、茎の片側だけが膨れたゴールもみられ、内部には他のゴールと同様の幼虫がいました。

寄主植物:ヒメジソ
撮影年月日:2015年10月10日/兵庫県三田市


2015/10/11(Sun) 21:12 No.1904
Re: ヒメジソクキコブフシ 投稿者:Nabita

ハンマーさん、兵庫県でもヒメジソクキコブフシを見つけてくださり、ありがとうございます。
写真を拝見しますと、ゴールは側枝に出来ているようで、青森では主に主枝に見られたので、そのため内部の幼虫数に差があるのではないかとも思われます。私が撮ったゴールの写真はピンボケだったので、先週撮り直しに行ったのですが、その際に採集したゴールは全て空で、幼虫脱出済みでした。その地域で、朝露が降りるような頃になると、幼虫が成熟するのかもしれませんね。


2015/10/11(Sun) 23:33 No.1905
Re: ヒメジソクキコブフシ 投稿者:湯川淳一

ハンマー様: ヒメジソクキコブフシを兵庫県でも発見された由、ご投稿有難うございました。青森と兵庫で発見されたということは、各地に分布している可能性が大きいですね。
Nabita様: このゴールは Lasioptera のゴールかも知れないと思っていたのですが、幼虫がゴールから脱出するとは、驚きました。Lasioptera はゴール内で3齢幼虫で越冬しますので、別の属でしょうね。今後の観察を楽しみにしています。


2015/10/18(Sun) 08:19 No.1917
Re: ヒメジソクキコブフシ 投稿者:ハンマー

Nabitaさん、湯川先生 
コメントをありがとうございます。
写真は比較的映りの良かったゴールが側枝にあったということです。ゴールは主枝にも形成されていて、大きさも似たようなもので、やはり含まれる幼虫は1匹の場合がほとんどでした。
以前、兵庫でヒヨドリバナエダフクレフシを観察していたことがあり、たまたま、旅行で長野に行った時に見たエダフクレフシが兵庫のものよりも格段に大きく、幼虫の数も多いことに驚いたことがありました。個体群によってゴールの大きさなどが違ってくることもあるのかな、という気もしています。
なお、10月17日にみつけたヒメジソクキコブフシは、こちらでも全て幼虫が脱出済みで、空になっていました。


2015/10/22(Thu) 14:11 No.1929
Re: ヒメジソクキコブフシ 投稿者:湯川淳一

ハンマー様:ヒメジソクキコブフシから得られた幼虫の標本をお送りくださり、誠に有難うございました。早速、検鏡させて頂きましたところ、3齢幼虫の胸骨のシャフトが長く、Lasioptera (ウロコタマバエ)属を思わせるものでした。この幼虫がゴールから脱出するのは、不思議に思いますが、そのような生活史戦略を持ったウロコタマバエがいるのかも知れません。早速、 DNA 解析に回して、属を確認してみます。ウロコタマバエの一種なら、トマトウロコタマバエとの比較研究に活用させて頂きます。有難うございました。

2015/10/06(Tue) 22:00 No.1893
ササのタマバエ2題 投稿者:Nabita

Curled leaf gall on Sasa sp. (Poaceae)
小泉さんが、No.1826-1827に投稿してくださった、ササの葉巻内にいたタマバエ幼虫と同じではないかと思われるものが、青森でも見つかりました。
遊歩道を歩いていると、最上位の葉が葉鞘部まで抽出しているのに、全く葉身が開いておらず、かつ黄色く変色しているものがありました。小泉さんの投稿がなければ、稈をメイガにでも食べられて、枯れかけているのだろう程度にしか思わないところですが、一応内部を確認しようと思いました。


寄主植物:ササの一種(クマザサ辺りか?)
撮影年月日:2015年10月4日/青森市
 

2015/10/06(Tue) 22:01 No.1894
Re: ササのタマバエ2題 投稿者:Nabita

写真撮影後、黄化した葉をとり、葉巻を伸ばしてみると、何とというか、期待が通じたと言うべきか、内部にタマバエ幼虫が入っていました。
これがゴールであるかということは一考の余地があります。内側になっている葉の表面側の組織に何ら形態的な変形が認められないからです。しかしながら、ササの葉は全体が抽出していなくても、葉先の方から葉身の巻きがほどけていくものなので、完全抽出後も巻いているのは、何か生理的な働きかけを受けていると考えられるので、ゴールと見做して良いと考えています。ゴール名としては、シンプルにササハマキフシでどうでしょうか。


寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2015/10/06(Tue) 22:05 No.1895
Re: ササのタマバエ2題 投稿者:Nabita

Cecidomyiid larvae in spikelet on Sasa sp. (Poaceae)
ついでに初夏に見つけたものの、ゴールである証拠・心証が持てないでいたものも、投稿させてください。
ササが出穂していたので眺めていたら、明らかに大きく膨らんでいる小穂がありました。イネ科にはササウオフシ類以外のゴールもあるらしいので、採集して来て解剖しましたが、単に種子が登熟していただけでした。
では、膨らんでいない小穂は何なのかと、そちらも解剖してみたら、囲蛹のようなものが2個転がり出ました。写真は、小穂内に戻して撮ったものなので、本来の位置関係ではない恐れが多分にありますので、ご了承ください。また、虫が入っていた小穂はこれのみで、他は内部が食害されていましたが、食べた虫は居残っていませんでした。


寄主植物:ササの一種(クマザサ辺りか?)
撮影年月日:2015年6月28日/青森県深浦町(旧岩崎村)


2015/10/06(Tue) 22:07 No.1896
Re: ササのタマバエ2題 投稿者:Nabita

無弁翅ハエ類の囲蛹にしては、体節が節くれているのが気になり、また後気門がはっきりしません。全体的な雰囲気はタマバエ幼虫に似ているのですが、内部寄生者によって囲蛹のようになった場合も、体節は目立たなくなります。結局、何なのか見当がつかないので、とりあえず液浸標本にしておきました。
後日、もう少し形態情報が得られないかと、管瓶越しに検鏡していたら、アルコールと馴染んだためなのか、表皮の透明度が高くなったようで、内部に更に幼虫のようなものが入っているのが見え、しかも内部の幼虫には胸骨があるのも透けて見えました。No. 1844のIwasakiさんの投稿に、湯川先生がコメントくださったように、Mayetiola属では2齢幼虫の外皮が囲蛹のようになり、その内部に3齢幼虫が入っているとのことで、これも同様の例なのではないかと考えています。写真の幼虫は斜めになっていますが、Y字状の胸骨は上の方に垂直に写っています。
いずれにしろ確認例はこの1回だけですので、もしタマバエが入っている小穂が外見で識別できるのであれば、ゴールと見做せそうなので、来年以降の課題にしたいと考えています。


寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2015/10/07(Wed) 11:26 No.1897
Re: ササのタマバエ2題 投稿者:小泉

Nabita さま、1枚目の写真は私が見たものとほぼ同じようです。私の場合はまだ緑の部分が多かったのですが・・・
その後、9月27日に自然観察会で私が見つけた玉原に行ったのですが、その時には見つけることが出来ませんでした。これも来年以降の課題になりそうです・・・


2015/10/07(Wed) 19:48 No.1898
Re: ササのタマバエ2題 投稿者:Nabita

小泉さん、早速のコメントありがとうございます。小泉さんの投稿を拝見していたので、今回の確認に生かすことができました。小泉さんが観察されたものでは、幼虫が橙色を帯びていたり、跳ねたりするものがあったとのことで、もう少し幼虫の発育が進んでいたのではないでしょうか。産卵と葉の抽出との微妙なタイミングのずれで、葉の一部のみが巻いて黄変するのと、葉全体に及ぶものとの違いが生じるのではないかと思います。他の地域での確認が待たれますね。

2015/10/09(Fri) 22:30 No.1899
Re: ササのタマバエ2題 投稿者:湯川淳一

Nabita 様、小泉様: お二人の発見されたササ葉巻は、どこか細胞の一部が変化している可能性がありますから、ゴールとして取り扱い、ササハマキフシ E-0053 としておきましょう。Nabita さんのササが同定できました時はお知らせ頂けますと有難いです。
Nabita さんが見つけられたもう一つの ササの小穂に入っていた囲蛹の中には、胸骨を持つ幼虫が確認されたとのこと、Iwasaki さんが発見されたミヤマドジョウツナギ の Mayetiola 属のタマバエを思わせます。来年以降に、ぜひ、再発見をお願い致します。


2015/10/11(Sun) 08:24 No.1901
Re: ササのタマバエ2題 投稿者:Nabita

湯川先生、コメントありがとうございました。ササの同定は、葉しかないような時期でも、素人にも可能なのかちょっと調べてみます。後日、種名がわかるようでしたら、改めてお知らせいたします。来年もササに注意します。今年も来月位までは調査を続けたいと思いますので、何か見つかりましたら、また掲示板をお借りしたいと考えています。

2015/10/03(Sat) 07:41 No.1872
ミズキメフクレフシ(仮称) 投稿者:Nabita

Winter bud gall on Swida controversa (Cornaceae)
昨秋、ミズキの冬芽にメフクレフシ型ゴールの残骸ではないかと思われたものがあったので、今秋それなりに探していましたら、普通の冬芽より大きい芽がありました。写真は冬芽どうしの比較で、左の大きいものがゴールと思われるもので、右は普通サイズです。


寄主植物:ミズキ
撮影年月日:2015年9月27日/青森県黒石市
 

2015/10/03(Sat) 07:44 No.1873
Re: ミズキメフクレフシ(仮称) 投稿者:Nabita

左の大きいものを解剖すると、やはり期待どおりゴールで、鱗片の間にタマバエの幼虫がいました。この1芽で20頭近い幼虫が入っていました。ゴール名としては、素直にミズキメフクレフシといったところでしょうか。

寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2015/10/05(Mon) 18:06 No.1884
Re: ミズキメフクレフシ(仮称) 投稿者:湯川淳一

Nabita さん: Nabita さんのゴール発見能力には、舌を巻きます。次々と新しい発見をご投稿下さり、大変刺激になり、勉強になります。今回のミズキのタマバエゴールも新発見です。ミズキメフクレフシ C-4147 にしましょう。ミズキには、ミズキツボミトジフシを形成するミズキツボミタマバエ Pseudasphondylia kiritanii Tokuda & Yukawa がいるのですが、冬寄主は不明です。今回は、貴重な冬寄主お発見ですので、どのタマバエと結びつくのか、DNA 解析が楽しみです。

2015/10/05(Mon) 21:04 No.1887
Re: ミズキメフクレフシ(仮称) 投稿者:Nabita

湯川先生、連続でのコメント、誠にありがとうございました。
昨年の経験から、この時期、越冬芽の形成に便乗したメフクレフシ型ゴールが見つかるのではないかと期待していたのですが、なかなか後が続きません。今月後半になれば、低地でも落葉が始まりますので、それまでにいくらかでも追加できないかと欲を出しています。


2015/10/01(Thu) 22:38 No.1870
ハマオトコヨモギメハナガタフシ 投稿者:南 常雄

2015/09/01(Tue) 09:29 No.1756 に投稿したものは第一世代、今回、投稿した写真は第二世代ものです。9/26にゴールが形成されている茎を15本採集し、飼育容器内で観察したところ、9/30にタマバエの3齢幼虫が複数脱出してきました。フィールドではこれが地上に落下し、地中に潜って越冬するようです。
幼虫は黄色で、体長1.5〜1.8mm、胸骨は淡褐色で2角状、細いY字形。幼虫は強くジャンプします。当初は、ゴール内で越冬するのではないかと思っていましたが、急遽、培地を用意して黄色幼虫30匹を採取、10匹は99%エタノール標本にし、20匹を飼育容器へ移しました。この後も幼虫の脱出が続くと思うので、羽化時期などを観察できるのではないかと思います。
前回、雄成虫のみの羽化でしたので、飼育によって雌成虫の羽化も期待できそうです。
第一世代は花序の分化当初にロゼット状の葉がある茎の上部に形成、第二世代は花序が伸びてから花序の中に形成されるので、ゴール周辺に枝分かれした花硬や花が多数見られます。


寄主植物:ハマオトコヨモギ
撮影年月日:2015年9月26日/北海道網走市
 

2015/10/05(Mon) 17:51 No.1883
Re: ハマオトコヨモギメハナガタフシ 投稿者:湯川淳一

南 常雄 様: ハマオトコヨモギメハナガタフシのタマバエの第2世代の情報を有難うございました。胸骨の形状や幼虫がゴールから脱出し、ジャンプをすることなど、新し情報が蓄積されて、嬉しく思います。来春、ぜひ、成虫を羽化させて下さるよう楽しみにしております。
世代によってゴールの形成場所やゴールの形状が異なるという知見が追加されたのも非常に貴重なことです。南さんの飼育技術には感服します。


2015/10/05(Mon) 22:33 No.1889
Re: ハマオトコヨモギメハナガタフシ 投稿者:南 常雄

湯川先生、コメントをありがとうございます。
幼虫の標本は、後日、お送りします。後何匹か脱出してくると思いますが、30匹ほど飼育できそうです。


2015/09/30(Wed) 21:00 No.1867
ツルアジサイハフクレフシ(仮称) 投稿者:Nabita

森林公園の遊歩道を歩いていたら、伐採された切り株に載っていたツルアジサイに写真のような円紋がある葉がありました。採ってみても、円紋部分は全く膨れたりしていませんが、ゴールの予感がします。葉を空に透かすと、円紋の中に長楕円形のシルエットが見え、予感は当たりそうです。

*この投稿は当初、宿主植物をイワガラミではないかと考えていたのですが、植物に詳しい方に見てもらったらツルアジサイとのことで、10月19日に、No.1920の記事に書き加える形で訂正しました。従いまして、下のNo.1882のコメントで湯川先生にご提案いただいた、ゴール名とゴール番号も訂正となります。ご迷惑をおかけしました。


寄主植物:ツルアジサイ
撮影年月日:2015年9月26日/青森県平川市(旧平賀町)
 

2015/09/30(Wed) 21:04 No.1868
Re: ツルアジサイハフクレフシ(仮称) 投稿者:Nabita

写真は透過光で撮った実体顕微鏡写真で、左の大きい影がタマバエ幼虫の死体、右の小さい影がタマバエ幼虫を殺したコバチの幼虫です。タマバエ死体には吸汁された傷跡と考えられる黒点が見えます。以上の観察は、撮影後に葉を解剖して確認しております。1枚目の写真に写っている円紋はいずれもゴールでしたが、全て寄生されており、生きた形成者は見られませんでした。また、翌9月27日に青森市の八甲田山麓でも、同じゴール1個がある1葉を採集しましたが、こちらも寄生でした。
ゴール名としては、全く膨らんでいないので、ツルアジサイハワモンフシかツルアジサイハフクレズフシとかにしたい気もありますが、形成者幼虫が無事であれば、少しは膨れているかもしれませんので、無難にツルアジサイハフクレフシでよいかと思います。


寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2015/10/05(Mon) 17:37 No.1882
Re: イワガラミハフクレフシ(仮称) 投稿者:湯川淳一

Nabita 様: イワガラミのタマバエゴールは初めての発見です。イワガラミハフクレフシ C-2968 としましょう。それにしても、こんな薄いゴールを形成して寄生蜂の格好の餌食となっているようですね。それを補償して、生存率を高めるための生活史戦略を備えているのでしょうか! 大変興味のあるところです。マサキタマバエと比較してみたいですね。

2015/10/05(Mon) 20:50 No.1886
Re: ツルアジサイハフクレフシ(仮称) 投稿者:Nabita

湯川先生、コメントありがとうございます。タマバエのゴールを解剖していると、寄生率が著しく高いものがあり、どのようにして個体群を維持できているのか、他人事(?)ながら大変に心配です。
マサキタマバエは巣瀬さんが青森県内各地で記録してくださっていますが、未だ見つけたことがありません。市街地の生垣で、ちらっと見てもなく、山林のツルマサキは積雪に埋まってしまうような貧弱な個体しか発見したことがなく、そうしたものにはゴールは着いていません。今度、巣瀬さんにお会いする機会があれば、探すコツを伺いたいものです。


2015/09/28(Mon) 15:55 No.1863
オオバクロモジメウロコフシ 投稿者:小泉

多雪地帯の群馬県沼田市玉原高原でオオバクロモジメウロコフシ?に出会いました。
私は初めて見たので分からないのですがオオバクロモジメウロコフシで間違いないでしょうか?


寄主植物:
撮影年月日:2015年9月27日/群馬県沼田市
 

2015/09/28(Mon) 15:57 No.1865
Re: オオバクロモジメウロコフシ 投稿者:小泉

持ち帰って撮影してみました。

寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2015/09/28(Mon) 15:58 No.1866
Re: オオバクロモジメウロコフシ 投稿者:小泉

切断したものです

寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2015/10/01(Thu) 16:59 No.1869
Re: オオバクロモジメウロコフシ 投稿者:南 常雄

小泉様、ご投稿ありがとうございます。オオバクロモジは北海道南部に自生し、ゴールも観察できますが、2齢幼虫が入っているものを9月下旬に、1度しか観察したことがありません。ゴールの断面は、私が解剖したときのものと、良く似ていますので、オオバクロモジメウロコフシに間違いないと思います。
ゴール内で幼虫越冬するのではないかと思い、今年5月下旬に道南で数個、観察しましたが、既にゴール内に幼虫を見ることができませんでした。
湯川先生に生活史なども、ご教示をいただければと思い、連絡をしました。


2015/10/02(Fri) 08:46 No.1871
Re: オオバクロモジメウロコフシ 投稿者:小泉

南様、ご回答ありがとうございます。
今までオオバクロモジメウロコフシは観察したことが無く、南さんの写真を見ると芽鱗が整然と並んでいるのに私が観察したものは芽鱗が数枚しか数えられないものもあって外見では違うのかもなんて思っていました。解剖してみると確かに南さんの写真とよく似ていました。


2015/10/05(Mon) 17:14 No.1881
Re: オオバクロモジメウロコフシ 投稿者:湯川淳一

小泉正人様: ご投稿のゴールは、オオナクロモジメウロコフシ C-2505b で間違いございません。これまで、北海道や青森県、新潟県など発見されていますので、群馬県からは初記録です。クロモジメウロフシ C-2505a は、埼玉県、東京都、神奈川県、和歌山県で知られています。このタマバエの生活史は、まだ、分かっていませんし、成虫が得られていませんので、種の同定もなされていません。ゴール内で幼虫越冬してくれますと、成虫も羽化させやすいのですが ......。

2015/10/05(Mon) 22:25 No.1888
Re: オオバクロモジメウロコフシ 投稿者:南 常雄

湯川先生、ご教示ありがとうございます。
今シーズン中(10月)に、道南へ観察に行く予定をしているので、ゴールを採集できそうな場所へ観察に行ってみます。せめて越冬状況くらいは、今シーズン中に観察したいと思います。


2015/10/06(Tue) 09:25 No.1890
Re: オオバクロモジメウロコフシ 投稿者:小泉

湯川先生、ご教示ありがとうございました。群馬県初記録なのですね・・・
玉原は雪深くスノーシューでも履かないといけませんので冬期や初春季はなかなか行けませんので越冬状況は難しそうです。


2015/09/27(Sun) 20:36 No.1861
クサボタンツボミフクレフシ 投稿者:Nabita

Flower pod gall on Clematis stans (Ranunculaceae)
表題のゴールは「虫えい図鑑」巻末のリストには載っていますが、図示・解説がないので、どのようなゴールなのか興味がありました。見つかってみると、一目でツボミフクレフシとわかるもので、キク科のツボミフクレフシに通じる外部形態をしていました。


寄主植物:クサボタ
撮影年月日:2015年9月20日/青森県黒石市
 

2015/09/27(Sun) 20:38 No.1862
Re: クサボタンツボミフクレフシ 投稿者:Nabita

明らかに幼虫脱出後と思われる古そうなものも含めて、10ゴールほど採集してきましたが、生きた形成者が入っていたのは、1個に2齢と思われる白色幼虫が2頭だけ、もう1個は捕食性のタマバエ幼虫に襲われたと考えられる橙黄色の新鮮なタマバエ幼虫死体ひとつと、捕食性タマバエと考えられた2齢位の幼虫1頭でした。写真は幼虫死体で、捕食者は撮影準備をしている間にゴール裏側(閉じた状態での表面側)に逃走して写っていません。他のゴールは全て脱出済みでした。

寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2015/10/05(Mon) 17:02 No.1880
Re: クサボタンツボミフクレフシ 投稿者:湯川淳一

Nabita さん: クサボタンツボミフクレフシは、門前先生が 1929年(1932年は間違い)にクサボタンツボミフシとして発表された虫えい和名を改称したものです。私の手元には、古いコピーがあるのですが、図版が不鮮明ですので、ゴールの記載をそのままいかに書き写します。
「クサボタンの花蕾が短太となり開かず、稍円錐形を呈し先端尖りて直径4粍位に達す。採集地、栃木県日光、採集期八月。」
恐らく、Nabita さんが発見されたゴールと同じものと思われますが、いかがでしょうか?


2015/10/05(Mon) 20:33 No.1885
Re: クサボタンツボミフクレフシ 投稿者:Nabita

湯川先生、ご多忙でお疲れのところ、古い文献の記述をご紹介くださり、誠にありがとうございます。
ゴールの大きさ等、測っておりませんでしたが、橙色の幼虫を2mmとすると、もう少しゴールは大きそうですが、門前先生が確認されたのは、もう少し早いタイミングであったことも考えられますので、形態的には矛盾がないと思います。


2015/09/27(Sun) 09:35 No.1859
アキグミミナガフシ、続報 投稿者:ハンマー

2015年9月6日のNo.1788の続報です。
9月19日には写真のように表面がいびつになったゴールが見られ、それを持ち帰って、観察していたところ、幼虫が脱出してきました。地中で越冬するものと思われます。
一部は湯川先生にお送りし、一部は飼育してみようと思っています。


寄主植物:アキグミ Elaeagnus umbellata
撮影年月日:2015年9月22日/兵庫県三田市
 

2015/10/05(Mon) 16:25 No.1879
Re: アキグミミナガフシ、続報 投稿者:湯川淳一

ハンマー様: 反応が遅くなって申し訳ございません。やはり、幼虫だゴールから脱出しましたか! このまま地上で越冬ですね。幼虫をお送り下さるとのこと、到着を楽しみにしております。DNA 解析をやってみます。属の見当がつくと良いのですが。

2015/09/27(Sun) 06:26 No.1857
クズハトガリタマフシ? 投稿者:松園民章

クズハトガリタマフシと思いましたが、完全な球形なので違うように思います。詳しい図鑑がないので宜うお願いしますm(_ _)m


寄主植物:クズ
撮影年月日:2015年9月26日/長崎県佐世保市
 

2015/09/27(Sun) 07:08 No.1858
Re: クズハトガリタマフシ? 投稿者:akaitori

クズハウラタマフシに似て見えました。

http://blogs.yahoo.co.jp/huoguo303/63509209.html


2015/09/27(Sun) 19:15 No.1860
Re: クズハトガリタマフシ? 投稿者:松園民章

akaitoriさん、ありがとうございます

2015/10/05(Mon) 16:15 No.1878
Re: クズハトガリタマフシ? 投稿者:湯川淳一

松園民章様: ご投稿有難うございました。akaitori さんのご賢察の通り、ご投稿いただいたゴールは、クズハウラタマフシ C-3380 で、タマバエの一種によって形成されたものです。タマバエは、まだ、同定されていませんが、クズハトガリタマフシ C-3390a を形成するクズトガリタマバエ Pitydiplosis puerariae Yukawa, Ikenaga et Sato, 2012 とは、別属の未記載種です。成虫は、地上に落下したゴールから5月頃に羽化しますので、なかなか、成虫標本の得難いタマバエです。このゴールには、マメトビコバチ科の同居峰が入っていることがあり、しばしば、ゴール形成者と間違われます。タマバエの幼虫には胸骨がありますので、区別できます。この時期に蛹化しているのはマメトビコバチの可能性が大です。

2015/09/26(Sat) 14:32 No.1851
ゴマナクキフクレフシでしょうか? 投稿者:小泉正人

赤城木の家で野生きのこ実習の時に見かけたゴマナ(多分)の虫えいですが普通に有るものだろうと写真だけ撮って帰ってきましたが分かりませんでした。
虫えい図鑑のリストにはゴマナクキフクレフシと言う名称が有りましたが、それでしょうか?


寄主植物:ゴマナ?
撮影年月日:2015年9月18日/群馬県前橋市赤城山
 

2015/09/26(Sat) 14:32 No.1852
Re: ゴマナクキフクレフシでしょうか? 投稿者:小泉正人

アップです

寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2015/09/26(Sat) 14:33 No.1853
Re: ゴマナクキフクレフシでしょうか? 投稿者:小泉正人

幼虫室

寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2015/09/26(Sat) 17:19 No.1854
Re: ゴマナクキフクレフシでしょうか? 投稿者:湯川淳一

小泉正人様: 私もゴマナクキフクレフシを実際に見たことがありませんが、進士先生(1944)の虫えい図鑑の81ページの写真から判断しますと、ご賢察の通り、ゴマナクキフクレフシだと思います。ゴール内部の状況を初めて拝見させて頂き、進士先生の幼虫の記述から推測して、このゴールはウロコタマバエの一種 Lasioptera sp. によって形成されたものと思われます。内部に幼虫はいませんでしたでしょうか? 3齢幼虫がゴール内で越冬しますので、この時期には、幼虫が入っているはずです。もし、再度、このゴールを採集される機会がございましたら、ぜひ、DNA 解析のためにご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。と申しますのも、近年、旧北区(ギリシャ、トルコ、ルーマニア、日本)で同時多発しておりますトマトウロコタマバエの同定を依頼され、日本産の様々なウロコタマバエのDNA 解析を終えたところですが、ゴマナのゴールは、Lasioptera との確信がなく、漏れていました。厚かましいお願いで、誠に恐縮です。なお、このゴールは岩手県や宮城県でも発見されています(進士 1944)ので、本州北部各地で見られることと思います。

2015/10/03(Sat) 15:30 No.1875
Re: ゴマナクキフクレフシでしょうか? 投稿者:湯川淳一

小泉正人様: ゴールの標本をお送り下さり有難うございました。この植物は、ゴマナではなく、ヒヨドリバナでした。ゴールは、ヒヨドリバナクキズイフシ D-0920a で、形成者は、ヒヨドリバナウロコタマバエ Lasioptera euphobiae です。ゴールの中には、3齢幼虫が沢山入っていました。このまま、越冬するものと思います。いずれにしましても、Lasioptera の標本は DNA 解析で、各地のはプロタイプを見るのに必要ですので、大変ありがたく頂戴いたしました。早速、解析に回し、各地の標本と比較致します。

2015/10/06(Tue) 16:01 No.1891
Re: ゴマナクキフクレフシでしょうか? 投稿者:小泉

ヒヨドリバナとゴマナを間違えてご迷惑おかけしました。
でも、Lasioptera のハプロタイプを見るのに役立ったようなので良かったです。これからも色々とご教示よろしくお願いいたします。


2015/09/25(Fri) 07:57 No.1849
ヒメジソクキコブフシ(仮称) 投稿者:Nabita

Stem gall on Mosla dianthera (Lamiaceae)
イヌトウバナクキコブフシを探していて、ヒメジソの群落も雰囲気が似ているなぁと、そちらの群落をかき分けてみたら、何と本当に茎のゴールがありました。主茎または分枝にほぼ球形のゴールがあります。
この掲示板にも海外の方も訪れてくれるようになったので、ホスト植物の学名とゴール部位をサブタイトルとして付けてみました。


寄主植物:ヒメジソ
撮影年月日:2015年9月20日/青森県平内町
 

2015/09/25(Fri) 08:00 No.1850
Re: ヒメジソクキコブフシ(仮称) 投稿者:Nabita

茎のゴールは複数のものが連続している場合もあり、そうした場合は茎中央の中空部を通じて連続しているようにも考えられました。いずれにしろ、ある程度のサイズのあるゴールには橙黄色のタマバエ幼虫が複数入っていました。

寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2015/09/26(Sat) 18:38 No.1855
Re: ヒメジソクキコブフシ(仮称) 投稿者:湯川淳一

Nabita 様: ヒメジソのゴールは初めてです。これも Lasioptera かも知れませんね。 シソ科では、テンニンソウやイヌトウバナのクキコブフシがウロコタマバエ Lasioptera によると分かっていますので、ヒメジソの場合も Lasiopetra の可能性大ですね。ゴール内部の幼虫の写真でも、その可能性が伺えます。ぜひ、幼虫標本の DNA 解析をさせてください。新しいゴールは、ヒメジソクキコブフシ D-0524 にしましょう。

2015/09/26(Sat) 21:26 No.1856
Re: ヒメジソクキコブフシ(仮称) 投稿者:Nabita

湯川先生、コメントならびにゴール名の決定とゴール番号の付与、誠にありがとうございます。
ヒメジソはその後も別の産地で見ていますが、それらの地点でゴールはみつかりません。1枚目の写真など、発見地点で撮影していた時は、不注意でストロボが発光しないようにしてしまっていたので、これでも一番ましなもので、まともな写真が1枚もありません。Lasiopteraの可能性があるなら、この後もずっとゴール自体は残りそうなので、後日改めて撮影・採集に行こうと思います。
なお、ヒメジソのゴールは、この掲示板でも先月に、No.1677-1679で、よしゆきさんが、ハマキケフシとでも呼べそうなものを投稿くださっています。1679の写真は寄生バチのような気がしますが、1678の隙間の奥に見える幼虫はタマバエのようにも見えますので、改めてご確認いただければと思います。写真をクリックすると、別ページが新たに開いて、少し大きく表示されます。


2015/09/23(Wed) 08:28 No.1844
no.1713 これは虫えいでしょうか? 続報 投稿者:Iwasaki

1713で kanちゃん さんから投稿のあったイネ科草本と同じものと思われるゴールを、北海道で再確認できました。上富良野町の渓流沿いのミヤマドジョウツナギです。多数自生している同植物に高頻度で見られるわけではありませんが、見つかる場所では近接した株・茎に5から10ゴール程度見られることが多いようです。解体してみたところ、褐色の2.5mm長くらいの囲蛹状のものが1ゴールに5個体ほど収まっていました。一見するとキモグリバエやハモグリバエの蛹のようですが、前・後気門が認められず、環縫群ではありません。タマバエ幼虫の身体が硬化して囲蛹を形成するのか不勉強ですが、雰囲気はタマバエ幼虫に近いように感じます。ゴールは多数確保したので、湯川先生に別件のサンプルと共にお送りしたいと思います。
 以前同じものを見たときも、恐らく解体して中身を見ていたような記憶がよみがえりました。一見するとキモグリ、ハモグリバエのように思われるものが全くの別物だったことによほど落胆したのでしょう。同じときに採集したキモグリバエ(茎内の囲蛹→羽化)、ハモグリバエ(潜孔幼虫→羽化せず)は飼育記録があるのに、当該物件は記録しておらず、かつ記憶からも抜け落ちてしまっていたようです。もったいないことをしてしまいました。


寄主植物:ミヤマドジョウツナギ
撮影年月日:2015年9月22日/北海道上富良野町
 

2015/09/23(Wed) 15:56 No.1845
Re: no.1713 これは虫えいでしょうか? 続報 投稿者:湯川淳一

Iwasaki様: ミヤマドジョウツナギのゴールのご投稿を有難うございました。タマバエでは、コムギの害虫で有名なヘシアンタマバエ(= ヘシアンバエ) Mayetiola destructor が、写真のような囲蛹を形成することが知られています。このタマバエは日本で未発見ですし、この属も日本で記録がありません。もし、ミヤマドジョウツナギのタマバエが、Mayetiola 属だとすると、大変興味深い発見となります。標本を拝見するのを楽しみにしています。
福岡での昆虫学会大会が無事に終了しました。盛会でした。


2015/09/23(Wed) 18:52 No.1848
Re: no.1713 これは虫えいでしょうか? 続報 投稿者:Iwasaki

湯川先生 コメントをありがとうございます。囲蛹を形成するタマバエも少なくないのかと勝手に思い込んでおりました。ヘシアンタマバエの囲蛹をネット上で見てみると、植物体内の収まり方は似ています。一方、?尾端(緩やかに突出している部分)の形状が異なるようです。今回のものは1844に示したように漢字の凸の字の上部のような形状が明瞭です。外部からタマバエ幼虫の特徴を探してもよくわからず、どちらが頭やら判断すらできなかったので、解体摘出してしまった囲蛹を2個体ほど割ってみました。内部にはさらに幼虫(白色)が見られ、発達は弱い(短い)ものの胸骨が見られてタマバエであることが確認できました。その際、前掲の写真で示した囲蛹の尖がっている部分が頭部とわかった次第です。Mayetiola属なのか近縁属なのか、専門外には予想もつきませんが、正体判明が楽しみです。すっかり忘れていたゴールについて日の目をみるきっかけを作っていただいた第一功労者の kanちゃん さんに感謝いたします。

2015/10/04(Sun) 16:21 No.1876
Re: no.1713 これは虫えいでしょうか? 続報 投稿者:湯川淳一

Iwasaki 様: ミヤマドジョウツナギのゴールをお送り下さり、誠に有難うございました。早速ゴールを解剖しました。大部分は囲蛹でしたが、2匹だけ3齢幼虫を得ることができました。胸骨を確認し、タマバエであることが明らかとなりました。恐らく、Mayetiola 属のタマバエでしょう。この属は日本から初めての発見となります。胸骨は一本角型で、Mayetiola holci Kieffer のものに似ていますが、多分、別種でしょう。Mayetiola 属のタマバエは旧北区から 29 種が知られており、すべて、イネ科を寄主としますが、ミヤマドジョウツナギなど Glyceria 属を寄主とする種は記録されていません。同定・記載には成虫標本が必要ですので、来春、再度、ゴールを採集し、成虫を羽化させて下さいますようにお願い申し上げます。
ゴール和名をミヤマドジョウツナギクキフクレフシ E-0055 として、登録しておきます。大変珍しいタマバエをご投稿下さり、誠に有難うございました。


2015/10/04(Sun) 18:59 No.1877
Re: no.1713 これは虫えいでしょうか? 続報 投稿者:Iwasaki

湯川先生 解説ありがとうございます。最初に見たのはおそらく20年以上以前である(たしか1990年です)ゴールの正体を知ることができました。名前だけは聞いた記憶のあるヘシアンタマバエの仲間だったとは感慨深いものがあります。
 今回の採集場所はすでに初雪のニュースも流れており、恐らく今後半年近く雪の下になるのではないかと思います。林道などもなくアプローチは少々難しい場所ですが、たぶん他の場所でも渓流沿いのミヤマドジョウツナギでは見つけられる可能性が高いのではないかと思います。長い積雪を経たのちのゴールをうまくみつけられるかどうかは不透明なので、もちろん越冬後のゴールも探しますが、当年ゴールのみが見つかった場合には多数捕獲しておいて越冬を試みることにします。手元にも今回の採集で解体したゴール内の囲蛹が数個体残っているので、冷蔵してみることにします。


2015/09/22(Tue) 16:12 No.1840
イタヤカエデの虫えいについて 投稿者:mikuriya

9月12日に富士山の1000メートル付近で、イタヤカエデと思われる植物の葉に形成されている虫えいを見つけました。『日本原色虫えい図鑑』にはイタヤカエデを寄主とする虫えいは記載されていないようです。
形成者はフシダニかと思いますが、何かおわかりのとがありましたらご教示ください。


寄主植物:イタヤカエデ
撮影年月日:2015年9月12日/静岡県裾野市
 

2015/09/22(Tue) 18:38 No.1841
Re: イタヤカエデの虫えいについて 投稿者:akaitori

イタヤカエデハイボフシに似て見えました。

http://www.galls.coo.net/42-mukurogi/11-kaede/index.html


2015/09/22(Tue) 21:06 No.1842
Re: イタヤカエデの虫えいについて 投稿者:mikuriya

akaitori様
コメントをありがとうございました。
ホームページも拝見しました。
たいへん勉強になりました。感謝申し上げます。


2015/09/23(Wed) 00:31 No.1843
Re: イタヤカエデの虫えいについて 投稿者:南 常雄

mikuriya様、akaitori様、ご投稿ありがとうございます。
詳細は分かりませんが、他のムクロジ科の葉表にも、フシダニによる同様のゴールを複数観察することができますが、寄主によってゴールの形がことなります。同じ葉の中で世代交代がおこなわれ、春から秋まで見ることができると思います。


2015/09/19(Sat) 22:31 No.1834
Actinidia rufa虫えい果 投稿者:李筱玲

I found Actinidia rufa 虫えい果 on the ground at 9月下旬 last year. I picked up some of them back home to observe at 10月下旬. There are many gall midges and 寄生蜂 continually 羽化. But the Actinidia rufa blossom at 4月下旬 ~ 5月中旬, do they have 冬世代 for host alternation?

寄主植物:Actinidia rufa
撮影年月日:2014年9月26日/台灣台北陽明山
 

2015/09/20(Sun) 23:14 No.1836
Re: Actinidia rufa虫えい果 投稿者:湯川淳一

李筱玲様: Thank you very much for submitting an interesting gall of Actinidia rufa. Yes, the gall midge emerging from fruit galls on Actinidia rufa will possibly alternate host plants for overwintering. In Japan, we have Pseudasphondylia matatabi, which induces fruit galls on Actinidia polygama and emerges in September to October. We have been suspecting that it alternates host plants for overwintering but we have not yet found its winter hosts. I hope you will be able to find alternate host plants nearby the place where you have found the fruit gall of Actinidia rufa.
In addition, I hope to examine the specimens of your gall midge and its parasitoids emerged from the galls on A. rufa. I would appreciate it very much if you could kindly send me some of your specimens for morphological and molecular comparison with the Japanese species. Your species may be a new species of the genus Pseudasphondylia. I think that Mr. Minami will let you know my post address and e-mail address.



2015/09/21(Mon) 18:20 No.1838
Re: Actinidia rufa虫えい果 投稿者:李筱玲

Dear湯川淳一教授:
Thank you very much for your detailed explanation. Those specimens had already sent to Dr. Gene for study last year, and he had cooperated with your student Dr. Matsuo for identifying.


2015/09/23(Wed) 16:10 No.1847
Re: Actinidia rufa虫えい果 投稿者:湯川淳一

李筱玲 様: Probably, Gene-san sent specimens of parasitoids to Dr, Matsuo for identification. I have been expecting him to send me some of his gall midge specimens for comparison with the Japanese species.

2015/09/17(Thu) 15:28 No.1826
チシマザサの葉が巻かれていました。 投稿者:小泉

虫えいかどうか分からないのですが、チシマザサの新梢の葉が巻かれ太くなっていて枯れかけていました。開いてみると中にタマバエの幼虫でしょうか・・・たくさんいました。
何匹かがジャンプして飛び出していきました。これも虫えいの一種なのでしょうか?


寄主植物:チシマザサ
撮影年月日:2015年9月13日/群馬県沼田市玉原高原
 

2015/09/17(Thu) 15:29 No.1827
Re: チシマザサの葉が巻かれていました。 投稿者:小泉

拡大です。
なお、標本は採取してありません。


寄主植物:チシマザサ
撮影年月日:年月日/


2015/09/17(Thu) 17:03 No.1828
Re: チシマザサの葉が巻かれていました。 投稿者:湯川淳一

小泉様: チシマザサの新梢の葉が巻かれ太くなっている由、初めて写真を拝見いたしました。タマバエゴールの可能性がありますが、幼虫で確認させていただきたいと存じます。今回は幼虫標本を採集されていないのは、大変残念です。次の機会がございましたら、ぜひ、幼虫標本の採集をお願い申し上げます。

2015/09/17(Thu) 18:22 No.1831
Re: チシマザサの葉が巻かれていました。 投稿者:小泉正人

ゴールの可能性大ですか・・・27日にも玉原高原で自然観察会が有りますので注意して見てみます。

ところでシロヨメナのゴールですが、現在花瓶にさしてありますがいかがいたしましょうか?


2015/09/20(Sun) 23:17 No.1837
Re: チシマザサの葉が巻かれていました。 投稿者:湯川淳一

小泉さん: シロヨメナのゴールは、幼虫が成熟しましたら、標本を拝見させて下さい。他のキク科のゴールの幼虫と比較させていただきたいと存じます。現在、九大で日本昆虫学会の大会開催されています、対応が遅くなり申し訳ございません。

2015/09/21(Mon) 19:45 No.1839
Re: チシマザサの葉が巻かれていました。 投稿者:小泉正人

湯川先生、シロヨメナのゴールですが残念ながら管理が悪く黒褐色に萎びてしまいました。(やはり素人はダメですね・・・)
来年も採取場所には行きますので採れたら直ぐにお送りいたします。




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