0057667
虫えい同好会掲示板
[トップに戻る] [アルバム] [留意事項] [過去ログ] [管 理 用]
おなまえ
 Eメール非表示 非リンク
タイトル
投稿記事
 参照URL
 添付画像
寄主植物
写真情報 撮影年月日日/場所(都道府県 市町村)
(上記のの箇所は添付画像が無いとログに表示されません。)
投稿キー (任意の英数字で8文字以内)
(上記のの箇所はすべて記入しないと投稿できません。)
 文字色

2016/04/10(Sun) 22:48 No.2133
ヒメジソクキコブフシ、続報 投稿者:ハンマー

No.1849でNabitaさんが、No.1902で私が投稿したヒメジソクキコブフシですが、その時点では、幼虫が脱出してゴールが空になると、投稿しました。それに対して、湯川先生がLasioptera属 通常はゴール内で、3齢幼虫で越冬するので意外だといった投稿をされていました。それが気になっていましたが、先日、立ち枯れのヒメジソに脱出孔のないゴールをみつけて割ってみたところ、生きた幼虫が残っていました。
写真右の幼虫は干からびて死んでいましたが、左の幼虫は生きていました。同時に脱出孔のないゴール数個を得ることができましたので、飼育してみます。


寄主植物:ヒメジソ
撮影年月日:2016年3月26日/兵庫県三田市
 

2016/04/11(Mon) 12:21 No.2135
Re: ヒメジソクキコブフシ、続報 投稿者:湯川淳一

ハンマー様: ヒメジソクキコブフシの中に幼虫がいたというご投稿、誠に有難うございました。成虫を羽化させて、Lasioptera であることをご確認頂けますれば、有難いと存じます。以前、ハンマーさんからお送り頂いた標本と、Nabita さんから送って頂いた標本、それに、栃木県で採集されたシラゲヒメジソからの標本を、DNA 解析に回しているのですが、まだ、旨く解析できていません。再度、チャレンジをさせて頂きます。いずれも、Lasioptera と言う前提で、トマトウロコタマバエとの比較を試みています。今後ともよろしくお願い申し上げます。

2016/04/07(Thu) 07:31 No.2127
アキグミメフクレフシ 投稿者:Nabita

アキグミメフクレフシは、No.1632でハンマーさんが、兵庫県から報告してくださいましたが、それは茎頂の生長点が止まったゴールでした。ここで紹介するのは、本来であれば越冬芽となるはずであったと思われる腋芽のゴールで、大きいものでは長さ8mm程ありました。

寄主植物:アキグミ
撮影年月日:2015年10月17日/青森県東通村
 

2016/04/07(Thu) 07:32 No.2128
Re: アキグミメフクレフシ 投稿者:Nabita

この膨らんだ腋芽を解剖しても、中に何も虫が入っていませんでしたが、芽を構成していた芽鱗の内側や生長点の状態などから、これは冬芽のゴールで間違いなく、形成者はタマバエと考えられました。なお、別の植物個体で正常な越冬芽を確認したところ、1mm位の大きさしかありませんでした。
進士先生が「虫えいと虫えい昆虫」で示された写真は、この腋芽のゴールですが、時期が書かれていないので、腋芽と茎頂のゴールの形成者の異同は再検討の必要がありそうです。
これで、冬枯れ対策として準備していたネタは終了です。


寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2016/04/09(Sat) 20:54 No.2129
Re: アキグミメフクレフシ 投稿者:湯川淳一

Narita さん:アキグミの腋芽のゴールのご投稿を有難うございました。タマバエらしいとのこと、とても興味があります。1齢幼虫で越冬の可能性もありますので、幼虫が小さくて、見えにくい場合もあります。もう少し、時期が進んでから、ご確認頂けますとありがたいです。

2016/04/09(Sat) 21:12 No.2130
Re: アキグミメフクレフシ 投稿者:Nabita

湯川先生、コメントありがとうございました。2枚目の写真では分かり辛いですが、発見時点で中心付近の鱗片と生長点は黒くなって崩壊していたので、形成者は脱出済みであると考えました。ゴール芽は10個位採集したと思いますが、いずれも同様の状態でした。いずれにしろ、再確認したいと考えております。

2016/04/10(Sun) 22:23 No.2132
Re: アキグミメフクレフシ 投稿者:ハンマー

Nabitaさん、私は昨年投稿した写真は確かに頂芽に形成されたゴールでしたが、実際には腋芽にも同様のゴールが形成されていました。投稿した時点(7月26日)ですでに幼虫は3齢で、8月中に幼虫はゴールから脱出して、すべてのゴールは空になりました。その後、9月中旬頃から次の世代のゴールが形成され始め、11月までに、幼虫が脱出し、空になったゴールは落ちずに翌春まで残る、というのが私の観察です。
夏の世代なら、なんとか成虫を得ることができるかも知れないと思っています。


2016/04/11(Mon) 21:23 No.2136
Re: アキグミメフクレフシ 投稿者:Nabita

ハンマーさん、ご教示ありがとうございます。御地では、頂芽と腋芽に同時にゴールが見られるのですね。私が見つけたのは、20cm位の実生苗だったこともあるのか、腋芽のゴールしか見つけられませんでした。この小苗の状態であれば、雪の下になれば脱出後のゴールは脱落してしまうのではないかと思います。また、御地では2世代とのことで、夏にも注意して探してみようと思います。

2016/04/03(Sun) 23:46 No.2125
エゴノキの葉に産卵するタマバエ 投稿者:ハンマー

今シーズンの初投稿になります。
エゴノキの葉裏に産卵するタマバエをみつけました。
赤い卵が多くの葉にみられましたが、成虫の姿は少なく、産卵のピークはもう少し前だったのだろうと思います。ご存知のように、エゴノキには多種類のゴールが形成されますので、どんなゴールができるか楽しみです。


寄主植物:エゴノキ
撮影年月日:2016年4月2日/兵庫県三田市
 

2016/04/06(Wed) 13:51 No.2126
Re: エゴノキの葉に産卵するタマバエ 投稿者:湯川淳一

ハンマー様:エゴノキに産卵するメスの写真は、非常に貴重です。どの様なゴールになるのか、楽しみです。かなり集中産卵するのでしょうね。3月下旬から4月上旬にかけて、産卵のピークがある様ですね。エゴノキは3枚の葉が一斉に開葉する春葉と、その後、順次開葉する夏葉に区別できます。今回の産卵は、春葉が対象のようですね。エゴノキのゴールが、どちらの葉に形成されるかを調べることで、産卵時期の推測が可能になります。これまでの私の手元のデータには、春葉と夏葉の区別が書かれていませんので、今年からは、注意して、記録しようと思います。産卵の写真で調査のヒントを下さり、有難うございました。

ちなみに、エゴツルクビオトシブミは、春葉3枚の内の真ん中の最も大きい葉を巻き、次世代は、夏葉の中でシンクロした葉を巻きます (Tokuda et al., 2001, Entomological Science 4: 229-237).


2016/04/10(Sun) 21:47 No.2131
Re: エゴノキの葉に産卵するタマバエ 投稿者:ハンマー

湯川先生、コメントありがとうございます。
お礼が遅くなって申し訳ありません。
どんなゴールが形成されるかは、今後、継続観察します。
産卵メスは数匹採集しましたので、お送りします。

エゴツルクビオトシブミは、大発生した年もありましたが、どの葉を巻くかを注意してみたことはありませんでした。


寄主植物:
撮影年月日:2010年6月24日/兵庫県三田市


2016/03/31(Thu) 07:35 No.2121
タマブキハナフクレフシ? 投稿者:Nabita

私がタマブキで確認済みのゴールはハヒラタキイロフシだけで、2014年に本掲示板に投稿させていただきました。ゴールがある植物ということで、タマブキは必ずざっとは見ることにしています。そうしたところ、ざっと見ただけでわかる2cm以上の巨大な物体が茎頂にありました。
一目でゴールとわかりますが、表面には脱出孔らしき穴が見えます。付近の株も見ましたが、これ1個しかありません。しかしながら、これはハナフクレフシと思われますので、そうであれば幼虫の発育にばらつきがあるが通常なので、まだ残っている幼虫がいる可能性は十分あります。


寄主植物:タマブキ
撮影年月日:2015年10月4日/青森市
 

2016/03/31(Thu) 07:35 No.2122
Re: タマブキハナフクレフシ? 投稿者:Nabita

採集して来たゴールを半分に切ったところ、幼虫室は空ばかりで、辛うじて右上に橙黄色のタマバエ幼虫が見えますが、それに気づいた直後に、その幼虫から離れ奥に逃げていく捕食性の幼虫が見え、つまりは生き残っていた形成者幼虫はタッチの差で捕食者の手にかかり、生きたまま採ることはできませんでした。

寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2016/03/31(Thu) 20:34 No.2123
Re: タマブキハナフクレフシ? 投稿者:湯川淳一

Nabita さん:ご投稿の写真は、タマブキの腋芽や花芽に形成される球状の虫えいで、D-0848. タマブキメタマフシとして、間も無く出版されます「青森県で発見された虫えい」山内・喜久村・湯川に含まれています。未同定のタマバエの一種によるもので、十和田市宇樽部と青森市内真部で採集されています。ぜひ、成虫を得たいものと思っています。

2016/03/31(Thu) 21:32 No.2124
Re: タマブキハナフクレフシ? 投稿者:Nabita

湯川先生、早速のご教示ありがとうございます。ハナフクレフシだとばかり思っていましたが、メタマフシになるのですか。確かに一般的なハナフクレフシと比べるとゴール壁が厚いように見えます。腋芽にも出来るとなると、むかごと間違わないように注意して観察しないといけませんね。「青森県で発見された虫えい」ではどのようなゴールが記録されるのか、非常に興味津々です。

2016/03/24(Thu) 07:45 No.2115
イタヤカエデハクフレフシ 投稿者:Nabita

春分の日も過ぎ、暖地の方々からリアルタイムの投稿がいただけるようになり、それに伴いこの掲示板の閲覧数も増えているようで、嬉しい限りです。
とはいえ、準備していた冬枯れ対策ネタも投稿させてください。
下北半島で調査していたら、イタヤカエデの葉の一部が褐変しており、その変色部を良く見ると、正円に近い膨らみが並んでいました。


寄主植物:イタヤカエデ
撮影年月日:2015年8月8日/青森県東通村
 

2016/03/24(Thu) 07:46 No.2116
Re: イタヤカエデハクフレフシ 投稿者:Nabita

この葉を手に取って、裏側をみると正円の中心には小さな穴があり(写真の左側)、幼虫脱出後のハフクレフシの残骸と考えられました。試みに表皮を剥いだところ、正円部は容易に葉表側と葉裏側に分離させることができました(中央と右側の膨らみ)。ヨーロッパではカエデにハフクレフシを作るタマバエがいるそうですから、これもそうではないかと考えられます。

寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2016/03/24(Thu) 14:53 No.2117
Re: イタヤカエデハクフレフシ 投稿者:南 常雄

Nabita 様 ご投稿ありがとうございます。
虫えい図鑑の寄主別一覧に掲載の「イタヤカエデハクフレフシ」と同じものかも知れませんね。7月中の出現が推測されますが、いかがでしょうか。こちらでも気をつけて観察してみます。


2016/03/24(Thu) 20:56 No.2118
Re: イタヤカエデハクフレフシ 投稿者:Nabita

南さん、早速のコメントありがとうございます。虫えい図鑑のリストにイタヤカエデハフクレフシが、載っていましたか。確認するのを怠っており、失礼いたしました。十中八九同じものかと思います。8月上旬で既に脱出済みで、かつゴール部分が枯れていたので、幼虫の生育時期も南さんのご賢察の通りではないかと思います。お互い、生きた形成者を探してみましょう。

2016/03/21(Mon) 11:07 No.2110
虫の卵のようなフシ? 投稿者:yamasanae

コナラの幹に、5mmくらいの筋の入った、まるで虫の卵のようなものがありました。非常に硬く、また、これだけポロリととれるのですが、中にタマバチのようなものが入っていました。
このような、フシはあるのでしょうか。ご教示いただけると嬉しいのですが、よろしくお願いします。


寄主植物:コナラ
撮影年月日:2016年3月12日/茨城県土浦市
 

2016/03/21(Mon) 11:10 No.2111
Re: 虫の卵のようなフシ? 投稿者:yamasanae

非常にボケているのですが、タマバチの類と思われる虫の写真を添付します。
写真を撮った後、手からこぼれて、わからなくなってしまいました。


寄主植物:コナラ
撮影年月日:2016年3月12日/茨城県土浦市


2016/03/24(Thu) 00:58 No.2112
Re: 虫の卵のようなフシ? 投稿者:井手

虫えい図鑑には載っていなかったと思いますが、同じようにコナラの枝の幹寄りの部分に形成されているのを何度か採集したことがあります。同居蜂しか出てきたことがなかったため、一番形が近いハコネナラタマバチAndricus hakonensisの単性世代虫えい「ナラエダムレタマフシ」が、同居蜂の加害を受けて変形したものかとも考えていましたが、写真の成虫はゴール形成蜂のようですね。ハコネナラタマバチに近い別種の可能性もありそうです。まだぎりぎり採集できるかもしれませんね。自分も探してみます。

2016/03/24(Thu) 07:17 No.2114
Re: 虫の卵のようなフシ? 投稿者:南 常雄

yamasanae 様 ご投稿ありがとうございます。
井出 様 そうそう、コメントならびにご教示をありがとうございます。
ナラエダムレタマフシで思い出しました。カシワに形成されたナラエダムレタマフシが採集後に脱落して、えい果が腐敗し中の幼虫室だけになったものが、同様の形をしていました。参考までに写真を添付します。このゴールからタマバチが羽化しましたが、卵の殻を割って出てくるようでとても興味深かったです。


寄主植物:カシワ
撮影年月日:2006年6月26日/北海道雄武町


2016/03/28(Mon) 19:38 No.2119
Re: 虫の卵のようなフシ? 投稿者:yamasanae

井出さま 南さま
コメントありがとうございました。こういうゴールもあるのですね。
たまたま、オオミドリシジミの卵を探していて出会ったものですが、虫えいも色々で面白そうです。また、注意をしてみてみたいと思います。


2016/03/19(Sat) 21:18 No.2105
ヤマガラがナラメカイメンタマフシの中身を食べました。 投稿者:M

久々お邪魔いたします。

庭のコナラのナラメカイメンタマフシがヤマガラに食べられましたので、こちらにも載せさせていただきます。
この枝では、2015年11月20日お昼頃(気温20℃もありましたが)に、ナラハウラマルタマフシから育った成虫と思われる有翅のタマバチが産卵しておりましたので、マーキングをしておりました。
2016年3月16日に、ナラメカイメンタマフシを確認しました。
昨日からの雨で、コナラの開葉が始まりましたので、このゴールの葉なども少し成長しています。
ヤマガラは、このゴールを持ち去り、横枝のとまり脚ではさんで、ほじくっていましたが、1分ほどで、また同じ枝に飛来、そして、もう1個できていたそばの小さなゴールを持ち去りました。



寄主植物:コナラ
撮影年月日:2016年3月19日/福岡県筑紫野市
 

2016/03/19(Sat) 21:58 No.2106
Re: ヤマガラがナラメカイメンタマフシの中身を食べました。 投稿者:南 常雄

Mさん、ご投稿ありがとうございます。
こちらでは、ナラメカイメンタマフシの出現は、早くても5月上旬になりそうです。虫えい図鑑のナラメカイメンタマフシの項の分布に北海道は含まれていませんが、5年前に発見以後、数箇所で観察することができました。
ゴールの中の幼虫を食べる小鳥は、わりと少ないのではないかと思います。状況は異なりますが、こちらでも枝などに形成されたゴール内で越冬している幼虫が、キツツキ類に穴を開けられた食痕を見ることがあります。


2016/03/19(Sat) 23:37 No.2107
Re: ヤマガラがナラメカイメンタマフシの中身を食べました。 投稿者:M

南様 早々にコメントありがとうございました。 温暖化が進めば、ナラメカイメンタマフシがそちらで増えてくるかもしれないですね。 
野鳥は、硬い種の殻を割って、その中身の柔らかい部分を食べていることがあります。このゴールも同じような感覚でしょうか。
キツツキ類が穴をゴールに開けるのは初めて知りました。こちらでも注意してみます。


2016/03/20(Sun) 07:50 No.2108
Re: ヤマガラがナラメカイメンタマフシの中身を食べました。 投稿者:akaitori

ネットなどを見ると、鳥が虫えいの虫を食べた記録として、
ケヤキフクロフシ(スズメ)、エノキハトガリタマフシ(スズメ)
クヌギハナカイメンフシ(マヒワ)
ミズナラメウロコタマフシ(ヤマガラ)
クヌギエダイガフシ(コゲラ)
などがありました。小さい鳥ばかりですね。

ヒガラとシジュウカラのシロダモの虫こぶ採食観察報告
https://www.city.abiko.chiba.jp/bird-mus/info2/list.files/2015.11.Vol.21_3.pdf


2016/03/20(Sun) 21:23 No.2109
Re: ヤマガラがナラメカイメンタマフシの中身を食べました。 投稿者:M

akaitori 様

色々野鳥は学習して食べているようですね。ありがとうございました。


2016/03/24(Thu) 01:03 No.2113
Re: ヤマガラがナラメカイメンタマフシの中身を食べました。 投稿者:井手

写真感動しました!茨城でもナラメカイメンタマフシが先週から目立ち始め、順調に成熟しています。

2016/03/30(Wed) 21:26 No.2120
Re: ヤマガラがナラメカイメンタマフシの中身を食べました。 投稿者:M

井出様 ヤマガラとの距離が近かったので、撮れました。コメントありがとうございました。

2016/03/17(Thu) 07:28 No.2100
トシアシショウマハチジミフシ? 投稿者:Nabita

まだ葉だけの時期だったので、植物の同定に自信がありませんが、トリアシショウマと思われるものの葉が、ハオレフシ・ハチジミフシ状になっていました。外側から見ても、葉が折れた部分は赤褐色になっており、これはタマバエのゴールとして期待大です。

寄主植物:トシアシショウマ?
撮影年月日:2015年7月18日/青森県黒石市
 

2016/03/17(Thu) 07:29 No.2101
Re: トシアシショウマハチジミフシ? 投稿者:Nabita

この葉を採ってきて、実体顕微鏡下で葉を開いてみたところ、生きた形成者は確認できず、かすかに胸骨のようなものが確認できる、白いタマバエと思われる幼虫の死体がありました。

寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2016/03/18(Fri) 12:32 No.2103
Re: トシアシショウマハチジミフシ? 投稿者:湯川淳一

Narita さん:トリアシショウマには、Mycetodiplosis sp. と言うタマバエによるトリアシショウマハグキフクレフシ C-2969 が形成されることが東北各県で知られています。しかし、今回のは、ハオレフシ・ハチジミフシ状ということですので、別ものかもしれませんん。胸骨らしきものが確認出来る白色幼虫の死体が見つかった由、ぜひ、生きた幼虫の確認をお願いします。ただし、ハオレフシ・ハチジミフシは、アブラムシによって形成されることもあり、捕食性のタマバエが侵入している場合もありますので、要注意です。

2016/03/18(Fri) 20:04 No.2104
Re: トシアシショウマハチジミフシ? 投稿者:Nabita

湯川先生、コメント・ご教示ありがとうございます。トリアシショウマハグキフクレフシはそれとなく探してはいるのですが、まだ見つけられておりません。東北各県でも見つかっているということは、結構普通ということですね。葉に作られるゴールは年次変動が大きいものがあったりしますので、今年は一層注意したいと思います。進士先生の図鑑で「トリアシショウマスジフクレ」として図示されているもので良いのですよね。
先週からの掲示板投稿は、冬枯れ対策としても穴埋め的な記事なので、中途半端なもので申し訳ありません。とりあえずネタを準備した分は、投稿を続けたいと思いますが、暖地の方のリアルタイムの投稿を熱望しております。


2016/03/10(Thu) 07:35 No.2096
コブシハツヅリフシ? 投稿者:Nabita

冬枯れ対策の週1投稿もネタ切れになり、タマバエによるものと考えているものの、生きた形成者を確認できなかったゴールについて、発見順に紹介していきたいと思います。皆さんの地域でも探していただき、形成者が確認されれば嬉しいです。
昨春の湯川先生からのキタコブシハグキケコブフシ発見情報で、コブシを見ていたところ、写真のようなハマキフシかハオレフシのようなものがありました。


寄主植物:コブシ
撮影年月日:2015年6月13日/青森県八戸市(旧南郷村)
 

2016/03/10(Thu) 07:36 No.2097
Re: コブシハツヅリフシ? 投稿者:Nabita

この葉を開いたところ、まだ新鮮なタマバエ幼虫の死体が1個だけ見られました。捕食者に襲われた直後のものと思われます。幼虫1頭だけのゴールとしては大きいので、多分他の幼虫は、無事に脱出したか、捕食者に連れ去られたのでしょう。
進士先生の「虫えいと虫えい昆虫(「えい」は漢字です)」には、コブシハツヅリというのが載っていて、これは複数の葉が合着するようですが、これと同じものである可能性が高いように思います。


寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2016/03/10(Thu) 20:00 No.2098
Re: コブシハツヅリフシ? 投稿者:湯川淳一

Nabita さん:進士先生のコブシハツヅリは、虫えい図鑑で、コブシハマキフシに改称してあります。進士先生は、5月に蛹化し、成虫となって飛来し産卵すると書いておられますので、6月13日のゴールは、新しい世代のものでしょうね。2015年5月に青森県むつ市芦崎で採集されたものは、コブシハマキフシ C-2466 として、まもなく、青森自然誌研究に発表の予定です。

2016/03/11(Fri) 07:36 No.2099
Re: コブシハツヅリフシ? 投稿者:Nabita

湯川先生、ご教示ありがとうございます。むつ市でも確認されているとのことで、6月に既に次世代が出ているというのは、北国としては早いですね。青森自然誌研究会には入っていないので、記事を拝見できるのは、発行→県立図書館に納本→図書館での整理・登録→一般利用者が閲覧可能、とタイムラグがありますので、6月位になりそうですが、他にどのようなゴールが記録されるのか大変に楽しみです。情報のご提供、誠にありがとうございました。

2016/03/03(Thu) 07:39 No.2092
カンボクのハクボミフシ 投稿者:Nabita

カンボクがあったので眺めていたら、葉にいかにもなゴールがありました。かなり顕著なものなので、タマバエのゴールだったらいいなと思ったのですが、この掲示板の熱心な読者には既にお察しのように、冬枯れ対策投稿なのでタマバエではありません。

寄主植物:カンボク
撮影年月日:2015年10月11日/青森県黒石市
 

2016/03/03(Thu) 07:40 No.2093
Re: カンボクのハクボミフシ 投稿者:Nabita

ゴール部分の葉を裏側から見ると、裏面側は大きく開口・陥没しており、ハクボミフシ型のゴールと見なされました。
ゴール内には灰白色の絨毛状の繊維があり、フシダニのゴールのようです。実体顕微鏡で観察すると、フシダニを確認することができました。写真はモノクロにしたものではなく、これで元々の色です。


寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2016/03/03(Thu) 12:13 No.2094
Re: カンボクのハクボミフシ 投稿者:南 常雄

Nabita様、毎々、ご投稿ありがとうございます。
このゴールは、フシダニによって形成されるカワラマツのゴールに、内外部ともに形状が似ています。何かフシダニによって形成される特徴があるのかも知れません。
昨年の写真やメモの整理がやっと終わりましたが、今シーズンは雪が融けるまで冬眠させていただきます。


2016/03/03(Thu) 20:20 No.2095
Re: カンボクのハクボミフシ 投稿者:Nabita

南さん、コメントありがとうございます。カワラマツバのゴールは南さんの図鑑で存在を知り、探したところ青森県の日本海側の海岸で2〜3地点で見つけることができました。改めて記憶をたどると、他の地域では見ていない気がします(ホスト自体も)。
とりあえず、3月中の分は冬枯れ対策投稿の準備をしておりますが、そろそろ暖かい地域の方からの、リアルタイムの投稿が恋しい頃ですね。


2016/02/24(Wed) 07:43 No.2091
ヌルデの2大ゴール 揃い踏み 投稿者:Nabita

たまに著名ゴールも投稿します。2013年秋にこの掲示板が発足したことに刺激を受け、2014年から虫こぶが私のメインの調査対象になりました。その前からも虫こぶに興味はあったのですが、ヌルデミミフシは1回しか見たことがなく、また見たいと思っていましたし、そもそも見たことがないヌルデハベニサンゴフシはもっと見たいので、ヌルデを見つけるたびに探していました。
初めて行った林道を歩いていると、樹高5〜6m位のヌルデがあり、ミミフシが木のてっぺん近くに見えました。コンデジのズームではゴマ粒のようにしか映らないので、幹にすがりつき、木全体をたわめるようにして、順繰り枝を引き降ろして撮影しました。枝を離した後、もしかしたらもっとミミフシがあるかもと、改めて木全体を見たところ、ハベニサンゴフシもありました!
再び幹をたわめて、枝を引き降ろして撮影したところ、同じ枝の2葉に続けてミミフシとハベニサンゴフシが付いているという写真が撮れましたが、弓なりになった木を片手で押さえての撮影なので、こんな写真しか撮れませんでした。
木曜日に投稿していましたが、今日から県外出張なので1日早くなりました。


寄主植物:ヌルデ
撮影年月日:2014年10月13日/青森県七戸町
 

2016/02/18(Thu) 07:25 No.2086
クロバナヒキオコシのアブラムシえい 投稿者:Nabita

昨年秋にヤマハッカメツノフシを見つけた時に、「虫えい図鑑」で図示・解説のあるメフクレフシだろうと思ったものの、ゴール内部の構造が図鑑の記述と異なることが気になりました。同じゴールが同属のクロバナヒキオコシでも見られるとの記述もあったので、大株を見たことがある場所に行ってみました。
メフクレフシは見つかりませんでしたが、写真のような腋芽から伸びた葉が叢生し、ギョウザのように閉じたゴールがありました。


寄主植物:クロバナヒキオコシ
撮影年月日:2015年9月13日/青森県黒石市
 

2016/02/18(Thu) 07:26 No.2087
Re: クロバナヒキオコシのアブラムシえい 投稿者:Nabita

このゴールを開いてみたら、内部にはアブラムシがいて、アブラムシのゴールであることがわかりました。
アブラムシのゴールは更に続きます。


寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2016/02/11(Thu) 19:33 No.2083
ノコギリソウのアブラムシえい 投稿者:Nabita

先週のケブカミバエがらみの投稿です。
青森県の津軽半島や下北半島の海岸には、ノコギリソウがけっこう多く、これの頭果を利用するホソバネケブカミバエは、国内では青森県でしか見つかっていないかもしれません。ミバエの成虫がいたら写真を撮りたいなと、ノコギリソウを見たら茎頂の葉が縮れていました。
これを採集して来て、解剖したところ、縮れた葉の塊の内側にアブラムシがいて、アブラムシのゴールであるのがわかりましたが、内部の写真を撮るのは忘れました。
アブラムシのゴールは来週に続きます。


寄主植物:ノコギリソウ
撮影年月日:2014年8月9日/青森県中泊町(旧小泊村)
 

2016/02/04(Thu) 07:51 No.2073
シラヤマギクのツボミフクレフシ? 投稿者:Nabita

シラヤマギクがあったので、ゴールを探したら、ツボミフクレフシのようなものありました。こういう小さなツボミフクレフシは見たことがありませんでしたが、触ってみると硬い手応えがあり、ゴールで良さそうな雰囲気でした。

寄主植物:シラヤマギク
撮影年月日:2015年8月16日/青森県黒石市
 

2016/02/04(Thu) 07:52 No.2074
Re: シラヤマギクのツボミフクレフシ? 投稿者:Nabita

硬い蕾を開いてみたら、中にはハエの蛹がありました。キク科の頭花を利用しているということで、ケブカミバエ亜科の可能性が考えられ、そうであれば私でも同定できる可能性が高いので、とりあえず羽化を期待することにしました。

寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2016/02/04(Thu) 07:54 No.2075
Re: シラヤマギクのツボミフクレフシ? 投稿者:Nabita

この蛹は解体したゴールごとプラシャーレに入れて置いたら、1週間ほどで無事に羽化して、ツマホシケブカミバエであることがわかりました。ケブカミバエ亜科はキク科の頭果内で種子を摂食するものが多いのですが、今回見つかったものは白色の舌状花がゴールに残存しているなど、種子利用とは異なり、胚珠を摂食していたのではないかと考えられます。これにより開花に至らなかったのであれば、ゴールと見なし得るのではないかと思います。
ちなみに、アザミやコウゾリナの頭果を割れば幼虫や蛹を見つけやすい、キイロケブカミバエやコウゾリナケブカミバエは、内部で種子を食害しますが、それらの頭果の頂部には枯れた花弁か伸びてきた冠毛が見られ、開花後のものであるのがわかります。


寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2016/02/07(Sun) 21:28 No.2077
Re: シラヤマギクのツボミフクレフシ? 投稿者:湯川淳一

Narita 様:シラヤマギクのツボミフクレフシがミバエの虫えいであったこと、また、虫えい形成者がツマホシケブカミバエであったことなどをご投稿頂き、誠に有難うございました。私も初めて見るものでしたので、勉強になり、喜んでおります。ミバエの専門家に連絡しておきます。

2016/02/08(Mon) 20:31 No.2078
Re: シラヤマギクのツボミフクレフシ? 投稿者:Nabita

湯川先生、コメントありがとうございました。ツマホシケブカミバエは普通種というわけではありませんが、何回か採集したことがあります。ゴールを探すようになってから、シラヤマギクは3か所でしか見たことがないので、他のキク科、特にAster属の別の種も利用しているかもしれないので、今後とも注意してみたいと思います。良く似た同属種にツママダラケブカミバエというのもあるので、こちらの宿主も見つかればいいですね。

2016/02/09(Tue) 20:29 No.2080 ホームページ
Re: シラヤマギクのツボミフクレフシ? 投稿者:ハンマー

Nabita様、いつも興味深い投稿をありがとうございます。
今回のミバエについては、完全に忘れていましたが、お写真をみて思い出しました。
2012年にヒヨドリバナに産卵するミバエを撮影して、「一寸のハエにも五分の大和魂・改」という双翅目の掲示板に投稿し、ツマホシケブカミバエだろうというご意見をいただきました。参照URLをご覧ください。同じキク科とはいえヒヨドリバナとシラヤマギクではかなりかけ離れているように思いますが、いかがでしょうか? なお、ヒヨドリバナでハエのゴールを見たことはありません。


2016/02/10(Wed) 20:29 No.2082
Re: シラヤマギクのツボミフクレフシ? 投稿者:Nabita

ハンマーさま、コメントありがとうございます。「一寸のハエにも五分の大和魂・改」は私も毎日チェックしているのですが、ハンマーさんの投稿は全く忘れていました。この属は一応斑紋で区別できると認識していたので、ハンマーさんが観察されたものも同種のように思います。確かに植物どうしはあまり近縁ではないですので、ホストレンジが広いのかもしれませんね。湯川先生がミバエの専門家に掲示板へのコメントをお願いしてくださったようですので、近日中によりはっきりしたことがわかるかもしれません。

2016/02/15(Mon) 13:40 No.2084
Re: シラヤマギクのツボミフクレフシ? 投稿者:末吉昌宏

末吉と申します。湯川先生からこの記事の紹介をいただきました。

寄生者はツマホシケブカミバエ Trupanea convergens です。ヤクシソウなどが寄主植物として知られており、ヒヨドリバナからも羽化しているようですね。シラヤマギクは寄主植物として新しい発見になります。

属 Trupanea の種には多数のキク科植物を寄主とするものも知られており、虫えい形成者も世界から何種類か知られています。

今回のシラヤマギクの蕾に虫えいが形成されたかどうかは(例えば、花床や萼片の組織の肥大や増殖があったかどうか)を確認しないと何とも言えません。花が咲く前に胚珠を食べてしまって、その空洞で蛹化したように見えます。ヤクシソウの蕾も寄生されるとそのような感じで食害されており、萼片に多少の変形がありましたが虫えいという感じはしませんでした。


2016/02/15(Mon) 20:20 No.2085
Re: シラヤマギクのツボミフクレフシ? 投稿者:Nabita

末吉さま、ミバエの専門家としての、丁寧で詳しいコメントありがとうございました。
最初に種名の判定をしてくださったので、一瞬誤同定だったかとあせりましたが、そうではなかったようで休心しました。
確かに虫えいと断じたのは早計だったようです。タマバエでは、植物に入っている場合は、肉眼的な変形がわからない場合でも、深く考えずに虫えいとして掲示板に投稿していましたので、ついいつもの癖が出ました。
ただ、総苞が融合したように固くなっているなど、ただ単に蕾の内側を食べられただけではない変化がありますので、産卵されたタイミングの問題だけかもしれませんが、この掲示板では準虫えい的な扱いでも許容範囲となりませんでしょうか。いずれにしろ、新宿主ということで、わざわざ末吉さんにおいでいただいたかいがありました。


2016/02/02(Tue) 22:38 No.2070
アラカシの虫えいについて 投稿者:mikuriya

アラカシと思われるカシの葉裏の葉脈に形成された虫えいの殻を見つけました。この虫えいが何かおわかりになりますでしょうか。それから、虫えいのすぐ近くに双翅目の虫が何者かによってはりつけられていました。虫えいとの関係は考えられますでしようか。ご教示いただけますと幸いです。

寄主植物:アラカシ
撮影年月日:2016年1月31日/静岡県裾野市
 

2016/02/02(Tue) 22:40 No.2071
Re: アラカシの虫えいについて 投稿者:mikuriya

こちらが、虫えいがついていたのと同じ葉裏についていたハエです。

寄主植物:アラカシ
撮影年月日:2016年1月31日/静岡県裾野市


2016/02/03(Wed) 20:51 No.2072
Re: アラカシの虫えいについて 投稿者:Nabita

mikuriyaさん、アラカシのゴールについての投稿ありがとうございます。常緑樫は雪国にはないので、具体的な情報を持ち合わせておりませんが、タマバチによるもののように思われます。
葉に張り付いていたハエ目成虫は、翅脈などがはっきり見えませんが、全体的な雰囲気からはユスリカ科のように思われますので、何かの偶然(カメムシ目が排泄した甘露に張り付いたとか)で、葉にくっついたものではないでしょうか。


2016/02/04(Thu) 21:36 No.2076
Re: アラカシの虫えいについて 投稿者:mikuriya

Nabita様
コメントありがとうございました。
タマバチだとするとカシワハマルタマフシかとも思うのですが、この虫えいは秋には落下するようです。
殻となっても葉上に残る種がないか、もう少し調べてみたいと思います。


2016/02/08(Mon) 22:35 No.2079
Re: アラカシの虫えいについて 投稿者:井手

こんにちは、井手といいます。タマバチの研究をしています。
寄主がアラカシということで、カシハコタマフシで間違いないと思います。この虫えいからはタマバチ科の同居蜂 Saphonecrus shirokashicola(添付画像)が脱出してくることがわかっています。同居蜂の加害を受けた虫えいは葉上に残るということなので、おそらくこの虫えいも、このハチが脱出したものではないかと思われます。ご参考になれば幸いです。


寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2016/02/21(Sun) 18:01 No.2088
Re: アラカシの虫えいについて 投稿者:mikuriya

井手様
お礼が遅くなりたいへん失礼いたしました。コメントをいただき、感謝申し上げます。
実は本日、飼育下の別のカシハコタマフシからのタマバチの羽化を確認しました。
葉上にはカツハツトタマフシもついていたのですが、こちらは脱出孔が確認できませんので、カシハコタマフシからの羽化と考えられます。その個体がSaphonecrus shirokashicolaであるかどうか、確認していただけますでしょうか。たびたびのお願いで恐縮ですが、よろしくお願いいたします。


寄主植物:アラカシ
撮影年月日:2016年2月21日/静岡県御殿場市


2016/02/21(Sun) 23:43 No.2089
Re: アラカシの虫えいについて 投稿者:井手

いえいえ。追加情報ありがとうございます。

う〜ん。写真からはこれがSaphonecrus shirokashicolaかどうかは判断できませんが、おなかと触角の感じからして雄のようです。この時期に雄が出てきているということは、このハチも同居蜂ではあると思います。

ちなみにカシハツトタマフシからはSaphonecrus shirakashiiというよく似た同居蜂が出てくることが知られていて、もしかするとそちらの可能性もあるかもしれません。なりそこないのカシハツトタマフシはいびつな丸っこい形になっていたりします。


2016/02/22(Mon) 05:47 No.2090
Re: アラカシの虫えいについて 投稿者:mikuriya

井手様
コメントありがとうございます。
今回脱出したと思われる虫こぶは、確かにいびつなかたちをしていました。
他にも同様の例がないが観察を続けたいと思います。
ありがとうございました。


2016/01/28(Thu) 08:00 No.2065
コシアブラのミフクレフシ 投稿者:Nabita

既に書いたように、ウコギ科には必ず何かゴールがあるとの信念(思い込み)を持って、ゴール未発見のコシアブラを見ていると、果実が明らかに肥大しているものがあり、何と果梗まで果序の中で突出して長いという、ゴール当確のものがありました。
肝心の写真がピンボケで申し訳ありません。


寄主植物:コシアブラ
撮影年月日:2015年8月30日/青森市
 

2016/01/28(Thu) 08:01 No.2066
Re: コシアブラのミフクレフシ 投稿者:Nabita

この果実を解剖したところ、内部にはガの幼虫がいましたが、またまたピンボケ写真で面目ありません。同じゴールは青森市の東隣の平内町にもありました。

寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2016/01/28(Thu) 08:03 No.2067
Re: コシアブラのミフクレフシ 投稿者:Nabita

なお、コシアブラの果序の基部が不自然に膨らんでいるものが青森市と平内町で見られましたが、これらは解剖しても中に虫は見つけられず、少なくとも虫えいではないようでした。

青森県にあるウコギ科では、ゴールに興味を持ってからは、まだハリブキを見ていないので、これにもゴールを見つけたいというのが今年の目標ですが、既に複数種のゴールが形成されることが知られているキヅタでも未だ何も見つけられていませんし、APG分類ではチドメグサもウコギ科になったので、ウコギ科制覇は見果てぬ夢なのでしょうね。


寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2016/01/28(Thu) 18:34 No.2068
Re: コシアブラのミフクレフシ 投稿者:湯川淳一

Narita さん:コシアブラのミフクレフシのご投稿、興味深く拝見しました。これまで、ウコギ科の実や蕾のタマバエゴールは、ウドミフクレフシ C-4160a やタラノキミフクレフシ C-4160b、トチバニンジンミヒラタフクレフシ C-4168、キヅタツボミフクレフシ C-4170、キヅタミフクレフシ C-4172、タカノツメミフクレフシ C-4174 が知られています。コシアブラのミフクレフシには、蛾の幼虫が入っていたそうですが、ゴールの形状はウドやタラノキのタマバエのゴールにも似ているような気がします。さらなる情報を楽しみにしております。

2016/01/29(Fri) 20:12 No.2069
Re: コシアブラのミフクレフシ 投稿者:Nabita

湯川先生、コメント・ご教示ありがとうございました。お礼が遅くなり申し訳ありません。
ウドとタラノキは同属ですが、ミフクレフシの形成者は異なっているのではないかと考えております。
コシアブラのミフクレフシは、以前にハンマーさんが、カクレミノの果実のゴールを紹介してくださったものに類似しているのではないかと思います。他のゴールもあるかもしれませんので、今後もウコギ科各種で探すつもりです。


2016/01/21(Thu) 07:42 No.2061
センニンソウのハオレフシ 投稿者:Nabita

先週の当初予告では、ウコギ科の予定でしたが、形成者がキジラミの可能性のあるものが、2014年の写真から見つかったので、とりあえずそちらを先にお目にかけたいと思います。
センニンソウの小葉が折れて、ハオレフシ型のゴールになっており、小葉の中肋で折れているものの、一般的なハオレフシとは異なり、小葉の中肋を境に片側の葉身には縮れもみられます。


寄主植物:センニンソウ
撮影年月日:2014年8月9日/青森県中泊町(旧小泊村)
 

2016/01/21(Thu) 07:43 No.2062
Re: センニンソウのハオレフシ 投稿者:Nabita

折れた小葉を開くと、内部にワックスが沢山分泌されていたので、アブラムシかぁと思ったのですが、改めて写真を見ると、このワックスの状態はむしろキジラミの可能性の方が高いのではないかと思い直しました。ゴールがハオレフシ型で、片側だけの葉身に縮みがみられるのも、キジラミの可能性を補強するのではないかと思います。

寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2016/01/22(Fri) 09:53 No.2063
Re: センニンソウのハオレフシ 投稿者:宮武頼夫

Nabitaさん
 センニンソウのゴールの写真を拝見しました。一見すると、ちょっとアケビのベニキジラミのゴールのようですね。でも、片側だけが縮れてよりゴール化しているのが、違った点ですね。内部の写真は、かなり幼虫もキジラミの可能性が高いですが、やはりこの写真だけでは、結論が出せません。せめてこのままの乾燥標本になっていたら(液浸がベターですが)、キジラミかどうかは確定できると思いますが。今季、成虫の確認をお願いします。


2016/01/22(Fri) 19:42 No.2064
Re: センニンソウのハオレフシ 投稿者:Nabita

宮武さん、コメント・ご教示ありがとうございます。毎度、欲求不満が残るような投稿で申し訳ありません。腹吻類はキジラミだけは少しわかりますが、それ以外はさっぱりなので、腹吻類だなと見切ると、なかなかそれ以上は確認しようという気持ちが湧きません。とはいえ、キジラミはもう少しわかるようになりたいので、今後はキジラミかどうかの確認は必ずするようにし、それらしいものは飼育(別名放置プレイ)ならびに数が得られたものは液浸標本にもします。昨年はタマバエ幼虫の標本だけで、サンプル瓶300本採りましたが、さすがに今年は減ると思います。その分、他のゴールメーカーについても、もう少しまともな投稿できるように努めますので、本年もよろしくお願いいたします。

2016/01/14(Thu) 07:50 No.2056
キジラミのゴール? 投稿者:Nabita

何となく、ウコギ科はゴールが出来る種類が多いという印象を持っているので、見つければ必ず探すことにしています。
青森県では個体数が少ない、タカノツメの結果樹を見つけたので、以前にハンマーさんが投稿してくれた、ミフクレフシがないかと探したのですが、残念ながら見つかりませんでした。
しかしながら、何度か見にいくうちに、付近に幼木もあるのがわかり、それらも探したところ、ハベリマキフシがありました。


寄主植物:タカノツメ
撮影年月日:2015年9月5日/青森市
 

2016/01/14(Thu) 07:51 No.2057
Re: キジラミのゴール? 投稿者:Nabita

採集して来た葉の、巻かれた縁はなかなか硬く、巻きを伸ばすことは不可能でしたが、葉の中央側から見て巻きが始まる部分の、平坦な葉身と巻き始まりの間に1頭ずつ虫がいました。
全体的な雰囲気からキジラミだろうと思い、よく確かめませんでしたが、写真を見直すとカイガラムシのようにも見えます。ただ、「虫えい図鑑」によると、国内では明瞭なゴールを作るカイガラムシは(少なくとも図鑑編纂時までには)確認されていないとのことなので、さすればキジラミで良いようにも思えます。写真をクリックすると、少し大きく表示されますので、それを見れば虫は下向きに写っていて、頭部に複眼があるようにも見えます。
6〜7ゴールを解剖した範囲では、1ゴール当たりの虫数は1頭に限られていて、これもキジラミで良いのではないかとの感触となっています。
とはいえ、やはりガイガラムシかアブラムシかもしれず、なおかつ単なる再利用者の可能性もありますので、皆さまのご意見・ご教示をお願いいたします。
キジラミの可能性があるゴールはこれでおしまいですが、ウコギ科のゴールは来週に続きます。


寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2016/01/15(Fri) 10:29 No.2058
Re: キジラミのゴール? 投稿者:宮武頼夫

Nabita さん
 これも初めて見るゴールですね。ゴールの形状や幼虫の写真から判断すると、やはりトガリキジラミ科の1種の可能性が高いです。ただ、幼虫の写真が完全に背面からになってなくて、多少ねじったサイド的な方向になっているので、やや不安は残りますが、体周に分泌毛が見えるので、そう判断しました。このような場合、1点アルコール漬けにして送っていただけば、キジラミかどうかは確定出来ると思いますので、今度からはそのようにお願いします。タカノツメは関西の里山ではごくふつうの樹木ですが、いつもスウィープはしてみるものの、キジラミはまったく居らず、このようなゴールも見かけたことはありません。今後注意したいと思います。


2016/01/15(Fri) 13:39 No.2059
Re: キジラミのゴール? 投稿者:南 常雄

宮武先生、そうそうご教示を賜り、ありがとうございます。

2016/01/15(Fri) 20:41 No.2060
Re: キジラミのゴール? 投稿者:Nabita

宮武さん、ご意見・ご教示、誠にありがとうございます。キジラミの可能性も十分あるとのことで、ダメ出しされなくて休心いたしました。来年からは、とりあえずシャーレ位には入れて置き、死んでも液浸標本にはしておくことにいたいます。冬枯れ対策投稿のネタが春まで引っ張るのが難しそうなので、2014年の写真を見直しておりましたら、もうひとつキジラミかもしれないものがありました。来週もウコギ科のゴールと予告していましたが、先にキジラミの可能性がある方にしたいと思いますので、もう1週ご教示・ご意見をいただきたく思います。
南さんには、一足先に宮武さんのご教示にお礼をお伝えくださり、ありがとうございました。


2016/01/07(Thu) 11:44 No.2053
2016年の年頭に当って 投稿者:南 常雄

元旦に、湯川先生より新年のご挨拶「2年間の掲示板を振り返りつつ、2016年の年頭に当って」をいただきましたのでトップページに掲載いたしております。すでに見られていただいていることと存知ますがご紹介します。
あらためて、湯川先生にお礼を申し上げるとともに、本年もご指導のほどをよろしくお願いいたします。
 

2016/01/07(Thu) 07:29 No.2051
キジラミのゴール4 投稿者:Nabita

大晦日に投稿したオオヨモギのゴールに似て、花序が塊状になったものは、2014年に下北半島の2か所で、オオイタドリでも見ていました。

寄主植物:オオイタドリ
撮影年月日:2014年8月30日/青森県むつ市
 

2016/01/07(Thu) 07:29 No.2052
Re: キジラミのゴール4 投稿者:Nabita

これも花を掻き分けてみると、内側にキジラミ幼虫が見られましたが、個体数はやはり少なかったです。

寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2016/01/07(Thu) 15:58 No.2054
Re: キジラミのゴール4 投稿者:宮武頼夫

Nabita さん

 これまた、「ビックリポン」ですね。イタドリとオオイタドリにはイタドリマダラキジラミAphalara itadori しか知られてなくて、これはハマキフシタイプのゴールを作るので、明らかに別種ですね。成虫の確認が切に望まれます。自分で見に行ってみようかな?


2016/01/07(Thu) 20:49 No.2055
Re: キジラミのゴール4 投稿者:Nabita

宮武さん、早速のコメントありがとうございます。これまた宮武さんもご存じなかったものとのことで、私も「ビックリポン」です。
キジラミのゴール1にも、追加でコメントくださっていたこと、数日前に気づきました。お礼が遅くなり失礼いたしました。
塊状ゴールにいたキジラミの幼虫はオオヨモギのもオイタドリのも4齢位に見えますので、再発見できましたら、飼育にも挑戦してみます。宮武さんに「見たい」と思っていただける標本を提供できればと思います。
投稿は来週に続きますが、次回分はキジラミかどうか自信がありませんので、キジラミでないのもわからないのか!、とびっくりされるかもしれません。




[01] [02] [03] [04] [05] [06] [07] [08] [09] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26]

処理 記事No 投稿キー

- Joyful Note -