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虫えい同好会掲示板
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2017/11/24(Fri) 21:49 No.2918
コナスビの虫えい 投稿者:Tominaga

兵庫県の2箇所(朝来市、神河町)でコナスビメタマケフシ(D-0065)を確認しました。近畿地方では以前に報告した奈良県に次いで2例目です。他府県でも気をつけてみたいと思います。

寄主植物:コナスビ
撮影年月日:2017年11月24日/兵庫県朝来市生野町
 

2017/11/19(Sun) 22:05 No.2912
イチイガシの葉裏の主脈の虫こぶのハチ 投稿者:M

虫こぶからハチが羽化しましたのでお知らせします。

2017年3月22日小郡市三沢採集の葉から同25日と27日に落下した3個の虫こぶを外の鉢に入れて保管していました。以前の観察で、初期ゴールが10月についていましたので、9月半ばに室内容器に移しました。そのまま羽化がなく11月14日にその内の1個を少し削ってみましたら、タマバチのお腹が見えましたので、そのままピルケースに削った部分を下に伏せる形で保管しておりましたら、本日19日自ら脱出口を開けて羽化しました。他の2個はどうなるか不明です。


寄主植物:イチイガシ
撮影年月日:年月日/小郡市三沢
 

2017/11/20(Mon) 17:24 No.2913
Re: イチイガシの葉裏の主脈の虫こぶのハチ 投稿者:M

本日20日、もう1匹羽化脱出いたしました。でもこの個体は翅がうまく開きませんでした。画像のものは、ゴール形成蜂でしょうか?

2017/11/21(Tue) 18:05 No.2914
Re: イチイガシの葉裏の主脈の虫こぶのハチ 投稿者:阿部芳久

M様
貴重なお写真を興味深く拝見しています。画像はゴール形成蜂と思います。


2017/11/21(Tue) 22:39 No.2915
Re: イチイガシの葉裏の主脈の虫こぶのハチ 投稿者:M

阿部芳久先生 ご教示いただき、ありがとうございました。主に会えて嬉しく思いました。

2017/11/11(Sat) 22:25 No.2908
イヌブナの虫えい3種 投稿者:Tominaga

イヌブナの葉にみられた下記の虫えい3種につきまして、正しいかどうかご教示ください。
1.イヌブナハボタンフシ(写真上)
特徴的な形をしていますので、「図鑑」の写真をみて判断しました。
2.イヌブナハマルタマフシ?(写真左下)
葉表にできていました。「図鑑」のリストにはありますが、写真がないのでこれでよいかどうかわかりません。なお、海藤・溝田(2007)の「青葉山市有林(仙台市)の虫こぶ」にはよく似た「イヌブナハタマフシ(仮称)」が報告されていましたが、同じものでしょうか。
3.イヌブナハベリタマフシ(写真右下)
葉裏の縁にできており、「図鑑」の写真をみて判断しました。
以上よろしくお願いします。


寄主植物:イヌブナ
撮影年月日:2017年11月5日/奈良県御杖村
 

2017/11/12(Sun) 18:38 No.2909
Re: イヌブナの虫えい3種 投稿者:湯川淳一

Tominaga 様:ご賢察の通り、イヌブナハボタンフシ C-0610 とイヌブナハベリタマフシ C-1732 です。もう一つは、イヌブナハマルタマフシ C-1737 です。3種類とも奈良県で初めてのものです。これらの虫えいを形成するタマバエの方は、まだ、成虫が得られていませんので、未同定のままです。
 虫えいを旨く越冬させることができると良いのですが。寄生されているものもありますので、かなり多くの虫えいを落下前か、あるいは、落葉に付いたものを採集し、ピートモスを敷いた植木鉢に入れ、ネットか金網をかぶせて、半分ほど土中に埋め越冬させます。春先に掘り出して、羽化を待つと良いのですが、掘り出すタイミングをイヌブナの開葉時に合わせるのに失敗します。時々、虫えいを解剖して、蛹化を確認すると良いと思います。
虫えいがたくさん取れそうな時に、ぜひ、お試し下さい。
南さんは飼育の達人ですから、必要な時はご相談下さい。


2017/11/12(Sun) 22:14 No.2910
Re: イヌブナの虫えい3種 投稿者:Tominaga

湯川先生、ご教示ありがとうございました。
ハボタンフシはよく見られましたが、ハベリタマフシやハマルタマフシは少なかったです。
成虫を羽化させるのは挑戦できればいいのですが、イヌブナは山地の植物ですので、私の住んでいる大阪市内では管理が難しいですね。


2017/11/08(Wed) 22:57 No.2894
アケボノソウの虫えい? 投稿者:Tominaga

アケボノソウをみていて、ふと虫えいがないか気になりました。花は既に終わっており、残っている花弁に包まれた果実をいくつか調べてみました。果実は大きくなると花弁より長くなり突き出ますが、花弁より短くてやや変色した果実(写真は花弁が枯れて縮んでいます)もあり、それを割ってみると白い幼虫が数匹〜十数匹入っていました。持ち帰って観察するとタマバエ幼虫のようで胸骨は二山型でした。
果実自体は特に大きく変形していませんでしたが、これも虫えいと呼べるものでしょうか?


寄主植物:アケボノソウ(リンドウ科)
撮影年月日:2017年11月8日/奈良県十津川村
 

2017/11/08(Wed) 23:00 No.2895
Re: アケボノソウの虫えい? 投稿者:Tominaga

果実を割ったら出てきた幼虫の写真です。

寄主植物:アケボノソウ
撮影年月日:年月日/


2017/11/08(Wed) 23:27 No.2897
Re: アケボノソウの虫えい? 投稿者:湯川淳一

Tominaga 様:いつも珍しい虫えいのご投稿を有難うございます。アケボノソウに形成されるタマバエの虫えいは、これまで見つかったことがありませんでした。もちろん、これも虫えいです。新発見ですので、新しい虫えい和名が必要です。実際に虫えいはご覧になって、どのような虫えい和名が良いか、一つ二つ、候補を上げて頂けないでしょうか? その上で、番号を決定してお知らせいたします。

2017/11/10(Fri) 00:05 No.2899
Re: アケボノソウの虫えい? 投稿者:Tominaga

湯川先生、虫えいとご確認いただきありがとうございました。虫えい名の候補を考えるという宿題をいただき、センスがないのでたいへん悩んでいます。

虫えい名を検討するにあたって、果実の大きさとタマバエ寄生の有無を調べてみることにしました。1本の茎にある未熟な果実15個について割ってみたところ10個に寄生がみられ、幼虫は1個の果実に1〜4匹が入っていました。これらは果実の長さが10〜14mmありました。10mm以下の小さな果実に十数匹入っていたものは、初期に産卵され食害の結果大きく生長できなかったもののようです。当初は「ミチヂミフシ」はどうかと思いましたが、寄生を受けている果実はふつうの大きさもあるので、適当ではないようです。

幼虫が入っていた果実はあまり目立たないものの凹凸がみられました。果実を割ったときに気がついたのは、食害を受けている部分はへこみ(変色している場合が多い)、受けていない部分は種子が生長するためふくらんでいるようでした。このため、外から見ると写真のように凹凸があるように見えます。これを「ミフクレフシ」としてもよいかどうか判断できませんが、とりあえず候補として挙げさせていただきます。

以上、ご検討よろしくお願いします。


寄主植物:アケボノソウ
撮影年月日:年月日/


2017/11/11(Sat) 13:36 No.2903
Re: アケボノソウの虫えい? 投稿者:湯川淳一

Tominaga 様:アケボノソウの虫えいの形状を詳細にお調べ下さり、虫えい和名をお考え頂き誠に有り難うございました。アケボノソウミフクレフシ D-0302 にさせて頂きます。リンドウ科に形成されるタマバエの虫えいとしては、日本で初めての発見です。
3齢幼虫の胸骨が二山型とのことですので、ハリオタマバエ属ではないことが確かです。これから、幼虫が地中で越冬することと思いますが、リンドウのツボミの時期まで地中にいるのか、それまでに、別の植物を経由するのか、生活史が気にかかります。


2017/11/11(Sat) 22:09 No.2907
Re: アケボノソウの虫えい? 投稿者:Tominaga

湯川先生、虫えい和名を決めていただきありがとうございました。
アケボノソウは今までふつうに見ていましたが、まさか虫えいが隠れているとは思いもよりませんでした。なお、幼虫標本は確保しておりますので必要でしたらお知らせください。
今後はその他のリンドウ科でも気をつけてみたいと思います。


2017/11/08(Wed) 20:09 No.2891
レモンエゴマの虫えい 投稿者:shuku

先日、低山でレモンエゴマの虫えいを見かけました。


寄主植物:レモンエゴマ
撮影年月日:2017年11月7日/東京都
 

2017/11/08(Wed) 20:14 No.2892
Re: レモンエゴマの虫えい 投稿者:shuku

(あれー!すみません!途中でアップしてしまいました)

同行の方が虫こぶだよ、と割って見ていましたが、
すでに脱出した後のようでした。
名前は、何というのでしょうか?
ご教授よろしくお願いいたします。


2017/11/08(Wed) 23:19 No.2896
Re: レモンエゴマの虫えい 投稿者:湯川淳一

shuku 様:ご投稿、有難うございました。宮崎県小林市で発見されたレモンエゴマクキコブフシ D-0525
と言うのがあります。その虫えいは、かなり古くて中身は空でしたが、タマバエによるものではないかと考えています。今回ご投稿の虫えいも、まだ、古くはなっていませんが、この虫えいと同じものではないかと思います。中身が脱出済みとは、残念です。来シーズンは、もう少し早い時期に観察して頂けますと有難いです。


2017/11/09(Thu) 17:35 No.2898
Re: レモンエゴマの虫えい 投稿者:shuku

湯川先生、こんにちは。
レモンエゴマクキコブフシというのですね、ありがとうございました!

また行って見たいと思います。まだ居るとよいな(^ ^)


2017/11/10(Fri) 14:51 No.2900
Re: レモンエゴマの虫えい 投稿者:shuku

湯川先生、管理人南さん、こんにちは。

レモンエゴマクキコブフシにまだ残っている幼虫が見られました。
鮮やかなオレンジ色をしています。
2枚目は、偶然にも脱出しようとしている幼虫を見かけました。


寄主植物:レモンエゴマ
撮影年月日:2017年11月10日/東京都八王子市


2017/11/10(Fri) 14:56 No.2901
Re: レモンエゴマの虫えい 投稿者:shuku

いま正に脱出しようとしているレモンエゴマクキコブフシの幼虫の証拠写真です(^ ^;)

小さくてスミマセン。


寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2017/11/11(Sat) 13:15 No.2902
Re: レモンエゴマの虫えい 投稿者:湯川淳一

shuku 様:レモンエゴマクキコブフシから脱出するタマバエ幼虫の貴重な写真を有難うございました。当初は、ウロコタマバエ Lasiptera 属の虫えいかと考えていたのですが、幼虫が虫えいから脱出するのは、ウロコタマバエ属ではありません。茎の中で越冬すれば良いものを、わざわざ、脱出するのは、どんなタマバエか大変興味があります。もし、幼虫の標本を保存されておられましたら、ぜひ、拝見させて頂ければ有難いです。

2017/11/11(Sat) 17:35 No.2904
Re: レモンエゴマの虫えい 投稿者:shuku

湯川先生、コメントありがとうございました。

了解しました、早速送付の準備をいたします。


2017/11/15(Wed) 19:12 No.2911
Re: レモンエゴマの虫えい 投稿者:湯川淳一

shuku 様:早速、沢山のレモンエゴマの虫えいをお送り下さり、誠に有難うございました。早速、解剖致しましたので、ご報告申し上げます。

仰る通り、多くの虫えいは空でしたが、それでも、タマバエの3齢幼虫を23匹得ることができました。幼虫の胸骨は二山型で、しかも、軸の部分が長いため、ウロコタマバエ属の幼虫のように思えました。年末までに、プレパラート標本を作成するとともに、DNA 解析に回して確かめます。幼虫が脱出するということで、ウロコタマバエ属ではないと申し上げましたが、確認する必要が出てきました。3月頃に、再度、虫えいを採集して頂けないでしょうか? 虫えい内で、越冬した幼虫がいるかも知れません。もし、越冬後の幼虫が虫えい内にいますと、やがて虫えい内で蛹化し、成虫が得られるかも知れません。

虫えい内には、シソフシガと思われる幼虫が、3匹ほど見られましたし、空の虫えい内には、糞が残されていましたので、この蛾の幼虫の摂食によって、虫えい内が空になった場合もあると思います。また、 虫えい内には、Platygaster 属と思われる内部寄生蜂の囲蛹の殻が数個残されていました。寄生蜂の寄生によってもタマバエの幼虫が死亡し、虫えいが空になったと場合も考えられます。

大変貴重な、興味深いタマバエの幼虫を検鏡させて頂き、誠に有難うございました。
今後とも、よろしくお願い申し上げます。


2017/11/05(Sun) 23:15 No.2888
シラネセンキュウの虫えい? 投稿者:Tominaga

すでに果実をつけているシラネセンキュウ(セリ科)を見ていたところ、一部まだ咲いていない蕾が残っている花序がありました。子房部分がややふくらんで色がついていたので虫えいかもしれないと思い、念のため採取して袋に入れて持ち帰ったところ、どこからかタマバエの幼虫が出てきていました。蕾をよく観察すると花弁やおしべがいびつに変形しており、それらの間に淡黄色のタマバエ幼虫が入っていました。ふくらんだ子房部分には幼虫はいませんでした。
これも虫えいと呼んでよいでしょうか。なお、幼虫の胸骨は二山型でした。


寄主植物:シラネセンキュウ
撮影年月日:2017年11月5日/奈良県御杖村
 

2017/11/06(Mon) 11:11 No.2890
Re: シラネセンキュウの虫えい? 投稿者:湯川淳一

Tominaga 様:ご投稿頂いたシラネセンキュウの蕾も虫えいと呼んで良いと思います。新発見虫えいです。初めて知りました。シラネセンキュウツボミフクレフシ C-4323 としましょう。
 セリ科の虫えいは、南さんのご尽力で、アマニュウやエゾニュウ、エゾノヨロイグサ、カノツメソウ、シシウド、ヤブジラミなど様々な種で、ミフクレフシが発見されています。幼虫の胸骨は、いずれも、1本角で、Kiefferia 属のタマバエです。(先日のフジハウラタマフシの1本角の幼虫は、現在、解析中です)。
 今回ご投稿の虫えいの幼虫は二山型だそうですので、ミフクレフシを形成するタマバエとは別属だと思います。成虫が、直接、虫えいから羽化してくれると良いのですが。どんなタマバエか、大変興味があります。今後を楽しみにしています。


2017/11/08(Wed) 22:34 No.2893
Re: シラネセンキュウの虫えい? 投稿者:Tominaga

湯川先生、虫えいの命名をしていただきありがとうございます。成虫を得るのは難しいと思いますが、今後も観察できればと思います。
後になって申し訳ありませんが、シラネセンキュウの蕾にいたタマバエの幼虫の写真を添付します。


寄主植物:シラネセンキュウ
撮影年月日:年月日/


2017/11/05(Sun) 09:19 No.2883
ヤブカラシ 虫こぶ 投稿者:宇治のヒカルゲンジ

ヤブカラシの黒く熟した果実を分解すると、中から未熟の種子と何かの幼虫が出てきました。ネットで検索していると、ノブドウミタマバエはヤブカラシにも虫えいを作る、との記述がありましたが、この幼虫はそのノブドウミタマバエのものでしょうか?お分かりの方、お教え願います。なお同じ花序についていたまだ緑色の果実(こちらのほうが多く黒いのは2個のみ)には種子ができていました。

寄主植物:ヤブカラシ
撮影年月日:2017年11月4日/大阪府茨木市
 

2017/11/05(Sun) 22:54 No.2887
Re: ヤブカラシ 虫こぶ 投稿者:湯川淳一

宇治のヒカルゲンジ様:ご投稿有難うございました。幼虫は横向きで、胸骨が見えにくいのですが、恐らく、ノブドウミタマバエの幼虫だと思います。幼虫の前胸(頭部に近い方)の腹面にキチン化した茶色の胸骨があります。頭部側の先端が四山型になっているのご確認頂けますと確実です。虫えい和名は、ヤブガラシミフクレフシ C-3860b です。大阪府では、意外に虫こぶの採集記録が多くありません。今後とも、よろしくお願い申し上げます。

2017/11/06(Mon) 09:00 No.2889
Re: ヤブカラシ 虫こぶ 投稿者:宇治のヒカルゲンジ

湯川 先生

 早速ご回答いただきありがとうございました。
幼虫は逃がしてしましましたので、また最終出来たら詳細確認したいと思います。


2017/11/03(Fri) 21:52 No.2882
エゴノキハウラケタマフシでしょうか? 投稿者:Tominaga

エゴノキの葉裏で10月に確認していたもので、すでに穴が開いている状態でした。虫えい表面に毛が生えているようですのでエゴノキハウラケタマフシと思いますがどうでしょうか。ご教示ください。

寄主植物:エゴノキ
撮影年月日:2017年10月14日/奈良市都祁南之庄町
 

2017/11/05(Sun) 10:31 No.2884
Re: エゴノキハウラケタマフシでしょうか? 投稿者:徳田

Tominaga様

写真を拝見いたしました。
ご高察の通り、エゴノキハウラケタマフシでよろしいかと思います。



2017/11/05(Sun) 21:35 No.2885
Re: エゴノキハウラケタマフシでしょうか? 投稿者:Tominaga

徳田 様、写真をご確認いただきありがとうございました。

本日もエゴノキの葉裏にある虫えいをみつけました。表面には長毛はなく星状毛が密生していました。これもエゴノキハウラケタマフシでよいでしょうか。


寄主植物:エゴノキ
撮影年月日:2017年11月5日/奈良県御杖村


2017/11/05(Sun) 21:37 No.2886
Re: エゴノキハウラケタマフシでしょうか? 投稿者:Tominaga

さらに拡大した写真です。

寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2017/11/11(Sat) 18:38 No.2905
Re: エゴノキハウラケタマフシでしょうか? 投稿者:徳田

Tominaga様

連絡が遅くなり申し訳ありません。

大変珍しい虫えいの写真を見せてくださりありがとうございます。

これはまず間違いなく別の虫えいです。

ケタマフシは葉の表側が少し尖り気味になるのに対し、おそらくこの虫えいは、表側が少し平ために膨らむ程度ではないかと思います。
また、ハウラケタマフシは内部の空間が比較的大きいですが、この虫えいは、おそらく内部が漿質で、かなり詰まっているのではないかと思います。

ハウラアカタマフシと呼んでおります虫えいに少し似ていますが、今の時期に新鮮な虫えいが見られることは通常ありませんので、それともやはり別物だと思います。

私も11月に新鮮な葉の虫えいは見たことがありません。
もし可能でしたら、幼虫標本を確保して置いて頂けませんでしょうか。



2017/11/11(Sat) 22:04 No.2906
Re: エゴノキハウラケタマフシでしょうか? 投稿者:Tominaga

徳田 様、コメントいただきありがとうございます。
ご指摘のとおり、葉表には少し平らにふくらんでいました。また虫えいの断面をみると壁が肉厚でした。
幼虫標本は確保しておきます。


寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2017/10/26(Thu) 16:36 No.2877
虫えいでしょうか? 投稿者:shima

虫えいでしょうか?
寄主植物はハンショウヅル?大きさは4pくらいです。
よろしくお願いします。


寄主植物:ハンショウヅル?
撮影年月日:2017年10月25日/島根県
 

2017/10/26(Thu) 23:07 No.2878
Re: 虫えいでしょうか? 投稿者:南 常雄

shima様 ご投稿ありがとうございます。
菌えいのように見受けられますが、拡大した画像のご投稿が可能であれば、お願いいたします。


2017/10/27(Fri) 08:09 No.2879
Re: 虫えいでしょうか? 投稿者:shima

南 常雄様
 ありがとうございます。
菌えいというのもあるんですね。

拡大画像です。
よろしくお願いします。


寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2017/10/27(Fri) 23:49 No.2880
Re: 虫えいでしょうか? 投稿者:南 常雄

拡大写真をご投稿いただき、ありがとうございます。
詳細は分かりませんが菌えい(さび病の1種)です。さび病は樹木病害として知られていますが、その多くは葉に発症します。病徴として葉の変形や肥大を伴うため、虫えいの1部に菌えいを含めています。
菌えいの表面にドーム状のさび胞子堆を生じ、後にさび胞子堆の頂部が裂開して、中の胞子が飛散します。その際、さび胞子堆の壁が小さい円輪(写真の状態)となって残されます。


2017/10/28(Sat) 06:42 No.2881
Re: 虫えいでしょうか? 投稿者:shima

南 常雄様

大変詳細な解説ありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。


2017/10/14(Sat) 22:31 No.2867
アカネツボミフクレフシ 投稿者:Tominaga

アカネに果実ではない変な形をしたものが付いていました。一度見逃していたのですが、掲示板で見ていたのを思い出して再確認したところ、虫えいであることがわかりました。
つぼみの花冠部分がふくらんで黒く変色しており、子房部分も膨らんでいました。その花冠部分を割ってみると、繭があり中に黄色いタマバエ幼虫がいました。
掲示板No.201で、よしゆき さんが投稿されていたアカネツボミフクレフシと同じものと思いますが、どうでしょうか。


寄主植物:アカネ
撮影年月日:2017年10月14日/奈良県奈良市都祁南之庄町
 

2017/10/14(Sat) 22:36 No.2868
Re: アカネツボミフクレフシ 投稿者:Tominaga

さらに、アカネツボミフクレフシを確認した場所から十数m離れた林縁にオオバノヤエムグラが果実をつけていたのでよく見てみると、普通の果実の中にまじってふくらんだものをみつけました。
すでに黒褐色に変色しており、いくつか割ってみるとカラになっているものもありましたが、アカネツボミフクレフシと同じように繭と黄色いタマバエ幼虫が出てきました。おそらく同一種により形成されているものと思いますが、どうでしょうか。


寄主植物:オオバノヤエムグラ
撮影年月日:2017年10月14日/奈良県奈良市都祁南之庄町


2017/10/15(Sun) 15:15 No.2869
Re: アカネツボミフクレフシ 投稿者:湯川淳一

Tominaga 様:アカネの虫えいのご投稿、有難うございました。ご賢察の通り、この虫えいは、アカネツボミフクレフシ D-0383 で、以前、よしゆきさんが掲示板 No.201で、投稿されていたものと同じです。これまで、栃木、千葉、東京、島根、徳島で見つかっています。奈良県からは初めてです。黄色い幼虫が繭の中にいたとのこと、ハリオタマバエ族の可能性があります。胸骨は、二山型でしょうか、四山型でしょうか?

ヤエムグラツボミフクレフシ D-0389b が知られており、タマバエは Asteralobia 属の一種と考えられています。この他にも、キクムグラツボミフクレフシ D-0389a が福岡県から、 オククルマムグラツボミフクレフシ D-0389c が北海道から、知られていますので、Tominaga さんが発見されたオオバノヤエムグラのツボミフクレフシも同じタマバエによるものかも知れません。オオバノヤエムグラツボミフクレフシ D-0389d と致しましょう。

これらの他に、アカネ科の蕾には、ヘクソカズラツボミホソフシ D-0360 と ヘクソカズラツボミマルフシ D-0370 と言う2種類の虫えいが知られています。前者は、ハリオタマバエの一種、Asphondylia sp. によって形成されることが知られていますが、後者は、ハリオタマバエ族の別属(新属?)かも知れないと考えています。

従いまして、アカネツボミフクレフシを形成するタマバエが、Asphondylia 属なのか、Asteralobia 属なのか。あるいは別属なのか分かりません。ぜひ、幼虫標本を拝見させて頂けますれば有難いと存じます。おついでの時で結構ですから、アカネとオオバノヤエムグラの虫えいから得られました幼虫を、受取人払いでお送り頂けますようお願い申しあげます。


2017/10/15(Sun) 18:26 No.2870
Re: アカネツボミフクレフシ 投稿者:akaitori

私は神奈川県で見ました。


寄主植物:アカネ
撮影年月日:2015年10月18日/神奈川県逗子市


2017/10/16(Mon) 22:12 No.2871
Re: アカネツボミフクレフシ 投稿者:Tominaga

湯川先生、いつも詳細なコメントをいただきありがとうございます。
幼虫の胸骨はアカネ・オオバノヤエムグラとも二山型のようです(写真の幼虫はアカネツボミフクレフシより取り出しました)。標本は保留になっているカキドオシも含め、まとめてお送りさせていただきます。

akaitori 様、神奈川県での確認情報をお知らせいただきありがとうございました。


寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2017/10/21(Sat) 08:26 No.2874
Re: アカネツボミフクレフシ 投稿者:Tominaga

和歌山県でも確認しました。

寄主植物:アカネ
撮影年月日:2017年10月20日/和歌山県紀の川市


2017/10/24(Tue) 18:32 No.2875
Re: アカネツボミフクレフシ 投稿者:湯川淳一

Tominaga 様:アカネツボミフクレフシを和歌山県でも確認されとのご報告、有難うございました。お陰様で、和歌山県のタマバエゴールの種類数も、150になりました。来年の「南紀生物」に、まとめて報告致します。

2017/10/24(Tue) 23:21 No.2876
Re: アカネツボミフクレフシ 投稿者:Tominaga

湯川先生、和歌山県のタマバエゴール150種達成おめでとうございます。来年の「南紀生物」が楽しみです。

2017/10/08(Sun) 00:21 No.2860
ヤマフジハイボフシでしょうか? 投稿者:Tominaga

連続投稿すみません。ヤマフジの葉に小さないぼ状の虫えいが多数できていました。虫えいは葉の表側にふくらみ、裏側は少しくぼんで白い毛が密生していました。いくつか割ってみると、寄生蜂と思われる白い幼虫や繭がみつかりました。これはヤマフジハイボフシ(C-3150)でよいでしょうか。ご教示ください。

その他、フジの葉裏にフジハウラタマフシ(C-3535)もみつけることができました。奈良県以外では初めてです。


寄主植物:ヤマフジ
撮影年月日:2017年10月4日/鳥取県日野郡日南町
 

2017/10/08(Sun) 00:23 No.2861
Re: ヤマフジハイボフシでしょうか? 投稿者:Tominaga

葉裏からみた虫えいの写真です。

寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2017/10/08(Sun) 21:46 No.2863
Re: ヤマフジハイボフシでしょうか? 投稿者:湯川淳一

Tominaga 様: ご賢察の通り、ヤマフジハイボフシ C-3510a です。これまで、山口、徳島、福岡、宮崎、鹿児島で発見されていますので、鳥取県からは初めてです。

鳥取県でフジハウラタマフシ(C-3535)も見つかりましたか、この時期に各地で見つかるかも知れませんね。現在、フジハウラタマフシから得られました、胸骨が1本角の幼虫を DNA 解析に出しています。セリ科の Kiefferia 属との関係が楽しみです。結果が得られましたら、お知らせ致します。

貴重な分布方法を有難うございました。


2017/10/09(Mon) 00:23 No.2865
Re: ヤマフジハイボフシでしょうか? 投稿者:Tominaga

湯川先生、いつもご教示いただきありがとうございます。
ヤマフジは兵庫県西部から西側に分布しており、奈良県ではみられません。ヤマフジハイボフシが中国地方でさらにみつかるかもしれません。
フジハウラタマフシの幼虫の研究結果を楽しみにしております。


2017/10/07(Sat) 23:13 No.2858
ウドミフクレフシでしょうか? 投稿者:Tominaga

ウドの果実が黒く熟しているなかに、緑色のままで普通より少し大きいものがいくつかみられました。割ってみるとタマバエの幼虫が数匹入っていました。これはウドミフクレフシ(C-4160b)でよいでしょうか。ご教示ください。

その他、タラノキミフクレフシ(C-4160a)やウコギハグキツトフシ(C-4200)もみられました。


寄主植物:ウド
撮影年月日:2017年10月4日/鳥取県日野郡日南町
 

2017/10/07(Sat) 23:14 No.2859
Re: ウドミフクレフシでしょうか? 投稿者:Tominaga

幼虫の写真です。

寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2017/10/08(Sun) 21:34 No.2862
Re: ウドミフクレフシでしょうか? 投稿者:湯川淳一

Tominaga 様:ご賢察の通り、ウドミフクレフシ(C-4160a)です。これまで、北海道からだけでしたので、本州では初めてです。
タラノキミフクレフシ(C-4160b)も鳥取では初めてです。ウコギには、ウコギハグキタマフシ C-4166a とウコギエダツトフシ C-4164a と2種類あるのですが、どちらでしょうか? 写真を掲載して頂けますと有難いと存じます。よろしくお願い申し上げます。


2017/10/09(Mon) 00:13 No.2864
Re: ウドミフクレフシでしょうか? 投稿者:Tominaga

湯川先生、いつもご教示いただきありがとうございます。
ウドミフクレフシが本州で初めてとのこと驚いています。ところでウドミフクレフシとタラノキミフクレフシでは虫えいの大きさが倍近く違いますので、幼虫の大きさも違いますが、同種なのかどうか気になります。
図鑑をみてウコギハグキツトフシとした虫えいの写真を添付します。虫えいはヤマウコギの葉柄部分にみられました。


寄主植物:ヤマウコギ
撮影年月日:2017年10月5日/鳥取県日野郡日南町


2017/10/17(Tue) 14:48 No.2872
Re: ウドミフクレフシでしょうか? 投稿者:湯川淳一

Tominaga 様:後半の部分のお答えが遅くなり、大変失礼いたしました。ヤマウコギハグキツトフシの方は、ウコギトガリキジラミ Trioza ukogi Shinji, 1940 によるものだと思います。虫えい内に、キジラミが見られたものは、間違いないと思います。

ウドミフクレフシとタラノキミフクレフシは、確かに虫えいの大きさが違います。幼虫の DNA 解析で調べて見ましょう。


2017/10/20(Fri) 22:45 No.2873
Re: ウドミフクレフシでしょうか? 投稿者:Tominaga

湯川先生、ヤマウコギの虫えいについてご確認いただきありがとうございました。
ウドミフクレフシの幼虫もお送りするようにします。


2017/09/30(Sat) 23:04 No.2852
ナラメウロコタマフシでしょうか 投稿者:Tominaga

連続投稿ですみません。ナラミウロコタマフシを確認した近くのコナラでナラメウロコタマフシ?を確認しました。以前、井出 様(掲示板No.2811)で教えていただいたミズナラにできたものとよく似ています。
鱗片を含めて全体の大きさは高さ10mm、幅8mmで、まだでき始めのもののようです。断面をみると図鑑に書いてあるように「頂端部は鱗状片を欠き、皿状の突出部がある」形状でした。ご教示お願いします。


寄主植物:コナラ
撮影年月日:2017年9月28日/兵庫県豊岡市日高町
 

2017/09/30(Sat) 23:05 No.2853
Re: ナラメウロコタマフシでしょうか 投稿者:Tominaga

虫えいの断面写真です。

寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2017/10/03(Tue) 09:47 No.2855
Re: ナラメウロコタマフシでしょうか 投稿者:井手

Tominaga様

ナラメウロコタマフシの方ですが、以前の投稿にあったウロコタマフシが堅果の殻斗から生じたと思われるものも採集しましたので添付します。

芽に生じたものも同時に採集されたので、断面を観察したところ、どちらも「皿状の突出部がある」という特徴を持っていました。

もしかするとナラメウロコタマフシとされているゴールは、芽と殻斗の両方に生じているのかもしれません。

先に投稿されていた大きなミウロコタマフシといい、これらが同種なのか調べるためにも成虫を得る必要がありますので、もし飼育して成虫が得られましたら、ぜひご一報ください。


寄主植物:ミズナラ
撮影年月日:年月日/


2017/10/07(Sat) 22:16 No.2857
Re: ナラメウロコタマフシでしょうか 投稿者:Tominaga

井手 様、コメントありがとうございます。
ナラメウロコタマフシと確認していただきありがとうございました。こちらはまだ未熟なものだったようで、幼虫は得られませんでした。ナラミウロコタマフシとともに新たな虫えいが得られましたら報告させていただきます。


2017/09/30(Sat) 22:43 No.2849
ナラミウロコタマフシ 投稿者:Tominaga

ミズナラでナラミウロコタマフシ(C-1550)を確認しました。落ちていたものを半分に割ってみると、中心部に直径5mm程の空間があり、中に直径3mm程度の幼虫室がありました。それを割ってみると体長4mmほどの白い幼虫がいましたが、牙がありタマバエの幼虫ではないようです。タマバチか寄生蜂かわかりますでしょうか。

寄主植物:ミズナラ
撮影年月日:2017年9月28日/兵庫県豊岡市日高町
 

2017/09/30(Sat) 22:45 No.2850
Re: ナラミウロコタマフシ 投稿者:Tominaga

虫えいの断面写真です。

寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2017/09/30(Sat) 22:46 No.2851
Re: ナラミウロコタマフシ 投稿者:Tominaga

幼虫室に入っていた幼虫の写真です。

寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2017/10/03(Tue) 09:32 No.2854
Re: ナラミウロコタマフシ 投稿者:井手

Tominaga様

井手です。その後自分の方でもミズナラにてナラミウロコタマフシと思われるゴールを採集しましたので、画像を添付します。「内部は木質化した堅い壷形で、上部には乳首状の突出部」という特徴に一致していると思います。

ただ外部の形状などは虫えい図鑑のものとは違っているので、本当にこれが虫えい図鑑で言うところのナラミウロコタマフシかどうかは、まだちょっと判断付けきれていません。

見せて頂いた写真のゴールはかなり大きいですね。また内部構造も違ったもののように見えます。幼虫はタマバチの幼虫のようです。


寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2017/10/07(Sat) 22:06 No.2856
Re: ナラミウロコタマフシ 投稿者:Tominaga

井手 様、コメントいただきありがとうございます。今週は出張に出ていたため、お礼が遅くなり申し訳ありません。
幼虫はタマバチとのこと、確認ありがとうございました。虫えいはすべて割ってしまいましたので、幼虫はアルコール標本にしています。
図鑑にはナラミウロコタマフシの写真が出ていませんので、本当かどうかあやしいかもしれません。また新たな虫えいが入手できましたら報告させていただきます。


2017/09/27(Wed) 15:21 No.2846
ガマズミミマダラフシ(仮称) 投稿者:南 常雄

 ガマズミの果実に形成されるゴールに、ガマズミミフクレフシ(D-0594a)がありますが、本ゴールは成熟した正常な果実よりわずかに小さいので、マダラフシ(仮称)としました。ただし、ゴールの成長過程で果実より大きい時期があって、ミフクレフシとなっているのかも知れません。
 果実が赤く塾していくときは、緑色と赤色の部分が連続的に変色しているのに対し、ゴールは赤色と緑色の部分の境目がはっきりとしています。偏平した楕円体か、ときにゴールの表面が凹んで倒卵形になっています。高さ6.5〜8.5mm、中央部の長径4.8〜5.6mm、短径3.5〜4.8mmとやや偏平します。
 中に黄色の幼虫か1匹入っています。胸骨は褐色で先は4角状、基部は細く尖っています。幼虫は3齢に達していますが脱出孔が見られず、解剖で取り出した幼虫はほとんど動きません。


寄主植物:ガマズミ
撮影年月日:2017年9月23日/北海道鹿部町
 

2017/09/28(Thu) 18:45 No.2847
Re: ガマズミミマダラフシ(仮称) 投稿者:湯川淳一

南 常雄 様:大変興味深いガマズミの虫えいの投稿を有難うございました。ガマズミの実には、ガマズミミケフシタマバエ Pseudasphondylia rokuharaensis によるガマズミミケフシが有名で、各地で見られます。このほかに、局地的に、ガマズミミミドリフシとガマズミミフクレフシが知られています。しかし、今回、ご投稿頂いたガマズミミマダラフシ(仮称)の中の幼虫は、四角型の胸骨を持っているとのことですから、これまでのものと異なる初めてのものだと思います。幼虫の胸骨の形状は、ハリオタマバエ Asphondylia 属の特徴を示していますので、これから羽化する可能性も残されています。あるいは、虫えい実が落下せず、幼虫は樹上の虫えい内で越冬するのか、虫えい実が落下して地上で幼虫が越冬するのか、今後の経過が楽しみです。

幼虫を確認させていただいてから、虫えい和名と番号を決定させて頂きます。

これまで、レンブクソウ科やスイカズラ科の植物のゴールでは、タニウツギなど Weigela 属の越冬芽にノブドウミタマバエ Asphondylia baca の虫えいが掲載されることが知られていますが、実の虫えいからは、ハリオタマバエは見つかっていません。


2017/09/28(Thu) 22:49 No.2848
Re: ガマズミミマダラフシ(仮称) 投稿者:南 常雄

湯川先生、早速のコメントならびにご教示を賜り、ありがとうございます。
ゴールを40個ほど飼育のために保存していますが、現在幼虫は1匹も脱出してきません。この後、数日経過しても脱出しないようであれば、ゴール内で越冬するものと考えて、飼育容器の保管場所を決めたいと思います。採集の時にゴールに手を触れると落ちてしまうものがあり、果梗から用意に採集できたので在虫のゴールが地上に落下するものと思われます。


2017/09/12(Tue) 20:05 No.2833
チシマザサの虫えい 投稿者:小川

秋田県東成瀬村(岩手県との県境で標高1000m付近)のキャンプ場でチシマザサに形成されている「ササウオフシ」と思われる大きな虫えい(写真参照)を見つけ、管理人の了承を得て数個採取させて戴きました。帰宅後、「北海道の虫えい(虫こぶ)図鑑」も参考にさせて戴き、虫えいを解剖して観察した結果、「チシマザサメヒメササウオフシ」ではないかとの判断に至りました。観察内容を以降に記載しますので、虫えい名称などに誤りがあればご教示をお願い致します。

寄主植物:チシマザサ
撮影年月日:2017年09月03日/秋田県雄勝郡東成瀬村
 

2017/09/12(Tue) 20:08 No.2834
Re: チシマザサの虫えい 投稿者:小川

観察1: 採取した虫えいの外観及び寸法(写真1)
採取した虫えいの外観及び寸法は以下の通りでした。
@基部から全長:約300o
A最大直径:約25o
B重量:約15g
C葉鞘の枚数:18枚


寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2017/09/12(Tue) 20:10 No.2835
Re: チシマザサの虫えい 投稿者:小川

観察2: 虫えい内部の様子(写真2)
虫えい基部から先端に向かって順番に、葉鞘を剥がしていくと、13枚目から17枚目の5カ所の水分豊富で柔らかい葉鞘と葉鞘との間に多数の白い幼虫が生息していることを確認しました。


寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2017/09/12(Tue) 20:12 No.2836
Re: チシマザサの虫えい 投稿者:小川

観察3: 生息していた幼虫の状態(写真3)
現れたすべての幼虫の数は合計42匹。幼虫の体長は、4〜5mm。幼虫の体色は、白色/淡い肌色で、これらの幼虫の前胸腹部を確認すると胸骨を観察することができました。

注、「日本原色虫えい図鑑」では、幼虫の体色が淡赤褐色と記載されています。


寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2017/09/13(Wed) 00:10 No.2838
Re: チシマザサの虫えい 投稿者:湯川淳一

小川様:チシマザサの虫えいについて、ご投稿下さり有難うございました。チシマザサヒメササウオとのこと、私もそう思いますが、確実にするために、ぜひ、幼虫を検鏡させて頂けませんでしょうか? 幼虫の DNA 解析もさせて頂けますれば有難いと存じます。最近、ヒメササウオフシにつきましては、1種のタマバエではなく、2種以上のタマバエの可能性も出て参りましたので、よろしくお願い申し上げます。なお、標本は受取人払いでお送り頂けますと幸いです。

2017/09/13(Wed) 19:36 No.2839
Re: チシマザサの虫えい 投稿者:小川

湯川先生:ご教示を戴き、本当に有難うございます。また、ご多忙の中、幼虫の解析をして戴けるとのことで大変に嬉しく思っております。
なお、標本は、少し小ぶりですが虫えい本体の予備を冷蔵保管していましたので、本体一つと幼虫標本とを合わせて、本日の午後に宅急便で送付いたしました。明日の夕方には届くと思いますのでご査収をお願い致します。今後とも宜しくお願い申し上げます。


2017/09/17(Sun) 18:57 No.2844
Re: チシマザサの虫えい 投稿者:湯川淳一

小川様:チシマザサの虫えいと、得られた幼虫をお送り下さり、誠に有り難うございました。会議と調査で沖縄に出かけておりましたので、対応が遅くなり失礼致しました。幼虫はすべて3齢幼虫です。プレパラートを作成してから、既存のプレパラート標本と比較してみます。同定は、しばらくお待ち頂けますようお願い申し上げます。

2017/09/12(Tue) 15:22 No.2828
フジカンゾウに虫えい? 投稿者:shuku

はじめて投稿させていただきます。東京在住のshuku(しゅく)と申します。

先日フジカンゾウの変形した蕾をみつけ、図鑑やネットで調べましたが判らず、facebookにアップしましたところ知人がこちらの掲示板を教えてくれました。

中に虫がいるかを調べようと再訪しましたがすでに落ちてなくなり、後日別の場所でみつけました。
(八王子ではよくフジカンゾウをみかけます)。

フジカンゾウの虫えいと思われる蕾は、落ちやすく、採取しようと触れるといくつも落下してしまいます。
帰宅後いくつか割っていたら 中から白い幼虫が出てきました。

フジカンゾウの虫えいでよろしいでしょうか?
よろしくお願いいたします。


寄主植物:フジカンゾウ
撮影年月日:2017年9月11日/東京都八王子市
 

2017/09/12(Tue) 15:26 No.2829
Re: フジカンゾウに虫えい? 投稿者:shuku

白い幼虫が出てきました。虫えいでよろしいでしょうか?


寄主植物:フジカンゾウ
撮影年月日:2017年9月11日/八王子市


2017/09/12(Tue) 19:18 No.2831
Re: フジカンゾウに虫えい? 投稿者:湯川淳一

shuku 様:初めてのご投稿、誠に有り難うございました。大歓迎です。フジカンゾウの虫えいは、ハエ目、タマバエ科の一種によって形成された虫えいです。これまで、フジカンゾウからは、タマバエの虫えいの記録がありませんでしたので、日本で初めての発見です。フジカンゾウツボミフクレフシと名付け、虫えい番号を C-3475 と致しましょう。幼虫が白色であることと、尾端に複数の突起が見られることから、先日来、掲示板で話題になっています。ダイズサヤタマバエの仲間とは、まったく別属のタマバエだと思います。もし、可能でしたら、幼虫標本を拝見させて頂けますれば有難いです。私の連絡先は、掲示板の管理をして下さっている南さんにお尋ね頂けますと幸いです。

2017/09/12(Tue) 20:45 No.2837
Re: フジカンゾウに虫えい? 投稿者:shuku

湯川淳一さま
早速の同定をありがとうございます!
フジカンゾウツボミフクレフシと命名。うれしいです(*^.^*)

さて幼虫ですが、消毒エタノールに漬けてお送りすれば宜しいのでしょうか?


南 管理人さま
送付先の湯川先生のご住所を、私のEメールにお願いできますでしょうか。
よろしくお願いいたします。


2017/09/17(Sun) 18:52 No.2843
Re: フジカンゾウに虫えい? 投稿者:湯川淳一

shuku 様:フジカンゾウツボミフクレフシと幼虫標本をお送り下さり、誠に有り難うございました。早速、幼虫を検鏡させて頂きました。幼虫は、橙黄色の3齢幼虫でした。幼虫の胸骨の形状や、尾端の突起などから、Contarinia 属のようではありますが、幼虫がジャンプをせず、もっぱら、歩行で素早く移動します。ジャンプをしない Contarinia 属のタマバエもいるようですので、Contarinia 属かもしれませんが、確信は持てません。将来、プレパラート標本を作成するとともに、DNA 解析で確認したいと思いますので、それまで、お待ち頂けますれば幸いです。

虫えいを17個解剖しました。それらのうち、幼虫が1匹入っていた虫えいは3個、2匹の虫えいは8個、3匹の虫えいは1個、幼虫が脱出済みで空の虫えいが5個でした。脱出した3齢幼虫は地中で蛹化するものと思われます。成虫を羽化させるには、幼虫をピートモスに入れ、うまく越冬させる必要があります。

今後ともよろしくお願い申し上げます。


2017/09/10(Sun) 23:59 No.2822
ノアズキの虫えい 投稿者:Tominaga

ノアズキ(マメ科)の花が咲いていましたので、標本にしようと採取して持ち帰ってみましたところ、いくつかのツボミが丸く膨らんでいるのに気がつきました。割ってみると数匹のタマバエと思われる幼虫が入っていました。図鑑には記載がありませんでしたが、過去に記録はありますでしょうか?

寄主植物:ノアズキ
撮影年月日:2017年9月10日/奈良県三郷町勢野
 

2017/09/11(Mon) 00:01 No.2823
Re: ノアズキの虫えい 投稿者:Tominaga

幼虫の写真です。

寄主植物:
撮影年月日:年月日/


2017/09/11(Mon) 16:21 No.2824
Re: ノアズキの虫えい 投稿者:湯川淳一

Tominaga 様:ノアズキの虫えいのご投稿、有難うございました。ノアズキに形成されるタマバエの虫えいは、これまで記録があありません。初めての発見です。ノアズキツボミフクレフシ C-3479 にしましょう。

幼虫は、ハリオタマバエの一種らしい雰囲気ですが、胸骨がはっきり見えませんので、確認できません。二山型の胸骨が見えるでしょうか? 宇都宮で発見されたツクシハギツボミフクレフシ C-3488 が、ハリオタマバエの一種によって形成されたことが確認されています。ダイスサヤタマバエと同種かもしれないですので、DNA 解析待ちです。ノアズキの幼虫も、おついでの時によろしくお願い申し上げます。

マメ科には、この他に、クロヨナツボミフクレフシ C-3484 や、メドハギツボミトジフシ C-3485 などが知られていますが、タマバエの属は不明です。


2017/09/11(Mon) 22:26 No.2827
Re: ノアズキの虫えい 投稿者:Tominaga

湯川先生、ご教示いただきありがとうございました。また虫えいの命名ありがとうございました。
確認したところ幼虫の胸骨は二山型でした。標本は諸々まとめてお送りするようにします。


2017/09/12(Tue) 19:05 No.2830
Re: ノアズキの虫えい 投稿者:湯川淳一

Tominaga 様:幼虫のご報告、有難うございました。やはり、幼虫の胸骨は二山型でしたか。ハリオタマバエ属でしょうね。ダイズサヤタマバエとの関連に興味があります。標本を楽しみにしています。

2017/09/12(Tue) 19:21 No.2832
Re: ノアズキの虫えい 投稿者:湯川淳一

Tominaga 様:コメントの修正です。二山型ですと ハリオタマバエ属そのものではなく、ハリオタマバエ族のいずれかの属になる可能性大です。大変失礼しました。なお、標本は受取人払いでよろしくお願い致します。

2017/09/09(Sat) 23:16 No.2816
カキドオシの虫えい2 投稿者:Tominaga

カキドオシの葉に虫えいがありました。葉の裏側が肥大して長毛が密生し(写真)、表側には細長い3mm程度の突起ができていました。表側の突起は空洞で、時期的に遅かったのかほとんどはカラでしたが、1匹の幼虫と2匹の蛹がありました。蛹はハチ類のようで、図鑑に記載されている「カキドオシハナガツツフシ」かもしれませんが、寄生蜂の可能性もあるかもしれません。
過去にakaitori 様が投稿されていたNo.1689の虫えいと似ているように思いましたが、表側がわかりませんので同じものかどうか不明です。
幼虫の写真は不鮮明でわかりにくいと思いますが、ご教示お願いします。


寄主植物:カキドオシ
撮影年月日:2017年9月3日/奈良県高取町高取山
 

2017/09/09(Sat) 23:39 No.2817
Re: カキドオシの虫えい2 投稿者:Tominaga

カキドオシの葉表側の写真です。

寄主植物:カキドオシ
撮影年月日:年月日/


2017/09/09(Sat) 23:41 No.2818
Re: カキドオシの虫えい2 投稿者:Tominaga

虫えい内にいた幼虫の写真です。

寄主植物:カキドオシ
撮影年月日:年月日/


2017/09/10(Sun) 14:11 No.2819
Re: カキドオシの虫えい2 投稿者:湯川淳一

Tominaga 様:カキドオシの虫えいのご投稿、有難うございました。ご賢察の通り、この虫えいは、薄葉さん (1982) がインセクト33巻第2号で記録されたカキドオシハナガツツフシだと思います。幼虫は白色と記載されています。また、ハラビロクロバチ科が寄生するとあります。おついでの時に、幼虫と蛹の標本をお送り頂けますれば検鏡させて頂きます。

埼玉県東浦和での記録に続き、第2番目の発見です。もちろん、奈良県では初めての発見です。和歌山県でも捜して見なければなりません。

akaitori 様が投稿された虫えいに関しましては、カキドオシハナガツツフシの可能性がありますが、その後、別角度の写真や情報が得られていませんので、確定に至っておりません。


2017/09/10(Sun) 18:52 No.2820
Re: カキドオシの虫えい2 投稿者:akaitori

ご参考までに、私が見たゴールです。


寄主植物:カキドオシ
撮影年月日:2013年10月13日/東京都あきる野市


2017/09/10(Sun) 23:45 No.2821
Re: カキドオシの虫えい2 投稿者:Tominaga

湯川先生、ご教示ありがとうございます。標本はこれまでのものとまとめてお送りさせていただきます。
akaitori 様、写真ありがとうございます。以前に投稿されていた写真を見ていましたので、もしやと思い採取した次第です。


2017/09/11(Mon) 16:30 No.2825
Re: カキドオシの虫えい2 投稿者:湯川淳一

akaitori 様:カキドオシの中えいの写真を、再度、ご投稿下さり有難うございました。この写真を拝見する限り、カキドオシハナガツツフシだと考えても良いと思います。東京都も分布圏に入れさせて頂きます。

Tominaga 様:標本をお送り頂けるとのこと、誠に有り難うございます。検鏡させて頂くのを楽しみにしています。


2017/09/11(Mon) 18:31 No.2826
Re: カキドオシの虫えい2 投稿者:akaitori

湯川先生、カキドオシハナガツツフシとのこと、どうもありがとうございます。

2017/08/21(Mon) 22:44 No.2810
ミズナラの虫えい? 投稿者:Tominaga

ミズナラの木の下に虫えいらしきものが落ちていました。大きさは短径2.2cm・長径2.7cmほどで、割ってみると中央に小さな幼虫室がありましたが、幼虫は見あたりませんでした。

ネットで調べると、「ミズナラメウロコタマフシ」としている場合が多かったですが、南 常雄 様の『北海道の虫えい図鑑』で確認しましたところ、記載されている大きさとは合わないので違うようです。

落ちている虫えいには短い枝がついており、虫えいのすぐ横に結実しなかった雌花がみられました。殻斗が虫えい化したのではないかと考えられ、調べると「ナラミウロコタマフシ」がありました。ただ、こちらも大きさが違います。

本州では巨大化するということでしょうか。ご教示お願いします。


寄主植物:ミズナラ
撮影年月日:2017年8月19日/奈良県御杖村三峰山新道峠
 

2017/08/25(Fri) 20:09 No.2811
Re: ミズナラの虫えい? 投稿者:井手

Tominaga様

写真拝見させて頂きました。サイズに関してばらつくことはあるかと思うのですが、その大きさですと、ミズナラメウロコタマフシにしては確かに少し大きいかもしれません。添付画像はミズナラにできたナラメウロコタマフシです。

写真を見る限り、確かに殻斗の部分が虫えい化しているように見えます。ただ残念ながらナラミウロコタマフシについては情報が少なく、確実なことでいえることは少ないのが現状です。

ミズナラメウロコタマフシ、ナラミウロコタマフシともに、形成者はタマバチの仲間ですが、まだ調査が必要な種です。引き続き情報お寄せ頂ければ幸いです。


寄主植物:ミズナラ
撮影年月日:年月日/


2017/08/25(Fri) 21:48 No.2812
Re: ミズナラの虫えい? 投稿者:南 常雄

井手 様
コメントならびにご教示をありがとうございます。
同様のゴールは、切断して核の部分(幼虫室)の観察をすると異なると思いますが、いかがでしょうか。


2017/08/26(Sat) 15:10 No.2813
Re: ミズナラの虫えい? 投稿者:井手

南様

残念ながら、自分の方ではナラミウロコタマフシの内部を観察したことはないのですが、虫えい図鑑によると、ナラミウロコタマフシは『内部は木質化した堅い壷形で、上部には乳首上の突出部があり』、ミズナラメウロコタマフシは『皿状の突出部』があって『内部の木質部は直径10mm、短径8mm』とありますね。


2017/08/26(Sat) 17:30 No.2814
Re: ミズナラの虫えい? 投稿者:南 常雄

井手 様
ご教示、ありがとうございます。


2017/08/28(Mon) 23:12 No.2815
Re: ミズナラの虫えい? 投稿者:Tominaga

井手 様、南 常雄 様、コメントいただきありがとうございました。

よく観察すると、井手 様のご指摘のとおり殻斗部分から生じていることがわかりました。
同じく井手 様のご指摘で気付いたのは、図鑑の記載に「直径が5から10mm」とあるのは木質部のことだったようで、私が判断していたのは鱗片も含めた全体の大きさだったことが混乱を招いたようです。

割ってみると確かに木質部と鱗片部が分かれていましたが、図鑑に書かれているような形状はよくわかりませんでした。今回は地上に落ちているものをみつけましたが、図鑑によるとこの時期には落下しないので、先日の台風により落ちたものと考えられます。まだ成熟前であったため、木質部の形状がはっきりしなかったものと思います。

以上のことから、ナラミウロコタマフシ(C-155)とするのが妥当かもしれません。写真による判断は危険であることも改めて勉強になりました。




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